2015/5/30(Sat)
熊野2日目
※※※写真ありがとうございます。これはレース最序盤の集団最後尾にいるときのもの。最前列にいるときは脚ならしのオープニングアタック、そうでない時はだいたいいつもこんな感じで始まってます。集団前方はもっとギッチリですね、


昨日の夜食は、ウィダーインゼリーのプロテインを4つ、したらば(かにかま)を4つ、アミノバイタルを3つ、メイタンの2ランを1袋。

将棋の名人戦が長引いたこともあって1時に就寝。3時に目が覚めてしまったのでコーラ飲んでもう一度寝た。



2日目のレースは山岳コースとはいうものの、4kmの登りが1回と登りのゴールスプリントのみ。


最近のE1のレースでは、絶対逃がしてくれない代わりに、どんなに遅く走っても、滅多に前に出てこられることがなくなった。今日はそれが特に顕著で、35km/hで走っていても先頭から外れなかった。集団後方は意味がわからないほどゆっくりだったんじゃないかな。

私も35km/hしか出さないのに先頭にいられるならそれで良いと思うようにしている。力を使わずに先頭に居座らせてくれるなら不満はないが、これでは余りにヌルいのではないか。



折り返し地点で1番手通過。登り始めも1番手通過。丸山千枚田を先頭集団で登り切ったのは17名。

先頭が4名、メインが10名ほど。タイムギャップは目測で15秒。状況によっては単独でジャンプすることも考えていたけど、先頭4名は最後まで踏めそうな脚には見えなかったので却下。“ある程度”踏んで“ある程度”ペースを作り、“ある程度”の差を詰めたところで終わり。“ある程度”とは、その他の選手が自然とローテーションを回していれば自然と捕まる距離。あるいは逃げ集団が後方確認をして心が折れる距離。ローテーションしているメイン集団には、そのまま前を泳がさせてもいいし、すぐに吸収させてしまってもよいし。どちらにしても私にとっては理想的な展開。


そのあとは私は引かず。そのままゴールまで連れてってもらえれば、スプリントで勝てるので。あとはシルベストの藤原選手とリーダージャージの佐藤選手(VCフクオカ)の3名がローテに加わらず。私と同様に少人数のままスプリントが開始できれば勝てる自信があったのだろう。


逆に他の14名は、この3人から逃げるような動きをしなければいけなかったはず。しかし集団はやけにのんびり。登りで千切れた人達まで後ろから迫りつつあったのに。

私個人も必要以上に人数が増えてスプリントで埋もれてしまうのが嫌だったので、少しばかり力を貸したが、仮にもE1と呼ばれるみんなはそんなレースでいいのか?それとも私が力を貸すことまで想定していたのだろうか。もし本当にそうであれば、それは私の考えの上をいき、ちゃんとレースをしていたと言えるのだが…。



丸山千枚田を先頭で登りきった17名でそのまま優勝争い。

私は、残り200mで4番手につけていたけど、スプリント開始時にクリートが割れて着順争いから脱落。佐藤さんや藤原さんと登りスプリントで競って見たかったけど、それが出来なかったのは単純につまらなかった。


さて、明日はどうするかな、




2015/5/29(Fri)
熊野前日〜1日目


熊野へは金曜日から始まるけど、少し甘えて木曜日に移動。

水曜日はお店がないため、仕事を終えて仮眠したあと、深夜1時から活動開始。

運転は7時間超。和歌山は、陸路としては秋田と大阪についで遠い遠征だけど、長距離運転もだいぶ慣れてきた。

同乗者の金久保は、運転はしないものの、気を使って弱虫ペダルやマツコデラックスのテレビを撮り溜めしてきてくれた。

現地について、50kmほどサイクリング。途中で本コースから外れて20分ほどヒルクライムしたり。どうやら私はレースの前日に70kmくらいに走ると調子が良くなるみたい。


1日目。

ゆっくり起きて、ゆっくりご飯を食べ、ゆっくりと始動。

試走はなし。そのかわり車内で前年の熊野レースの動画を見ていた。どこでどう走るかイメージを作る。このイメージ作りはなるべくやっておきたい。モチベーションのアップにもなる。


私はレーススタート前の場所取り合戦が好きではないので、いつもは集団最後尾からのスタートなのだが、今回はたまたま先頭から走る事が出来たので、レース開始後40秒ほどグッと踏む。乳酸が入る手前で踏み止めてウォーミングアップの代わり。基本平坦とあって選手達が入り乱れるので、あとは集団の流れに任せて走る。ただしトンネル前や登りでは前目前目でクリアするように心がけていた。

今回は風間が落車からの病み上がりということで、最後は平坦での場所取りから登りからスプリントまで単独戦。2分ほど力を使いっぱなし。最終コーナーを2番手でこなして1人交わして2人に捲られ、3位。

坂を2番手で通過するのは完全に狙い通り。あとは後ろの人次第。

今回はスプリントに強い選手に番手を取られて負けちゃったし、逆にクライマー系が番手を取ってくれれば捲られずにそのまま勝てただろうし。自分の前方は多少選べても、自分の後ろの選手は選べないから、仕方ないと思う。

仕方ないけど悔しい、優勝ではない順位。平日とあってそのままルックに敗北報告し、慰めてもらいました。



レース後は熊野本宮大社へ観光。

写真は熊野大社の宮司の書で、熊野大社の補修工事費用を一定金額以上寄付するともらえるもの。残念ながら直筆ではなく印刷だけど、もらえるだけラッキーと思おう。

私は鈴を鳴らしたりお賽銭投げたり、あるいは御堂の正面に立ったりはしないのだけど、補修工事の寄付はする。こういうお金って出しておかないと家に帰って後悔することが多い。

宿に帰って水道を借りて、洗車して1日おわり。日々の生活のなかで、レースが一番のんびりだ。


2015/5/24(Sun)
JBCF 大井埠頭ロードレース

<E1>
鴇田敦 9/77位
岩佐昭一 27/77位
佐藤秀和 54/77位
佐野千尋 57/77位


起伏のない平たん路を30㎞×40分。

岩佐をエース、鴇田をサブエースとして臨んだが、不本意な結果に終わった。



トレインは佐野―佐藤―岩佐―鴇田の順。

佐野―佐藤を発射台とし、スプリントは岩佐。念のため鴇田を後ろに置き、岩佐を守ってもらうのと同時に、トレインが速い段階で崩壊してしまった時には岩佐が発射台となり鴇田に出てもらう作戦。

ラスト350mで岩佐が先頭に露出してしまい、2秒ほど考えてエースを鴇田にチェンジ。ある程度狙いを持ち、狙いも大きく外れる事は無かったが、細かい失敗と一瞬の躊躇があり、1位には届かなかった。

たらればを言えば、あと3秒くらい隠れていたかった。でもそれが出来ない時もある。


フリーダムトレインは2人なので、ある程度他チームの選手を活用しながらの作戦であったため、不確定要素も多く今日の結果は十分受け入れる事が出来る。それでも作戦はかなり正確に遂行できていたと思う。事前の煮詰めがあともう少しだけ足りなかった。



全員が力を残した状態でのスプリントになる大井埠頭ロードレースは5割が運。4割はトレインの出来で決まると思う。それでも、手ごたえを感じられたレース展開であり、評価できるチームプレイだったと思う。


超短時間で起伏も一切ないコースのため、持っている力のほとんどを使うことなく終わってしまう。今回は力を残した状態で結果が伴わなかったから、不完全燃焼感が強く残った。

もちろん相手チームも必至で走っているのだから、フリーダムばかり上手くいくわけではないのはわかっている。力を使い果たした末に結果も手に入れられる時は滅多に無い事もわかっている。



自転車レースにはこういうレースがあると受け入れながら、前を向いていこう。

こうみえて私はけっこう楽しかった。




2015/5/22(Fri)
木祖村が終わって、月曜夜ポタ、火曜朝ポタ、夜ポタ、水曜は山トレ。車輪はゴキソにて。

水曜は鹿野山で秋元口(郵便局)から8本、その他の宝龍寺口、福元口、マザー牧場口から1本ずつ。秋元口10本やる予定だったけど、5時間走って4時間登って、用意していった水3リットルとポカリ(粉)が無くなったので、終了。

木曜夜は強度を上げるはずが、ヤル気と集中力が欠けてポタ。

金曜朝ポタは背中がバキバキでダメダメのユルユル。




写真はジップ・202(2015年式)と、その代替のリム。


中国には、巧遅は拙速に如かず、という言葉がある。

出来が完璧でも遅いよりは、出来は悪くても速い方が良いという意味で、さらに訳を進めると、納期が遅いのはダメという事だ。



ホイール修正はショップの主な作業の1つで、リム交換をする際に痛んだスポークも交換するのだけど、スポーク交換に際して、片面に対して約3分の1が交換になった時点で、片面全面交換をオススメしたい。

ジップ202は全部で24本、片面12本ずつあるから、片面が4本以上交換になったら12本全部交換をする。古いスポークと新品のスポークが極度に入り混じるのは、振れの原因になるから避けておきたいわけだ。


今回の修理でリムとスポークを交換するのだけど、スポークが必要本数以上用意できなかった。

ここでさらに2か月以上待って新品スポークを用意するのも良いのだけど、いまはヒルクライムシーズン真っ盛り。先週壊したからって、今週また使う。

ましてジップ202という山岳用ホイールなのだから、この時期使えないのは1年使えないのと一緒になりかねない。お客さんからは、私に一任してもらっているので、古いスポークと新しいスポークで組むことにした。




デカールはお客さん本人に貼ってもらう事にした。最悪でも剥がしてもらおう。

正直いって車輪関係は、組むよりデカールの貼り剥がしの方が大変なことが多くて、ホイール組みが40分程度なのに対して、ジップのシールは剥がすのに1時間以上かかる。

あるいはカンパ等の水転写シールも貼るのに1時間以上かかる。その間立ちっぱなしだし、集中力上げっぱなしだし、机は水浸しになるし。

ホイール組み1本4000円、デカール1式2600円、シールを貼るのは1万円。

にわかには信じられないかもしれないけど、工賃を時間換算するとホントにそうなっちゃう。

だから、5000円くれたら剥がすよ?1万円くれたらシール貼るよ?

といって、めんどくさい作業から逃げるのだ。


2015/5/19(Tue)
飾った。

うそ、飾ってもらいました。

お店に木祖村の景品が飾ってあるって、なんだかすごい気がする。



明日は鹿野山の秋元口(郵便局)から10本。

もうすっかりレギュラーメニューになったな。



2015/5/18(Mon)
写真は信州ふぉとふぉと館より、序盤にブルーノさん(ニールプライド)と2人で逃げている所。
http://d.hatena.ne.jp/joojtv/20150517

この逃げは自分自身が勝つための逃げではないけど、逃げはレースの華。

逃げて報われることはほとんどないけど、たまに勝てるときは最高にカッコいい勝ち方が出来る。

そんなことより、写真を見ると本当にキレイなところで走らせてもらったんだな~と感謝が絶えない。前回の日記の写真は最高だな。私は良いスポーツに出会うことが出来た。





そういえば木祖村ロードには695で行きました。

レックマウントさんから695用にガーミンEDGE1000J用のマウントを作ってもらって嬉しかったので、急遽695を持っていくことにしました。


ホイールはボーラウルトラ35で。

買ってからまともに使うのはほぼ初めてでした。初めて実戦で使ったボーラウルトラ35の新型と、昨年まで使っていた旧型を比べると、新型は軽い、硬い、ヨレない、しならない、です。新型は旧型に比べてすごく剛性が高いです。


逆にそこまで剛性が要らないよ、という人にとっては旧型の方がすいすい進んでくれる…のでしょうか?そういう評価も聞こえてきます。

新型はリムが軽すぎるので、一定のペースで走るのが苦手なのかもしれません。外走行ではリムが重い事がプラスに働くことも多々あるので、そこは何でもできるホイールなどない、という言葉で諦めてしまってよいのだと思います。



795であれ695であれ、あるいは35mmであれ50mmであれ、実はどちらもでよいのです。


機材の差は、特定のシチュエーションで特定の事が、得意か不得意か、です。

どんな機材であってもそれで速くなるかどうかは別であり、加えて言えば速いから勝てるわけでもないし、ロードレースは速く走るのが仕事でもありません。だから速いかどうか自体が重要ではないんです。

良い機材はたいていの場合、速くはならないけど楽にはなります。楽だから遠くに行けるし、楽だから速く走れるんです。



695は795に比べて、かなりヒラヒラ感が強いです。

理論上、自転車がヒラヒラと登ってくれるかどうかは、

①フォークの角度が立っている事。
②ヘッド剛性が高い事。
③BBハイトが高い事。
④重心が低い事。

の主に4点によって決まってきます。(フレームのみ)

695と795は①や③などのジオメトリーがほとんど一緒なんですが、795の方がヘッド剛性(②)が高いし、重心も低い(④)のにもかかわらず、あきらかに695の方がヒラヒラと動きます。
※795は動かすのに力が要ります。


私は“翼が生えたような”軽快感のあるダンシングが出来ないので、あまり695の良さは発揮させられませんが、695と795では695の方がヒラヒラ登っていくのは、かなり簡単に気づくことが出来ます。しかもそれは理論上矛盾しているんです。

私は結構理屈っぽいので、理論と感覚が同じの方が性に合っていると思うのですが、ルックは理屈で考えてもわからないというか、理屈で考えてしまうとわからなくなってしまうんです。

ただしこれは、「少なくともルックに限って考えれば」の話であって、結構理屈と感覚が合う自転車の方が多いです。



ロードバイクって結局のところ、速いか楽かのどちらかなのですが、ジオメトリーで自転車を評価する時代は終わり始めているんだろうな、と思っています。

理屈を考える事は楽しいのですが、実際に大事なのは理屈ではないという事でしょうか。

理屈で考えれば、レースに逃げは生まれないわけですし。


2015/5/18(Mon)
木祖村2DAYS 

リザルト 個人総合16位

フリーダムからは、風間、店長、佐野君、鬼塚さん、佐藤さん。各チーム5名によるチーム戦。

チームの目標としては厳しいと思っていた表彰台にサイクルフリーダムを乗せることが出来た。格上チームが多い中で、個人的には満足のいく結果だった。

2時起床。運転は4時間。長い長い2日間が始まった…。




【第1ステージ 個人TT】

初めて走るコースで、TTバイクとロードバイクのどちらが速いかわからなかったが、最終的にTTバイクで行くことを選択。

搭載ギアは56×44T+11×23Tだったけど、インナーに落として踏み脚の感覚が鈍るのを避けようと、最後の坂はアウターのまま突っ込んだが、これは大失敗だった。あとから動画で確認したら、最後は60rpmくらいまで下がってしまっていた。

今後のための勉強代だったということで、12分15秒の18位。

トップはイナーメの中村君で11分30秒。速ッ。



【第2ステージ9km×9周】

1周目からの断続的なアタック合戦の後、9人の逃げが。
序盤の逃げは私が入る予定だったけど、フリーダムからは風間が。

イナーメから高岡さんが行ったが、リーダージャージの中村君は集団に残ったので、それで良しとした。

メイン集団はイナーメが主体となって、登り坂上げる→その他ゆっくりといった具合で逃げを確定させるような動きに。結果的に1分以上の差を持って逃げ切り、総合順位に大きく影響を与えることになった。

メイン集団は坂以外はスローペースだったけど、私はラスト2周でいきなり速度が出せなくなってしまい、メイン集団後方でゴール。どうやらスローパンクだったようで、たぶん3~5barくらいだったんだろう。ゴール後は完全につぶれて走れなくなってしまっていた。

パンクは今シーズン3度目。ちょっとカンベン。




【第3ステージ 9km×14周】

風間は総合4位。総合1位の宇田川さん(ウォークライド)とは15秒差。3位の高岡さん(イナーメ)とは8秒差。集団からの徹底マークを受けるであろう2人をメイン集団に残して、風間を逃げに送り込めればナントカなるような、ならないような。このメンツではフリーダムはまだまだ弱小チームなので、それを逆手にとって見逃して貰えれば。

ただ、高岡さんをやっつけるには、ポールさん(イナーメ)とナカムラ(イナーメ)を先にやっつけなければならず、そっちの方はナントモならないような、ならないような。

会場ついてタイヤ張り替えて、炎天下の中もう一眠り。



昨日同様、1周目からの断続的なアタック合戦の後、3周目から逃げた。
昨日のレースから通じて、登り坂→下り坂→平坦からの登り返しを嫌がっていたので、そこでヌルッと抜け出してみたら案の定牽制を起こしてくれた。その後グイッと。

しばらくしてブリッジしてきたのはニールプライドのゲゼット・ブルーノさんと、ホンダ栃木の川田君。もう少し来て欲しかったけど、そこはフリーダムジャージの威力が足りないということで。

スプリントポイントで川田君がポイント欲しいと頼んできたが、私も副賞(鹿のツノ)が欲しかったので少し踏んでみると、川田君はさらに大きな力で踏み返してきた。こんな最序盤の3人逃げで鹿のツノなんかのために使える力など微々たるものなので譲ったが、そのあと川田君は切れていった。ちょ、おま、それマジ激おこぷんぷん丸だから…。

「ポイントあげるからツノちょうだい」って言っとけばよかった。



その後はブルーノさんと2人逃げ。レース中は名前がわからなかったし、日本語全然通じない人だったので、Mister twenty sevenと呼んでいた(ゼッケンが27だったので)。とっさでもちゃんと英語が出てくるのは日々の接客の賜物だな。

逃げていると追走バイクがいっぱい写真を撮ってくれるので、ついついエアロポジションをカッコよく見せようとする。5周逃げたところで吸収。ブルーノさんと握手してサヨナラ。おぉ、なんだかプロっぽい。



集団に戻って休んでいると、7周目あたりで佐野君から「高岡さんが逃げに入っちゃった。どうしよう?テンチョー追える?」と。え…それフリーダム的に一番逃がしちゃいけない御人でしょう?1分まで開いたら昨日同様ゲームエンドだと思ったので、行きたくなかったけど行くしかない。

中村とポールさんが見事に蓋をしているので、頑張れる人が限られている。ニュートラルバイクボードは7Rで35秒差。7Rとは7RIDERSの略で7人逃げの事。佐野君頑張る。ウォークライドの小室さんや宇田川さんも頑張ってくれて、ナントカナントカ吸収。再び再び振出しに戻すことが出来たが、これでフリーダムは佐野君を失った。



3周回ほどゆっくりした後、13回目の坂でチェーン落ち。坂のペースが遅かったので、インナーに入れて楽をしようとしたら、返ってイタい目を見た。上り坂でのフロントシフトダウンとあって、十分ケアしたつもりだったけど後続には迷惑をかけた。

命からがら集団に復帰すると、ポールさん、中村、北野君のイナーメトリオを含む10名ほどの追走集団が発生していた。2人逃げに対する10名の追走集団なので、当然フリーダムも乗らないといけない動きだが、すでにフリーダムのアシストは私1枚のみ。まさかの風間に行かせるわけにもいかず、チェーン落ちからのブリッジコンボが2日間で一番キツかった。でも半分は自分のせいだった。


最終14周目の最後の坂を前に1人逃げとメイン集団に。風間からは「テンチョー最後までお願い」と。わかってる×100。最後に風間が獲れないと、今までの苦労のすべてが報われないからね。

風間は集団トップの2位ゴール。総合も1つ上げて3位に。よかった。シカの毛皮をお店に飾りたかったんだ。

終わってみて、おシリは筋肉痛になってたけど、脱水症状やハンガーノックにはならず、足も吊らず。対カワタ用にもう少し力を使っておけば、今頃ツノも増えていたかもしれないな笑



レース後は宿に戻ってお風呂をもらい、帰りは談合坂SAにて蕎麦を食べる。

弾丸ツアーになりやすいレース遠征において、高速のSAは唯一の観光スポットになりやすいが、長野県に行って長野県名物を山梨県で食べるという事態に。


帰ってきて日記を書いてたら月曜日になった。

しかし、落車もなく、居眠り運転もなく、無事に2日間を乗り切ることが出来たのが一番。そこに結果も伴ったため、充実した2日間になった。

また1週間頑張れそうだ。



2015/5/12(Tue)
サイクルフリーダムではこのたび、スタッフを募集します。


フリーダムは長らく1人でやってきました。これにはいくつか理由がありますが、他店との差別化を図る、という目的の一部から派生したものです。



小売店経営の基本として、新規参入したお店は、なるべくはやく既存店との差別化を図らないといけません。ウチのご飯はおいしいよーとか、ウチは余所より安いよーとか、何でもいいのですが、差別化が図れなければ、資本力に比例して勝負が決まってしまいます。

特に自転車小売店は資本力がモノを言う業界なのですが、千葉にはセオサイクルとイオンバイクいう一大勢力があるため、周辺他店との差別化にはシビアにならざるを得ません。



自転車屋として最も重要な指標の1つが整備力だと思われますが、残念ながら整備力は数値化して比較できません。

数値化できないものの評価は主観に頼ったものになりますが、主観的評価には必ず希望的観測が含まれてしまいます。ですから自分自身の整備力を謳ったところで、それを客観的に証明してくれるものはありません。

もし整備という項目で客観的な数値を伴って差別化が図れるとすれば、納期がはやい、という点くらいでしょうか。




整備力以外で店舗間の差別化を図れるものが、情報になります。

自転車小売店は、基本的にどの店も扱っているものが一緒なので、新しいパーツが出たよー、などという情報自体は差別化できません。

新製品に関する情報は、基本的にどの店もほぼ同じタイミングで情報をもらっています。仮に、公表よりも前段階にコソッと教えてもらった場合は、きっと余所のお店もコソッと教えてもらっているはずなので、結局情報の入手スピードは一緒です。この段階では価値に差がありません。



こういった情報に付加価値が付くとすれば、新しい製品はどういう性能だったか、という内容のものです。

私はお店として、何かしら情報を発信しなければいけない立場ですが、発信した情報が有益だと思ってもらうために、①新パーツの性能を最大限引き出せる実力②発信した情報に信頼性を持たせるための実績③知名度の3点が必要になると考えました。

新製品をいち早く入手し、使用し、性能を具体的に把握できれば、それは非常に価値のある情報になりますが、このインターネット社会において、誰かもわからない若造のブログなど誰も信じない、という事です。



ただし実力と実績というのも、非常にあいまいな指標です。

なぜなら、どのくらいの実績なら良いの?という質問に対する答えは、回答者に応じて変わってしまうからです。

今、私は実業団レースに参戦していますが、自転車の実業団シリーズは、お金を払えば誰でも参加することが出来ます。ですから実業団で走っていますという事だけでは、情報の発信力や信頼感には繋がってきません。誰から見ても、有無を言わさず実績があると言われる人間は、おそらく日本チャンピオンだけだと思います。

最新パーツを試すには、現在進行形で強くないといけません。

昔強かった、では最新パーツのテストはできないからです。私が価値を見出している事は、現役店長が現役日本チャンピオンになる事です。私自身を特別な人間にすることが、他店との最大の差別化になると考えたんです。



この辺りは、4~5年前の発言に遡っても変わっていません。ただ最近になって、“実績作り”による弊害が生まれてきました。

1つは、サイクルフリーダムはガチガチのレーシング系ショップだというレッテルが貼られてしまったこと。補足すれば、アッチは初心者向きではないから初心者はコッチにおいで、という戦略を他店に与えてしまったことです。

私がレースに参加している事と、お店がレース志向であることは本来は関連しません。ただし、一度でもそういった情報が流れてしまうと、それはなかなか止められません。

そしてもう1つが、臨時休業が増えてしまったこと。これは小売店としては致命的です。冒頭のスタッフ募集は、これを防ぐことが最大の狙いです。



ただ、

前述した通り、スタッフの実力と実績こそが自転車業界における最大の差別化である、と考えてきた私にとって、スタッフを増やすという課題は、お店の根幹を揺るがす問題だと思っていました。

自分の店を他人に任す事でどんな事が起きるのか、脳内でたくさん考えましたが、結局その最深部にあったのは、自分が作ってきたお店を他人によって変えられてしまうのではないかという、恐怖でした。この一言で表しきれない葛藤は、「怖い」という感情が一番的確だったように思います。


そしてそれを解決した答えは、

別に他人がフリーダムを作っても良いじゃないか、という逆説の発想と、他人がフリーダムを作っていく様を楽しもう、という俯瞰的観察。

フリーダムに新スタッフを入れる以上、フリーダムは私だけの店ではなくなり、最終的に私はフリーダムが私の店だと思うこと自体しくなるだろう、という答えに辿り着きました。




人を雇うという事は、遅かれ早かれ、私が乗り越えなければいけない課題でした。

それは固定観念の少ない若い頃に経験しておいた方が対応しやすいだろうし、臨時休業の問題を抱える今が最適当だと、信じることにしました。

脳内で考えた理論よりも、実際にやってみてわかる学びの方が、何倍も価値が高い事は、今までの人生でも学んできました。

それを今一度。





2015/5/11(Mon)
加須こいのぼり杯埼玉県タイムトライアル・ロードレース大会

通称:埼玉TT

結果/DNF

まさかの、計測されないというリザルトに。



4時半起床。お店にいって車を洗車。

私は「車に乗る回数≒遠征の回数」なので、遠征に行く前に洗車をするのが恒例事項になっている。

トランクから腐ったバナナが出てきた。もてぎエンデューロから4日ぶりに救出されたバナナはゴミ箱直送。


7時半。駐車場(原っぱ)に案内され、洗車から2時間あまりで砂まみれ。

そういう日もある。



ウォーミングアップはストレッチから。

15分遅れと聞いていったん脚を回し直しに。5分前にスタート地点に戻るも、すでに始まっており(!!??)、そのまますぐにスタートさせられた。あれ、おかしいな...。

まぁ、そういう日もある。(2回目)



レースは7kmの直線ド平坦な河川敷を往復。行きは追い風、帰りは向かい風。風は6~7m/sといったところだろうか。

会場に付いた瞬間バトンホイールを使うのは諦め、レース直前にもCXR80からCXR60に変更した。それにしてもCXR80は使う機会に恵まれない。CXR80が使えるならイオも使えることが多いし、そうでないならばCXR60になる。う~ん…。


かなりはっきりした風向きの追い風と向かい風なので、追い風となる往路は3割程度の力で済ますように心がけた。

実際に60km/h近い速度で走ることになるのだが、ここまで風が強いと勝手に速度を出してくれるし、59km/hを60km/hにしても、出したパワーに対して速度が割に合わないし、秒差もつかない。

それよりも向かい風でタレる方が厳禁。結果から言えば同じ7kmでも行きは8分、帰りは10分だもの。復路に出来るだけ力を残しておかねば…と考えた。


追い風往路はジェットコースターのようでAve.57km/hほど。瞬間最高速59.8km/h。調子乗って60km/h...出すのは自重した。

向かい風往路はAve.35km/hほど。瞬間最高速は40.2km/h。調子乗って40km/h...出したら風化した。

手元の時計は19分4秒で、スタート10秒前にポチッと、ゴール後にテント過ぎたどこかでポチッと。結局何分何秒なのだろうか。


本部のパソコンを除いてみるとトップ30位まで見ても自分の名前が見当たらない。

みんな速ッ!?ジブン遅ッ!?っと思ったけど、いや、さすがにそんなに離されるハズは無いだろうと思って、仲間に速度を聞いて回ったら、皆だいたい同じくらい速度域で15位以上は間違いなさそう…。

思えばスタート列にいきなり割り込んでスタートした(運営者指示)けれど、私は誰の名前で走っちゃったんだろう。

ま、まぁ、そういう日もあるよ。(3回目)




すぐに帰って、そのまま開店。

洗車教えてください → 洗車する  というのが3回連続。

あと少しはやく来てくれていたら、と思うのはナシ。

間髪入れずに3連続で洗車解説というのは珍しいけど、きっと今日はそういう日だったんだ。(まとめ)



その後即興でフレーム組み替えのタイムトライアル。こっちが本業。

ISP切ってポジションコピって、パーツ移し替えて、洗車して片付けまで終えて、1時間6分。


いつも測って、いつもの通り。

あと5分はやく組めるようにならないかなぁ…っていうのは、あと1km/h速く走れるようにならないかなぁ、っていうのと同じなんだろうな。



2015/5/5(Tue)
第3回もてぎエンデューロ

4時間ソロ 結果9位


早朝。

特にアップはしないで、1時間程かけて会場中の自転車を見て回る。

ショップの組み方とアマチュアDIYの組み方は、明確に差があり、実はそれぞれの傾向は似ている。

自分で組む人はおそらく本などを見て組んでいるわけだから、メンテナンス本を読み、出来上がった自転車の傾向をまとめておけば、これからの出版物に対する改善点を考察できる。


その他にも観察して思う事はたくさんある。

各メーカーのバーテープの日焼け具合や、リコール品の放置プレイなど、それらがポジティブなことであれ、ネガティブなことであれ、フリーダムのお客さん達に還元していければ良いと思う。

全ては観察から始まる。とにかく自転車を見る。数千台の自転車が集まる大型イベントは、それだけで来る価値がある。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



レースは特に結果は求めず、練習重視。

レースが始まって30分が経ったころ、ウォーミングアップも終わったし、集団のタルみ方も甚だしかったので、グイっと踏んだら単独で抜けだした。エンデューロにおける、序盤はプロに任せておけばいい的な雰囲気は嫌いだ。

ここから個人TT開始。

後から確認してみると、94分間をAve.43.2km/hで走っていたようだ。個人TT中の最速ラップは逃げ始めて2周目時の6分31秒、Ave.45.4km/h。その後は6分45~50秒前後で推移。補給は主に坂の区間で摂っていた。



あまり気にしないようにしていたが、個人TTを始めてから1時間以上経ち、逃げとの差も順調に開いていった。

自分の練習が終わったからと言って律儀に集団に戻るつもりもなく、メイン集団との差が1分20秒まで開いた時には、最後まで逃げ切る覚悟もし始めていた。

しかしそれがいきなり50秒まで差が縮まった。ペースを落としすぎたつもりはなかったのだが、少し強く踏み始めるも次はさらに20秒縮まった。出力あげても全然対抗出来ない。

これほどいきなり差が詰めるのは、集団のフリーダム大隊に対して、他のメンバーがキッチリ協調しきらないといけないが、はたしてそんなことが出来るのだろうか...と思っていたが、後から聞くと、逃げに対して牽制気味になってペースが落ちたメイン集団が膨れ上がり、団子状態になって危険だからと、招待選手が引き剥がしにかかったらしい。納得。

私も今日は全日本TTにむけて良い練習になったので、それで良しとしよう。



ただ、そのあとも招待選手が引きまくったので、それが疲れた体にはしんどかった。思わず招待選手とフリーダムを含む数人を切り離して、無理矢理逃げを作ってしまった。ちょっと休ませてよ!マジムリだよ!的な感じで。逃げが決まれば招待選手は引かなくなるため、下り手前で切り離したので一発で決まった。


しかし断続的にペースの上げ下げが続くメイン集団で、なかなか回復に専念する時間が確保できない。

4時間エンデューロで2時間しか経ってないのに内転筋が吊り始めた時は、この先どうしようかと思った。

3時間過ぎた頃にはハムとツチフマズまで吊り始め、何度も辞めようと思った。

それでもノラリクラリとごまかし続けていると、最後の最後でようやく集団が落ち着いた。1アタック分の余力を作り、最後はメイン集団2番手でゴール。それ自体にはあまり意味はないが、超根性練は乗り切った。




50mmディープリムの普通のロードバイクに比べて、バトン&ディスクホイールのガチTTバイクでは速度が約3km/h速く、その他のエアロヘルメットやスキンスーツ等まで含めれば、個人TTで47km/h×60分は、十分可能と言えそうだ。

だからと言って48km/hで50分走れるかと言えばそうでもないし、全日本TTで勝つためには49km/h×50分が必要だ。

これ以上の事は実際に本番でやってみないとわからないだろう。




2015/5/4(Mon)
実業団の群馬SCSが終わってからというもの、TTバイクばかり。

TT、TT、TT、1日に休んでTT、TT、昨日のエンデューロで久しぶりにロードバイクに乗ったけれども、今日もTT。

長時間の練習時間が確保できない私にとって、TTバイクは最高の練習道具。短時間高強度練ならばTTバイク以上に追い込める練習はありません。



写真は昨日のしもうさクリテのもの。

群馬グリフィン選手兼カメラマン兼MA・BU・DA・CHIでおなじみの、菅洋介さんから。いつもありがとうございます。


レース後に、「今日はアルバムみたいになってますよ!」と言われたのですが、本当にいっぱい送ってもらいました。

あとから数えてみると、コントロールラインの先頭通過が55周回中41回でした。下総フレンドリーパークはゴールライン直前が上り坂なので、練習だてらにそうなったんだと思います。おぉ、なんだか頑張った気がしてきたぞ…。


途中の、西加南子さんとのランデブーや、バナナの皮を菅さんに放る瞬間(直撃させてごめんなさい)など、楽しい写真から真面目に走ってる時の写真まで、たくさんいただきました。



写真はその一枚から。

“ナントカというお店のナントカという店長”が使っていた、795の横像です。自転車のイケメン具合に対して乗り手が追い付かないので、顔部分はカット。

795が発表されてから10か月ほど経ちますが、795は、実物を見ると10人中9人がカッコいいと言い、写真で見ると10人中9人がカッコ悪いと言う、妙なバイク。

795は私も当然実物を見たことがありますし、見てすぐにカッコいいと思ったのですが、795がカッコよく写っている写真は見たことがありません。

このバイクがこんなにカッコよく写っている写真は初めて見ました。

あまりに見惚れた記念に、日記に。


2015/5/3(Sun)
下総フレンドリーパークで行われた、春のしもうさクリテリウムに出てきた。


8時に始まって10時に終わる、120分間のエンデューロ。

2時間以上ノンストップで走れる事はレース以外では滅多にないし、集団に追いかけてもらいながら、良い緊張感のもとに練習ができる。

近場の会場で、13時からの開店時間に間に合うようであれば、これからも積極的に出ていきたいと思う。


結果は優勝。Ave.41.3km/hで2時間走った。展開は、

2人逃げ…のちの1人逃げで30分、10分休んだのちに単独で40分逃げ、15分休んだのちに20分逃げ。

最期はなぜか招待選手と一緒に。

あれ…なんだか5分少ないぞ?



当初のメニューでは、20分頑張って10分休むというインターバルを4回やる予定だった。

もちろんレースなので目論み通りにはいかないにしろ、15分は休みすぎ。それに最後の20分逃げも、招待選手に甘えてしまった。

集団は楽だし、1人で走っていると辛いから、集団に戻りたいとか、もう少しだけ集団に留まっていたいとか、誰かの後ろに付きたいとか、いろいろと精神的に甘えてしまう。

でもそういう時は、己はなんのためにレースに出たのだ?と自戒しないといけない。


つまりまだまだ未熟なんだな。


2015/4/30(Thu)
写真はルック・675のXSサイズとSサイズ。

フリーダムの自転車はすべて私が組むから、当然フリーダムで組まれた自転車は組み付けが似ている。リアブレーキのワイヤーラインを見ると、同じ人間が組んだ感じが見受けられやすい。

あるいは個人的には、近くのバイクショップであれば、どこのショップで(誰が)組んだかが、たいていわかるものだ。



昨日は完成車とフレーム組を1台ずつ組み立てた。

月曜日に出荷されて火曜日に届いたバイクを、水曜日に組み上げて木曜日に渡す。

長らく待った自転車の納期を、私がこれ以上引き延ばすのは申し訳ない。




完成車であれフレーム載せ替えであれ、ロードバイクを一から作れば、フレームはグリスでベタベタになり、コラムカットでカーボンの粉まみれになる。

だから、どちらの場合であれ、作り終わったら一度まるっと洗うのだけど、その時にチェーンにはオイルは付けない。お客さんが何のオイルをつけているかわからないからだ。


特に新品チェーンは、工場出荷から小売店で整備するまでの間に錆びないように、防錆グリスがたっぷり付いている。

本来オイルをつける部分にグリスがついているのだから、そのまま走れば一瞬で真っ黒になってしまう。それどころかカセットスプロケットやプーリーまでグリスでベトベトになり、次回の洗車で発狂することになるため、組み付ける前にきっちり落としきっておく必要がある。



しかし、実際にまるっと洗ったチェーンを天日に晒すと、3時間あまりで錆び初めてしまう。

もちろん天日干しはしないし、する必要もないのだが、組み立てた日から納期が遠いと、錆びる可能性がでてくる。自転車整備では、チェーンだけは納品の直前にやるようにしている。それが私なりの工夫。


もしも納期が、今週のどこかで…というあいまいな場合は、ワックスを水で薄めて流布しておくといい。そうすれば3週間くらい錆を防ぐことが出来る。

油膜が軽いワックスは、長時間ほっておいても必要以上に埃を集めるようなことにはならないし、走るときに、その上から極圧剤や添加剤が入ったチェーン専用のルブを掛け重ねてしまっても、問題ない。

例えば、冬まったく乗らなくなるような人は、試してみると良いと思う。






2015/4/27(Mon)
おとといの昨日。昨日の今日。

脚は大丈夫。ただちに群馬の3日目を希望する。

JBCFのレースは短く、昨日も1時間半しか走っていないから、エネルギーは切れていない。瞬発的な筋肉の張りもない。運転疲れも大丈夫。

午前中は昨日のレース内容を反芻しながらTTバイクでサイクリング。1回だけ強く走った。

本日2回目の洗濯をしに一度家に戻り、その後アスリート整形外科でマッサージとストレッチ。それは今晩しっかりと練習に臨むため。


練習を続けられる体であるからこそ、本番で勝てる体になる。勝ってないけど…。

日々の心がけは、練習強度を上げることではなく、普段の生活で回復力に注意して過ごすこと。目標さえしっかりしていれば、強度なんて心が勝手にあげてくれる。




写真はカスコというメーカーのヘルメット。

右がロード用、左がTT用。本来はロード用にもバイザーがつくのだが、私はサングラスとメガネを兼用していて、コンタクトレンズも使用していないので取ってしまった。



カスコはドイツのメーカーで、ドイツ国内シェア40%。日本でいうOGKみたいなもので、この春から日本に入ってきた。ロード用、TT用どちらもJCFシールがある。

“とある繋がり”から、サイクルフリーダム・レーシングチーム全体にサポートしていただけるようになり、先日のJBCF群馬から使用し始めた。


第三者機関での風洞実験によると、他のドカヘル型のものよりも空気抵抗は劣るのだが、実際に使用した時の通気性は普通のヘルメット(以前までの使用はカスク・ヴァーティゴ)と変わらないように思う。内部はメッシュとスポンジではなく金網とハンモックなので、頭に水をかけた時の浸透が非常に速くて、直接水をかけているようだった。

TTメットはまだ未使用。外見上の特徴はバイザーが非常に長い事。これよりさらにバイザーの長いモデルもあり、TTメットには珍しくサイズが2種類はる。データ上の数値はトップ。昨年の室内トラック世界選手権においてTOP4人中3人がカスコだったので、密かに注目していた。




カスコに限らず、私はあまりサポートを受けることを避けてきた。良い話をいただくこともあったが、基本的に断ってきた。

それは中立性を保つというお店の経営方針の面ではなく、個人的な心構えから。


スポーツにおいて、何かしらのサポートを受けるのは、選手個人の競技力が高いからではない。あくまで企業側に宣伝広告価値を見込まれるから受けられるのだ。

自分には他人が稼いだお金をもらう価値がある…という自信があれば、積極的にサポートを探したいところだが、宣伝広告効果というのは非常にあいまいなもので、理論的に評価するのはとても難しい。私は、自分自身の評価を推測することすらおこがましい事だと思っている。




ハッキリ言って、サイクルスポーツ業界はモノをもらうのが、とても簡単だと思う。



自転車文化の根本にそういう文化があるのはわかる。

しかし、得てしてそれは、「速いからサポートをもらえる」と勘違いされてしまいやすいのではないだろうか。競技力はあくまで宣伝効果の一部でしかないことがわからないまま、モノをもらう事が当たり前になってしまう大人が増えてしまうのではないだろうか。

また、サポートを受ける以上は、企業側の宣伝広告を担う責任がある。その責任感が弱い人間は、サポートを受けるべきではない。


こういった認識が甘いと感じるスポーツサイクル業界の中で、私たちサイクルフリーダム・レーシングは正しく在ろう。



2015/4/27(Mon)
JBCF 群馬CSC DAY-1

結果/31位



昨日みたいなヌルい展開にならないのはわかっていた。でも今日は私が、前半から動かなくちゃいけないと思っていた。

勝つためには、攻めなければいけない。


動いた。

とにかく動いた。

VCフクオカが行ったら必ずチェックすること。

逃げられそうな小集団が出来たら単独ブリッジを試みる事。

VCフクオカが嫌がりそうなタイミングで自分から仕掛けること。



アタックした瞬間に集団が2~3秒追うのを躊躇してくれば、差は十分開く。20秒踏んで後ろを確認した時に、一列棒状でピッタリ張り付かれていたのを見ると萎える。差が少しでも開いていればさらに40秒頑張るのに。

でもマークされるのなんて初めからわかっている事じゃないか。なんにせよ根競べは覚悟していた。


正直、3周目で、これ9周もやるのかよ、と思った。

正直、6周目で、すこし疲れてきた。

脚もたくさん使った。頭はもっとたくさん使った。

でも今日は全部上手くいかなかった。毎回萎えた。



それでも(脚に)決定的なダメージ(乳酸)が入らないように走っていた。

それはいつでも心がけている。

もし逃げが決められなかった場合、ゴールスプリントで私自身もポイント獲りにいかなくちゃいけないから。後半は風間と佐野君が坂を引いてくれたので、坂はすごくサボることが出来た。レース全般で私と風間がまとまると恰好の的なので、それだけは避けるように脚を溜めながら、最後までしっかり集中していた。

最終盤は、危険回避もあって風間は先頭付近に。私は危険が無かった場合に勝てる位置(20番手付近)に陣取った。集団はかなりピリピリしていたから、リスクが非常に高い位置なのは知っていた。

最終コーナーで集団は3列で突っ込み、そして危険(落車)があったので、私はスプリントできず。風間も捲られて埋もれて獲れず。E1なら3列でも落車無しで曲がってくれるかな、と思っていたのだが。

転んで滑ってきた隣の人間に左足を持っていかれて、ちょっと危なかった。転ばず耐えれたのは我ながら素晴らしいバイクコントロールのおかげか、ただたんに運が良かっただけなのか。迫りくるフェンスがスローモーションのように見えた。




これじゃダメだ。

積極的に動きました、でも勝てませんでした、じゃただのバカだ。

こういうレースでしっかり勝ちきっていかないといけないはずなのに。

私たちは10回走って数回勝つだけじゃ足りないんだ。


群馬を終えて、JPTが遠い。



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