2014/10/8(Wed)
今日はヨネックスで、午前中は房総の山の中で3時間ほどの練習、午後は都内で5時間ちょっとのサイクリング、合計180㎞ほど走ってきた。メーター付いてないけど。


現時点の結論としては、ヨネックスはものすごく固い部類。

軽くて固い系バイクというのがわかれば、あとはどのくらい固いかだけわかればいいので、思いっきり踏み込んでみるのだけど、ヨネックスはなんだかどこまでも固い感じだ。



<サイズ:S>

どうせ自分の体は1つなのでサイズごとの乗り味をあまり気にする必要性は無いが、サイズごとにどれほど違うのか。

私は自分の自転車と同じようなセッティングになるようなサイズを借りた。




<ハンドル:シマノ・PLT>

重い。固い。
フレームもホイールも軽いのに、ハンドルだけやたら重くてバランスが悪い。


<ステム:デダ・ゼロ1>

本当はバイブカーボンやバイブセブンで合わせておきたいのだけど、手持ちにない。
ステムの乗り心地は素材やグレードよりも、根本的な長さで決まると思っている。
ヨネックス試乗車には130㎜を付けて乗ったけど...固いと感じた。


ハンドルはアルミだけど、そんなに荷重がかかる場所ではないので、カーボンハンドルに替えたとして、どれほど効果があるかは疑問だ。

ステムも長いものを使っているけど、手にはけっこうビリビリ来る。





<シートピラー:バイブカーボン>

径は27.2mm、出しろはシートクランプから22cmくらい。
シートピラーに関しても、径や素材よりも突き出し量の方が乗り心地に対する貢献度は高いと思っている。


<サドル:セライタリアSLR-TT>

そんなにパッド量があるサドルではないが、ベースは結構たわんでくれる方。

この組み合わせでも、ヨネックスは路面の荒れをしっかりとケツに伝えてくれる。ちなみにレーパンはウェーブワンで、パッドはノーマル。そんなにヘタってない。




<クランク:デュラエース(FC-9000)>

そもそもこのクランクをつけているだけで、振動吸収性は微塵も望めないと思う。




<ホイール:コスミックカーボンアルティメイト>

アルティメイトはかなり固いホイール。乗り心地もそんなに良い方ではない。

事前にヨネックスはしなると聞いていたけれど、コスミックを付けると全くと言っていいほど、しならない。

ヨネックスの試乗車には、すべてのサイズにデュラエース、WH9000-C24-CLが付いていた。デュラエースのアルミクリンチャーは柔らかくて有名だけど、それってつまりヨネックスがしなっていたのではなく、単にホイールがヨレていただけなのでは?と。

※WH9000-C24-CLがダメなホイールというわけではない。誤解の無いよう。



<タイヤ:ヴェロフレックス・アーレンベルグ(25C)>

空気圧は練習の時が9.5Bar、サイクリングの時に若干落として9.0bar程度にて。
タイヤの沈み込み量としては、22Cの7.8Barと25Cの9.5Barが大体同じくらいだと思っている。

体重は69kg前後。今日のロングライドでは低圧の25Cにかなり助けられたと思う。



結局組み合わせとしては...

ハンドル → 固い
ステム → かなりやわらかい
シートピラー → やわらかい
サドル → やわらかい
クランク → すべてを無に帰すほど固い
ホイール → 固い
タイヤ → かなり柔らかい

自転車全体  → すごく固い


という結果に。


ステムやシートピラーの突き出し量は、自転車全体の乗り心地に大きく左右するものだけど、130㎜ステムとピラー22cmの突き出し量をもってしても、ヨネックスに柔らかさは微塵も感じられない。

もちろんハイエンドロードバイクというだけで乗り心地など二の次三の次ではあるし、パリ~ルーベ走るわけでもないのだから、一向に構わないのだけど。



それにしても、平地での速さもスプリントでの強さもヒルクライムでのキレも、レースで使ったらすごくレベルが高そうに思える。単純な性能は抜群にあるんだろうなと強く感じる。

このあたりの対人戦で問われる要素は、自分独りで走っていてもわかるものではないけど、“出力を速度に変換する能力”はすごく高いと思う。その代償としてこの乗り心地の悪さがあるとしても、ヨネックスは十分受け入れられるフレームだと思う。

そもそもヒルクライムだと、乗り心地自体が関係ないしね。

いいな~、ヨネいいな~。



全然関係ないけど、ヨネックスのフレームは、メカニック(レース現場)に対する配慮が全然感じられない。

たとえばルックの695エアロライトのブレーキのセッティングや、795のアウターケーシングのとり回しなんかは、ああ見えて結構ちゃんと作りやすく、組み直ししやすいように設計されている。

ヨネックスは単純なフレームの割には、作りにくいし組みにくい。



※※※※※※※※※


さらに関係ない話。

先の日記に書いた25Cのタイヤの話で、うちのレーシングチームメンバーから。

「タイヤのグリップの6割くらいしか使えない人にとっては、単純なグリップ力に任せて25C履いた方が速いんスよ」

とのご意見。私がグリップを使いきってるとは思わないけど、それはその通りだと思う。

聞いた限りのヨーロッパのトッププロと、体験した日本の実業団のE1レベルだと、集団が活性化した時の差はおよそ15km/hくらいになる。

つまりヨーロッパのトッププロは速さを求めて25Cを使い、日本のサイクリング派の人はグリップの安定感を求めて25Cを使い、どちらも中途半端な私は22Cを使うのだ。




2014/10/6(Mon)
今日は大変だった。

なんだか一日中洗車してた。

脚がパンパンだ。


台風は...雨漏りした。

銀行も郵便局も行けなかった。


2014/10/4(Sat)
ヨネックス・カーボネックスです。


見た目がまさにテニスラケットですが、開発陣がものすごく強気な発言をしていましたし、日本選手権やJBCFでも多々見かけるようになっているので、ず~っと前から興味がありました。

軽さと固さは自転車においては本当に大事な要素ですし、日本企業かつカーボン系他業界であるグラファイトデザインがかなりレベルの高いフレームを作れるとあらば、ヨネックスにもどんなだか興味が湧くというものです。

店長選手権で営業担当さんが来ていた事で、関係を持つことが出来ました。



同会場でチョビットだけ乗らせてもらっただけですが、その場でお店で扱わせてもらうのは即決しました。

正直あの一瞬で、私の695より速いかな~って思っちゃったりして、ちょっと悔しかったりします。

695より速い自転車って数車種くらいしか思いつかないのですけどね...。





軽くて固い系なのは間違いないです。

あとはどの程度まで固いのか、やわらかくしてあるとしたらどの辺なのかだけ掴めればOKです。


試乗車はデュラエースのC24-CLが付いていたので、マビックのコスミックアルティメイトに、クランクをアルテグラからデュラエースに、それぞれ変更しました。

特にC24CLは、付いていると何が柔らかいのかわからなくなっちゃうので、出来る限りフレームに見合うレベルのパーツを用意しました。必要ならハンドルもステムも変えますし、なんならカンパのBBカップ買ってワイヤー組み直しても良いと思っています。


何やっても良いとお墨付きを頂きました。3週間借りていったん戻し、サイクルモードが終わったあとに再度貸してもらう予定です。



2014/10/2(Thu)
昨日はルックの展示会でした。来年使う自転車が完全新型になるということで、サイズを決定させるために、ちょっと遅い時間帯に赴き、試乗等をさせてもらいました。

ジオメトリーを見るかぎりではSでもMでも構わないのですが、エアロロードはサイズによって乗り味がガラッと変わってしまうのが常なので、どちらが手持ちの695に近いかを試せればと思っていました。

来年は795と695を併用していくのは間違いないと思うので、695と比べて乗り味に差が出すぎないのであればシルエット的にどちらがかっこよくなるか等も、ひととおりイメージできればなと考えていました。

内部構造等は予想していた形とほとんど違わず。組立は脳内で何度も行っているので、手元にとどくのが待ち遠しい限りです。



さて、25Cのタイヤについて、少しまとめておこうと思います。


25Cタイヤのメリットは...

(A)路面抵抗が低く巡航時が速い。
(B)グリップが高くコーナーが速い。
(C)ダウンヒルが安定する。
(D)乗り心地が良くなる


デメリットは...

(い)パワーが必要
(ろ)バイクの動きにもっさり感が出る

といった部分だと思います。
結論としては22Cに戻りました。以下その理由をば。



(A)に関して

平地において、22Cと25Cで明確に25Cが優れていると感じるのは、およそ54km/hを過ぎてから。控えめに言っても52km/h程度から。ただし、22Cでは出せない速度が25Cで出せるようになる、という事はありませんでした。

私が54km/hを単独で出せる時間は非常に短いものです。
またもし1~2%の下り勾配で54km/hを維持できるとして、レースにおいては54km/hで引き続けなければいけない状況はありません。
また、人の後ろに付いて出す54km/hには、22Cでも25Cでも差が出ません。

アマチュアレースには関係ありませんが、誰かのアシストとして平坦で逃げを吸収するときに、目いっぱい速度を上げる必要がある時は、かなり有効になる...はず。




(B)に関して
明確に25Cの方が勝ち。
しかし、前の人が22Cを走っていれば、それと同様のラインを描かなければならず、単独でなければあまり意味をなさない。


(C)に関して

高速のダウンヒルに関して、理論上グリップが優れている25Cの方が速く下れるはずだが、実際にはそうではなかった。
その最たる理由としては、目と脳が追いつかないため、出せる速度は上がらない事にある。

例えば22Cで75km/hで下れるコーナーが、25Cを使えば理論上76km/hで下れるようになるとしても、目と脳による路面状況の把握が追いつかなかったり、恐怖心が先に出てきてしまったりするため、結局出せるスピードは75km/hのまま、という結論に至る。

ダウンヒル能力はタイヤのグリップだけで決まっているわけではなという事。安定感だけ見れば25Cの方がはるかに高いのだけど、だからといって速く下れるようになるわけではない。


(D)に関して

乗り心地の優先順位は低い。
私が走る路面は、25Cが必要になるほど荒れてない。

手持ちのポンプでは、22Cだと平均13回ポンピング、25Cだと平均22回のポンピング。
容量は約170%増でした。

22C → 7.8bar ポンピング13回
25C → 9.5bar ポンピング22回


(い)に関して

各メーカーの23Cと25Cの重量差は平均60g。ロードバイクの重量配分において、もっとも重要視すべきリム外周部が60g、前後あわせて120g重くなるのはかなり負担。

ペース走だけならまだしも、加減速を繰り返すレースシーンとあらば、私にはその120gに耐えられる脚力が無いと感じた。



(ろ)に関して

アタックにキレがなくても決まるのは、低いレベルでしか通用しない。
私はアタックをした後に54km/hで巡航できるレベルではないので、22Cの方が武器になる。



<総括>

結局のところ、考えられるメリットは不要なものと活用不可のものであり、デメリットはレースシーンで重要な局面でマイナスになる部分であるため、25Cの良いところはあるものの、22Cを使用することになった。

逆に他人のペースに寄らないロングライドなどでは、乗り心地の良さ、グリップの高さと安定感は22Cでは得られないものなので、25Cはかなり有用だと思う。


<結論>

ロングライド ⇒ 25C
レース ⇒ 22C


2014/9/28(Sun)
【E1:JBCF第28戦 南魚沼ロード 2014年9月28日】

結果 9位

優勝を目指して走りましたが、残念な結果となりました。


コースは1周12㎞。2㎞登り→8㎞平地→2㎞下りというレイアウト。

登り区間は2㎞で8%。最大瞬間勾配はゴールの最直前の50mで12%ほど。
(ガーミンだと16%とか出る)

E1では4周回したあと序盤2㎞の登り区間を足して、12㎞×4周+2㎞の頂上ゴール。


今日はレース解説に栗村さんが来ていて「ヒルクライマーに有利なコースです」と言っていましたが、体重70㎏のデカブツも頑張ります。私が勝つことで店長選手権のレベルの高さを立証できると考えていたので、モチベーション高くスタートすることが出来ました。



<1周目>

朝が寒くて試走はしませんでしたが、いつもの通りの最後尾スタート...のつもりが、ガンとして私に最後尾を譲らない選手が1名いたので、ブービー位置でのスタートでした。

とはいえパレードラン開けからいきなり坂が来るのでブービーにいる時間は短くて、1周目の登り終わりでは3~5番目通過。あとからビデオで確認すると2人の選手が5m弱飛び出していて、あとは私含め3人ほどで並列状態でした。



<2周目>

5~8番手あたりで坂通過。

5周回のうちの1~3周回目なんて在って無いようなもの。数名が逃げていたけど、集団は美しいダム景色を見ながらのんびりと。E1はガツガツしてなくてよい。多少車間を空けていても、“大丈夫、私ちゃんと繋ぐから無理に割り込まないで”的な手信号を出すと信頼してもらえて、コーナーで無理に突っ込まれるような事も少ない。


<3周目>

なぜか登り区間を私が引く事になってしまいましたが、ゆっくりゆっくり、力を蓄えながら。

5分の4ほど引いたところで、西園選手(チャンピオンシステム)がアタック。2名ほどがついて行きましたが、そこまで強いアタックではなかった...というか明らかに様子見なのが見ていてわかるので、私はそのままテンポ走を続け4番手でクリア。以後頂上についても50mほども距離が離れず、3~4㎞ほどで吸収。

先頭でローテをしているとダウンヒル前の区間で2名にアタックされました。これはあまり勢いのあるアタックではなかったのでどうしようか迷ったけれど、次の坂で混沌とするのが嫌だったので捕まえることに。20秒ほど強く踏み、ダウンヒルを終えた時点で吸収。



<4周目>

ダウンヒルを先頭で終えたことで、再び登りも先頭に。あまりクライマー上位陣相手に引きたくはないんだけどどうも...まだ始まったばかりだけどすでに終盤なので、前周回より若干強めに引く。

5分の4ほどに到達した時点で、またもや西園さんにアタックされる。完全に前の周回のデジャブでしたが、アタックは前の周よりも強め。私が反応しなかったのも一緒。登り終わった後しばらくしてからの確認でしたが、この動きで集団が20人程度に絞られていました。

20秒差がついているけれど、正直捕まるだろうと見ていました。本気で捕まえに行こうとすれば、おそらく私一人でも捕まえられる差だと思えていたので、集団に任せることにしましたが、意外にもコース半周した後も捕まらず、差は20秒のまま。

ローテーションにはフリーダムから佐野君が入ってくれているので、私は引かずに最後の上り坂まで完全に温存させておきたかったんですが、捕まらないと判断した後は自ら追いかけに入りました。


※※※※※※

後から精査してみると、この判断はもっと早くてしかるべきだったと思います。少しボケっとしてました。

このレースでは基本的にクライマー系が強いので、このコースで先頭付近にいられる人にとっては平坦からダウンヒルにかけてが苦しい区間だと気づいていれば、もう少し早くから逃げ吸収を手伝う必要があると気づけたはずです。また、なぜ毎周のように私が登り坂を引く事になってしまっているのかを疑問に思うことが出来ていれば、ダウンヒルの後すぐに登りが待っているコースレイアウトにもう少しうまく対処し、常に後手に回ってしまうレース展開を回避できたと思います。

ただ、坂で無理し過ぎなかったのだけは良かったと思います。


※※※※※※


<最後の5回目の坂>

登りに差し掛かった時には完全にメイン集団の先頭。50mほど先に逃げ集団4名が見えているし、坂に入るまでは実際に差も徐々に詰まっていったのですが、残念ながら捕まえることはできず。

4回目に坂を引いていた時に、麓から引いていた割には頂上までにアタック時以外でポジションを下げることが無かったので、たとえ次の周も麓から全部引く事になったとしても、そう大きく順位を下げることにはならないだろうと考えられたので、強気に踏んでいくことが出来ました。

坂の麓からテンポで、3回引いたうちでは最も強く踏みましたが後続の数名を引き剥がすことはできず、宇田川選手(ブラウ・ブリッツェン)をはじめ、浅尾選手(ボンシャンス)、佐野君(フリーダム)、原選手(竹芝レーシング)に抜かれて、最終的に9位に終わりました。





<総括・反省点>


逃げ集団にいた西園さんや田崎さん(麒麟山レーシング・2014年乗鞍5位)が前にいる状態では、まず捕まえることはできないので、5回目の最後の坂に入る手前できっちりと捕まえきっておき、私はそこからカウンターで出るであろうクライマー達に引っ張ってもらいながら、最後スプリントで刺すというのが最終周のシナリオでした。

結果的には最後の坂の前までに捕まえられずに自ら出しゃばった結果、私が坂に先頭で侵入してしまって逆にクライマー達を引っ張ってしまうという、思惑とは真逆の展開になってしまいました。

ただそれは展開のアヤというか、多少仕方ない部分だったと思います。

私はラスト50mで3名に立て続けに抜かれるのですが、ラスト100mくらいから、10mほど後ろにいる佐野君達に対して、“このまま6位で終わってくれ~”とずっと祈っていました。



<その他>

今回のレースは距離が短く、若干のもの足りなさを感じました。JPTが10周ならE1は8周くらいしてもいいんじゃないかな、とも思ったり。

E1上位陣の選手達がいずれJPTで走ることを考えれば、序盤からいきなり終盤になって5周で終わりというのはかなり短くて、中盤戦でのじっくりした脚の削り合いみたいな事を、E1でもやりたいというのが本音です。

しかし、10回登りたいかと言えば8周くらい...と言うあたり、私の登りへの自信の無さが露呈しています。



<その他②>

先の店長選手権でも一緒に戦った、新潟のサイクルワークスFin'sの遠藤店長がE3で優勝されていました。おめでとうございます。

店長選手権でも集団前方を維持しておられましたし、今回も「すぐにE1に行くから!」という力強いお言葉をいただき、刺激をもらいました。一緒に自転車界を盛り上げていければ嬉しいです。


2014/9/26(Fri)
こんにちわ。元最速店長のイワサです。

昨日行われた「全日本最速店長選手権2014」をもって、私は“普通の”店長に戻ってしまいました。

まずは、昨日のレースを主催していただいたサイスポの皆さん、機材提供のシマノさんとレックマウントさん、参加した店長各々名と応援に来ていただいた方たち、フリーダムの応援団と...ワタシ。お疲れ様でした。

本当に楽しいイベントでした。



レース動向の詳細はサイスポの編集部の人たちに任せるとして、私のことを少し。

私自身はタイトル防衛ならずという残念な結果に終わりましたが、現在の心情としては、満足できています。やりたい事は全てやりきったのではと思っています。

あとから精査してみると1つだけ反省点があったのですが、結果的に勝てなかったのは実力不足以外の何物でもなく、あと7~8周ほども逃げ続けられたら、もっともっと面白い展開になっていったのでは思うと、来年は今の倍以上強くならなければいけないと感じています。



レースの展開としては、1~2週程度の細かいアタック合戦が起きた後の9周目あたりで5名の逃げ集団が容認されます。それが10周弱で崩壊し、残り30周回ほどから単独での逃げになりました。

ある程度周回数を稼いでもらった後に逃げに崩壊してもらう事自体は予定通りでしたが、崩壊するまでの予定周回数が予想よりも早く、また集団は自分が1時間持つペースよりかなり速かったので、逃げている間は本当に恐怖でしかありません。

45秒までしか広がらなかったギャップに対して、どこかでペースを落としてくれ、あと1km/h遅く走らせてくれ、差が1分まで開けば集団も追うのをためらうはず...なんとかそこまで、せめて残り10周まで45秒のままでいてくれ、そんなことを祈りながら、上がり続ける体温と戦っていました。結局私が独りで逃げていられたのは40分ほど。集団の中にいれば一瞬で過ぎる時間も、1人で走っていると途方もなく長い時間でした。



私が活躍できたのはここまでです。他の店長達の思惑はわかりませんが、複数の店長さんが車載ビデオを付けて走っていたので、後はサイスポ編集部が面白い動画にしてくれると思います。




今回は森幸春さんの訃報があり、私は事前に「森さんが走った最後のレースで勝ったのがテンチョーなんだよ」と言われ、事後に大石さんが今回のレースですごく勝ちたがっていたのを知りました。私はゴールの瞬間を見ることはできませんでしたが、大石さんがあんなにもがいている姿を初めて見ました。今回はなんとなく大石さんが勝ってよかったなと思えましたし、私自身思うことが多いレースでした。


来年また出直します。

負け惜しみではありませんが、これでも去年よりだいぶ速くなってるんですよ!一昨年より去年、去年より今年と、ちゃんと強くなっています。来年はもっともっと速くなって、また最速店長の座を取り戻したいと思います。

それまではまた「世代交代」です。





2014/9/24(Wed)
そういえば、おととい695を組み替えた時、レース直前に違うバイクになったけどダイジョブかな、とか書きましたが、まったく大丈夫でしたね。

今までのはきっとターマックにルックって書いたヤツだったんでしょうね。あんな固いの乗ってられないよ!ってな感じで素晴らしい感触になりました。


考えてみれば、数年間を共にしたバイクに半年ぶりに戻っただけなので、本当に695に乗ってる感があって、本当に本当に乗り慣れた感じがしました。

私は各フレームのことそこまで詳しくないんですが、こと695だけに関してはブラインドテストされてもクランク2回転以内でわかる自信があります。もしかしたら年度やサイズの違いまで分かるかもしれませんね~



なんか走ってる間にもう感極まっちゃって、涙まで出そうになっちゃったりして。

私はプライベートでは友達関係にはロードバイクのショップをやってることは一切言っていなくて、地元では「岩佐死亡説」まであったらしいんですが、雑誌を介して地元の友達が僕を発見して、店まで遊びに来てくれて再会するということがあったんですが、なんとそれに近いことを695に対して感じてしまいました。

たかだかチャリンコと親友が一緒というね、、、



前のバイクがユキという名前でしたので、今回のバイクはユキ2号です。

来年は795と695を併用していくことになり、新型カンパニョーロで組まれる795の実戦投入も楽しみにしてはいるのですが、しばらくは1台体制で戦っていきます。



2014/9/22(Mon)
諸事情あり、フレームがルック・695エアロライトから695ライトに、

コンポがスーパーレコードEPSからスーパーレコードRSに、それぞれ変更されました。


レース2日前ですが...まぁ何とかなるでしょう。

というか、これで何とかならなかったら、元のバイクでも何ともならなかったと言ってよいでしょうし。


ついでに、かねてからやりたかったサドル1㎜下げを実行、767㎜から766㎜に。


【小ネタ】

695エアロライトの末期は、スーパーレコードのチェーンリングがスーパーレコードRS用のSC-14モデルに、フロントディレイラーがスーパーレコードEPSではなくレコードEPSになっていました。





2014/9/20(Sat)
経済産業大臣旗杯

結果 E1:?位

4時起き、6時50分成田発広島行き、8時30分着。
飛行機は嫌い。動いてないのに酔いそうだ。
広島着いて盛大に乗り物酔い。


広島空港を取り囲むように在る広島森林公園の1周12kmのCSCコース。ジェットコースターみたいにダラダラ登ってダァーッと下る周回コースを7周。1周20分弱で2時間半くらいになるレース。

レース前にミーティングをしようとか言っていたのに、せず。結局いつも通り「お互いの邪魔はしない事」で終わり。



1周目、試走なし走行経験なしのコースだったけど先頭で。

道を覚えるのは先頭が良い。コースマップを聞く限りダウンヒルはテクニカルで、ブラインドがかなり多いとのこと。いつもは最後尾が定位置だけど、今回は最初から先頭で走ると決めていた。



2周目。ホームストレートの上り頂上で少し踏み込むと後ろと少し間が空いたので、そのまま行くことにした。

その後3人で抜け出すも脚が合わずに即崩壊。上りも下りも引けないなら集団戻った方がいいよ、まだ2周目だよ、と相手に促し、独り逃げ。その実カメラを独り占め。15秒差のまま4分の3周ほど逃げた後、ホームストレート裏手の三段坂の2段目で吸収される。吸収後は入れ替わりでチームメートの風間がカウンターアタック。さらにホームストレート手前の坂で佐野君が風間にジャンプ。フリーダムの2人逃げに。



3周目。ホームストレート序盤でボンシャンス飯田、リマサンズ、ホンダレーシングの3名が風間と佐野に向けてジャンプし、先頭は5人に。さらにホームストレートの頂上で店長が踏み込みジャンプアタックに挑戦。ブラインドコーナーばかりで前が見えないため途中で、ヤベぇムリかも...と思ったけど、ダウンヒルダウンヒル区間終了後の登り返しの入り口で追いつき、なんとかジャンプ成功。

6人逃げの内、フリーダムが3人という状況にちょっと興奮する。 差は30秒まで広がったものの、またも三段坂の2段目で吸収される。前の周回で僕が捕まったところと一緒なので、このコースの捕まりどころなのかな。



4周目。3周連続でホームストレートの登り頂上手前から踏み込み独り逃げを試みるも、これは短時間で失敗。その後カウンターで5名発射されたので再度反応する。今日はなんだか調子が良く、ガンガンいける。

20秒差がついたところの登り地点で風間が“来ちゃった♪”って感じで合流。その後、「店長下がっていいよ。ホンダレーシングも竹芝レーシングも主要メンバーが入ってないから、この逃げは捕まえるはず」との事。秒差などを考えながら中途半端な動きをした後、集団まで戻る。


5~6周目。集団先頭付近でウロウロするもこれが良くなかった。この日は登り頂上付近での踏み込み後のダウンヒルで自分のペースで下って休みながら、登りを若干強めのテンポ走行を繰り返していたので、唯一の休みどころだったダウンヒルで集団内のストップ&ゴーに付き合った結果、一気に脚が終わってしまった。

以後ゴールまでお通夜状態。あとはチームメートの逃げ切りを願うのみ。



7周目。事切れる。脚ピクピク。幾度となく中切れの原因になりかける。最後は佐藤さんに引いてもらいながら、少しでも良い順位が獲れるよう...あの時佐藤さんが引いてくれて本当に助かった。

風間はほぼ逃げ切るも、最終コーナーで単独落車。フリーダムはあれだけ動いて入賞無し。


【総括】

色々考えた結果、まぁ、しょうがないんじゃないかな、と。

結果は出せなかったけど、自分の力はきっちり出しきった。

序盤動いて終盤も動いて着順まで獲るのは、まだちょっとムリだ。


結局のところ、勝つには序盤おとなしくしておいて最後の坂だけ超頑張れば勝てるんじゃない?...的な“ミーティング”もあったけど、それもつまらないしね。




【お礼】

応援してくれた方たちへ、遠いところまでありがとうございました。

次また頑張ります。


2014/9/18(Thu)
ちょっと作ってみた。

595や586のモンドリアンにはこっちの方が似合うのでは、と。


2014/9/18(Thu)
サイスポの懇親会に行ってきました。

立場上どうしても店長選手権の話が多くなり、頑張ってください、連覇してくださいという言葉をたくさんいただいてきました。

本音であっても社交辞令であっても、少なからず誰かに期待をされるというのは、限られた人にしか与えられないものだと思えば、そこは素直にありがとうございますと答え、頑張って期待に応えていくべきものだと思います。また、勝つという事は連続させることで価値を何倍にもすることが出来るので、自分自身の成長のためにも勝ちたいと思います。



今年の店長選手権は、ポイントレースからロードレースになりました。

実際にはレースが始まってみないとわかりませんが、正直に言って多少気が楽になった気がします。チェックしなければいけない項目が減り、多少自由に動ける余地が増えるのが見込めるからです。

そのかわり、勝ち方が求められているのだと思います。ほぼフラットのコースで2時間に満たない短いレースになるので、やろうと思えば自分からアクションを起こさず誰かの後ろでおとなしくしながら終盤だけ頑張ろうとすれば、最終スプリントの力関係的に、かなり安定した勝率を残すことが出来るのではと思います。

もちろん、そういうのは誰からも求められていないのは理解していますし、自分自身でも望んでいないのもわかっています。今年の私にはレースを作る義務があるでしょうし、予想される展開の中で最もリスクを冒した選手になることを望まれているのだと感じています。勝つ前にやるべき事があり、その上で勝てるかどうかはわかりません。


また、サイクルスポーツ主催で本誌記事になるという事で、より読者が楽しめるような記事内容にしなければいけないと思っています。勝負としてはだいぶ邪な事になりますが、主催者側の事情を挟み、自分は読者を楽しませるための材料にすぎないと考えるようになりました。自分の事だけで精いっぱいだった私が、こういった考えにまで及ぶようになったのは、1年間で少し成長した証拠であると捉えています。



勝ち方にこだわった結果、勝ちそのものを逃す、というのは本当にかっこ悪い事ですね。私はフリーダムのお客さん達からは現実的な結果が一番望まれているのもちゃんとわかっていますし、もちろん私自身勝ちたいと思っています。ただ、昨年はこういったやり取りの中で、もっと直接的な「勝ちます」という言葉を使って自分にプレッシャーをかけていましたが、少し立場も変わり、昨年とは違う言葉で自身にプレッシャーをかけるようになりました。実際に内容も結果も両立させると宣言することは、単純に勝ちますと言うより、はるかに怖いものでした。



それでも最近はレースに対して、少し落ち着いて臨めるようになりました。

昔は自分の力がどの程度なのかわからず、本当にただなんとなくレースをしていましたが、1年間レースに身を置いてきて、自分が具体的に誰以上誰未満なのかがわかってきました。そのおかげで、走っている人を見て、誰がどの程度の事まで出来てどの程度の事から出来なくなるのかを把握できるようになり、どの程度の人をどの程度攻撃すれば倒せるのか、どの程度の人にどの程度攻撃されたら負けちゃうのかという事を、少しはっきり掴めるようになった気がします。

もちろん実際にどう事が運ぶかは、当日始まってみないとわかりません。ちゃんと周りを楽しませて、自分もしっかり楽しんで、その上できっちり結果も手に入れて、その日一日が幸せに終えられるよう願うばかりです。

負けるまでは、高望みしすぎだと言わないようにお願いします。負けたら散々ののしって下さい。


2014/9/17(Wed)
今日はサイスポの懇親会。久しぶりに電車に乗った。年4〜5回のうちの1回。いつも久しぶりになるから、いつも1番前に乗っちゃう。他意はない。

午前中の予定が思ったより早く終わってしまったので、ちょっとはやく現地に行って買い物しようと思う。ずっと何か買い物したかったんだけど欲しい物も特になく、でも高校生の頃から使い続けていたキャリーバッグの取ってが壊れてしまったので、それを買おう♪

最近身の回りの物で、当時から使い続けている物がたて続けに壊れ始めている。このあいだ28歳になったので、高校入学から13年が経つことになるけど、そういう時期なのかな。


タイヤの話。

最近は25C幅のタイヤが流行っていて、僕もずっと試し続けている。

主にボーラ50、ボーラ35、コスミックアルティメイトの3本で、22Cと25Cをとっかえひっかえしながら3ヶ月ほど経つが、今だに答えが出ない。

手放しで25Cを褒められず、22Cの良いところが捨てられない。大きな問題としては、僕の脚力だと25Cを使いきれない、あるいは発揮させてやれるシチュエーションが乏しい、別に22Cでも速度は変わらない、といったところ。

来週はJBCFが2回と店長選手権があるけど、今まで通り22Cを選択するのが濃厚。25Cを使い始めた時は、25Cのまま走り続ける確率が65%...とか言っていたけど、今は30%くらいに感じている。ツールドおきなわ前までの、どこか適当なエンデューロ等で、試験的に実践投入させてみようと思っている次第。

22Cの良いところははっきりしている。コーナーやダウンヒルで安定するという理由だけで、ズルズルと25Cを選択し続けてしまう事だけは避けたいものだ。


2014/9/17(Wed)
まだ9月の2週間目までしか終わっていないにもかかわらず、かなりのメーカーの展示会が終わっています。ここ数年どんどん展示会が早まっています。最近の仕事は、展示会が終わった後の契約条件の把握から発注までの精査作業が、主な作業になっています。

しばらく日記を更新しない間に、ウチのビアンキ君のBBがセラミック化しました。さらにチェーンリングがユメヤになり、カセットスプロケットがデュラエースになり、ワイヤーがポリマーコートに、バーテープがリザードスキンになりました。削れ切ったギア版も組み直しで出てきたワイヤーも、基本的に全てお客さん達が置いていった中古の寄せ集めですが、ママチャリに組み込む分には十分すぎるくらいです。こういうのを作っているとなんだか学生時代を思い出します。




最近はアンカーのRT9について良く聞かれます。

Q.アンカーさんはTTバイク作らないの?
A.今作ってます

というやり取りを3年くらい続けて、とうとう出てきました。


どうですか?と言われても、乗ったことないからわからないとしか答えられないのですが、外から見えるところから推測していくと、「実はあのくらいが現実的に速い。」と言えるのではないでしょうか。

第三者機関が各TTバイクを風洞実験した結果、サーベロのP5が速いという記事を見たことがあります。その他TOP5のフレームも、軒並みチューブが太く、ボリュームがあればあるほど空力効果が高いという事がわかっています。

しかし空力を良くするために薄くしていくと、剛性を保つためにチューブを分厚くしなければいけなくなるため、表面積の大きさも相まって、どんどん重くなっていきます。2010年までのTTバイクは…良く言えばトラクション重視ですが…重くて柔らかいものでした。僕が使っているルックの596が典型的な例です。


それが最新マシンになって、軽さと固さを重視し始めました。ステム一体型になったTTバイクを「最新型のTTバイク」としてくくったときに、それらの共通した特徴として、軽くて固い、という性質があります。現在のTTバイクの基礎を作ったのはスコットのプラズマ、現在の流行を決定づけたのはSワークス・シブだと思います。

さらに最新中の最新のTTバイクになると、極限まで分厚くしたダウンチューブとシートチューブのボリュームはそのままに、フロントフォークとバック三角を極力薄く小さくすることで軽さを稼ぎ、重量を削る工夫が見受けられます。あるいはダウンチューブすら補足し始めています。

重くていいから空力重視のバカ太いボリュームのあるTTバイクの波はいったん収まり、2012年後期頃のからのTTフレームは軽量さも考慮してパイプボリュームを妥協したフレームになってきたという事です。

※横風などの影響で踏めなくなることを考えると、そんなにエアロ形状にしなくても最終的に出てくる速度は一緒なんじゃない?的な考えもあるとも思います。



アンカーのTTバイクは明らかに軽そうですよね。軽くて固いという事はスタートやコーナーの立ち上がりでアドバンテージがあるという事であり、全体的に距離が短かったり、脚を止めてブレーキをかけないと曲がれないコースが多い日本のTTレースにおいては、活躍の機会が見込めそうです。

さらにぶっちゃけて言えば、アンカーのRT9はSワークス・シブの丸パクリですよね。そしてブレーキのところだけダイレクトマウントにしたような感じです。元ネタがしっかりしていますし、もともとポジションマニアがあつまるアンカーの人たちが作ったわけですから、パクリ先のRT9がそうそう変になるとは思えません。

25Cのタイヤも、幅広リムも、内蔵バッテリーも使えますし、すべてシマノで統一されているのも、手堅いものです。


TTバイクの製造過程で仮定された条件をどれだけ満たせるのかを天秤にかければ、アンカーに分があるのではと思ってしまいます。この“製造過程で仮定されている条件を満たせるのか”というのが大事な部分だったりします。


2014/9/9(Tue)
臨時休業をした今日の展示会のメインはアンカー。これから2か月ほどは、水曜日前後にフレームメーカーの展示会が続いていく。



『自分のところのフレームメーカー最高!』

と言わんばかりの盲目的かつ宗教めいた展示会が多い中で、アンカーにはそういったところがほとんど無い。

トッププロの意見を反映させて作ったはずのフレームをわざわざ作り直し、「この自転車はいったい誰が使うのか?」と言う部分を一から洗いなおす。インプレライターが決して口にしない、機材性能は乗り手に依存するという本音を、開発レベルまで回帰させ、さらに販売にまで繁栄させている、おそらく唯一のメーカーだと思う。


ここ数年、客観的に見て、最近の店頭での人気メーカーはスペシャライズド、トレック、ピナレロの3社だと思う。ツールでの活躍度、人気選手の囲い込み、小売店でのイメージ戦略など、ビジネスライクな戦略も非常に上手だと思う。そしてこの3社に恨みは無いが、これらをやっつけるメーカーは、ジャイアントでもビアンキでもなく、アンカーであってほしい。

私がアンカーを推す理由としては、クランクとホイールがちゃんとまっすぐ付く(=まっすぐ走る)とか、ヘッドベアリングが綺麗にカップに収まるとか、自転車を組みたてる上での根本的なフレームの精度やメーカーとしての個体差の少なさなど、作り手側から見た“微々たる理由”があるものの、その気持ちのほとんどが愛国心によるものだと思う。



もちろんアンカーの考えを全面的に評価するわけではない。なぜならアマチュアは“プロごっこ”がしたいという面が少なくないからだ。絶対に乗りこなせないものを所有したいという事が、趣味として十分に成り立っている。

とにかく飛び切りの性能を持っているバイクに乗って、その機敏さ、反応性、じゃじゃ馬感を堪能することもまた、ロードバイクで最高に楽しい瞬間の1つだと思う。扱うとか乗りこなすという次元ではなく、ただ単純に欲しいという一点でのみ購入に至る。

そういう点では、パリ~ルーベのために開発されたバイクを日本の路面に持ち出して、乗り心地がいいハイエンドバイクと謳い、エンデュランスロードという言葉を用いて販売することの方が本質を捉えていないし、扱うのに苦労しないアンカーは面白みがないかもしれない。



私はことフレームに関して、どんなメーカーも薦めない。買い手が感じる見た目やブランドヒストリーは、その性能やジオメトリーよりも優先して良いと考えているからだ。それでも、もしそういった要素に迷った人には、アンカーを弱く推している。

重ねて言うが、日本のロードバイクの販売の仕方は、非常に盲目的で宗教めいていて気持ち悪い。いったいどれほど他社の製品と比較して自社の製品を賛美しているのか、甚だ怪しい。そしてそういった宗教的要素が一切欠けているアンカーを、私の店のもっとも目立つ場所においておきたい。



明日はメリダの展示会。場所は神奈川県の葉山町。

熟考した結果、今年はクルマで行くことにした。昨年は火曜~水曜だったので自転車で行ったが、今年は水曜~木曜。そして木曜日は13時からお店がある。葉山町から峠を2つ登って横浜と都内を抜けて、13時までに帰ってくるのが物理的に無理っぽい。一瞬、短縮営業にしようかな~とか思っちゃったけど、そもそも私が展示会に自転車で行くこと自体が単なるワガママなので…展示会に自転車で行かない事はなんだか何かに負けた気分になるが…クルマの力を借りることにした。

メリダは好きなメーカーの1つ。いつぞやのインタビューで、もし店長がルック以外に乗るとしたらどこのメーカーですか?”と聞かれた時に、メリダを挙げたことがある。組み立てる側としても、メリダなら比較的安心して売ることが出来る。店長として店頭で薦める事はしないが、好きなメーカーの展示会は個人として楽しみだ。




2014/9/8(Mon)
JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ


5/71位



試走は3周。それぞれIo、CXR80、CXR60の3つを1周ずつ。

朝の試走の時点では雨も風もかなり強く、直角コーナーでの扱いやすさを優先してCXR60を選択していた。

レース直前にCXR80に変更したが、理由としては、優勝候補の選手たちがこぞって80㎜を選択し始めたから。少なくとも私も同様に80㎜ディープを選択しても、私だけが風によって踏めなくなるというケースが無くなったからだ。



タイヤは前後ともにコンペティション。

前が22Cで8.2bar、後ろが25Cで11bar。
※前が22Cなのは25Cが入らないため。

ウェットコンディションなので、フロントの空気圧は普段と一緒。

後ろは普段の10barから1気圧上げて11barに。


DHバーが取れちゃった5月以来の久々のTTレースという事で、とにかく前半抑えて後半に垂れない事、最後まで踏み抜く力を温存しておくようにということだけを注意。あとは感覚の流れに委ねて走ろう、と。

正直ここまで走れなくなっていたとは思っていなかった。

残念とか情けないという言葉を通り越して、もはや何を言ったらよいのかわからない。



ただ、肉体面ももちろんのこと、最近は精神的な気力の充実が欠けている。

今回のTTレースに限らず、最近のレースに対して具体的な目標がなく、自身を追い込む覚悟もないまま臨み、ベストを尽くさずのんべんだらりと過ごしてしまっている。正直に言って、心の中で、苦しまずにやり過ごしたいという思いが広く蔓延してしまっている。


今回のTTに関しても、スタートがどうとか、風向きがどうとか、コーナーがどうとか、そういった具体的なイメージも作らないまま。もちろん勝ちたいし、苦しいことは苦しい。前半抑えて後半踏むというイメージにも、なんとなく沿って走ってはいた。

だがなんとなくだ。結果が示している。本当に出し尽くしたのかと言えば、絶対に“はい”と言えない。事前に勝つぞと追い込んでみても、勝つべき人が持つ精神がまるで感じられない。いわゆる負け癖がついてしまっている。

良くない。大変良くない。

それはわかっているだが、なかなかどうして、何をすればよいのかわからない。

今回の結果に情けなく思いつつも、そのまま何となく過ごして、何となくレースして、何となくな結果をとってしまいそうで怖い。


フリーダムとしては、2位、4位、5位で3人とも表彰台に。佐野君は乗鞍で4位表彰台。

その結果に対して喜びが勝つか悔しさが勝つかわからないけど、チームメイトの中で切磋琢磨して、外のレースで結果が残せれば最高だ。次は広島の経済産業大臣旗杯。石川で逃した1位を目指して頑張っていこう。日本選手権の切符もとっておかないとな。



応援に来ていただいた方は、本当にありがとうございました。

それに対して自分のレースへの取り組み方が、サポートされるべきものではないと感じてしまっている事に、本当に申し訳ないと思っています。

次の実業団シリーズは経済産業大臣杯、ホビーレースでは店長選手権、今年の総まとめとしてツールド沖縄があります。これらに心身ともに充実して臨めるよう注力していきたいと思います。




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