2019/4/29(Mon)
私は現在32歳。私が小学生のころはミニ四駆が大流行していた。

その後もミニ四駆からスーパーカーを経て、ルマン、F1と好きになっている。お店に置いてあるミニカーもそれの延長であり、ミニ四駆→プラモデル→レジンモデル→ホワイトメタルモデルと進んできた。

一方でWRCやパリダカなどグラベル系には興味をもつ機会が無かったために、オフロード車にこだわりを持たずに来た。

だから今のフリーダムがロードバイクとTTバイクに特化していて、MTBやシクロクロスが少ないのは、私自身があまりオフロード車に積極的に乗らないのは、元をたどればミニ四駆から来ているんだと思う。

また、私は開店当初から洗車にこだわり続けてきたわけだけど、F1って塵も埃も一粒たりとも許さないピカピカの存在だからだと思う。あるいはラリーカーだって走っていないときは綺麗だから、もちろんMTBだってブロックタイヤに土が挟まっているのは許さない。



最近のロードバイクにおいては、太いタイヤを低圧走行で乗るグリップ走行が流行っている。

もてぎエンデューロではコーナー中にブレーキをかけては外側に膨らんでいく人がすごく多かった。本当にすごく多かった。

私は集団の中でも最も体重が重い方であり、しかも23Cを履いているのにもかかわらず私よりも膨らんでいく人がたくさんいて、なんでこんなクライマーみたいな人が私よりもコーナーで膨らんでるんだと思いながら走っていた。



コーナーの曲がり方には、グリップ走行とドリフト走行がある。

グリップ走行というのは、端的に言えばハンドルに修正を加えないで走っていくこと。

ロードバイクでいえば、コーナー前に減速してバイクを倒し、コーナー中にステアリングを切ることをせず、出口に向かってバイクが自然と立ち上がっていく。

私も別にそんなに上手なわけではないけれど、何回かに一度であっても、脳に思い描いたレコードラインの上を曲がっていけた時は本当に快感だ。




今回のもてぎエンデューロでは、スタート地点が上級者、中級者、初心者というふうに分かれていた。

私は自分が上級者の場所に並ぶのがこっぱずかしくて、プラカードを持っている運営スタッフに「上級者や中級者の違いって何ですか?」って聞いてみたんだ。

そしたら「ありません。自己申告です。」って言われた。

私は自分が上級者だなんて口が裂けても言わないし、言えない。。

自分よりも速い人、自分よりも上手な人をたくさん知っている。だからもしそういった人たちが上級者に並んでいたとしたら、私は絶対に中級者の場所に並んだと思う。


当然みんな前からスタートしたいからって上級者に並んでいた。フリーダムのお客さん達もみんな上級者にいた。

みんな自分が上級者だと思って並んでいたのだろうか?

ふたを開けてみればアレだった。




ディスクブレーキで制動力が上がりますとか、25Cや28Cのチューブレスでグリップが上がりますとか、いろいろ雑誌なんかにも書いてあるし、実際に機材はすごく速くなっている。

そしてズイフトに代表される各種室内トレーニングもすごく充実している。

その反面、乗り手の技術が追い付いていないのが現状じゃないかな?ってすごく不安になる。

機材はどんどん良くなって、練習環境も整い、練習たるもの室内でペダルを漕ぐことだけしかしなくなった結果、コーナー中にブレーキをかけてはハンドルで修正してアンダー出しまくって外に膨らんでいく。

それは落車を引き起こす原因になる。




ディスクブレーキはすごくよく止まるんだよって接客されても、ブレーキの掛け方そのものが教えられてないんじゃ、それはまだ乗り手がディスクだのリムだのと考える段階にたどり着いてないんだと思う。

私は他の店のことは気にしない。他所の店の人にとやかく言うつもりもないし、言ったところで影響力は無いだろう。

でもフリーダムの人たちだけはそうはならないように声をかけていかないといけないなって、今回のもてぎエンデューロを見ていて強く感じた。

ブレーキがよく効くバイクを買ったからと言ってブレ―キを上手にかけられるようになるわけじゃないんだよって、そういう考え方が自然と出来るようになる接客をしていこうと思う。

 


2019/4/29(Mon)
落車リタイア。

3時50分が過ぎて残り2周回、先頭から3〜6番目でダウンヒル後の左コーナーにて。



周回遅れが真横で転倒する。

→転倒したバイクが私のバイクの下に入り込む。

→転倒には耐える

→でもバイクが跳ねてハンドルが右に切れちゃう

→左コーナーなのに右方向に進んでいってそのまま反対側のグラベルに突っ込む。

→グラベルに前輪が沈んでジャックナイフする。



左コーナーの旋回中だったんだけど、先頭集団がアウトインアウトしすぎて周回遅れに近づきすぎてビックリしちゃったんじゃないかな?

それはどうかはわからないけど、先頭集団がバックマーカーに近づきすぎちゃったのは間違いないと思う。

ああいうのは本当なら先頭の人がちゃんとライン作ってくれないといけないわけだけど、今年はプロ選手がいなくてペースメークに苦労してたから、誰が悪いというわけではないね。



勝てないって悔しい。

落車は勝利から一番遠いけど、今回は残念だったとしか言いようがない。別に自分が何かしたわけじゃないから、なんとも言いにくい。

自転車が下部に引っかかっても耐えて転倒せずに済んだり、グラベルに沈んで前方に一回転した時にもちゃんと受け身が取れたりと、そこはしっかり対応出来たと思う。




体はまだわからない。

骨折はしてないけれど、肩の打撲と擦過傷は確実。

それから左のふくらはぎが硬直してる。ハンドルが進行方向と反対方向に切れた時に変に踏ん張ったせいじゃないかなって思うけど、具合は明日になってみないとわからない。



※※※※※※




木曜日の昼ごはんにいつもより多めにご飯を食べた以外はいつも通り。

4時間なのでそこまで備える必要はないと思う。




金曜日の夜はうどんだけ食べておいた。本当なら18時頃には食べておきたかったけど、食べたのは23時頃になってしまった。社会人としては不可抗力な時もあるね。




レース当日の朝ごはんは、バナナとコーヒー。それからおにぎり5つとポカリ500mℓ。

レース1時間前にメイタンの2run。

走行中の飲み物は1本目がポカリ、2本目がポカリと電解質パウダー。




コンプレッションタイツは、昨晩の寝る前からレースギリギリまで履いたまま。




寒くてウェアに迷う。

半袖ワンピ/アームウォーマー/ウィンドベスト。

脚部には白色ワセリンを塗っておく。




補給食はウィンドベストの左ポケットにハリボー、ワンピの右ポケットにアスリチューンのジェルを2つ。

ウィンドベストは60分ほどして気温が暖かくなったらピットに置いてくる。




ハリボーはレース開始から常に食べる。姿勢やポジションを変える時にオートマティックに食べるように心掛けていると、15分に1回は口に運ぶことになるんじゃないかと思って流れ作業にしてる。




今年はペースが遅いのでみんな元気。自分から展開を起こす気がないけど、だれかが動くとペースが上がる。

最初の90分で2回動いて、その後95%はスプリントになると考える。




220分経過するまでは暇だと思われるので、決算書のこととか今までの経営実績の数字とか考えながら時間を潰す。

レース中に他チームの人から「ブログ読んでます!移転頑張って下さい!」って声をかけられる。

てんちょー頑張るよ!




残り9周と8周の時点で補給エリアに寄る。

距離的にショートカットになるのでズルイという声が上がる可能性もあったので、あまりレース展開に影響しない時間帯を選んだ...つもり。

今回のもてぎは補給食のゴミ捨てゾーンが用意されてるのはありがたかった。ポケットベタベタになるので。

ジェル系の補給食は、残り60分で1個、残り40分でもう1個飲むのが理想。




ラスト30分くらいから土井雪広元選手が引き始め、上り坂で車間を開けずについて来れる人は6名のみ。

6名の息の乱れ方とか見ながら、表彰台以上は取れるかなーって思ってた。




そして落車。

路面に打ち付けられずにグラベルで砂だらけになるだけで済んでよかった。


今までに経験した落車の中でもっとも軽症。

死んじゃう時は死んじゃうから、死ななくて良かった。


 


2019/4/25(Thu)
7月末を持ちまして、千葉市稲毛区長沼にある現店舗からの撤退が決まりました。

かなり急な話ですが、これは正式な決定事項です。




事の流れとしては...


4月13日(土)夕方、貸主から立ち退き要請

4月16日(火)午前、貸主との交渉および立ち退き決定

4月18日(木)午前、不動産に連絡、移転先仮押さえ

4月19日(金)午前、銀行担当へ融資依頼

4月23日(火)午前、不動産と移転先の現地確認

4月24日(水)午前、銀行に融資依頼、事業計画書提出



7月31日をもって現店舗立ち退き完了になります。

まだ未定ですが、7月の中旬ほどで物販作業はすべて終了になるのではないかと思います。



昨年も移転問題で揺れて、そのときはギリギリのところで踏みとどまったのですが、今回は13日の時点ですでにテナント立ち退きが決定的でした。

あまりインターネットで書ける内容ではありませんが、「貸テナントなどそんなもの」というあっさりしたものでした。




撤退まで3ヵ月いうのは、あまりに短すぎてほとんど何もできません。

再開に関することもまだ具体的な決定事項はありません。


救いとしては、昨年の移転問題の時に、①移転先の目途がある程度ついていたこと。人口構成や土地価格などの情報は持っていたこと。②昨年のセールから在庫を買い戻していないこと、在庫資産的には最低限で済んでいることの2つがあります。

フリーダムに来店した人はお気づきだと思いますが、昨年セールをして虫食いになった展示品を補充していないんです。

これは昨年の移転問題が、解決ではなく先送りでしかなかったからに他なりません。




そうはいっても7月末撤退完了というのは急転直下ですし、寝耳に水でした。

土曜日の夕方に電話が来た後は、平常時心拍が10くらい上がった気がします。

ナルホド寿命が縮むというのはこういう事なんですね!物理的に体感するとは思いませんでした。


撤退が正式に決まってからは、不動産、建築関係、税理士、銀行の方々に連絡した後、取引先の各代理店に事情を説明する毎日でした。

GW前にある程度のことを済ませておかないと、世の中のすべてが停まってしまいますし、だからといって撤退期日が10日間伸びてくれるわけではありません。

今年の販売ノルマは全部免除しろーっ!




4月17日の水曜日って何もしてないですね。

この日は丸一日、この後の身の振り方を考えていました。

移転問題については1年半以上続いていて、売ることや走ることに集中できない状態が長く、正直自分でもうんざりしているところがあります。

また、このご時世や未来での小売業界のことを考えると、店そのものを辞めてしまおうかとも考えました。通販と敵対しながら移転コストの回収を考えると本当に気が滅入ります。


なるべく普段どおりに対処しようと思っていますが、そもそも普段どおりにしようと思っている時点で実は普段どおりではないんですよね。

わかってます!もしエンデューロの1周目でアタックしたら、店長の精神は錯乱していると思ってください!




今確実に言えることは、サイクルフリーダムは店舗を構えて続ける事と、移転先は現店舗からそう遠くない場所であることの2つです。

まだ立ち退き決定から10日余りしか経っておらず、他に公表できることはありませんが、物事が上手くいくことを祈っています。

事が進み次第その都度報告いたしますので、少しの間、目を傾けていただけると幸いです。




さぁ、現店舗で最後の閉店セールです!

景気よく行きましょう!


2019/4/21(Sun)
朝練コースの崩落がなかなか復旧しませんね。

フリーダムの日曜朝練は周回コースではなくUターン性にしています。


自転車というのはどうしても脚力やスピードに差が出ます。

特にショップの集まりともなれば、ご年配の方や女性、始めたての方もいれば長年レースをやっていて速く走る技術の高いベテランまで様々です。


同じジャージを着るチームとして連帯感を作るうえでは、目指す目的地が同じことと、同じ距離を走っていることが大事なように思います。

周回コース系の練習だと、たとえば2周走った人たちと3周走った人たちでは、どうしても達成感が違ってきてしまいます。でも物理的に3周できない人たちだっているんです。そういう人は参加しにくくなってしまいます。



練習でダメだと思っているのはスタートが一緒のパターン。

速い人たちがどんどん先行してしまい休憩ポイントで待っていること。脚力がある人ほど待っている時間が長く回復時間もたくさんあり、脚力が無い人たちは待たせている申し訳なさと、どんどん先に行かれてしまう焦燥感。

なのでフリーダムの朝練では皆より先に出発して休憩を短くゆっくり走る組と、休憩が長い代わりに後ろからダッシュで追いかけて来る組とに分かれて、ゴールの時間が同じになるのが最高。



自転車乗りの特徴は、疲労感と満足度が直接的に結びついているところ。

200㎞走れるようになった人達が70㎞の練習で満足するはずないと思いきや、死ぬ気で走ってもらえればぐったりしてくれるんです。

そしてみんなで疲れて、コーラで乾杯ですね!


2019/4/19(Fri)
ゆうちょ銀行間の送金に手数料がかかるようになっていた。

昔は何回やっても無料だったものが回数に制限をかけるようになって、4月からは常にお金がかかるようになっていた。

日本郵政はずっと大赤字を続けていたし、そもそも公共インフラじゃなくなったんだから無料というのも無理がある。

これは十分に理解は出来る。



メーカーの不具合品を送るのに、元払いでお願いしますと言われるようになってきた。

これはまったく理解出来ない。



ユーザーは悪くない。店も悪くない。

代理店とはつまりメーカーの代理であり、代理店がメーカーの非を負担しないのならそれは不具合品はメーカーの開き直りと言っていい。

はたしてメーカーがそう言っているのか? もちろんそんなことは無いだろう。

なぜなら今までそうじゃなかったんだから。



これは間違いなく代理店の経営が苦しい証拠のだ。



市場はディスクブレーキかリムブレーキなのかを静観している。

でも店は代理店からディスクブレーキロードを買わされるだけ買わされて在庫が溜まり、口座には現金が戻らなくなり、もはや新しいものを買う余裕は無い。

店と代理店、業界のセクションでどちらが先に厳しくなるかといえば代理店であるのは、おたがいにわかっていたはず。

それなのに...。



サブプライムローンは3年ではじけるのと同じく、お店は3年も不良在庫は持てないと私は言い続けてきた。

3年連続セールの3年目なんて、たかだか知れてるだろう。

2017年から始まったディスクロード、今年が3年目。



昨今のディスク推しの一連の流れ。

戦犯は誰かな?




 


2019/4/18(Thu)
5月19日(日)の朝練は、5月18日(土)に振り替えます。

そして5月18日(土)の午後は和光ケミカルの洗車講習会を行ない、午前中の朝練には和光ケミカルの担当である清水良行さんにも参加してもらいます。


清水さんの経歴は...

ニッポー→ブリッツェン→ブリジストンアンカー→右京を経て、ブラ―ゼンの選手権監督→和光ケミカル自転車事業部となります。

せっかくなので、バイクもフォームも見てもらいましょう!



27日の茂木エンデューロは、朝3時半フリーダム集合、4時出発、7時現地着を目標とします。

よろしくお願いいたします。
 


2019/4/15(Mon)
昨日はパリ~ルーベだった。

個人的には一年間でもっとも好きなレースであり、楽しみにしているレースである。


今年ピナレロはアクティブサスペンションのフルサスバイクが投入されたらしい。

シートチューブにバッテリーが入っていて、それでリアサスやフロントサスを動かし、その指示はメーターから無線で飛ばすシステムとのこと。



パリルーベを走るバイクの空気圧は4.5~6.5barらしい。

もちろんそれはパヴェ区間での接地感をあげるために下げているわけだけど、これをサスペンションに任せることで、一般路面をより通常に近い空気圧でこなすことが出来る…ってことなんだと思う。


レース中のサスペンション調整と聞くと、私としてはF1のウィリアムズのアクティブサスが思い浮かぶ。あれはサーキットのコーナー位置をおおよそ特定して、電子制御で作動するわけだけど、周知のとおり速すぎて禁止になった。

あるいは現代のモーターバイクレースであれば、GPSを使ってコーナーを特定してサスペンション調整していたわけだけど、まったく同じことがパリ~ルーベでもできるはずだ。

アランベールの手前でサスを弱くしたり、レース開始100㎞はリジットで走ったり。



たいていのレース車両にはホモロゲがある。

自転車にもあって、半年以内に販売予定してないとUCIレースでもプロトタイプとして使ってはいけないとか、そんなんだった気がする。予定だけでいいのか実際に販売しないといけないのか、ちょっと記憶が曖昧だけど。


このピナレロのフルサスロードは発売決定だそうで、真っ先にピナレロを売るお店が当然対応できるようにならないといけない。

パリルーベ用フルサスロードはあればあったで速いだろうけど、アクティブサスはF1でもモトGPでも禁止になってるから、ロードでも禁止になっちゃうんじゃないかなとは思っている。

禁止にならなかったらすべてのメーカーから発売されるだろうけど、仮に2020年以降で禁止になったとしても、少なくとも2019年には一度売られちゃったわけだから、黒歴史としても5年は覚えておかないといけない。

「あ~そんなものもあったねぇ…」ではショップでは困っちゃうからね。



2019/4/13(Sat)
ウェス洗いです。

画像だけでは何をしてるのかわからないと思いますが、バケツの中にウェスが漬け置きになってます。

ウェスは基本的に手洗いモミ洗いで、月に一度の周期で行うこの作業は、特に冬の業務の中ではもっとも嫌な仕事のひとつです。 

マジ冷たい!


フリーダムでは基本的な洗剤にジョイを使っています。

タンカー事故などで油まみれになった海鳥の洗浄でも使われてるくらいで、かなり強力です。


別に中性洗剤であれば何でもいいのですが、洗浄力や泡切れの良さなどから、家庭用の洗剤の中ではジョイが良いと感じています。

もう何年も前になりますが、クイックシャンプーを導入するまではフリーダムの洗車でもジョイを使用していました。





2019/4/12(Fri)
ストレッチ実習。

やや実験的な意味合いもあったこの講習。1人2人くらいしか集まらないかなって思ったけど、7人来た。フリーダムの店舗面積的にはこれが精いっぱいな人数かな。


講習の内容は日記には載せない。受けに来てくれた人はお金を払ってお店に来てくれてるわけだからね。

でも日記を通してひとつだけ皆に伝えたいことがある。



たとえば「腹筋の鍛え方!」という本があったとしよう。

そして「腹筋を使えば自転車は速くなる!」という理論があったとしよう。


このとき、腹筋を鍛えれば自転車が速くなるわけじゃない。

腹筋を鍛えたことと、鍛えた腹筋が使えるようになることは別のことなんだ。

腹筋を鍛えることは、腹筋を使った乗り方ができるようになるための条件がひとつ整うだけであって、腹筋を鍛えたからといってオートマティックに腹筋を使った走り方が出来るようになるわけじゃない。

そこを混同しないようにしてほしい。



2019/4/11(Thu)
午前中の練習は風が強かったので室内で。TTバイクでローラーに乗っていたんだけど、練習終わって店を出たらすでに和光ケミカルのバンセールが到着していた。

「え、言ってくださいよ。」

って伝えたら、「ローラーやってる最中に声かけられるの嫌だと思ったので」って。


元自転車のプロ選手に気を使っていただいた恐縮。

せっかくなのでお昼ご飯を一緒に。



話題はディスクブレーキロードの洗車方法。

特に油圧は使えるケミカルが限られてしまうので、どんな洗車方法がいいのかをみんなで探っている状態だ。

和光ケミカルは自身でも洗車サービスでイベントを回っているし、国内プロチームにもたくさん供給している。もちろんフリーダムも毎週沢山洗車している。

だから「和光ケミカルではどう洗ってますか?」「ブリッツェンのシクロチームはどう洗っていますか?」などと尋ねてみるものの、これがいい!というべき洗車方法は無いみたいで、とりあえず現状はこれしかないのでは?という消去法的な方法だけみたい。



時間が進んでディスクロードが増えて来れば洗車台数も増えて来るし、その中でトライアル&エラーを繰り返しながら、より良い洗車方法が次第に確立していくんだと思う。

2020年くらいには一般ユーザーにも洗車の方法が浸透していると思う。でもショップとしては他店より1秒でも速く対応していかないといけない。ビジネスは競争だから。


とりあえずシクロクロスなどを中心に、フリーダムのセルフ洗車でやってもらっている洗車方法で、油圧ブレーキもレジンパットも問題ないので心配しないでください。








2019/4/10(Wed)
ストレッチと、マシンを使わない補強練習の講習を行います。

日時は今週金曜日の20時〜21時、参加料は500円とします。


「腸腰筋」という言葉を聞いたことあるでしょうか。

およそ足のもも上げで使う筋肉であり、ペダリングにおける引き足で使う筋肉になります。

ペダリングの基本として、まずはじめに体重を使うことから始めよう、という課題があると思います。


成人男性の片脚はおよそ15kgほどになります。これがフリーのロードバイクのペダルに乗っかれば、クランクは凄い勢いで回っていくのが想像出来るのではないでしょうか。

トレーニング本などで「体重を使ったペダリング」というのはこのことです。15kgというのは米袋より重いわけなので、けっこうなエネルギーを持っているわけです。


ではなぜ自転車が思うように進まないのか?

それは反対側にも15kgが乗っかっていて、3時と9時で釣り合っちゃってるからですね。

なので、3時と9時に乗っかった15kgずつの脚のうち、後ろ側にある15kgを持ち上げてやることでクランクが回っていくようになります。これが体重を使ったペダリングの基本になります。

そしてこの、後ろ側の脚を持ち上げる時に使うのが腸腰筋であり、当然ながらペダリングにおけるキーポイントとして優先的に鍛えるべき箇所になります。

この腸腰筋ですが、基本的にはジムなどのマシンは使いません。そしてマシンを使わないウェイトトレーニングを「補強」と呼びます。



また、正確なストレッチの方法を教えてもらえる機会、場所というのは少ないように思います。

私自身はもともと陸上競技の選手であり、スポーツクラブなどでもインストラクターをやっていましたが、きっちりとしたストレッチを教える機会はそう多くありませんでした。

ストレッチくらい出来るでしょ?みたいな暗黙の了解程度で済まされている場合が多く、普通の社会人としてトレーニングジムを使う側になった今でも、フリースペースでちゃんとストレッチが出来ている人はほとんどいません。



補強もストレッチも、なかなかひとりきりでやれるわけではなく、2人1組で行なうのが基本なのですが、自分のストレッチを手伝ってくれる人がいる環境は少ないです。

ということで、正確なストレッチと、ジムマシンのない細かい筋肉を鍛える補強の講習会とします。


申し訳ないですが、お金取ります!
お店空ける1時間分のお金が欲しいです。

トレーニング本買えば1500円くらいはするでしょうし、そこに実況解説もつけるので、お一人様で500円下さい!

夫婦などで来ていただければ、その後はお家で出来るでしょうし、今後も定期的な補強トレーニングの時間枠をフリーダムで確保しようと思います。


【講習内容】
§1 準備体操と整理体操の効果の説明
§2 ストレッチ方法の実演、解説。
§3 腸腰筋の補強トレーニング
§4 内転筋の補強トレーニング
§5 自転車で使う腹筋の補強トレーニング

【日時】 4月12日(金)20:00〜21:00
【持ち物】ストレッチが出来る格好
※ローラーには乗りません!


2019/4/9(Tue)
自分のバイクのタイヤを張り替えた。

◆785→ヴェロフレックス・スプリンター22C
◆795→コンチネンタル・コンペティション25C
◆796→マビック・イクシオン23C+25C


基本的に私はずっとヴェロフレックス・スプリンター or エクストリームを使っている(た)。

この2つはほとんど性能が変わらないため、バイクのデザインから見てスキンサイドとブラックサイドのどちらが似合うかしか考慮していない。おおよそ白いフレームではスキンサイドを、黒いフレームであればブラックサイドを好んで採用している。


今回のタイヤはすごく迷った。

今年の冬はモデルチェンジしたタイヤが多く、知り合いの店長達にはピレリ・Pゼロの評判がいいと聞く。また、ロードバイクタイヤにおいて最も重要なポジションといえるヴィットリア・コルサがモデルチェンジしたこともあって、おおいに悩んだ。



タイヤを決める際の項目として、まずはタイヤの太さ。

太いタイヤと低い空気圧によるグリップ走行全盛の時代に、23Cを使った方がいいのか25Cを使った方がいいのか、とにかく第一歩目から迷う。

中国の道路は荒れて固かった。

日本だとアスファルトだけど向こうはガチの石。路面の補修状態も悪く、あれならたしかに25Cの低圧が有効だと実感したし、実際に25Cを使っていた。

そして日本に帰ってきてからは路面のきれいさに感動したし、地面が柔らかい分だけタイヤは固くていい。以前新城幸也選手が「日本で走るなら23Cで十分。」と言っていたが、自分のレベルでも同じく思う。

柔らかい路面に柔らかいタイヤを使ってグリップ走行するには、とにかくパワーがいる。


はたして私には25Cに見あうパワーがあるのか…。私程度なら23Cで十分ではないのか、そう思っていた(る)。

実働しているバイク3台のうちの半分を25Cにしたが、23Cの方が速いのではないかと思い続けるだろう。



785に採用したヴェロフレックスは、非常に軽くてしなかやかなタイヤであり、昔ながらのロードタイヤ。けしてグリップや剛性や速さといった性能が高いわけではなく、モアパワー!モアグリップ!な現在からは少し乖離している。動物で例えるならチーターのようなイメージだ。

一方で795に採用したコンチネンタル・コンペティションは動力性能を極限まで高めた最新流行系。こちらは動物で例えたらまさにトラやライオンのような、わかりやすく速く強いタイヤで、プロ使用機材として最も採用率が高いタイヤになる。

私は普段使いとしては新型の785に乗ることが多いだろうから、そちらはロードバイク然としたひらひらとした軽さやしなやかさを楽しもうと思ってヴェロフレックス・スプリンターに。レースでは795が多用されるだろうから、こちらは速さを求めてコンチコンペ25Cとした。

フォームやポジションがパワー伝達の入り口だとしたら、タイヤは出口になるわけだから、本当に慎重になるし難しい課題だと思う。



TTバイクの796はロードバイク以上に速さが正義のバイク。

前輪を23Cにしたのは空力的な問題。時速60kmで走った時に、23Cと25Cでは37Wの差が出るという実験データがある。

私の巡行は60km/hには及ばないが、その37Wを基準として空力とパワーを天秤にかける。もちろん37Wなんて天地がひっくり返っても増えないから、前輪は23C、後輪は25Cとした。


それにしてもマビックのイクシオンは速い。超が付くほど速い。

イクシオンの特徴はチューブレスなところ。

現在一般的に使われているチューブレスタイヤとは、クリンチャータイプのホイールタイヤからチューブを抜いたものになるけれど、広義の意味ではタイヤの形いかんにかかわらずチューブが無ければチューブレスだ。

イクシオンはチューブラー型のチューブレスタイヤ。

チューブが無いことによるアドバンテージは明確だから、いずれすべてのチューブラーはこの形になっていくんじゃないかと思っている。




★ハンドルステム → 一体型
★タイヤ― → チューブレス
◎クイックシャフト → 12mmスルーアクスル
▲ブレーキ → ディスクは無し。リムブレーキ

バイク全体の方向性としては、5年後はこうなっているんじゃないかな?




2019/4/8(Mon)
795ブレードRSについて少し。

ディスクブレーキ嫌いの私としても、とうとう自身でディスクブレーキを所有しなくちゃいけない時期に来たかもしれない。

【795ブレードRS × カンパEPSディスク × コリマ】を考えているけど、あまり商売に繋がらなさそうな組み合わせなので躊躇している。


795ブレードのRSのリアブレーキキャリパーについて少し。

とても一般的な形とは言えないこのキャリパーステーは、一見して理解不能だと思うので解説しようと思う。



フレームとフォークが別会社だったころは、フレームを設計する上で前三角(トップ-ダウン-シートチューブ)と後ろ三角(チェーン-シートステー)に分けてそれぞれの役割を担っていた。

その後、フロントフォーク-ダウンチューブ-チェーンステーの3本で剛性を出して、トップチューブとシートステーで乗り心地を変化させるスタイルになり、これが長く続いた。仮にこの設計思想を「前時代スタイル」とでも呼ぼうか。



2013~2016年頃になると、一部のメーカーらはフロントフォークとトップ-ダウン-シートチューブと、チェーン-シートステーのすべてのチューブで剛性をコントロールし、すべてのチューブで乗り心地をコントロールするような思想になってきた。これも仮に現代スタイルと呼ぶ。

2011年に発売されたルック・695が、2014~2015年のたいていのハイエンドバイクよりも優れていたのは、ルックが2011年の時点ですでに現代スタイルを取り入れていたからであり、2015年頃にもなってまだ前時代スタイルから脱却できなかったメーカーを凌駕していたからに他ならなかった。

そういう点で私は795や595ではなく695が名車だと思っている。今思えば695は分岐点であり、手元に残っていないのが残念だ。



2016年頃になると、さすがにほとんどのメーカーが現代スタイルとなり、バイク全体で剛性をコントロールするようになっていたと思う。

そこに2017年、ディスクブレーキが登場する。メーカーはひとつのモデルに対して、リムブレーキバージョンとディスクブレーキバージョンの2つを用意する必要に迫られた。



ここで問題が起きてしまった。

リムブレーキフレームにディスクブレーキをそのまま搭載するのが困難だったのと同様に、ディスクブレーキを主眼にしたフレームにリムブレーキを搭載するのもまた難しかったんだ。

剛性や乗り心地をフレーム全体でコントロールする現代スタイルのフレームにおいて、シートステーにおいそれとブリッジをかけるわけにいかなかった。シートステーの長さが変わってしまえば、剛性も乗り心地もすべてが変わってしまうからだ。



ルックも困ったと思うんだよね。

ディスクブレーキでもリムブレーキでもフレームの性能は変えたくない。でもシートステーの長さを変えないで、リアブレーキキャリパーをマウントしなくてはいけない。

そうした中で出てきた答えが、シートチューブとシートピラーの付け根からステーを生やす方法だった。製品版はモックやカタログとは形状が違うんだけど

ともすればちょっとおちん■んみたいでアレだけど、これは組んでしまえば見えないし、シートステーに半分隠れてシルエットはけっこう綺麗なんだよね。



ちなみに795ブレードの性能なんだけど、ざっというとグランドツーリングカー。絶対的な重量は重いんだけど、乗ったら結構軽い。795も785も結構現代チックなマシンだったけど、これは本当に古いルックらしい言葉で表される。

フェラーリやマクラーレンに疲れたオジさんたち、ポルシェなんて腰が痛くて乗れないよという人たちに向けた、ベントレー・コンチネンタルGTやアストンマーティンDB11に近いと思う。

およそ「エンデューロで先頭引いたりアタックはしないけど、なるべく長い間先頭集団についていきたい人」向け。


2019/3/25(Mon)
セラミックスピード、高級BBの代名詞だと思います。

今でこそたくさんのメーカーからセラミックBBが発売されていますが、セラミックスピードが登場した当時は、BBを含めコンポの一部分をシマノやカンパ純正から変えることが半ばタブー視され、サードパーティーはダメだという風潮があった気がします。



それでもコンタドールがセラミックスピードを愛用したことがリークされたころから、セラミックBBはスペシャルパーツとして日本でも知られるようになり、その性能の高さからサードパーティーもイケルという認識を世間に作ってくれた立役者だと思っています。





セラミックベアリングを選ぶうえで重要な要素のひとつが、ベアリングの回転方向以外の方向に力がかかった時の耐久性があります。

具体的には例えば、固定ローラーに自転車をセットしてサドルに座ってまっすぐにペダルを漕いだ時には、ベアリングは自身の回転方向にしか力はかかりません。逆に外走行で自転車を左右に倒しながらフレームを“こじる”ような乗り方をすると、ベアリングには回転方向からみて垂直方向に、設計では意図していない方向に力がかかります。



このときに壊れやすいメーカーと壊れにくいメーカーではかなりの差があり、基本的にセラミックBBの寿命はここで決まります。ベアリングの回転方向に正であれば耐久性はメカニック目線ではどれも差を感じませんが、そうでない力がかかった時にはあっという間に壊れてしまうセラミックベアリングがあります。

それを選ばないことです。





また、一世を風靡したウィッシュボーンもまた特筆ものでした。これは過去形の話です。

左右のBBカップを中央で結合させるタイプは、まだフルカーボンフレームの精度が悪かった2012~2015年に対してかなり有意なメーカーでした。厳密にはウィッシュボーンよりも前にプラクシスワークスなどが採用していましたが、ウィッシュボーンは宣伝の仕方が上手でした。

そしてこれは結果論ですが、ウィッシュボーンはそれ自体は回転性も寿命も特段優れていたわけではありませんでした。連結型BBの意義は疑似的なBB精度の改善にあり、BB精度の悪い一部のフレームメーカーに対して、新しいBBシェルを内蔵することにありました。



今となってはフルカーボンフレームのBB精度もぐっと上がり、あまり採用するメリットがなくなってしまいましたが、3年ほど前ではシマノのBBでは100点満点で回らないメーカーも少なくありませんでした。基本的にこの手の話は保証対象にはならないことが多く、こういった連結型BBカップを使うことが最善の解決策でした。





上記の話は私の完全な主観です。

お店によってはローターが好きだったりスギノが好きだったりと様々だと思います。あくまでフリーダムから見た私の主観のまとめです。

さらに余談ですが、フルカーボンフレームのBB精度のナンバーワンはヨネックスだと思います。


2019/3/19(Tue)
ただいまジャパン。昨日からフリーダムが復旧した。

でもシフトケーシングのロールが無かったり、デュラエースのブレーキケーブルが無かったり、ねじ切りBBが無かったりと、お店の在庫が把握できてない...。



カンパのブラケットフードはシマノよりかなり持つ。値段は3倍だけど寿命は4倍くらいじゃないかな?

シマノやスラムに比べると格段によくできてて、かなりピッチリしている。


カンパの整備マニュアルには、取り換える時にはアルコールでふやかして...ってあるけど、私は指でつまんで引っ張ってる。はずすときはハサミで切ってしまえばいいけど、ハメる時は結構たいへん。

旧型(5アーム)と新型(4アーム)のブラケットフードは、最初は互換性が無いと発表されてたけど互換性がある。そして新型のフードの方がはるかによくできているので、”スーパーレコードRSで当時の雰囲気を大事にしたい”...などという人以外はさっさと新タイプに変えてしまった方がいいと思う。

 


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