2023/11/28(Tue) |
「ビス2本だけ取って下さい」 2本だけとかいうな、2本もって言え。 この状態で外すのはけっこう大変だから、皆んなは壊しきる前にお店に持って行ってあげてね。 (facebookより) |
2023/11/18(Sat) |
ローラー台の整備、内部のベアリングの交換。 漕いでてうるさいんだって。 こんなのバラせないはずないんだから、基本的に安請け合いしたってなんとかなるんだ。 ベアリングはアンシールドからシールドへ変更。 フライホイールの中は熱が出るから湿気て錆びちゃうんだと思うけど、アンシールドを採用するメリットはあるんだろうか? (facebookより) |
2023/11/7(Tue) |
今週沖縄。金曜日出発。 過去1週間程度はほとんど70km、だいたいはいつもの朝練コースのみ。すごくちんたら走ったあと、最後の坂だけ踏んでおしまい。 そして昨日と今日は完全レスト。 明日は30秒-30秒-30秒-30秒-30秒の単発3分インターバル。 昨日久しぶりに、MTBのドロッパーポストのオーバーホールをした。 MTBの人口というのは、全体の1万分の1以下と言われている。 ロードバイク用の30万円ホイールをズラっと並べてるショップは全国にたくさんあるけど、20万円のMTBフロントサスペンションをズラっと並べてるショップはない。だって1万分の1以下しかいないんだから、そんな在庫は無理だ。 私が整備しているMTBガチ勢は2人しかいないし、もし仮にフリーダムが長野県にあったらどうだったかなといったところ。 ロードバイク勢にとってドロッパーポストっていうと、昨年のミラノ~サンレモのモホリッチの件。 サスペンション系は自店のメカニックがやらず、すべてメーカー送りで済ませてピンハネしているショップもあるし、少なくともフリーダムでガチMTBの整備を目にする機会は滅多にないはずだ。 今回はその場にいたお客さんたちに解説しながら整備していたんだけど、それと絡めて過去20年くらいのフィッティングやポジションの理論の変遷をレクチャーしていたから、日記にも書こうと思ってた(る)けど、沖縄までに文字に起こせるほど時間の余裕がなさそうだ。 昨年来どこかでまとめておきたい内容だとは思ってるんだけど...。 ※※※※※追記※※※※※ スポーツサイクルでフィッティングを受ける際、股下かけるいくつ...股した係数...とかいうけど、同じ人間に対してなのに、やたらと高めのセッティングとか低めのセッティングが分かれている。 それはいくつかある理論のうち、フィッターさん達がどの理論を基準にしてるかで違っている。 (中略) 別に古い理論が悪い、新しい理論が正解というわけじゃないけど、自分がフィッティングしてもらう時には①どの理論が使われているか②なぜその理論を採用したのか③別の理論を採用しなかった理由...はちゃんと教えてもらっておいた方がいい。 (中略) そして直近では高めのサドルが推奨されやすく、幅の狭いハンドルと合わせてバイクコントロールやダウンヒルにネガが出やすい。 だからドロッパーポストなんていう解決策が出てきたわけだけど... (以下略) みたいな。 ※※※※※※※※※※※※ 今日は火曜日定休日。 ゆっくりしたいところだけど早朝から整備と発注。 預かり品はどれも再来週納期だけど...なんだかちょっと間に合わないんじゃなかろうか。 (facebookより、一部編集) |
2023/10/31(Tue) |
10月31日、今日で今期の決算、事務作業はほぼ完了。 残りは11月分の仕入支払と通帳記入を明日に残して...のみ。 毎月の領収書と請求書と試算表に加えて、期末は棚卸と貸借対照表、そして経営分析表まで終わらせといた。 これで心置きなく沖縄に行ける。 最終的な決算は現役の税理士と協議しながらに進めていく。 あるいは上記の書類作業はすべてやってもらえるものだけど、自分でもやっておく(やれるようになっておく)のが絶対に必要だと思う。 その意識が自転車屋全体で大きく欠けているように感じているから、この業界は乗り越えられるものも乗り越えていけない。 昨期の在庫はプラス584万円だった。 そして今期の在庫はマイナス301万円だった。 コロナ禍の余波を通じて、商品の流通量が足りなくなる昨年には店頭在庫を増やし、問屋が余らせ始めた今年は減らしていくことができている。 数年前に想定した流れの着地点としては、けして悪い立ち回りではない。 しかし来年の自転車界は本当に厳しい。 私の知り合いの店も、皆んなが各々通っているショップも、音を立てて潰れていくのを目にする1年になるはずだ。 フリーダムだって絶対に例外じゃないし、フリーダムのお客さん達に私が潰れていくところを見せるかもしれない。 現時点で問屋は自転車が余りすぎて、営業担当の「買って買って」がなりふり構わなくなってきている。 どこのショップも厳しいノルマで在庫が増えすぎて引き受けられない現状であり、その営業に付き合うことは同業者の苦しみと同じ穴に引き込まれるのと同じである。 【大手が通販を始めた業界は死ぬ】 それは他業界が示してきた道であり、自転車界も例外ではないはずなのに、残念ながら自転車業界も頼りはじめてしまった。 すでにいくつかの問屋は大安売りする量販店と手を切る決断ができないところまできている。 もしも通販の傍らに生き残る可能性があるとして、そこには針の穴を通す経営が必要になる...必要な技術は自転車の整備ではなく冷静な経営分析だ。 |
2023/10/30(Mon) |
あした決算。 しばらく事務室に引きこもります。 (facebookより) |
2023/10/27(Fri) |
佐川急便の値上げのニュースがヤフーのトピックスになってた。 そういうのがトップニュースになる時代なんだね。 一般消費者の視点から見ると送料なんて絶対払いたくないし無料のものという認識もあるかもしれないけど、水面下では小売店の問屋が押し付けあってる。 フリーダムも配送業者とは法人契約しているけど、基本的に送料は値下がる理由も無料にできる理由もない。 クロネコヤマトも下請けあるいは個人委託になって久しく、率直い言ってものすごく配達の質が下がった。特にAmazonがセールをやってる期間は私の納期にさえ響く。 以前は佐川は送料が安い代わりに配達の質が悪く、クロネコは高いけど信頼できるっていうのが一般論だったけど、今この時点では送料も配達の質も佐川の方が優位。 もはや問屋にはクロネコヤマトで送ってほしくない...まである。 今の自転車界は2年前比でおよそ1.5倍程度のインフレになってる。 ハイパーインフレってのはジンバブエみたいに1兆%みたいなイメージがあるけど、実質経済的には40%が判断基準。 自転車業界は150%なわけだから、業界全体が厳しくなるのは当然なんだ。 その根幹のひとつに送料の問題がある。 目に見える送料自体は大きくは変わらないけど、水面下の「〇万円以上は送料負担」の〇のところが大きく厳しくなっている。 自転車の”バラ完”なんて、アッチの問屋からこのパーツ買ってコッチの問屋からこのパーツ買って、自転車1台分そろえるのにいくら送料使ってると思います?? |
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