2023/7/26(Wed)
ツールの機材集計 ※この記事ではフレームのみ。
 
 
 
こういうのは機材の統計を取ってみると、明確に偏りが出るものです。
 
自転車の売れる機材はパリルーベ、ツールドフランス、世界選手権の実績に比例します。
 
以下の集計から分かるのは速い機材ではなく、あくまで2024年に売れる機材、少なくとも機材選択のリスト上位に入ってくる機材として捉えます。
 
  
  
【全体】 ※タイムトライアルを除く
キャニオン 4勝
メリダ   3勝
スぺシャ  3勝
コルナゴ  3勝
ピナ    2勝
ルック   2勝
BMC   1勝
トレック  1勝
ファクター 1勝
 
【山岳ステージ】 ※ポガチャルとビンゲゴーを除く
メリダ  3勝/17点
スぺシャ 1勝/12点
ルック  2勝/10点
ピナ   2勝/10点
コルナゴ 1勝/10点
BMC  1勝/9点
(以下略
 
【平坦ステージ】 ※ポガチャルとビンゲゴーを除く
キャニオン  4勝/24点
スぺシャ   2勝/10点
リドレー   0勝/6点
トレック   1勝/5点
メリダ    0勝/3点
(以下略
 
ステージ優勝したメーカーは全体の約半分。
 
毎年統計を取っているとこれは至って例年通りというか、どこかのメーカーだけ飛びぬけて買ったり全部が平たく勝ったりはしません。
 
 
点数の付け方は1位が5点、2位が2点、3位が1点としています。さらにそこからポガチャルとビンゲゴーの点数を引いてあります。

また、山岳ステージと平坦ステージは私の独断です。具体的には第10ステージと第19ステージはコース断面図やレース展開から山岳ステージ扱いとしました。
 
 
 
点数的に活躍した印象を受けるのはメリダとスぺシャ。
 
個人的にはこの2つはラベル違いくらいにしか思っていないんですが、やはり乗ったときの印象通りというか安定して速いのが数字で一致します。
 
 
チームの力に対して活躍したのがルック。
 
コフィディスがデローザやオルベアだった頃に比べると、はるかに点数に差が出ています。
 
ルックと同点数にピナレロがありますが、クヴィアトコウスキーやカルロスロドリゲスがドグマじゃないと勝てなかったかといえばそうじゃないと思うので、機材の敢闘賞はルックです。


海外メディアだとこういう記事が多いんですが、日本だとやりません。広告メディア的にやりにくいのでしょうか。ご参考までにどうぞ。

ホイールはメーカー以外にチューブラー/チューブレスでも分けていくので点数化が複雑になります。
 
 
 
...続く...?


 


2023/7/26(Wed)
本日臨時休業、かわりに都内にて展示講習会。
 
 
 
カンパニョーロの展示会はコロナで中断して以来4年ぶり。
 
場所は東京のど真ん中にあるイタリア文化会館で行われたけど、近辺の飲食店はみんな入れ替わってた。
 
率直に言って、潰れちゃったんだろうね………。
 
 
 
カンパの新型コンポはまだ電波法の申請許可が降りてないらしく無線が繋げず、少々のレバーのクリック感を確かめただけにすぎない。
 
あとはプロチームがどんな使い方してたかコソコソ話を聞いてくるくらいしかできない。
 
そもそも自転車機材全般は乗って使ってみないとほとんど何もわからないわけで、展示会などはただの顔見せ会だと思ってる。

お互いに潰れてないよね?みたいな。
   
 
 
展示会には自転車では行かなかった。
 
フリーダム店長的には珍しいことなはずなんだけど、最近はもっぱら建物内にロードバイクの持ち込みを許してくれるビルが少なくなった。
 
ビルそのものが変わったわけじゃなく時代的な方針の変換として、知らないものはぜんぶダメって感じで世知辛くなってきた。
 
 
 
外に置いとく分にかまわないだろうだけど、スーパーレコードで組んだロードバイクを都内に置いとくわけにいかないだろう。
 
だから完全に手ぶらで行って手ぶらで帰ってきたよ。
 
 
 
(facebookより)
 


2023/7/25(Tue)
火曜日、定休日、230kmぼっちライド。
 
 
 
房総半島の渓谷を過ぎて海まで下りて来た。そんなつもりじゃなかったんだけど…
 
私にとって海は、夏に来て泳ぐ場所ではなくて冬に走りにくるところだった。
 
今では…夏きても冬きても通り過ぎるだけ。
 
さみしいっ!
 
 
 
お金あんまり持って来なかったから何処にも寄らずに帰る。
 
カフェ巡りならぬ湧き水巡り。帰りは追い風だからすぐ戻れる。
 
さみしいっ!
 
 
 

※※※※※※※※※※※※※
 
 
 
 
サイクリングで考えてることは、元気いっぱいで帰ってくること。
 
元気いっぱいっていう定義は曖昧だけど、例えば足攣らないとか腰痛くないとか肩凝らないとか。
 
最後の坂でもちゃんとダンシングが出来たり、家帰るまでエアロポジションが維持出来たりとか、基礎的で根本的なことが最後まで保てるかどうか。
 
  
 
コンビニ補給は、ポカリ1リットルと水2リットルとウィダーインゼリー2個。買うものは常に同じ。
 
ポカリはコンビニいる時に一気に飲みきって、水は体にかけまくる。ポケットにウィダーインゼリー入れたらすぐに再出発する。
 
真夏のサイクリングはウェアが濡れてるうちは涼しく走れるけど、乾いたら終わり。
 
この時期はウェア乾いたら死ぬ…くらいに思ってる。
 
だからボトルの中は常にカラダにかけるための水。
 
 
 
ポカリを1リットル一気飲みするとお腹がかなりタポタポになるけど、30分もすると空いて胃が何かを求め始める。その時にゼリーを飲むときっちり糖質を吸収出来る。
 
ウェアが乾くのもポカリやゼリーが吸収されるのもだいたい1時間。
 
だからave.30km/hで走って補給を6〜7回繰り返すと200kmくらいになる。
 
  
 
脱水症状と熱中症だったら熱中症の方が怖い。
 
もちろん両方気をつけることに越したことはないけど、持ち歩けるエネルギーと水分には限りがある。
 
 
仮にサポートカーがいてサドルから降りなくて済むならそれがベストなので、セルフの水分補充は駆け足早足急ぎ足。
 
とにかく体を濡らして走り続けるのが熱中症を避けるポイントだと思ってる。
 
 
長時間の休憩は罠だ。


 
(facebookより)

 


2023/7/25(Tue)
ツールドインターバル、2回目翌日。
 
朝起きて、想定してたより体がキツくない。追い込みきれてない。
 
 
私の練習には、誰かに見張ってもらったり檄を飛ばしてくれる人がいない。
 
スポーツを1人で追い込む難易度は頭で考えてる以上に高いはずで、私自身の環境的に多少仕方ないこととして合格点を甘くしてる。
 
私が私をスポーツに向いてないと思ってる理由のひとつ。
 
 
 
 
フィジカルを戻すにあたって、ダイエット、パワートレーニングのほかにもうひとつ課題がある。
 
それはハムストリングのケア。
 
 
ダイエットはある程度までは考えなくても構わない。
 
過去と同じように過ごせば過去と同じ水準まで戻るはずで、過去を上回るストイックさはまだ要らない。
 
 
パワーは…ほとんどマッスルメモリ頼りだと思ってる。
 
これは医学的根拠が不明瞭な記事が多いけど、経験則的にブランク3年なら十分戻る。
 
 
 
一方で重要だと考えてるのがハムの柔軟性。
 
トレーニング辞めてパワーが落ちて踏めなくなったことで、すべて引き足で誤魔化すような乗り方をしてきた。
 
普段の練習でも、もちろん店長選手権の時でも。石川ロードのDNSを深くダメとしてないのも、引き足だけにしてはむしろ耐えてる方だと評価してるから。
 
 
 
踏み足と引き足のパワーは9:1となっていて、踏み足を使わずに走ると自転車はマジでスピードが出ない。
 
ロードバイクは引き足意識…っていう記事は多くあるけど、あれは引き足で走るわけじゃなくて踏み足の邪魔をしないってこと。
 
それを勘違いしちゃいけない、自転車は踏まないと走らない。
 
 
 
そして今回のインターバル練は失ったパワーを取り戻すためのものであると同時に、3年間酷使して疲弊したハムを回復させないといけない。
 
例えるなら農業で荒れ果てた土地を休ませるがごとく。
 
 
私は自分の柔軟性に苦労したことはないけど、逆に意識して柔軟性を上げたり保とうとしたこともない。
 
完全に先天的なものに任せっきりで37年間きた。
 
 
そしてここ3年間の酷使で硬くなりきったハムが、ずいぶん運動能力を阻害してるのがわかる。
  
ストレッチであれマッサージであれ、これも解決させておかなくちゃいけない。


 


2023/7/24(Mon)
そういえば…体重が少し減った。
 
自転車はパワーつけることより体重減らす方が効果的だから、ある程度の段階まではトレーニングのことよりダイエットのことだけ考えてる方が走れるようになる。
 
 
 
ダイエットのポイントとしては、適切な運動や適切な食事…水をガバガバ飲んだり快適な睡眠環境だったり、いろんなテクニックがあると思う。
 
そこに加えて個人的に重要だなと思うテクニックは逃げを残しておくこと。
 
具合的には「オレはまだオヤツを食べている…それをやめればさらに痩せるはずだ…ふっふっふ」みたいな。
 
 
 
私たちの趣味が自転車である以上、そこそこの食事でそこそこ乗ってるだけで、そこまで精度の高い生活をせずとも変に太ったりしないはずなんだ。
 
自転車趣味なのに太ってるっことは、自転車のプラスを補って余りあるほどマイナスの何かがあるはず。
 
自転車以上に痩せるスポーツなんて無いのだから、それが何なのかは簡単に見つかるはずだ。
 
 
 
私は…体重が減ってきたとはいえ、特に変わらずにお菓子も食べてるしジュースも飲んでる。
 
あんまり痩せきると体調くずすから、それはここぞというときのための虎の子の手段。



(facebookより)
 


2023/7/24(Mon)
ツールドインターバル、2回目。
 
体調は1回目の時よりキツい。
 
 
 
3日坊主の3という数字はとても重要で、何事も人間は4回目とか4日目くらいから慣れてくる。
 
たまにしかやらない人は常に1回目みたいなものなので、毎回キツいことしか思い出に残らない。
 
 
それをグラフやイラストに雑に描いてみたけど、たとえば自転車の集団内空気抵抗は1人目2人目から順に100→70→40→15→15→15・・・となっている。
 
この数字はちょうどモチベーションやメンタルの数字と近い数値になっていて、1日目から3日目までは70〜100と負荷が高い。そして4日目以降で激減するとともに、脳も体も慣れてくる。
 
逆に4回目以降で楽になると思えば、モチベーションの多くを1〜4回目に費やしてやることで、以降はオートマティックに続いていく(脳と体が勝手に続けていってくれる)、スポーツのひとつのテクニックだと思う。

なんらかのきっかけでふとヤる気が高まった瞬間に「最初の3回だけ!」と思って頑張っちゃえば、あとは勝手に頑張れる。脳のメカニズムがそういうふうにできてるんだから、それをうまく利用してやればいい。


 
私はこないだ37歳になった。
 
3〜4歳の頃から今に至るまでサッカー&水泳&陸上競技&自転車競技とやってきたけど、モチベーションを数字的に考えるようになったは自転車競技を始めてから。
 
もう少しはやく身につけたかった。
 
 
 
モチベーションの増減は自身はコントロール出来ないところで動いてしまうことが多い。
 
機材を新しくしたり何かイベントに出たりするのは所詮単発的な応急処置であって、恒常的なモチベーションは仕事や私生活に比例してるように感じる。

私の人生において3年間も4年間も運動から遠かったのは移転の時期が初めてだったから、自身のモチベーションコントロール能力を上回る(下回る)ほどのフィジカル低下を経験したのは初めて。 
 
こういう時に他者からのメンタルケアが必要なんだと実感した。
 
 
 
私は…フリーダムが学校の部活動だとしたら、私の立場は顧問の先生であって、お客さん達は生徒たちである。
 
アマチュアライダーにとってはどうしても仕事や勉強、試験に受験に就職に結婚出産に転職に、あるいは病気や事故や落車で、順調だったはずの部活動にチャチャが入るきっかけが多い。
 
それは暮らしていく上で多少なり仕方ないとして、私には皆んなが浮上するきっかけを与えられるメンタルケアが出来る能力がないと、サイクルフリーダムはサイクリングチームもレーシングチームも強くなっていかない。
 
今のアマチュアロードバイク界はフィジカルケアに熱心だけど、練習メニューそのものはプロ界から真似てるもの。しかしプロまで辿り着いた人達のメニューがアマチュアに続くわけがないから、次に必要になるのがメンタルケアであることはバカでもわかる。
 
移転は私の人生における大事故みたいなものだったから、まずは私がそこから復活して見せねばならない。




2023/7/23(Sun)
日曜日、夕方、ヒマ。
 
  
 
遠征バックにたべっ子どうぶつのネコをつけた。

ガチャガチャのフィギュアの頭に熱した安全ピンを突き刺して…
 

たべッ子の推しはネコとカバです。

仲良くなれそうな人いますか?


(facebookより)
 


2023/7/21(Fri)
最近のフリーダムの前は水道管工事でワチャワチャしてる。
 
毎日工事の人や交通整理員の人がいて、今日は少し長い時間しゃべった。
 
「お金持ちなんでしょう?」
「お父さんは市原で自転車さんやってるんでしょう?」
 
…みたいな話になって…プロジェクトKさんと親子だと思われてるみたい!
 
 
 
お金持ちに見えるってのは多少戦略だし、高級な車を持ってるのも同業者への見せびらかし。
 
自転車屋業界はもともとがお金持ちだったり、先祖代々駅前でパンク修理してたり、同年代の店長は2世や3世だったり。
 
そこに一代でデカい風穴開けてやろう、開け方の道しるべを作ってやろうというのがフリーダムの目標のひとつ。
 
 
 
フリーダムの建物は立派に見えるし、実際に立派だと思う。10年前に戻ってもおそらく今より上手くは出来ない。
 
でも本当のベストは平屋。
 
もともとの移転案も、住宅区画を2区画買って平屋を据えることだった。
 
 
基本的な法人の与信は売上高まで。
 
仮にそれをフリーダムがクリアできてたとして、しかし私には担保が無かった。
 
あるわけないだろう齢30で、1億円の金融資産や不動産資産が。
 
私のパパンとママンはJRの下請け会社と飲み屋のネェちゃんだぞ!
 
 
 
だからひとまず1区画に建てて、翌年に大慌てで隣の区画も買い、さらにそこからしばらく経ってから建物を作り始めた。
 
70坪もあるのに平屋じゃないってことは、私がお金持ちじゃないことの何よりの証拠。
 
だから毎日階段登らなくちゃいけないんだ。
 
 
 
(facebookより、一部編集)
 


2023/7/20(Thu)
本日ローラー、メニュー練。
 
70〜80分程度で終わるから、その後にサイクリング行っちゃうかもしれないけど、ひとまず室内にて。
  
  
 
完走できなかった石川ロードのあとにP1時代の元チームメイトと話してたんだけど、ちゃんとローラー練やらないと無理だと思う。
 
昔の7〜8割も戻ればこの先のE1でどうにもならないとは思ってないし、現時点でE2でどうにもなってないわけじゃない。
 
でもE2抜けたりE1で完走目指したりするだけでハッピーなわけじゃないし、せっかくレースの世界に戻るならちゃんとE1で戦える体が欲しい。
 
戦える力ってのは他人をチギる加速能力のことであって、ペースで誤魔化して上手にやり過ごすことではない。
 
 
昨年11月から毎日うぐいすラインをL2〜L3で走ってきたわけだけど、仮に残った1〜2kgをダイエットしきったとしても、ビックリするほど強くなるわけでもないと思う。
 
つまり今のままだと7割にすら戻らないという結論になった。
 
 
 
今のモチベーションに偏差値をつけると51ってところ。別にマイナスじゃないけど、大きくプラスってわけでもない。
 
この状態でローラー練をやるとモチベーションの反動もタダじゃ済まないだろうけど、1ヶ月だけと割り切ってしっかり頑張ろうと思う。
 
そのくらいなら出来るし、走れるようになればモチベーションも上がってるかもしれない。それすら出来ないならそもそも…って話でもある。
 
 
 
 
本当はインターバル練は6月にやるつもりだった。

でも抗生物質飲んで体調悪くしたり梅雨そのものがなかったりで、水を刺された。だから…
 
 
1ヶ月と言わず、8月末まで5週間。週2回のインターバル練習回数に数えてちょうど10回だろう。
 
今から10回ローラーをやったら、どのくらい走れるようになるかはだいたいわかる。
  
 
夏の天気いい日に室内で走るなんてもったいないけど、自分の幸せは今はそこにはない。
 
9月の群馬は必ず昇格しよう。


 


2023/7/19(Wed)
山梨合宿の連絡です。
 
日程は...
 
8月31日(木)
9月1日(金)
9月2日(土) ←BBQ?
9月3日(日)
9月4日(月)
9月5日(火)
9月6日(水)
 
となっています。
 
 
 
基本的な形式として、私が現地で構えています。
 
皆さんは好きな時に来て好きな時に帰る...といったシステムです。
 
日帰りも可です。
 
 
 
合宿といいつつも、何か練習メニューがあったり、一生懸命はしって強くなろうという趣旨ではなくて、完全にただの林間学校くらいの感覚です。
 
走るコースは決まっておらず、毎晩or毎朝、その人メンバーや疲れ具合で雑に決めています。
 
ちなみに、来て走らないけどBBQだけするも可です。
  
  
 
締め切りは具体的には決めていなくて、おおよそ8月中旬くらい...

現状はまだ各々の中で予定立てていただければと思います。


 


2023/7/17(Mon)
日曜日、石川ロード、完走できず。
 
30位くらい/170人くらい。
 
 
 
チギれる頃には集団は約30人、チギれた後はグルペットにもついていけず暑さで体内外からオーバーヒート。
 
でも暑かったからとかじゃない、シンプルに速かったよ、速かった。
 
 
勝った子はインカレチャンピオンだって。
 
みんな思ったはず、「pで走れよ」。
 
でも遅いから文句言うんだ、速けりゃ何の文句も出ないんだ。
 
文句言う暇あるなら練習がんばれ。
 
よし、じゃあ皆んなで言お、せーの「速ぇーよ」
 
 
 
切り替えて、昼メシ(夕方)。
 
静脈瘤ビシビシの男達がパフェを貪る姿って、なんか世紀末に見えるよね。
 
きっと自転車乗りにはエリクサーに見えてるんだろう。
 
 
 
 
月曜日、朝練。
 
ツールドフランスで久々の寝落ち、夜中に起きて見返す。おかげで寝坊。
 
往路はサイクリングチームのトップメンバーと、復路はレーシングチームのメンバーと。
 
行きにいい感じで引いてもらったおかげで、帰りの方が脚が軽かった。
 
昨日の疲れからやや回復して、午後からお店。


(facebookより)

 


2023/7/13(Thu)
ルックの新型に関して多く質問を受けるので、物語として説明してみます。
 
 
ルックのモデル名はターマック/ルーべやフォイル/アディクトなどわかりやすいニックネームがついてるものと違い、数字の羅列なのでとても覚えにくいはずです。
 
ですから省略化した家系図を見ながら話しましょう。 
 
 
 
 
ことの始まりは585というモデルに遡ります。
 
現代でこそ山岳軽量モデル/エアロロード/エンデュランス(グラベル)ロードという3系統に収まりましたが、カーボンフレームの黎明期はそこまで器用に作成できませんでした。
 
カーボンフレーム黎明期に登場したた585は3系統のいずれにも当てはめにくかったため、ここでは「変態モデル」とします。
 
 
 
585のコンセプトは「とにかく最大限固くしてみた」です。
 
この時期はまだ金属とのハイブリットだったりガラスファイバーとのハイブリットだったり、部分的には金属フレームの方が勝っていたりと、まだまだフルカーボン化に難儀していた時代です。
 
ルックはカーボンフレームの権威と云われることがありますが、その理由のひとつとして、他メーカーよりも圧倒的に高い剛性が作り出せるというものがあります。
 
この585は現代と比べても硬い部類ですので、20年前にすでに現代にまで必要な剛性まで辿り着いているんです。
 
 
 
硬すぎるフレームがダメだというのは今の時代には常識的です。
 
後に剛性戦争と呼ばれる時代にそれを提唱したルック595は、585の"実験"をもとに、そして595と586という「優等生モデル」の2つを統合する形で695、そして695にエアロ形状を纏わせた" だけ"の795と続いていきます。
 
595/586が高級な懐石料理に例えられる一方で、585は激辛ラーメンと言われています。
 
595→695→795が同じ懐石料理の進化系であるのに対して、585と785は先祖というよりセルフオマージュに近いものです。名前まで似てるのは狙ってか偶然かは分かりません。
 
しかし785のコンセプトは「平坦も下りも捨ててとにかく登りだけに振りきってみた」というものなので、発想の出所は似てるんです。
  
 
 
ルックが他メーカーと比べてわかりにくいのは、山岳/平坦/石畳の3種類ではなく、独特な4カテゴリーになってるからです。
 
特にレーサーモデルとエンデュランスモデルの中間モデルは、価格こそ分かりやすいミドルグレードに当てはまるかもしれませんが、その中途半端な存在理由は理解不能です。
 
そしてこの中間モデルの祖である675は「なんとなくやってみた」というコンセプトであり、そこから現代に至る795ブレードが産まれます。
 
 
一方で595→695→795の系譜は、795の後期型の後期型となる795ライトRSで途絶えます。
 
途絶えた理由は割愛しますが、 795ライトRSが795ブレードRSの直接の祖先ではないということが重要なポイントです。
 
 
 
チラッと前述しましたが695にエアロ形状を纏わせたものが795になります。
 
695は8年間中4回のモデルチェンジ、795は5年間中5回のモデルチェンジが、それぞれありました。
※細かすぎるので年表では割愛しました。
 
私自身は695を5台、795を3台ずつ買いましたが、特に695の後期型と795の前期型のフィーリングはまったくわかりません。

明らかに意図して、全然違う形で同じ中身を再現した2機種です。
 
 
 
一方で、795ブレードRSは前期型と後期型で全く違います。
 
795ライトRSのカタログドロップによってカテゴリーアップしなくちゃいけなかったからですが、同じ形なのに中身が全然違うという、695/795のときと同じで逆のことをしたわけです。
 
つまりルックとしては、「外見なんかどうとでもなるよ」と主張してるわけです。
 
 

さて、現代の問題は新型の795ブレードRSです。
 
 
 
…続く。

 


2023/7/11(Tue)
火曜日は定休日。
 
冬でもない、月末でもない、ツールも休息日。
 
言っちゃなんだが、ただ自転車に乗ってればいいだけの日。
 
 
 
事務接客整備が100%仕事だとして、ツール見たり練習したりするのは70%くらい仕事だと思っている。
 
仕事と趣味が3割も重なってるのは幸せというしかない。
 
 
お金の問題は鬱につながるけど、こないだ源泉徴収税払い終わって今期の底辺に目処がついた。
 
だから今日はただ自転車に乗ってればいいだけの日。

 
 
(facebookより)
 


2023/7/10(Mon)
日曜は朝4時起き。
 
レースして、昼寝無し。
 
お店やって現在22時。
 
 
 
さて今日のツールは…うわっ、まだあと106kmもある。
 
 
 
~~~~~~~~~~~~
 
 
 
朝練。暑い。
 
倉庫から自転車取り出して空気入れてるだけで汗だく。
 
 
今季初の、出発前水浴び。
 
洗車ホースでジャージをビショビショにしてからスタートする。
 
朝練コースに着く前までに乾いちゃうけど、それでも30〜40分は涼しくいられる。
 
 
 
思うに昨日キツかった理由の半分くらいは熱中症と脱水症状だと思う。
 
あの蒸し暑い中の2時間にポカリ1リットルしか持っていけないわけだし、なけなしのポカリを水浴びに使ってる選手もいた。
 
あるいは昨日のツール…最後の登坂区間でアダムイェーツがポガチャルに水かけてるシーンがあったけど…
 
熱によるパフォーマンス低下は大きくて、昨日のレースはマトリックスが引く以外ペースが上がらなかったのに沖縄やニセコの上級クラスでシングルに入るメンバーがこぞって足攣るのは、つまりそれだよね。
  
 
 
それでも今日の脚は悪くない。
 
むくみもないし、刺激も入ってる。ちょっと眠いけど、むしろ良く動いてる。
 
一方で昨日は超早朝にウィダーインゼリー飲んで、昼ごはんにカップ麺食べて、オヤツにせんべいちょびっと食べただけ。昨日の夜ご飯はまだエネルギーになってないはずから、ガス欠でスカスカって感じ。
 
いつもは朝練コース最奥のコンビニで朝ごはんだけど、今日はフリーダム出発してすぐのコンビニで朝ごはん食べてからコースイン。
 
 
おっと、お店ビチャビチャにしてごめんよ!



(facebookより)
 


2023/7/9(Sun)
サマーサイクルフェスタin千葉県袖ヶ浦サーキット。

17位/300人くらい。



120分エンデューロ、110分を過ぎて、先頭集団は残り15人くらい。

そして残り7-4分の周でチギれる。

エンデューロの残り5分でキレるやつがいるかよって感じだけど、これが私の今の位置。


コースは1周2km/3分。

1周につき2回のヘアピン、つまり2回の立ち上がりダッシュ、残り2周だからあと4回のインターバル。

こんなのメンタルの問題というか、気の持ちようひとつじゃないか…



なんだか脚が攣りたくなくてドロップしちゃったわけだけど、10位くらいになったチームメイトや周辺のメンバーに聞いたら、やれ足攣ってただのやれ走り終わって気持ち悪くなっただの…
 
こういうところだよね。
 
脚攣るのが嫌でやめちゃう人間と、脚攣ってても頑張れる人間と。
 
 
どうしても今の自分に自信がないから、自分だけが脚が攣りそうで皆んなは余裕そうに見える。
 
単純な脚力だけじゃなくて、それ相応の強い精神力が足りない。
 
 
それでも足攣ってても頑張れる人なんて、サイクリストのガチ勢の上位1%だから、まぁまぁ…私もそこに戻らないといけない。
  
 
 
ちなみにメンタルトレーニングは20分TTが最適。
 
根性が出せない状態でキツい状態に耐える時間が長い、嫌なメニュー。
 
アマチュアレースで20分以上"かかり"続けることも滅多にないから、メンタルトレーニングとしては充分。
  
 
……ただちに取り掛からないとね...…ね?




Page:[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12][13][14][15][16][17][18][19][20][21][22][23][24][25][26][27][28][29][30][31][32][33][34][35][36][37][38][39][40]

管理用
-Diary-