2015/2/23(Mon)
前回の日記は6000字超。基本は1回の日記で1000~1200字で書くようにしているので、単純に多すぎだ。

内容的には冒頭の1000字がメインで、そこに5000字の文章をコピペしただけだから良いのだけど、あのオマケの5000字には、見た目に関する私のノウハウが、嘘なく、隠し事なく、書き込まれていると思う。

接客等の際に、具体的な質問を一つひとつに回答することは簡単でも、抽象的に見た目に関することを語ってくださいと漠然と問われると難しい。いずれ私のロードバイク理論を1冊の本にまとめる時には『外見に関する考察』も含まれるから、説明の書き漏らしがどのくらい出るか、一度全貌を形にしておきたかった。今回はその良い機会だったということにしよう。



フリーダムの日記は画像が少なく、文字が多くて読むのが大変と言われる。でも私は商品情報や特価情報を載せたいわけじゃないので、諦めてほしい!!

最近の若モノは、パソコンが普及したことで本を読む機会が減り、口頭説明や動画がないと理解できなくなったと、余のジジイ達は言う。

確かにポータルサイトのニュース記事では、文章の長いものに【長文注意】と書かれ、あらかじめ要約がまとめられているものすら散見される。文章を読み解くにはかなりの労力と集中力が必要なので、長くなればなるほど要約された部分だけしか読まなくなり、なぜその結論に至ったかを推察することも少なくなったように思う。


一方で、書き手の文章力がないからという反対意見も十分に起こり得る。

私は以前、自分の情報を遺すときには紙媒体がいいと書いた。それは今でも変わっていないから、もっともっと文章がうまく書けるように練習していく必要がある。

必要以上の改行や安易な記号に頼ることなく、接続詞や副詞で各文章の関係を明示させ、読み手に誤解を与えない簡潔な文章を作る。さらに、面白いと思わせる文章には単語の押韻や発音変換時の抑揚まで必要とされる。

なんと難しい作業だろうか。



2015/2/22(Sun)
今月のサイスポに載せてもらいました。

テーマは『美しい自転車とは何か』。

フリーダムがレース志向のゴリゴリ性能重視系チームという噂があるかは存じませんが、こういったテーマに取り上げられるのは嬉しいものです。

自分の自転車がカッコ良く見えるのは当たり前ですが、他人から良い評価を得るのは難しく、まして表立つことはさらに珍しく、もしそうであれば多少誇らしく思ってよいものだと考えます。

赤信号で止まっている時に街ゆく女子高生から「その自転車カッコいいですね(本人はサングラスとフェイスカバーでイケメン補正!)」と声をかけられたり、他チームから「自転車に見とれてしまいました」と褒められたり。こういった件らは、自分が考えている方向が、そう大きく間違っていないという指標になります。

また、今野さんや永井さんらと一緒に並ばせてもらえるのは本当に光栄なことですし、自分自身で、私ごとき…がと思わなくなれるように、これからも頑張っていきたいと思います。



雑誌の日程について少し。

サイスポは毎月20日に発売ですが、特集記事に際して私に声がかかるのは、たいていその前月の25日くらいです。最速店長日記を書いているときなどもやはり、25日くらいまでに第一原稿を書き上げてくれと言われ、その後10日くらい使って打ち合わせ(今特集記事ではボイスレコーダーによるインタビューのみ)、12日前後か完全締切となっていました。


基本的に特集記事には出たいと言って出られるものではなく、編集部やライターさんから一方的に声がかかってきます。今回は安井さんの企画記事なので、安井さんから直接電話がありました。

私は自転車業界内であっても宣伝広告やそれに準ずる案件は受けないようにしていますが、逆に自転車業界外であっても自転車に関する依頼は全て受けるようにしています。今回は月曜日に声がかかり、そのまま当週の木曜がすぐに取材日当日でした。


以下はその間の水曜夜に書いたレジュメです。

特集記事は広告料はありませんが、逆に原稿料もありませんから、完全に自己満の世界です。レジュメは5000字以上ありますし、日記にするとすごく読みにくくなると思うので、読みたい人だけ読んでください。




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『自転車を美しく作るには。』


自転車を美しく見せるにはどうすればいいかを、セッティング編と、配色バランスの2つに分けて考えて、実践してみる。

ただしここでの「美しい」の定義は、多人数で採決をした際に過半数以上から良い評価が得られるもの、とする。



~カラーリング編~

§同一シルエットの時に、配色パターンで美しさを目指す。


0. 前提として抑えておくべきこと。

①フレームのデザインとカラーリングが最全面に出るようにすること。

②4色以上をまとめるのは、そもそも論的に非常に難しい。

むやみに色を増やさない。
フレームに使われている以上に色の種類を増やさない。


③色の特徴を把握する。

多少の濃淡やソリッドや粒子系塗装、蛍光、キャンディー、アルマイト塗装等、発色の種類が入り乱れても大丈夫なのが、赤や橙系、黄色系。
逆にダメなのが青系と緑系。特に青は少しの濃淡でも合わないことが多く、気難しい色種。


④アルマイト塗装と一般の塗装をごっちゃにしない。

アルマイトの赤とフレーム塗装の赤を一緒にしない、など。


⑤カーボン柄は真っ黒ではないということを抑える。

カーボン柄は黒100%ではないというのがポイントで、黒とは分けて考える。
またカーボン柄は1Kと3Kと12Kでは日光の下での濃淡が違ってくる。
1:1折り、1:2折り、UDとともに分けて区別し、なるべく揃えるようにする。
特にマットとグロスは可能な限り混ぜ合わせない事。


⑥車輪とクランクは黒である。

多少の例外はあるものの、ほぼすべての自転車に置いて車輪とクランクは黒であり、変えられない。この2つは円型のパーツであるため、円型のデザインに有彩色を使う事は避け、直線的なラインにカラーパーツを集めていくと、自転車全体にメリハリが出る。



1. 白いサドルを使用したときの、サドル・バーテープ・ハンドル・ステムの選択方法。

サドルは自転車全体の最上部に位置するため、もっとも明るい色である白いサドルはバランス配分がもっとも難しく、リスクが高い。


A:白サドルに黒のバーテープ・ハンドル・ステムを組み合わせる場合

サドルのシートチューブから下部にかけての中央部が白く、ヘッド付近とリアエンド付近が黒い場合。かつフレーム全体で白の割合が4割以下であり、かつフレームの各部ロゴが白の場合。

自転車全体の頂点にあるサドルが白い場合、フレームのロゴが黒い目立たなくなってしまうため、この場合は白いサドルを選択するのはリスクが高い。


B:白サドルにバーテープが白、ハンドル・ステムが黒の場合

フレームカラーのうち、白の割合が5割以上で、かつロゴが白でないもの。
とてもオーソドックスな組み合わせだが、フレーム部に白が少なかったり、ロゴが白いと、サドルとバーテープだけが浮いてしまう。ロゴが白い場合、基本的には白いサドルは避けた方がよい。


C:白サドルに白ハンドル、ステムとバーテープが黒いもの

上手くいかない。


D:白ハンドルに白ステム、ハンドルとバーテープが黒いもの

 上手くいかない。
C,Dの2パターンの共通項として、ハンドルとステムの色は合わせておいた方が良い。


E:サドルとステム・ハンドルが白く、バーテープが黒いもの

サドルのシートチューブから下部にかけての中央部が白く、ヘッド付近とリアエンド付近が黒い場合。かつフレームが3色以上の有色であり、フレームのカラーバランスが「白:黒:その他=1:1:1」程度であり、フレームの各部ロゴが白である場合。さらにシートポストが黒であり、バーテープが黒であること。
 非常に限定的で難しいが、適合すれば非常に華やかで美しい。


F:サドル・バーテープ・ハンドル・ステムの4つすべてが白い場合

  フレームの9割以上が白く、ロゴが黒い場合。
完全に真っ白にしたい場合のみ、各パーツが白くなる。マットとグロスが混在させないことと、白の濃淡が出過ぎないように注意。

G:その他の条件

また白いサドルでないにもかかわらず、白いバーテープを使うのは全く上手くいかない。
シートピラーが白いものは、無条件にサドルが白くなる。


2.色の組み合わせ。

ワイヤー、タイヤ、ボトルケージなどの小物で色を付けるのは、たいていの場合、上手くいかない。
バーテープもリスクが高い。
小物はワンポイントで抑えておき、自転車のデザインやラインを阻害させないのがよい。


A:カラーワイヤー

プラスチックで光沢割には、自転車前方に集中して存在するため、基本的に避けるべき。
フレームデザインの中で、同じような太さのラインがある場合、稀に適合する。
フレーム、ハンドル、バーテープの3点がほぼ同一色の場合、稀に適合する。
例外としては、アウターワイヤー込みでデザインされているフレームなどがある。あるいは、アウターワイヤーと同じような太さのラインでデザインされているフレームなどもあるが、たいていの場合上手くいかない。


B:カラータイヤ

基本的に上手くいかない。
たとえ色が合ったとしても、たいていの場合はくどくなるだけで終わる。
コンパウンドが変わって性能も落ちたり、塗装によって重くなっていることも忘れない。
避けるべき項目


C:ボトルケージ

自転車のほぼ中央に存在するため、自己主張が激しいパーツ。
フレームがほぼ一色の場合で、ダウンチューブやリム高のボリュームと色の濃淡が近い場合のみ稀に適合する。




~セッティング編~

§同一配色の時に、シルエットで美しさを目指す。

0.前提として抑えておくべきこと。

①ハンドルステムシートピラーのメーカーがバラバラなのはおかしく見える。
また年式や年代、グレード、カラーパターンが違うのもなるべく避けたい。

②ボトルケージが前後2つで違う種類なのは美しく見えない。

③昔のフレームに最新のパーツは合うかもしれないが、最新のフレームに昔のパーツを付けて評価されることは少ない。


1. パーツのセッティングは基本に忠実に。

すべてのパーツはおよそ「推奨セッティング」というものがあり、そこから大きく逸脱してセッティングをすべきものではない。

特にサドルとハンドルとレバーの3点は自転車全体から見て末端のパーツになるため、この3点が基本セッティングから大きく逸脱していると、ビジュアル的にもおかしく見える。


A:ハンドル

自転車のフォームを取る際には、下半身はサドルにドカッと座り、上半身はハンドルに覆いかぶさるように乗るが、覆いかぶさる先にあるハンドルが送られていたりしゃくられていたりすると手首を寝かしたり返したりしなければならず、乗車時のリラックスをするという点でも、ハンドル肩部は水平が好ましい。

設計の段階でハンドル肩部を水平にすることを想定して作られているため、もし水平にセッティングして違和感がある場合、パーツが好みでないか、自分のフォームがおかしいかのどちらかである。


B:レバー

自転車のシルエットは、平行四辺形と円の集合体で構成されていることが美しく感じられる。

写真を撮るときにクランクをシートチューブの延長線上に置いたり、平行にしてサドルのラインに合わせたりする。あるいはホリゾンタルフレームを好んだり、それに-12.5°のステムを合わせたりするのは、自転車を構成するラインが水平であることが、直感的に美しいと感じられるからである。

カンパのレバー造形が美しいと評されるのは、レバーを基本ポジションで組んだ時に、レバーの角度とフォークの角度やシートチューブの角度が、やや平行になるからだと思われる。
※画像参考


C:サドル

サドルが水平になっていることはとても大事。
特に前下がりのサドルはNG。たとえどんなカッコいいシルエットの自転車であっても、少しでもサドルが前下がりになっているだけで、カッコ悪く見える。

サドル前下がりのセッティングが譲れない場合として、中にはサドルを前下がりにセッティングをしている人がいる。たいていはスプリンターであり、スプリントの際に極力ペダル荷重を抜かずに前方に滑り落ちる様な形で移行できるよう配慮しての事である。しかしその場合、たとえ前下がりにするにしても、本当に「ちょびっと」である。

サドルの基本に忠実に組めば、たいてい水平に見えるセッティングになる。UCIが自転車のシルエットを守るため、サドルのセッティングは水平化±3度までという規則を作ったが、もしそれ以上の角度をつけないとサドルに座れない場合は、UCI規定以前に、サドルそのものを交換した方がよい。


2. 余計なものは付けない。

A:サドルバッグ

自転車のシルエットを崩す張本人。超距離走など大きなバックパックが必要になるとき以外は、荷物は極力ポケットに入れて、最低でもシーコンなど簡単に外せるようなものが良い。余談だが、サドルバッグは簡単に外せるほうが使い勝手が良い。空気入れは携帯ポンプではなくCo2ボンベを推奨。


B:ライト・メーター・ベル

ハンドルの上部の突起物は自転車のラインを大きく妨げるので、メーターもステムの前方に配置し、ライトやベルはなるべく下部や目立たない場所に。


3.ボトルケージ

ボトルケージ2個は様式美。使わない時でも外さない。ヒルクライム時に軽量化とか言わない。


4.プラスチックパーツは避ける。

ワイヤーのエンドカップや、ラインアジャスターなどに使われることの多い、プラスチックパーツは、安っぽさが出てしまうので、極力アルミパーツなどに置き変えたい。





~実践例~

ルック・795プロチームにおいて

構成色は黒をベースに、黄色、赤、青、グレーの4色で、白要素がほとんどない4色構成。
ただしフレームのカラー配分としては、黒:黄色:青:赤:グレーが6:4:1:1:1程度。

ダウンチューブのLOOKロゴが黒、その他のLOOKロゴは白。

ルックの企業ロゴ自体が、赤・青・グレーに比べて黄色の部分が大きいため、黄色をメインカラーに据えるのが、潜在的なイメージと合致し、好ましく思う

また、色がソリッドカラーのため、細部のアルマイトパーツも極力避ける方向で。
化粧カーボンが全面に出るため、金属パーツが表に出るようならシルバーを選択し、カーボンと金属を対比させる方向で。


1 フレームもとより、ステム、シートピラーが黒いので、この時点でハンドル黒が決定。
2 ロゴが黒いため、ほぼ自動的にサドルが黒。
3 サドルが黒いため、バーテープも黒一択。
4 フレーム・ステム・ハンドル・バーテープ・シートピラー・サドルが黒なので、ボトルケージも黒に。
5 使いたいハンドルが黒赤のため、黒黄に変更。
※ハンドルを黒一色にしてブラケットフードを黄色にしようかとも考えたが、パーツが無くて断念。
6 アウターワイヤーのカラーは黒に。
※フレームの黄色を浮き立たせるために、その他のカラーは極力主張しないようにしたい。また、フレームデザインも、黄色は線ではなく面で入っていないため、アラーアウターは無し。白の要素も乏しいため、黒に。
7 ラインアジャスターはシルバー。
※自転車全体でカーボンの部分が多いため、金属パーツはシルバーにした。白フレームの時はやらないが、カーボン柄と金属色の組み合わせは美しいと思う。
8 車輪のロゴは白。
※側面から見ると完全に黒黄のフレームだが、前後フォークの内側が赤いため、斜めから見たときは黒黄赤の自転車になる。側面から見て、車輪に大きく白いロゴが入ると黄色の要素が薄れてしまうため避けたかったが、斜めから見た場合の赤要素を薄めるために白いロゴを使い、相対的に黄色が引き立つように配慮した。側面に白が入ったことで黄色の割合が下がるのは少々癪ではあるものの、自転車全体で赤要素を打ち消すことで、相対的に黄色を主張させることが出来た。
9 ペダルのカラーはプロチームに統一。
 ※たとえ使用フレームがタイムだった場合も通常カラーのルックのペダルを使うが、今回は必要な様式美だと思う。
10 タイヤはブラック。
※スキンサイドはフレームの黄色要素を薄めるため、ブラックに。
11 バルブエクステンダーはシルバー。
※スポークがブラックなのでブラックに統一させる方が無難だが、ラインアジャスター同様に金属色を主張させてみた。やめればよかった。
12 ボトルケージはUDカーボンを選択。
※使用するボトルケージはUDと3Kが用意されていたが、フレームは1.5Kと黒塗装、ホイールも1.5Kのグロス塗装。1.5Kのカーボン柄は非常に黒が濃く、逆に3Kカーボンは黒が薄いため、濃淡が近いUDの方を選択
13 ボトルケージのビスは黒。
※黒金の組み合わせは好みだが、金と黄は互いの主張で薄れ合うため黒に。自転車全体のメインは黒と黄色。





~総括~

§本項で重要な要素の抜き出し

●フレームのデザインやカラーリングをメインに据えること。(カラーリング-0-①
●むやみに色を増やさない。(カラーリング-0-②
●カラーパーツは直線デザインに採用するとメリハリがつく。(カラーリング-0-⑥
●白いサドルは難しく、リスクが高い。(カラーリング-1
●小物で色を付けるのは、たいていの場合上手くいかない。(カラーリング-2

●ハンドルステムシートピラーのメーカーがバラバラなのはおかしく見える。(セッティング-0-1 
●パーツのセッティングは基本に忠実に。(セッティング-1-1
●自転車を平行四辺形と円の集合体で構成させると美しく感じられる。(セッティング-1-1-B
●サドルの水平は重要。(セッティング-1-1-C
●ボトルケージ2個は様式美。(セッティング-3


2015/2/21(Sat)
本日は1年半ぶり2度目の競輪場で1000㎞TT。


バイク:596、車輪:イオ・コメット、ギア比:56×16T、
※Di2のシフトケーブルはちゃんと引っこ抜いておいた。

タイム:1分16秒1。

初回が1分13秒4だったので、2.7秒落ち。夏と冬とでそんなに変わるものなのだろうか。


『1000TTは最初から全開で最後までガマン』と言われていたのでその通り頑張ってみたら、400mを残してタレまくり。そもそも人間って大パワーは40秒しか持たないように出来てるから、1分以上走る1000mTTを全開で入ったらラスト3分の1で垂れるのは当たり前。リアルに足が止まるかと思った。ピストじゃないから止めようと思えば止められるんだよね。

ちょ、もっかい!!


今回初めてバンクをまともに試走することが出来たので、バンクの一番外側に行くことが出来た。すごく楽しかった。あと、初めて発走機(ぶっつけ本番)を使った。あれで1秒は持ってかれたな。

ちょ、マジ、もっかい!!


前日連絡の飛び込み参加だったので、千葉県自転車競技連盟には走らせてくれて感謝です。これからも機会があれば積極的に参加しようと思いました。


ラスト100mを気合いでダンシングしようと立ち上がったら空気抵抗でモロに失速した。そのまま駆け抜けた方が良かったな。

あと、ギア比はあと1つ下げた方が初速のノリがよさそうだ。

もっかい!


2015/2/16(Mon)
最近よく見るセブンイレブンのママチャリ。

オレンジと緑に...ワイヤーが青。

オレンジも緑も青も、それぞれが対象色ではなく、でもカラーサークル上ではきれいな三角形を描くことが出来る。

ワイヤーに青を選んだのは、なかなかハイセンスだな。



職業病ってほどじゃないかもしれないけど、自転車屋さんの行動を見ていると、①自転車のフレームをコンコン叩く。②持ち上げる。③ブレーキレバーを引く。の3つをよく行っている。私個人はフレーム叩いたり持ち上げたりはしないけど、ブレーキはよく引いちゃう。

街行くママチャリのレバーを握っては、「重い!」とか「これじゃダメだ!」とか文句言う。なんてイヤなニンゲンだろう。



みなさんご存じ(?)の通り、スポーツ用自転車のワイヤーは1本450円。高いものだと1本で3000円くらいする。

その中で、1万円のママチャリに使われているワイヤーは、(おそらく)1本10円程度だと思う。明確に公表されているわけじゃないけど、そのくらいしないと1万円ではママチャリは作れない。

ママチャリの性能基準が低いから不思議に感じないかもしれないけど、本来はママチャリの基準自体を不思議に感じていてほしい。ママチャリの販売価格は私の人生七不思議に数えられる。あれだけのパーツが組み合わさった工業製品を1万円で流通させるための製造原価って、本当に銭単位のレベルだと思う。

ママチャリの特徴として、いくら自転車の全体価格が高くなってもワイヤーは変わらないのがひとつで、ちょっと高価なママチャリのワイヤーも1万円の最下級ママチャリも、実はワイヤーは一緒。セブンイレブンのママチャリも...残念だった。

街行く人はみんないい服を着ていて、おいしいご飯を食べて、きれいな車に乗っているのに、ママチャリのワイヤーはボロボロのまま。たった1000円でいいのに。


ただ私にツっ込まれなくても、ブレーキレバーがしっかり引けるというのはとても大事なことで、しかし世の中のママチャリの95%が出来ていないことだと思う。

たとえロードバイクを持っている人でも、ママチャリのメンテまでは行き届いていない場合が多い。もし自転車に車検があったら90%以上通らないであろう現状を、法律を作る偉い人はママチャリに乗らないからわからないんだろうな。




ちなみに自転車の制動距離はそれぞれ、

<30km/hの場合>
ハイエンドロードで4m、
クロスバイクで6~7m、
ママチャリで13m以上、

<20km/hの場合>
ハイエンドロードで1.5m未満。
クロスバイクで4m未満、
ママチャリで7m前後。

実際にすべて乗って試したことがある。

ママチャリの制動距離って余裕で事故るレベルだと思うんだ。重たい荷物を積んでいる状態ならなおさらだし、下り坂ではそもそも止まること自体が出来なさそうに見える。

レースして落車しても、ママチャリで事故っても、ケガはケガ。

私がこのブログで発言してもロードバイク関係の人しか見ていないだろうけど、せめてロードバイクを持っている人は、ママチャリにも気を配ってほしい。

ちなみに私はママチャリには乗らない。




2015/2/15(Sun)
マトリックス改め、群馬グリフィンズに移籍した菅さんから。

貴重な(笑)前を引いているシーン。いつもありがとうございます。



風間は、今日は店長をアシストする!とか言いながら、私が前にいるときにアタックすることが多い。

私は、風間が前にいると強いからそのまま勝っちゃうんじゃないかと思って追走かけようとするんだけど、しばらくしてダメだダメだと自重することが多い。

勝ったらバイシクルクラブに載るはずだったけど、風間が勝ったので風間が載るよ!


2015/2/15(Sun)
第49回高石杯関東自転車地域車道路競走大会


3時半起床。土曜日にチームメイトのホイールをメンテしきれなかったので、ちょっと早めにお店に来てとりあえずまず整備から。

まさか真夜中のレース出発前にハブをオーバーホールするとは思わなかったけど、整備をしているとなんだか落ち着く。5時出発。7時10分前着。



<予選:1組目5位>

試走はベンチコートに革靴で1周のみ。それでも出走チェックは締切1分前のギリギリのギリッギリ。時間の使い方がいつも上手くないな。

機材は795とボーラ35。今日は風がとても強いし、たとえ強くなくてもコースレイアウト的にストップ&ゴーの繰り返しになるのが目に見えているので、リムの軽さこそ正義。それにどうせボーラ50が必要になるほどの速度に上がる前にカーブが来ちゃうだろうし。

795は実戦も実戦レベルの実走も初の外走行。シーズン本番までに795を実戦で使っておきたかったので、本来向いているはずの695はお留守番。

今日はかなりの強風で、しかも一番長いストレートがちょうど向かい風区間なので、ポジションアップはそこで。20秒くらい踏むだけで15~20番手くらい上げられるし、その後はカーブが連続しているため番手は落としにくい。立ち上がりのダッシュでは抜けても1~2人なので、使う力の割に成果が見合わないため、向かい風ストレートが踏み得かな、と。

2名が先行していたけどメイン集団は特に何もなく、そのまま5位で通過。



<決勝:13位>

相変わらず時間カツカツ。スタートも定位置の最後尾。P1クラスタとE1クラスタがトントンくらいだった予選に比べて、P1色の濃い決勝では番手を上げるのに予選の2倍くらい時間がかかった。

写真はおそらく決勝スタート直後のもの。写真ありがとうございます。

集団先頭はロジャース3枚とキナン3枚が固め引きで、後続はその他ピン差しといったところ。

6周目あたり、2名が15秒先行して集団も落ち着いている状態で、ロジャース&キナンの直後の番手を走っていると、横から風間ら3名がすっ飛んでった。そのあとを追ってさらに3名。その後メイン集団が10名強。

後ろから見ていると、それぞれの間は15秒ずつ均等…くらいに見えた。脳内把握は前2名+3名(風間)+3名の8名。でもメイン集団は7位争いをしているとのアナウンスがあり、どこでズレたのかはちょっと不明だ。



メイン集団10余名は全く協調できずにペース上がらず。ロジャースとフリーダムは前に送り込み。キナン、イナーメ、アクアタマ、ホンダレーシングらは引く意思なし。ナルシマの小畑さんだけは追う意思を見せていた。ん~...困った。

状況を整理すると、

①キナンとロジャースが複数名いるので3番手以内は厳しい。
②前が一塊になってしまうとメインより回す人数がまさってしまう。
③2つの先行集団のペースは決して速いわけではない。
④私自身も10位以内(日本選手権参加資格)が欲しい。

ややこしいな。

⇒ 風間ら3名は捕まえないようにしながら、手前3人だけを早めに捕まえてもらえるような動きを目指し、ペースが落ちすぎたら速いペースに戻して追走を誘導しながら、あとは他勢に任せ……たかった。

メイン集団は私を含めて6人以上で回すことが出来たはずだったけど、最終的に逃げ切りを許し、ご褒美はきっちりキナン勢が持って行った。私自身はかなり中途半端な走り方だったけど、そもそもの目標 (前の3人だけを捕まえたい)が中途半端なので、後から振り返ってこの結果に納得。



着順獲りのスプリントは最終コーナーの侵入順に、抜けもせず抜かれもせず。つまり先頭を引いていた水野君(キナン)がものすごく強くて、そのまま着順をもっていった。

風間は見事優勝。最後は風間を見ている場合じゃなかったけど、すごく頑張ったんだと思う。あの強風の中で逃げ切り勝ちはめちゃくちゃ強い。かなり苦しかっただろうけど、彼の苦しみに耐える精神力は尋常じゃないね。一番見習わなきゃいけない姿勢だと思う。



残念ながら日本選手権参加資格は取れず。チャレンジロードのために再びお店を休まなければいけなくなった。

ダメダメすぎる自分のダメダメすぎる1日が終わった...。



応援してくれた方々、ありがとうございました。

とても強い風の中でも、頑張れテンチョーっ!って声が良く聞こえました。

あれは足に元気をくれます!ありがとうございます!



2015/2/12(Thu)
今週の仕事量は多め。

しかし今週の水曜日は祝日で、つまり荷物の水曜日の発送が無いということだ。

今日届くはずの荷物が届かないことで気が付いた。

水曜が祝日だと「水曜荷物発送 → 木曜整備開始」という流れが崩れて、「木曜荷物発送 → 金曜整備開始」になり、つまり金曜日だけにその週の整備が集中してしまうことになる。



自転車屋を始めて5年超になるが、思えば水曜が祝日というのはほとんどなかった。

だから気が付かなかったのだろうな、

そうか...水曜が祝日だと金曜がピンチになるのか...。



自転車の梱包ってかなり過剰な面があるから、1台作るだけでものすごくゴミが出る。

一番最悪なパターンは、完成車からフレームだけを取り出して、その他の部位も一から全部集めるパターン。

とはいえ、フレームのみで販売されているものは少ないし、完成車販売しかされていないカラーバリエーションは割と普通にあるし、コンポの載せ替えや各部位のサイズ変更も普通にあるし、この「最悪のパターン」は実は少なくない、むしろメインのパターン。

送られてくる代理店も違うし、ダンボールからビニールから発砲スチロールから組立説明書まで、それはそれは毎週とんでもない量のゴミが出てくれる。



たとえば1台に付き1時間で組めるとしても、パーツを取り出して出てきたゴミを片付けるだけで20分はかかる。

基本的に、1台組みあがるたびに一回一回ゴミを片付けるから、日に5台組むとしたら2時間はゴミと格闘している計算になるわけだ。

そりゃピンチにもなるか…。




2015/2/10(Tue)
TNIのスピードプーリー + 上13T + カセット28T

まぁ、何とか合格。

いくつかの個体で試した結果、どの個体も不具合は出ていないようだし、そろそろフリーダムの日記にアップしても良い頃合いかなと思いました。

単純な取り付け時間は10分弱。ただ、たいていはその場にいるお客さん達に、リアディレイラーの構造と各部バネの関連性を説明しながら組み付ける(あまり意味ないけどみんな興味もって見にくる)ことが多いので、もう少しゆっくり組んでいます。その後、外で負荷を掛けて走ってみて、特にフロントインナー時にリア10枚目から11枚目への変速でミスがないかを実走でチェックします。最終的に、実質20分強かかっているでしょうか。


サイクルフリーダムの店長のインプレによれば、デカプーリーのいいところは、

①ベアリングの回転抵抗が減る
②チェーンの摩擦抵抗が減る。
③シフトチェンジ...特にシフトアップが良くなる。

だそうです。
参考)http://cycle-freedom.main.jp/gallerypro/gallery.cgi?no=8

あのインプレから2年半後の今考えても、確かにそうだなぁと思いますし、流行るだけの実力があると思います。

上記インプレから付け加えられる話としては、ガイドプーリーが11Tだと②の要素がかなり減ってしまうため、デカプーリー全体の効果がかなり小さくなります。可能な限りガイドプーリーは13Tを使用して①と②の相乗効果を狙いたいところです...、といったところでしょうか。



自転車のチューンナップとしてはおよそ最終段階で行き着くデカプーリーも、以前はバーナーがごく少量日本に入荷していただけものが、最近はカーボンドライジャパンやTNIからも亜種が登場し、かなり手に入りやすくなった分野だと思います。

ちなみにカーボンドライジャパンが、カーボンで何か製品を作りたいから案ちょーだい、ってアンケートされた時に、バーナーチックなデカプーリー作れば?カンパ用も作れば独占市場だよ、って言ったの私なんです。CDJは採用されたらソレあげるよーって言ってくれてたんですけど、その後どうなってるんでしょうかね。



TNIのスピードプーリーの価格はバーナーのおよそ3分の1程度と、かなりリーズナブルな金額ですが、プーリーの回転抵抗が悪いということで追加でのプーリー交換が相次いでいます。正直組んでいる側からしても、アレヮナイナと感じます。TNIのスピードプーリーだけのまま組むのなら、11Tのままでいいから同等金額のセラミックベアリングのプーリーに交換した方がはるかにマシだと思います。

交換先の13T&15TプーリーはKCNCのジョッキーホイールが多く、12000円の追加投資で計30000円程度でのチューンナップになっています。それでも、もっとも安く(まともに)デカプーリーを使える組み合わせですし、前述したとおり、ロードバイクの最終段階で辿り着く“プチ”チューンナップとしては許せる金額なのではと思います。

プーリーの話としては、これまた同じくサイクルフリーダムの店長がインプレしていて、KCNCのプーリーがそれに適合するという事です。
参考) http://cycle-freedom.main.jp/gallerypro/gallery.cgi?no=32


同形切削の類似品として、TNIのフルセラミック・チタンプーリーがあります。TNIのフルセラミック・チタンプーリーは指でチョンと押すだけで20秒くらい回り続ける、市場で最高クラスの回転性を持っていますが、いかんせん値段が高すぎますね。このプーリーは上下セットで33000円ですから、それでは素直にバーナーのセラミックを買えばいい話に収まってしまいます。



……こういう茶番を書いていて思うのは、なぜメーカーが純正でやってこないんだろうということです。

しかし...なぜやらないかはわかりませんが...近い将来、純正でデカくなると思っています。



2015/2/3(Tue)
私はいつも同じものを食べている。

週7日間、朝晩の計14回食事があるとして、7回は生姜焼きを食べている。直近の飯が6回連続で生姜焼き…とかザラだ。ちなみに残りの7回のうち、4回は蕎麦である。

もちろん、いつも同じ場所で食べている。



同じ人間が、同じ場所で、同じモノを作っているのだから、味は変わらないかと言えばそこは人間のやることで、今日の生姜焼きは苦いなとか、今日の麺つゆは辛いなとか、日によって少しずつ違いがある。

もちろんそれは、製品としては不要な個体差だから、作り手は生姜焼きが苦くならないように工夫したり、麺つゆが辛くならないように工夫する。

作る人もプロだから、素材を見れば苦みが出るのも辛みが出るのもわかっていて、その上で違いが判らないように作るのだろうけど、ずーっと食べ続けていれば、作り手のごまかしがわかってくる。




生姜焼きを作る職人。蕎麦を打つ職人。では私は…

毎回同じものを組み立てたとしても、差は出る。同じフレームを組み立てようとしても個体差は感じられるし、その個体差をある程度埋めるような組み方も考えられるようになったと思う。でもまったく同じモノにはならなくて、、、


私は自転車を作り終わった後に少し眺める時間を作っていて、見て感じたことを整理して、なぜそう感じたか考える。

その時考えていることは実際には考えすぎであって、何かが変わったとしてもおそらく0.01%くらいだと思う。その0.01%にはほとんど性能上で意味がないし、感覚の違いも感じ取れないし、もちろん使用に指し使えなど、ない。


でも自転車を作る時に、どんな状況で、何を考えて作ったかはだいたい覚えているから、出来上がった自転車を見て、いろいろ思うこともある。だからその0.01%の事をずっと考えて続けていけば、10年後には自転車への理解が1%くらい深まっているかもしれない。

自転車の事を4%理解している人が作った自転車屋と、5%理解している人が作った自転車屋では、得られるものが20%も違う。

どうせなら良い自転車人生にしたい。


2015/2/2(Mon)
サイクルフリーダムには、一都三県を除いた関東甲信越や東北地方の南部に、だいたい1~2人ずつくらいお客さんがいてくれて、そういった方たちはなかなか来れないかわりにたまにメールをしてくれます。

新潟は安定の吹雪です…。

……そうですか。千葉は…昨日は強風で寒かったけど、今日は風もやや収まり気温も暖かかったです。私は相変わらず生姜焼きばかり食べています。



私はここ2か月ほど、実業団チームの集まりがない限り、日曜のショップ朝練を除いてずっと室内で練習をしていましたが、今日の午前中は久しぶりに外に練習に行ってきました。

2週間後にJCF関連のレースがあるのと、ずっと練習用ホイール(カンパ・カムシン)で走っていたのとで、本番用のホイールに慣れる必要がありました。また、本番用ホイールも旧ボーラ50&旧ボーラ35から、新ボーラ50&新ボーラ35に変わっています。自転車の感覚の9割はホイールとタイヤの感覚なので、挙動の軽さくらいは把握しておかないといけません。

あまりシーズンインの直前まで練習用ホイールを引っ張ろうとは考えていませんし、以後11月のシーズン終了まで練習用機材は使いません。



ボーラ35を購入してからはしばらくの時間が経っているのですが、実走するのは昨日これが初めてでした。

そして今日走ってみて…なんというか…恐れていたことが現実になってしまった気がします。

ハイペロンの存在意義が、ほぼ無くなりました…。断言は出来ないと思いますが、ハイペロンウルトラ2で新型ボーラウルトラ35に対抗するのは、ちょっと難しい気がします。


私の冬の基本的な外用ウェアは、

①夏用ノンスリーブインナー
②冬用長袖インナー
③ニーウォーマー
④夏用レーパン
⑤冬用長袖インナー(2枚目)
⑥夏用ロングビブタイツ
⑦薄手ジャケット
⑧ウィンドブレーカー
⑨冬用厚手シューズカバー

ですが、しかし今日使ったのは

①夏用インナー
②ニーウォーマー
③ワンピース
④長袖ジャケット

のみ。

かなり実戦に近い恰好であり、少し寒かったですが、ボーラウルトラ35の初の実走ということで、ある程度機材の性格が掴めるよう配慮しました。
※ワンピースは実はけっこうあったかさを感じるウェアです。


冬季練習も半分が過ぎ、ようやくシーズン中の出力に近いパワーで走った結果、

①ホイール全体の剛性 → ボーラ35の勝ち。
②リムの軽量性・加速の初動 → ボーラ35の勝ち。
③横風の抜け具合 → ボーラ35の勝ち。

…ということで、ボーラ35に対してハイペロンが勝てる要素を見つけるのが難しい、という結論になりました。

ハイペロンに憧れてカンパの世界に入った私としては…ちょっと残念です。

ハイペロンは先日スポーク張り替えたばかりなので、つまりこれも月日の流れといったところでしょうか。2月からは徐々に外練の割合も増やしていこうと思っていますが、いずれハイペロンとの差別化が図れれば嬉しいです。



また、よく聞かれる旧型ボーラとの比較は、

新型ボーラウルトラ50 → ボーラウルトラ2に対してボーラウルトラ45っぽい。

新型ボーラウルトラ35 → 旧型ボーラウルトラ35に対して、ボーラウルトラ20っぽい。

…と言ったら、比較的わかりやすい表現になるでしょうか…。


2015/1/28(Wed)
今週はなんだか忙しい。

予約制をやってないから、多少忙しい週もあるし、暇な時もある。


フリーダムには、私がお店を始める前に決めた事がいくつかあって、予約制をしないというのも、そのうちのひとつ。

仕事量を一定にしたいというのはお店の都合であって、消費者には関係ない。

あるいは自転車における仕事量なんて、たかが知れてる。忙しいと感じるのは自分の処理能力が低いだけ...。


お店を始めてから5年が経つけど、変わらないでいて欲しい部分が変わっていないと確信できて、ほっとすることがある。

5年もやっていれば思い出が出来る。初めて定めた幾つかのルールは、私が消費者だった時にお店に望んでいたことだから、それが守れている事がなによりの救い。




しかし自分の中で、自分が変わっていく様を感じる事がある。

如実に、意識的に、具体例を伴って。

それは怖くて、嫌で、でも逆らえない。

願わくば、この変化は緩やかであって、フリーダムから自分がいなくなるまで堪えて欲しい。



2015/1/24(Sat)
カンパのクランクの、梱包用のプラスチックのカバーが新しくなった。

まぁ...そんなのはどうでもいいのだけど。



新しいカンパの4本アームのクランクは、旧型のそれに比べて明らかに硬くなった。

足に優しいかどうかは別だけど、クランクが硬くて悪い事ってほとんどない。



サイクルスポーツのインプレで、新型ボーラにボーラっぽさがなくなったから残念だと書いてあった。

確かに新型ボーラは旧型ボーラに比べてクセがないし、ボーラの走らせ方って確かに独特だったので、急に他のメーカーに近くなった気がする。

また今月のサイクルスポーツのホイールインプレで、小笠原さんがジップ・303に対して「説明しづらいけど速い。面白くもなんともないけどただ速い」と書いておられた。



......私はそれでいいんだと思う。

速さ(≒楽)を求めてホイールをグレードアップするのだから、初心貫徹すればジップに行きついてよいと思う。

あるいは、自分の走りと機材の性格がマッチすることや、自分が機材に合わせてやれる技術を身に付けることの前に、まず機材そのものの限界値が高い事が大事と言える。

もし私が機材を作る側で考えたら...機材の性格や特徴なんかどうでもよくて、まずは性能を最優先にして開発すると思う。とかくスポーツサイクルのビジネスは、そうじゃないと好循環しないように出来ている。



最近はどのフレームも、どのホイールも、性格も性能も似通ってきている。

フレームでいえば... 最近のフレームメーカーどこも、軽量ロードとエアロロードとエンデュランスロードの3パターンを作成し、その3パターンの中でそれぞれ特徴を変えてきている。昨今のカーボンフレームは設計の段階でガラリと特徴を変えることができるので、同じメーカー内で全然違うフレームを3パターン作っている。

しかし、それぞれのパターンの中で...たとえばエンデュランスロードというカテゴリーでくくって考えると...正直に言ってどのメーカーであってもほとんど感覚・性格・特徴が変わらない。

雑誌やインターネットに書いてあるインプレの文面って同じでしょう?これを“ポジティブに捉える”と、どの製品も一緒ってことだ。



でもそんなことは、よくよく考えてみれば当たり前のことだ。

軽量ロードを開発する場はたとえばラルプデュエスであり、エンデュランスロードを開発する場はたとえばパリルーベであり、そこで走っている選手達はチーム間で移籍を繰り返すだけだから、おおざっぱに言えばどのフレームメーカーも開発時に参考にしている選手が変わらない。開発陣が変わらないのだから、出来上がる製品に差がなくて当然だ。

懐古主義的な方にはもうしわけないが、もう、選手がフレームメーカーを指定して自分好みのフレームを作成してもらう時代じゃない。少なくともカーボンフレームに関してはそうで、金属フレームは時間が止まっているだけに過ぎないように思う。



では、各フレームの差はどこにあると言えば、「速度」にある。

同じ出力走ったとき、コッチのメーカーでは60km/hしか出ないけど、アッチのメーカーでは60.1km/h出せる。

これが差。

非常に明確な差であり、だれかが四の五の言わずとも明確にメーターに表れているじゃないか。
※メーカーの開発データではなく、人間が実際に屋外で走った際のアナログ的な数字。


私は、これでいいと思う。

遅かろうが重かろうが指定されたものに乗らなくちゃいけないプロと違って、アマチュアなのだから、これでいい。

自転車のレースは速く走ることじゃなくて、1位を取るのが仕事だから、そこに50km/hと50.1km/hに差はほとんどないけど、ロングライドはある程度の事をすべて自分独りでやらなくちゃいけないから、ちょっとでも軽くて、ちょっとでも楽に、ちょっとでも速く走れたら嬉しいと感じる。


出来ることが増えれば楽しさがもっと増えるというのは、ある程度出来るようにならないと真に楽しいことには巡り合えないよ、という事の裏返しだと思う。丁寧に人当たりよく言えば前者になるし、ズバッと辛口に言えば後者になる。

昨日に更新した(店長のこだわり)には真逆の事を書いてあるけど、今日書いた内容も、嘘じゃない。

『ホイールがわかんなくなってきた』

というのは良くわかる。




2015/1/23(Fri)
練習ができないと、不安が募る。

しかし練習に向かう時間は憂鬱の塊だ。


練習が終わり、明日は休息日。

金曜の夜...それは安寧の時間。

アイスとコーヒーで夜更かしだ。


2015/1/19(Mon)
月曜日。各メーカーへの注文が終わりました。

個人的に事務作業が好きではないので、これが終わるとほっとする瞬間の一つです。


土曜日に日曜日の週末2日が終わって、月曜日の発注案内までが1セットです。

各パーツはたいてい2~4社程度の輸入代理店を持っているので、発注作業の第一段階はお店の受注状況の整理と各代理店の在庫の確認、それから欲しいパーツの納期の確認から始まります。

ここで一つの山場が送料の発生状況の確認です。

自転車代理店はたいていの場合、下代30000円以上で送料が無料になるため、定額のパーツを1つだけ注文もらった場合、何かしらで購入金額を膨らませないと、平気で600円とか700円とか請求されます。

毎週平均して5社からオーダーを取るとして、1週間で2000円強。年間で50回発注するとして10万円強。半年分のタイヤ代だと思えば、とても無視できる金額ではありません。

いや、個人的な感情では、送料というのはタクシー代と並んで避けるべき事象であり...

通販などの送料無料というのが本当にうらやましくあり、対策する側から見れば本当に煩わしいものです。タイヤなどと混同できる代理店であればまだしも、滅多にとらない代理店からの低額オーダーの場合は、ずいぶんと頭を悩ますことになります。


13時から発注作業を始めて17時に終わった今週の発注作業は、かなりスムーズな方なので、この後は久しぶりにHPの作業をやろうと思っています。

ずいぶんおざなりになっているHP作業も、始めると10時間単位でぶっ飛んでいくので、気力体力ともに予定が立てにくい作業の1つです。



2015/1/16(Fri)
金曜日。

週末納車の整備を終えたのが22時半。

できれば18時くらいには終えていたかったけど、たまにはこういう週もある。



写真はバーテープの2色巻き。

2色巻きはいくつかやり方があるのだけど、基本的にすべてバーテープの裏ではさみあっている。

もちろんバーテープは2本買う。しかも全てのバーテープをそれぞれ0.6本分くらいずつ使うから、破けた時のためにもう一セット...とはいかない。

写真でいえば、ブラケットの上では緑のバーテープが黄色のバーテープを挟みつつ、ブラケットの下で緑のバーテープが黄色のバーテープに挟まれている状態を作ってやることで、緩まずに巻くことが出来る。

このあと余分な部分をハサミで切って出来上がり。




このフレームは蛍光黄色と蛍光緑のグラデーション。

グラデーションのバイクに単色の色を混ぜようとしたときは、グラデーションの中間色を選択するのではなく、どちらかの、もっとも色の強い部分に合わせると上手くいきやすいと感じる。

黄色と黄緑のどちらにしようか迷った結果、両方使ったというわけだ。


蛍光カラーのバーテープは何メーカーかあるけれど、デダのそれが一番近かった。

ハンドルなどにデダの製品は使っていなかったのでロゴは隠し、エンドキャップはサドルに合わせてプロロゴにした。



サドルメーカーとバーテープメーカーはセットになっているイメージがある。

それもあって、サドルメーカーとバーテープメーカーが揃っていないと美しくないとさえ感じる。

だからサドルとバーテープのメーカーが揃わない場合、バーテープのロゴを隠したり、エンドキャップを変更したりする。

幅420mm以下のハンドルであれば、たいていのバーテープのロゴは隠して巻くことができる。



日記を書いていたら24時を過ぎ、明日になった。

1週間分の整備を乗り切り、明日土曜日は練習も無し。

きっと今この時間が1週間でもっとも安楽な時間。


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