2016/2/7(Sun)
シクロクロス初参戦記、ガチエンジョイプレイ。


自転車も借りたし、シューズも借りた。ペダルはお店に落っこってた。巷ではシートポストが足りないんじゃないか説が浮上していたが、抜いてみるととんでもなく長いポストが刺さっていたので事なきを得、夜中に長靴を買って、機材はカンペキ。

帰ってきた時のためにケルヒャーの準備も済ませて、あとは行くのみ。



シクロクロス千葉2016大会

早朝の寒さに負けて着替えるのが遅れ、試走は2周だけ。

1周目は4気圧くらいで走ってみたらカーブが曲がれず、途中で空気を抜いたら抜きすぎてパンク状態。和光ケミカルにフロアポンプを借りた際にとりあえず2気圧くらいですと言われたので、盲目的に信じて2気圧に。

試走2周目も誰1人として抜けず、むしろ女の子にも抜かれて、迫り来る小石にビビりまくる。思わずスタート前にサドルが下がった。

朝出発する前にシクロワイヤードのシクロクロス記事を見まくって、気分はすっかりシクロクロッサーだったはずなのに、会場に着いてからは一瞬たりとも思い出すことはなかった。




試走を終えて招集場所に行くと、ゼッケン順に呼ばれることを知らずに最後尾に。

名前が独りで歩き、話しかけやすいところにノッポがいたので、スタッフから今日の目標は?と聞かれたが、とてもじゃないけど目標が設定できるような感じではなかった。

あそこで、優勝します!とか、1人でも多く抜きます!とかビシッ!とか言えたらカッコ良かったんだけど、なにせ笑いながら走る女の子にちぎられたばかりなのだ。

それでも、とりあえず走り始めてしまえばなんかとなるだろう、くらいの心持ち。ジェットコースターってそういうものだし、前の人だって自分が曲がれる速度でしか走らないのだから、ブレーキポイントを合わせていればとりあえず転ばないはず、みたいな。



1周目は渋滞でほとんどニュートラル。1人しか通れないところに60人が突っ込むわけだから、当然といえば当然だな。とりあえずやれることはパンクしないように路面の目視確認。パンクトラブルがなによりつまらなくしてしまうからな。


3周くらい走るとだいぶ慣れてきて、転びそうな感じはなくなった。いつものロードレースの感覚だ。油断して10周目に一度転ぶんだけど…。


5~6周目からは小石や周回ボードを見る余裕も出てきた。ブロックタイヤのブロックの厚みは4㎜位だったので、そのくらいの小石なら目で見て対処できる。つまりその程度の速度しか出てないわけだが、冬の実走はTTバイクが主なので景色の流れる遅さに笑える。

ただ、速度の出し方はTTバイクに似ている。TTバイクもただ踏むだけだと速度に繋がらなくて、綺麗に丁寧にペダリングをしてあげないと速度に変換されない。TTバイクもシクロクロスもトルクの感じ取り方は一緒で、シクロクロスもいちおう自転車競技なんだなーとか考える。しかしフレームとステムを合わせてサイズが8サイズ小さいため、ママチャリの上半身とTTバイクの下半身のキメラがキモい。写真は...アレでダンシングじゃなくてシッティングなんだぜ笑


出力的には正直一日中走れる出力なのだが、自分が出せる出力と自分が出せる速度にギャップがありすぎてマゴマゴする。ロードバイクはある程度の技術の上には「出力≒速度」なので、変な精神ブレーキがヌメヌメするし、ドッカン加速しても滑るだけ。たしかに出しきれるようになったら気持ちいい…のかもしれない。



ゼッケン順にスタートしているので、抜いていく人のゼッケンがだんだん若くなっていく。14周するうちの10周目あたりからシングルナンバーが現れはじめ、レース前のビビり王はいっちょ前に順位を意識し始める。

先頭が通過するたびにアナウンスが実況するので、だんだん差が詰まっているのはわかるのだけど、残り時間的に届かないのもわかってしまう。

自分が何番目を走っているかもわからないので、とにかく前にいる人を出来るかぎり抜くことに集中する。抜ける人数には時間の限りがあるけれど、抜かれないまま終わるのも大事として。




リザルトは63人中、4位。

表彰台にあと4秒足りなかったのはレースが終わってからだいぶ後のことだが、1位じゃないのは最初からわかっていた。4位という順位は、思っていたより1つふたつ上くらい。

初出場初優勝、しかも最後尾から全員抜き、というのは達成できたらカッコ良かったなー。あと30分あったらなー。たらなー。ればなー。



シクロクロスは、PC画面の前でイメージしていたより、はるかに楽しかった。

しかしシクロクロスが楽しかったのか、やったことない事に挑戦したことが楽しかったのか、は微妙だ。力を出しきった時の楽しさというのはあるものだから、それが無かったのが減点ポイントとして大きかった。自分の力を出しきるテクニックが無いというのは、ずいぶんもどかしいものだな。

もう一度やりたい?と言われたら、天候に寄るといったところだ。





2016/2/5(Fri)
今週ある整備は量が多く、いつものような長い日記(1500字くらい)を書く暇が取れそうにもなかったので、整備する自転車1台に付き1つ、ちょっとしたウンチクを書いていこうと思っていたけれど、それも叶わなかった。

ルックのISPの話を書き、トレックについていたBBの話を書き、整備中は誰かしらお店にいて私の整備風景を眺めているので、その人に対してしゃべっているハナシをそのまま日記に書き起こそうとは、いつも思っているのだけどな。




この写真から1台が納車されて、そのあと1台仕上がって、金曜日に残すところはあと4台。

昔は週20台こなすのに、三日三晩泊まり込みだった。ギリギリ定時に終わりそうにないくらいの量が残り、しかし水曜日があれば間違いなく終わっている量なだけに、徹夜せずとも済みそうな自分の上達を喜ぶべきか...。



だんだん自分の練習するスペースが追いやられてくるのが面白い。明日は工具キャビネットの前でローラーすることになりそうだ。


2016/2/1(Mon)
マドン7.通称マドンナ


元はDi2が上手く動かないとして預かったもの。それはジャンクションAの不良交換として、シマノに対応してもらって終わるべき話だったのだけど、洗車しようとしたらクランクが動かない。

どのくらい動かないかと言えば、洗車台に乗っけてクランク回そうとしたら整備台ごと持ち上がっちゃったくらい動かないものだった。

その場ですぐに洗車はやめて、もう一度お客さんと話す必要があった。



バラしてみると原因は簡単で、BBのカートリッジベアリングの保持器(通称ヒモ)の変形。

そのヒモが変形して内側のレースに噛み込んじゃって、ブッシュのような状態になっているものだった。

なので交換しておしまい。16000円くらいするベアリングの片側だけなので値段も8000円。反対側は元気なので交換は無し。一応乗り手への説明のためにダメになったBBの脱脂作業はするもの、全体で10分もかからない作業。




トレックは純正ベアリングとしてエンデューロを採用しているけど、このエンデューロはとにかくトラブルが多い。

正直にいって、フリーダムにくるBBのトラブルのほとんどエンデューロによるもの。それは『ベアリングのトラブル≒エンデューロ』としてしまって差し支えない確率だと思う。


私が言うのもなんだけど、このトレックの整備はしっかりやってあったし、組み付けも上手だったと思う。トレックのBB90という規格は、似たような形状をしているBB30やOSBBなどに比べてトラブルが多いという印象はなく、強いわけではないがそこまで弱いわけでもない。



乗り手が最後にOHしたのは半年前くらいだそうだが、それでこのトラブルは同情する。

採用しているメーカーとお客さんのバイクを前に言うのもなんだけど、仮に回転が性能に比例するとしたら、ちょっと選びにくいメーカーだと思う。新しく私が入れたベアリングもエンデューロではない。

ぶっちゃけ回転性能も優れたものではないから、なぜトレックがエンデューロを採用しているのは、前から疑問だった。




2016/2/1(Mon)
写真は、ルック・595、586、695のISPを切るためのソーガイド。


左はフレームを買った時に付属してくる、簡易的なもの。

右は専門ショップで使うようなしっかりとしたもの。



簡易的な方のソーガイドでも綺麗に切れないわけではないが、綺麗に切るために技術が要る。

下手に切って斜めになってしまい、ヤグラとの間に隙間が出来ている個体も多く見るし、ソーガイドを固定するときに傷がつくので、そうならないために処置する時間も必要になる。

逆に、ルックから送られてきたしっかりとした工具では、何も考えずにビャーッと切るだけで誰でもピシッとまっすぐに切ることが出来るし、傷も塗装の割れも起こらない。なにより誰でも簡単に素早く出来るという点に置いて、素晴らしい工具だ。



左の工具でカットすると6~7分、右の工具でカットすると1~2分と言ったところだろうか。

795用のプロ用ソーガイドはまだ手元になく、しかしそれもそのうち届くそうだ。


2016/2/1(Mon)
倉庫の状態。

ここにトンプソンの試乗車が3台あり、ラックにかかりきらないものがお店の天井にぶら下がっていて、さらにぶら下がりきらないものが床と整備台に置いてある。


いつもより早めに来て、瞑想開始。

接客と飛び込み整備を含めて1週間に20台こなすのと、仕事からそのまま遠征して徹夜でレースやって強行軍で帰ってくるのとなら、レースの方がキツイ。


発注作業は昨日の夜にやっておいた。

パーツの皮むき(ダンボール整理)もやっておいた。

今日から本気出す。


2016/1/31(Sun)
日曜日、夜。

今、お店に整備しなくちゃいけないバイクがちょうど20台ある。

そして水曜日はシマノとマビックの講習会がある。



毎冬、1週間に20台以上整備をする週が1回か2回あるが、今年はそんな時に限って水曜日が使えない。

しかし冬に稼いでおかないと、暖かくなってからレースには出られない。


間違いなく、今週がこの冬一番の山場だ。

合言葉は、「私ならできる」




2016/1/27(Wed)
“練習”では基本的に固定ローラーを使うので、3本ローラーはほとんど使わないのだけど、今週は休息週間という事で3本ローラーをしている。

今より前の3週間はずっとインターバルをこなしてきたので、体がかなりきつい。もちろんそれは計画したメニューであり、この1週間を休んだ後は、また3週間のインターバル練に戻る。



休養が主目的な練習の時、固定ローラーだと気分が乗ってきたときに感情で強度を上げかねないので、気分が乗ってきても強度が上げられないような予防策として、3本ローラーを使っている。

3本ローラーが実走に近いなんて言っても、それは実走の1%くらいの話でしかない。実走とはバランスを取ることではなく、勾配であったり、風向きであったり、加減速であったり、そういったところに価値があると思っている。

だから練習で3本ローラーを選択する理由は、けして実走感を得るためではなく、自分の設定したメニューを気分で壊さないようにするためだ。



そんな3本ローラーのデメリットの1つとして、練習中にかいた汗がそのまま自転車に垂れてしまう事が挙げられる。

写真は、3本ローラーで垂れた汗を水でシャワーしているところ。日記は水曜に書いているけど、この写真は火曜の夜のもの。



汗の成分は良くない。

それも海水並みに良くない。


もちろん水をかけるだけでは不十分だが、何もしないよりはるかに良い。ちゃんとした洗車が100点だとして、何もしないのが0点だとして、水で流すだけでも70点くらいの効果があるだろう。

逆にタオルで拭くだけではほとんど意味が無い。点数をつけても5点もない。


タオルで拭くのも水で流すのも、どちらも金属に着いた塩分を取り除くためのものだが、ではあごの真下にあるトップキャップのボルトに染み込んだ汗を、タオルで拭くことが出来るだろうか。

汗で錆びるところは決まってビスの中やトップスペーサーの裏など、タオルが届かないところであり、防げるのはフレームのかさつきくらい。



正直に言って、24時や25時に練習を終えてから、シャンプーで洗車する気力は無い。

しかし水をかけることで汗は洗い流れ、あるいはそれが洗車として不十分であっても塩度は薄れて、錆びるまでの猶予はまちがいなく伸びる。そして錆び始めるまでにちゃんとした洗車があれば良い。


ローラーに乗った後は腹筋やハムストリングの補強メニューを少しするのだが、心拍が落ち着くまでの間に、こうして水をかけて水滴をざっとウェスで拭くようにしている。

こういった環境があるのは、単純に恵まれている。



2016/1/26(Tue)
竜安寺・石庭ってこんな感じですよね。


先週の中ごろに、キシリウムの後輪だけポツンと送られてきました。

最初はコメットでも来たかなーって思ってたんですが、箱のラベルを見たらKSYRIUMの文字が。

完組のリアだけ送ってこられても、枯山水の一部にでもしたらいいですかッ!。





今年の新車デリバリーは、若干遅い傾向にあります。

展示会は前年7月~9月と速まる傾向にあるため、実際のデリバリーから店頭展示までのギャップが長くなり、その間に溜まっていくオーダーが増えて、お店に入ってきても飾られることなくすぐに出て行ってしまう…

お店にとっては負担も少ないように感じますが、ユーザーにとっては目に見る機会が無くてつまらないですね。

12月デリバリー予定のものが1月に遅れ、年末年始を挟んで、元から1月納品のものと合わせて一気に送られてきました。先週からしばらくは新車の納車が多くなるでしょう。




今日は火曜日なので、整備はあまりやりません。やりたくない、というのが本音です。

自転車の組み立て整備は、何台か並行して整備しても時間的にはあまり変わらない、料理のような性質を持っています。ですから、4台を5台にするのと、0台が1台になるのとでは負担がかなり違います。

木曜や金曜が厳しくなるのが目に見えてるのに、さらに火曜までキツくしてしまうと、1週間まるまる苦しくなるので、避ける傾向にあります。



先週に送られてきたのは、オーダーしている3台中2台とか、XS~MサイズのうちのSサイズのみとかでした。

なので本日火曜日のメイン作業は、残された自転車や、送られてこなかったサイズの納期状況の確認です。

フリーダムの注文は全て私本人が発注していますし、受け取るのも私本人なので、ざっとした受注状況と、何が何台バックオーダーに残されているかくらいは覚えていますが、その整理と納期確認は毎月1回を目安に行なうようにしています。

納期確認は、3か月も前だとほとんど納期未定の一言で終わってしまいますが、1か月程前にもなると、次の便で入ってきますヨーとか、再来週には出せそうですヨーとか、より具体的な返答になります。

送られてくる時は結構いきなりなのに、引き落としはきっちりされるので、経理の把握にもなりますし、営業担当者とのコミュニケーションも含まれていて、何でもない時に息抜きに電話するときもあります。独りで仕事してると淋しいんですからね。




2016年の製品が整いつつあり、お店の状態も少し変わったので、夜はHPでもいじろうと思います。

あとは実業団チームの登録や、個人の選手登録の作業もやらなければいけませんね、、、


2016/1/19(Tue)
ここ2週間ほど、接客多い、整備多い、練習キツイで忙しさを感じています。忙しさを感じるのも、なんだか久しぶりです。

ただ最近は、どんなに忙しくても21時になったら一度仕事を止めて、練習を先にしています。そうでもしないと、自然に任せていては仕事終わりが24時とか26時とかになってしまい、練習する気力そのものが無くなってしまうからです。



お店の展示用765をざっと組み立てました。
※ひとつ前の日記に移っているのはXSサイズ。似たような写真ですが、今回の日記の写真はSサイズになります。シルエットの違いは...わかりにくいですね、

それはハンドルとステム、シートピラー、サドルの4点を変更し、ディープリムをハメてボトルケージを付けただけですが、一気にソレっぽくなりました。もはやソレっぽいどころか、ほとんどまんま“パリ~ルーベ”仕様なので、ッポイを通り越してガチ仕様です。

個人的にはこういうのでゆっくり走るのが楽しいと思っています。自分が何に乗っているかを考える余裕があるくらいで走るのが一番楽しいんです。


お店に飾ってある新車には、ボトルケージを付け足すだけで実際の走行状態に非常に近くなり、一気に使用感が出すことが出来ます。

ボトルケージは実走行において、なくてはならないパーツであり、自転車のもっとも中央にあるパーツなので、在るのと無いのでは大きく印象が変わります。お店の展示車両は、実際の使用状況がイメージしやすい状態で飾りたいものです。

また、カタログ完成車で何より安っぽさを感じるのはステムやシートポストなので、そこに手を加えることで劇的に完成度を引き上げることが出来ます。ほんとはワイヤー張りなおしてコラムもズッバーン!と切ってしまいたいくらいなのですが…




インフォメーションボードの値札は、ヨネックス・カーボネックスに引き続きASKに。

というのも、飾ってある765は現状仕様で90万円ほどにも。メーカーカタログのアルテグラ完成車は38万円ですが、とても38万円とは書けませんでした。

展示車両の765には、ホントはデュラエースをつけて飾りたいくらいなんですが、アクシウムをコスミックCXR60に履き替えてあるだけでも詐欺に近く、さらに奥に飾っている795lightは190万円にもなるので、初めてロードバイクを見に来た人はドン引きしてしまいます。ただでさえルックを飾ると隣のアンカーやジャイアントが売れなくなるのに…




自転車本体の値札の作り直しと合わせて、今はパーツの値段表も作り直しています。

パーツの価格変更は多頻度でありますが、1年もすると店内のほとんどのパーツが価格変更されます。

例えばブレーキシューはお店に置いてあるだけでも、12メーカー・23種類あり、さらにそれぞれがシマノ用とカンパ用に分かれます。こまごましたパーツの1つ1つを調べて打ち込むのはかなりメンドくさく、練習後の目には厳しい作業です。整備作業の合間を縫っての作業とあって、なかなか進まないのがもどかしくあります。


ただ夜練した後は整備作業はしないようにしているので、日中にしかできない作業と練習時間との兼ね合いから、デスクワーク系の事務作業は半強制的に夜中にやることになります。練習後のパソコン作業の効率の悪さと言ったら…



ちょっと前から必要に駆られて昔のパソコンを引っ張り出しているのですが、そこにフリーダム開店当初の画像がたくさん出てきました。その時の自分を見ると、なんだか今よりもずっと老け込んでいるように見えます。

そう、たとえ今どんなことを言っても、あの時よりマシなんです。

 


2016/1/16(Sat)
ルックの765です。

先週の中ごろ(?)に入荷してきて、取り出す暇なくダンボールのまま放置していたのですが、土曜日に接客のために取り出しました。


フレーム価格は22万円。

ルックのプロチームカラーが22万円で手に入るとあって、今年もっとも注目されているフレームの1つです。

ただしプロチームに限って言えば、すでにメーカーレベルではフレームセットは全サイズ完売、Sサイズでは完成車であってもすでに完売で、残すところは店頭在庫分のみ。

フリーダムにデリバリーされたということは、おそらく全国一斉にデリバリーされているわけで、他のサイズの受注受付も、もって今週末までではないかと思います。




765は2016年シーズンにおいて、パリ~ルーベを始めとした石畳系クラシックで使用されるようで、そのために566では用意されなかったプロチームカラーが765では用意されたのだと思います。

同じく石畳系クラシックに使用されるマビック・CXR60と組みわせてみると、795ライト×アルティメイトを背景にして遜色ないほどの高級感をまとっています。プロレースで使われる機材なので当然かもしれませんが、765の高級感をアンカーのRL9(19万円)では感じるのは難しいと思います。



性能は…765は所有していないからわかりませんが…すでに595よりは高いのではないでしょうか。

私は文化遺産的に、コルナゴ・エクストリームパワー(2007)と、マグネシウム・ドグマ(2007)と、ルック・595(2010)を所有していますが、この3台をもってして、すでにアンカー・RS8(16万5千円)に敵いません。

カーボンフレームの寄る年波は速く、765も数年前のハイエンドより高いのではないでしょうか



とりあえず仮組した765の完成車パッケージは、とにかくハンドルやサドルの安っぽさが目に付きます。メガネを外せば見えなくなるとはいえ、デュラエースやボーラでも吊りあう高級感がある分、ビシッと組まれた765を飾りたいものですが、受注状況のスピードからして店頭在庫に出来る分はかなり少なく、フリーダムでもおそらく店頭に飾られることなく終わってしまうフレームの1つではないかと思います。


2016/1/14(Thu)
こうやって吊り下げられていると、豚の丸y…もとい、OHの季節だなって感じがします。

いつもソファーに寝っ転がってばかりの店長も、平日はちゃんと稼働しているのですね…。

フリーダムは基本1週間以上預からないようにしているので、日曜日に預かった自転車のほとんどは次の日曜日までに出ていくのですが、最近は週末の昼間ではなく金曜日の夜に取りに来る方も多いです。木曜日はことさら忙しくなりました。

とはいえ、途中でこうして日記を書いている程度にはヒマです。



自転車をバラして、ワイヤー繋げて、バーテープ巻いて、片付けして、工具をきれいに拭いて次の自転車の備えて…


私は、ここまででだいたい、1時間5分です。

ですから、3時間で3台は組みあがりません。3台組もうと思うと、3時間連続して動き続けることになります。

たまに40分くらいで組める簡単なフレームがあるので、総合的には1台1時間が目安でしょうか。



しかし最初の方はテキパキ動けても、だんだん疲れてきてミスも増えるでしょう。

最近はツイッターやフェイスブックなどの普及もあり、情報が流れるが速くなりました。つまり、もしミスをしたら、それが広まるのも速くなったというわけです。

この時に、ミスが1/100なのか1/10,000なのかを語られることはないでしょうから、これからの時代は、本当にミスに気を付けなければいけません。たとえそれがどんなにケアレスミスであっても、たった1つのミスが会社を潰しかねない時代になったという事です。



今は1時間に1台ずつ組んでいますが、仮に1台につき55分で組めるようになれば、3時間働いて10分休むことが出来ます。そしてその10分は何よりも大切な10分になるでしょう。

だから自転車は1分でも速く組めた方がいい。

おそらくいままでに15,000台くらい組んできましたが、いまだに1台が何分で組めるか測っているのは、その思いが強いからでしょう。




そういえばサイクルモードで、パンク修理選手権をやっていましたが、アレ面白い企画ですよね。

具体的には「チューブ外してハメなおす選手権」。

フリーダムでも何年か前に開催したことがあって、その時は記録46秒で店長が優勝しましたよ!


テンチョー選手権も途中でアレすればいいのに笑


2016/1/10(Sun)
今日は新年はじめての朝練でした。



フリーダムの朝練コースは、周回式ではなくUターン式です。

いくつか試したコースでも、周回式だと、脚力速い人たちがグルグルして、初心者の人は少ない時間で止めてしまうことが分かりました。

Uターンだとゴールまで行かなきゃいけないのと、行ったら帰ってこないといけないのとで、諦めずに最後まで走りきることが出来ます。

その時、初心者パックの人はゆっくりマイペースで。頑張りたいパックは時間を空けて出発し速いペースで走ることで、チームの秩序が保てます。いろいろ試した結果これが一番良さそうで、あとはどのパックで走るかは本人に選んでもらう事にしました。




頑張りたい人ほど後に出るため休憩時間が長くなり、相対的に初心者パックは休憩が短くなります。

休憩が少ないのはキツイように思えるし、速い人も休憩が長いと物足りないようにも思えますが、実際はそうでもありません。


というのも自転車は止まらない方が楽な場合が多いし、走ってるだけでキツくなるようなら、それは単純にペースが速いということ。心当たりある人もいるでしょう。

走っているだけで疲れてしまうということは、自分のマイペースが狂っているということであり、自分の力を性格に把握することが上達の第一歩になります。



また、どんなに速い人だって30分あれば力を使い切ることが出来ます。疲れるかどうかはペース次第であり、自分のペースで走らなければ自然とキツくなります。

加えて休憩時間が長い分、その間にしっかり頭で考えて、集中して走りなさいということです。

そもそも、誰かに「速い」と言われるようになった時点で、ガムシャラに走っていてもそうそう強くなれないレベルに来ている、ということをわかっておかなければいけません。




今日はフリーダムの実業チームに新規加入する若い子と、他チームの選手が1人来ていたので、ちょっとシゴいておきました。

フリーダムの朝練コースの登りは、登った後にすぐに下らないところ、あるいは下っていても脚が回りきるような下りではないところがポイントになっていて、3~4分登った後にさらに3分平坦を走って、ようやく下りで休むことが出来ます。

その時登りはきつくならないようにマイペースで登らせ、その後の3分間の平坦で踏ませます。

その狙いは、登っている最中に頑張るのではなく、登り終わり地点からペース上げることを基本とさせることを主としていますが、この時に出力が下がってきたら後ろからグイッっと押してやります。

パワーが下がり、ケイデンスが保てなくなってきた時に、速度だけが無理矢理戻されるため、それにつられてギア比もケイデンスも引き戻されて、強制的に踏まされてることになります。

「マ」で始まり「ゾ」で終わる2文字のソレを、下りが始まる前まで延々繰り返します。





私個人の練習は、平日にやっています。

基本はすべてローラー台による、短時間高強度。約1時間の練習時間のうち、30分程度が固定ローラーで、残りの30分程度が補強です。

ローラー練の方は、12月中は15分TTと20分TTをやり、1月からインターバル練を始めました。


火曜と水曜が高強度練、月曜、水曜、木曜がアクティブレスト、土曜が完全休養で、日曜がお客さんと一緒にお店のサイクリング(朝練)、というルーティンになっています。


現在の高強度練のメニューは、インターバルで、

火曜日は【3分-3分-3分-3分-1分】
金曜日は【3分-2分-2分-3分-1分】

という内容です。

それぞれのレストは1分間隔。3本目にはほぼ出し切っていて、4本目の中盤以降はほとんどまともにペダリングできていません。

最後の1分は完全に根性練で、これは新城選手が「辛いのを5回耐えれば勝てる」と言っていたことから、盲目的にインターバルを5回に設定しています。



補強メニューは、もっぱらV字腹筋ばかりです。

低姿勢保持に必要なインナーマッスルを鍛えるために、スタビリティー(スタビライゼーション)とかプランクとか呼ばれているものをやりますが、プランクはある程度まで来ると強度が足りなくなって強くならなくなるため、やりません。


腹筋の強度は、

【上半身を動かす→下半身を動かす→上半身も下半身も両方動かす】
【足を閉じる→足を開く】
【足を曲げる→足を伸ばす】
【はやく→ゆっくり】

という具合にレベルが上がってきます。ですから最終的には

【上半身も下半身も両方とも上げ下げながら、脚を開いて伸ばして、ゆっくりやる】

という腹筋が一番つらい方法になります。

ちなみにV字腹筋というのは、上半身も下半身も両方動かす腹筋の総称です。


ちなみに、ロードバイクの姿勢保持のために必要な腹筋は具体的に【腹横筋の下部】で、イメージとしてはおしっこガマンするときに力が入る筋肉です。強くなってくると、実際にオシッコを長い時間ガマンできるようにもなります。





てんちょーは練習何やってますか?という質問が多いので、まとめておきました。



2016/1/8(Fri)
皆様、昨年も一年間お疲れ様でした。

年末のフリーダムには懐かしい顔が戻ってきます。

地元を離れてフリーダム近辺に上京してきた子たち。フリーダム近辺から地方へ就職していった子たち。フリーダムに入り浸っていた学生たちが自立し、お盆や年末年始に顔を見せに来てくれるのは、お店をやっていてもっともうれしい瞬間の1つです。

私自身は普通に営業をしているので彼らと長い間しゃべることは出来ないのですが、会社の愚痴を言いながらフリーダムのソファーでグデーッとしている様を見ていると、立派に社会人をやっているのだなと思います。頑張れ!



そんな年末が具体的にどんなだったか、私は全く覚えていません。

日報を見ると売り上げは立っているし、レジ打ち件数も多いし、つり銭の100円玉は枯渇しています。日記書くどころじゃなかったというのだけは覚えています。

皆様良いお年を…からの、新年あけましておめでとうございます。



今年は正月三ヶ日が水曜日に挟まれたこともあり、私自身はかなり長い休暇となりました。

逆に大晦日が週末だったり、お正月が水曜日にかぶっていたりすると、その年は壊滅的に休めない年になってしまいます。フリーダムは決算が10月なので正月はまだ2か月しか経っていなく、あまりホッとできるような時期ではありません。業界的にも繁忙期なため、正月と言えども時期的な区切りになりにくいのですが、今年の正月休みはお店始まって以来の長期休暇になりました。



そして本年最初の営業日は、やけに忙しい日でした。

フリーダムの整備は予約制ではないため、年末までに依頼された仕事は年内に全て納品しました。今日忙しかったのは、今日整備依頼が来たからです。

今年最初の整備依頼は自転車の組み立てであり、新品フレームと新品パーツをまるっと持ち込んでの組み付け作業でした。はじめは預かり整備にしたいと思っていたのですが、会話の中でかなり遠方から来ていただいたことが判明し、いったん預かって再度来てもらうのが申し訳なくなるくらいの遠方だったため、即納対応になりました。

ちなみに昨年の年始最初の整備は、クリスマスに買ったトイザラスの子供用自転車のシートポストのカット、でした。それもそれでずいぶん特殊な依頼内容なので覚えています。



明日は暇な気がします。

先週末は営業していないので整備はたまっていませんし、今日受けた整備依頼はすべて今週末納車ではありません。

ただ今日するはずだった年末年始のメールのチェックは一切やっていないので、明日はそれに追われる事でしょう。それでも丸一日かかるものではありません。



なんだか箇条書き形式の駆け足な日記で読み返すとヒドイんですが、現在夜中の1時とあって、日記を整える気力がありません...。



2015/12/28(Mon)
先週の日曜日に、メリダ・スクルトゥーラTEAMの展示会受注分が数本入ってきました。ツールを走るハイエンドフレームが269,000円(税込)とあって2016年の大きな話題になった気がします。

標準でFSAのKフォースのシートピラー(マットブラック)が付属してきますが、これは要らない人、別のシートポストの方がいい人など、購入者によって分かれるところですから、フリーダムでは基本別売りとし、実売価格は243,000円(税込)です。


フレーム~フォーク~ヘッドベアリング~その他小物まで混ぜたフレームセットの重量は実測1,220gでした。パワーメーターを使用しない完成車重量は6.3kg~6.6kg程度で収まることと思います。(含ペダル・ボトルケージ×2・メーターマウント)

寒いので(?!)写真は撮りませんでしたが、今日の日記の内容にメリダは特に関係ありません。今日の日記は昔話です。




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2008年のオリンピックを制し、当時の軽量フレームの一角だったオルベア・オルカ(2代目)を始め、2010年頃までのフレームセットは1,600g台であれば軽量と言われていました。

また、圧入型BBが普及してきた2013年頃は、ジャイアントの新型TCRアドバンスドSLがISPにもかかわらず1,300g前半をマークしてきて驚愕した記憶があります。

そして2016年では、メリダ・スクルトゥーラTEAMが一気に1200g台前半まで突入してきました。



この5年間の、フレームセットの重量面のトピックは主に、

①フォークの重量が360g位から320g位になったこと。
②ベアリングが大口径化したこと。
③圧入系BBが台頭したこと。

の3つで、特に重量面で大きく寄与したのは③です。


2013年頃に、アルミシェルのネジきりBBがアルミシェルの圧入式BBに、それが最終的にフルカーボンシェルの圧入式BBへ、という変遷がありました。アルミシェルの圧入式BBの時代は短かったため、

【アルミシェル+ネジ切りBB → フルカーボンシェル+圧入式BB】

と捉えても十分です。



そして、フルカーボンフレームのBBにネジきりBB用のアルミシェルを埋め込んだフレームと、BBに大穴だけ空けたものでは重量面で200gほど差が出ます。2012年以前のフレームに使われていたアルミBBシェルが約200gあり、最近のフレームにはそれが無くなった、とも言い換えることが出来ます。

クォータ・KOMなどの超が付く軽量フレームが軒並み900g前半だった頃に、いきなりキャノンデール・スーパーシックスEVOが700g台のフレームを出したのは、そこに回答があります。



しかし、名目的に200g軽くなったからといっても、重心的に車両の中央下部が集中的に軽くなっただけなので、性能的にはそれほど効力はありません。

自転車のBBベアリングは、よりデカく、より外側にある方が理論上良い、というのが前提にあり、あくまでBBの剛性を上げるための大口径BBに対応した時の副産物、という順番で認識するのがポイントです。



時代が進み、BB30やPF30の性能が良好な事で、最近ではエントリーフレームにもフルカーボンシェルと圧入系BBを採用したモデルが増えてきました。名目重量では1000g~1100g程度が多く、代理店の広告文句は「十分な軽量フレームといえる」として評価されることが多いように感じます。

しかしそれは5年くらい前に主流だったアルミシェル+ネジきりBBのハイエンドバイクを引合いにだし、フルカーボンシェル+圧入式BBの形態と比べているわけで、最新のフルカーボンシェル+圧入式BBハイエンドは軒並み700g台前半が標準になっていることを、抑えておかなければいけません。



ちなみに、BB30などの圧入式BB系フレームの異音問題として、海外メーカーの回答は、

①うるさいとこ行けば聞こえない
②集中して走れ

だそうです。ずいぶんとスパルタンな回答に、初めて聞いたと時は「確かに!」と笑ってしまいました。


ただ、ベアリングの受けとなるフレームにしなる設計が取り入れられている以上、異音はあって当たり前、しない=聞こえてないだけ、というのはユーザーも理解しておかないといけない時代になったかもしれませんね。


...こういう余談を書くと自分の店のネガキャンみたいな日記になりそうで本当は書くの嫌なんですけどね、、、


2015/12/25(Fri)
今日はオーバーホールからのローラー練にてイヴぼっち。

明日はオーバーホールからのローラー練にてクリぼっち。



赤い鼻を気にしているトナカイを、サンタは暗い夜道で助かるぜ!って慰めるけど、光るなんて一言も言ってないんだよね。

仮に光るとしたら、赤い花より光る鼻の方がよっぽど嫌だと思うんだ。

一人でストレッチしてると、そういう事考えちゃうよね。


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