2018/11/16(Thu)
自転車っていうのは、カーボンと金属とゴムが、ボルトとアブラで組み付いてる。

この時カーボンと金属とゴムに関しては既製品なのでノータッチ。メカニックとして直接関係あるのはボルトとアブラの方。

どのマテリアルがどう接触しているか、ボルトとケミカルのメカニズムをきちんと勉強しておくことが重要だ。



私はいつも言っているように、DIYで組み立てるのはまったく構わない。

でもみんなフレームやコンポやホイールのことは調べるくせに、ボルトやケミカルのことはおざなりなんだ。

組み立てとして、知識の優先順位はボルトとケミカルにあるというのに、ボルトはトルクレンチ使っておけば大丈夫、グリスもとりあえず塗っときゃいい、みたいな。


それではダメだ。

何のためにグリスをつけて、どこにどのグリスをどれだけつけるのが適切なのかは、しっかり理解しておくこと。

不必要なところにつけるグリスは、丁寧な組み立てとは正反対であると認識することだ。



雑誌では簡単に「自分でやってみよう」とか書いてくれるが、コンポの組み立て方の前にケミカルやボルトの知識をつけろと、そのことを普及させてほしい。

そして自分で組み立てようとして、ケミカルのことが専門的でググりきれないというのなら、その時点でDIYは踏み止まるべきだろう。



2018/11/12(Mon)
昨日は昼ごはんと夜ご飯が上手く食べられず、整備しながら脚をつりそうになった。

仕事後は、たとえエキシビジョンとはいえレースに出られるようなコンディションではなく、レース開始そうそうチギれたらどうしよう...とか考えながら寝た。

最大限の抗いとしてふくらはぎにコンプレッションウェアとCW-Xの7部タイツを履いて寝たが、朝起きてベッドから降りると足先のむくみがヤバさを感じる。

シューズがすごいキツくていつものところまで締まらない。紐靴なのでむくみ具合が目に見える。



朝9時からチームメイトの整備の約束をするも、もののみごとに寝坊する。ごめん。

整備を終えてラジオ体操的なイメージで自走で幕張へ向かう。脚が棒のように重く、走り出してすぐにハァハァしてしまったので、パン食べたりレッドブル飲んだりしながら、なるべくコンディションのことは考えないようにする。

気分転換に少し遠回りして会場へ。1時間くらいすると、ちょっとだけ血の巡りを感じるようにはなった。



今日はJBCF:幕張クリテJPTエキシビジョン。

レースは幕張メッセ目の前の850mの周回コースを45周回。

時間にしてだいたい50分間くらい。通常のJPTクリテは1時間半くらい走るので、いつもの半分ほどだろうか。

昨晩の疲労抜きがてら自走で来たけどウォーミングアップとまではいかず、ローラーも無いので最初の20分をアップに充てる。集団の末尾でシッティングでクルクルしたりダンシングでグニグニしたり。

クリテリウムにおけるP1とE1の大きな違いとして、P1では中切れが滅多に起きない。E1ではしょっぱなから中切れしたりするけどP1ではそれが無い。だから最初の20分くらいをアップに使ったり、目が醒めてタイヤのグリップに自信が掴めるまで集団最後尾で過ごすことも多い。

今回は15周ほどするとようやく「あ、今日はチギれないな、このくらいなら走れるな、どの程度動けるかな」などと思えるようになった。




レースはブリッツェンの雨澤選手と鈴木譲選手が2名で抜け出して、メイン集団がラップされる。

選手の95%に赤旗降るわけにもいかず、先導バイクのスリップストリームを受けながら抜かれる。それをアンカーの窪木選手がバイクを無視してブリッツェン2人を追いかけていった。

私は窪木選手の後ろの後ろの後ろくらいにいたけど見送り。ブリ2人に窪木さんが追いつくまでの出力と時間を考えると、たぶんツキイチでも付いていけないと思った。

渡良瀬TTのタイム的にはイナーメのチームTTよりトッププロひとりの方が速いので、それを私が単独で付いていこうとしてもスピードが足りない。まして付いていったからにはツキイチが許されるわけではなく、数回ローテしたあと力尽きて赤旗振られる未来しか見えない。



レース30〜45周は多少スタートゴール地点を意識をして、何回かメイン集団(2周回遅れ)の先頭で通過した。

実況の今中大介さんと目があったっぽいので会釈すると、ニコッと微笑んでくれる。まだ今中さんがインターマックスの代表だった頃に展示会などで練習方法を教えてもらっていたので、多少サングラス越しであっても気づいてくれたんだろうか。

実況内容は風でうまく聞こえなかったけど、「イナーメ信濃山形のくぁwせdrftgyふじこlp...」とか喋ってくれたかなーとから思いつつゴール。

コースの全部に渡って「テンチョー!」って応援してもらっていた。みんなありがとう。お店を臨時休業して出たレースで、みんなの前でリタイアして慰みのお世辞を貰わずに済んだ。

てかお客さんの前で赤旗振られたら売上が落ちそうなので、そうならなくてよかった。レースを営業と考えてるわけではないが、ゴール後にみんなから「今度オーバーホール持っていきますね!」って言って貰えた。




2018/11/6(Tue)
ディスクブレーキの整備力をアピールする際に、「当店はわずかな歪みも見逃しません!」みたいな宣伝文句をうたう店があるけど、どちらかというと「わずかな歪みでも走れなくなっちゃうのがディスクブレーキですよ」って普及させて欲しい。


2018/11/5(Mon)
今年のオーバーホールも、また少し値上げの傾向にある。

ひとつは単純にパーツの値上げ。シマノのスモールパーツは昨年に比べて7〜10%くらい上がっている。

もうひとつの理由は送料。こちらの方が影響は大きく、送料はどこもすごく高くなった。

スモールパーツの値上げは毎年あるけど、これは昨年にはなかった今年特有のトピックだ。



そもそもスポーツサイクルは送料の塊だ。

フレームもホイールもタイヤもハンドルもサドルもペダルも、ぜーんぶ別のメーカーで、ぜーんぶ違う代理店から仕入れて、1台バイク作るのに送料10回です!みたいな。

オーバーホール自体は3万円だけど、補修パーツに伴う送料600円が5回分で3,000円が別途です!みたいな。

しかしこの送料はなかなかお客さんに請求しがたいものがあった。送料3,000円いただきますというと、露骨に顔が渋くなる。



「送料なんて無料でしょ」というイメージを作ったのはアマゾンだと思う。

アマゾンがクロネコヤマトをこき使いすぎて、ヤマトがキレて、送料を値上げしたらサガワや他の運通も一斉に値上げしたという一連の流れ。

それが今年の春夏。ユーザーにはまだ「送料=無料」な感覚が残っていると思うけど、水面下では送料の押し付け合いが勃発していて、いずれ共倒れしてユーザーに押し寄せるのは遠くない。


お店をやっていると、夕方に大阪から手配したものが翌午前に千葉に届いたりして、日本の物流はすげぇなぁと思うことが多くある。

全面ガラス張りのフリーダムからはヤマトもサガワも一日中走りまくっているのが見えるので、「あの体力の価値は600円じゃねぇなぁ」と眺めているけど、送料は目に見える商品ではないから理解してもらえるようになるまではもう少し時間がかかる。

 


2018/11/4(Sun)
電動式か機械式かでいえば、十中八九電動式の方がいい。機械式の「操ってる感」はとても楽しいものだが、性能面としては文明の理はデカい。


個人的な電動カンパは2013~2015年以来4シーズンぶり。私がE1でスプリント戦をしていた時はEPSだった。

2015年当時、795は機械式で組むのがもっとも難しいバイクであったことと、かつそれをカンパで組んでアピールしてやろうというのが狙いのひとつだったので、795はずっとメカニカルを選んできた。


電動カンパと機械カンパの一番の違いは、シフトダウンレバーの支部(写真右・赤丸)がブレーキレバーの裏に納まっているか、あるいは露出しているかだと思う。EPSはシフトダウンレバーがブレーキレバーの中に納まっていることで、ボディー下部の面積が相対的に広くなる(写真左・赤矢印)。

シマノを含むたいていのレバーでは中指薬指小指の3本がブラケットレバー裏に入りきらず、小指に力が入らないことが多い。ヤクザがカタギに戻る時に小指を詰めるのよろしく、小指が無いと握力が落ちる。

シマノでも9000系から9100系にモデルチェンジした際に指2.5本分から3本分に広げられたが、カンパの機械式と電動式の関係はそれに近い。



カンパの電動とシマノの電動の違いはオプションスイッチの差。

具体的にはスプリンタースイッチの存在の有無が大きいように思う。

だからカンパニョーロでいえば機械式であっても電動式であってもシフターは1箇所しかないから実働にはさしえ差がつかないのだけど、シマノの場合はサテライトスイッチが付くことによる電動のアドバンテージがものすごくデカい。カンパは「スプリンタースイッチは必要ないと考えています」と主張しているが、絶対欲しい。

名前が「スプリンタースイッチ」というからスプリントしない人には関係ないと思われている節があるが、あれは誰にとっても有益なもの。個人的にシマノを使うならスプリンタースイッチの存在を理由に電動一択だ。




2018/11/3(Sut)
沖縄に向けての臨空の練習。

飛行機遠征のネックのひとつが、飛行機への持ち運び。難易度が高いイメージがして、おいそれと手を出しにくい感じがする。



臨空のノウハウっていくつかあると思うけど、そのひとつが手荷物の数。小さいの2〜3個持つより、デカイの1つの方が楽。

例えば右手に自転車抱えて、左手にキャリーバックを転がして、両手がふさがった状態でチケット出せって言われても大変でしょう。

シーコンの臨空バックなら3〜4泊程度ならヘルメットとシューズも着替えもフロアポンプも全部収めることが出来て、自分で持つのは小さいショルダーバッグだけ。

レンタカーやホテルでかさ張る事を引き換えに、機内に持ち込むキャリーバックを省くことが出来るのが最大の強み。


2018/11/2(Fri)
795-30thをメカニカルから電動に組み替え、あわせて全体のオーバーホールをした。

「自分のバイクいじってるから時間や体力が無くなるんでしょ」と言われると否定出来ないのだが、冬の整備が立て込む前に795の整備をやっておくと、たいていのバイクに対して自信を持って臨めるようになる。



お店の片隅に置かれている2つのガンプラは、プロモデラーなお客さんからいただいたもの。

その方の専門は戦艦だそうだが、久々にガンダムを頼まれたからということで、思い出しを兼ねて作ったんだって。

その「思い出し作業」というのが、私にとって795をオーバーホールする感覚に近い。

やっぱり795をスムーズに組めれば、たいていのバイクもスムーズに組めると感じているのは確かだ。



関西や東北から来るお客さんは、基本的にオーバーホールを日帰りで渡す。そう何回も来てもらうのは忍びなく、お客さんは数時間を店に滞在して、私はお客さんの目の前で作業をすることになる。

このとき各種エアロロードであれTTバイクであれ、私がもたもた作業をしてたら、「大丈夫か?この店...」って思われてしまうだろう。

だから1本目のボルトを緩めるところから最後の洗車の瞬間までスムーズに事を運んでる姿こそ、お客さんからの信頼の礎となり、あるいはひとつのエンターテイメントとして眺めてもらえるはずだ。


 


2018/10/27(Sut)
ディスクブレーキの維持費が高いことが、だんだんわかってきたね。

シマノはディスクブレーキの維持費は安いと主張しているけど、現実的には逆だった。パットもローターもガンガン削れていく。

オフロードのフレームのフレームエンド幅142mmに対して、ロードバイクは130mmのなかにローターを入れてるので、基本的な設計すべてがギリギリ。

ローター薄く作ったら寿命が短くなった、というのはなんと当たり前な話だだろうか。

ディスクブレーキロードが大々的に発売されてから1年半ほどが経って、初期型を買った人たちがメンテナンスとして帰ってきてるわけだけど、もうしばらくするとディスクブレーキの維持費はリムブレーキよりも高いというのが一般常識として定着すると思う。


ディスクブレーキ採用のロードバイクは、やっぱり「ディスクじゃなきゃいけない」ってシーンが皆無なのが苦しい。

ユーザーとしては「ディスクブレーキでもダメじゃない」ではお金は出せないだろう。

ぶっちゃけよう。

売る側として「なんでディスクブレーキを勧めるんですか?」って尋ねられた時に、少なくとも私は合理的な説明が出来ない。


お店を閉めていた期間にいくつかプロショップを回ってみたけど、どこもディスクブレーキの余り方はしんどそうだった。

2017年から本格的に始まったディスクブレーキロードのデリバリーは来年で3年目を迎える。サブプライムローンってわけじゃないけど、店として不良在庫3年は抱えきれから、来年”はじける”お店は多いんじゃないかな?



2018/11/12(Mon)
中国に行くことになったいきさつを少しだけ。

まず根元のコネクションだけど、もともと中国でプロチームを持っている人が、プライベートで日本で活動するときの拠点をフリーダムにしてくれていた。

だから最初はそのチーム行く話から始まったのだけど、別途で新チームが立ち上がるということで、そちらに行くことになった。

単純にその話だけで面白そうな件だった。



私個人だけでいえば、中国を経験するという事で終わるかもしれないが、フリーダムとしては、なるべくこの繋がりをビジネスに繋げていかなければいけない。

この時中国から見た日本のレース事情を見てみると、日本のチームが中国や東南アジアのレースに来ると、普通に強いのだそう。たしかにアイサンやキナンなどが東南アジア圏で戦うとけっこう勝ってくるものね。だから中国も日本のレースにかなり興味があるらしい。

もし中国チームが日本でレースをするよつになった時にフリーダムを拠点にしてくれれば、これはビジネスになるだろう。むこうだって日本に来て洗車のひとつも出来ないのでは難しいだろうしね。


そして日本からみた中国。

中国のレースは、週末だけでなく平日も開催されている。この辺はかなりヨーロッパライクだ。小さいクリテリウムレースでの賞金は約20万円くらいだそうで、それを1チーム3~4人で分配してひとり頭5万。1週間に2~3回レースしたとして、賞金だけで十分暮らしていける収入になる。日本では考えられないような金額だけど、だから中国には賞金稼ぎチームがたくさんある。

私が行くチームの母体はクロネコヤマトみたいな運送会社であり、私もそこからお金をもらうことになる。チームの維持費はスポンサーが持ち、選手は基本月給15万円の他に賞金で稼ぐのだそう。


ここだけ見ても日本よりずいぶん進んでいるのと同時に、話に出てくる金額が日本の10倍くらいデカい。日本はスポーツにあまりお金を出さない国柄だけど、逆に中国はスポーツで名声を売ることに熱心だから、その差だろうか。



そして日本から中国を通してヨーロッパを見た場合。

ヨーロッパのサテライトの若手も中国に出稼ぎに来る。金額が派手だからか、選手活動だけで生計が成り立つからか、そういう流れがある。そしてヨーロッパのプロチームも中国市場に目が向いていて、中国で名前を売るとヨーロッパのプロチームから声がかかり、一本釣りされて“卒業”していくのだそう。


日本からヨーロッパで活動しようとした時には、基本的にエカーズかユーラシアくらいしかなく、あとは自費で単身するしかない。しかし、例えば高校生くらいの子が日本からヨーロッパに直接行くとなると金銭的にも物理的にもかなり負担が大きく、成功例は多くはない。

この時フリーダムが、中国を挟むルートをステップアップとして用意してあげれば、エカーズ以外の選択肢が生まれるのではないかと考えた。しかもエカーズは組織的に所属しなければいけないが、このルートは私個人を通せばいいだけであり、きっとエカーズに所属するよりも簡単だろう。



前述したとおりならば、今のヨーロッパの若手は中国で一定の活躍をできた有望株の集まりなわけだから、日本の選手が中国ルートで成功してヨーロッパに渡れた時には、“同じステージで同じ活躍をできた”という部分を共有できる。それはいきなりヨーロッパに挑戦するエカーズの子たちにはない自信を持てているはずだ。

日本の子たちを中国を挟んでヨーロッパに渡す、エカーズとは別ルートの構築。

これから海外挑戦しようとする子たちからお金を取ろうとは思わないから、これはビジネスとしてではなくある程度慈善的な活動になるだろう。

しかし夢破れて帰ってきたときに、ショップとして自転車の楽しみを再度教えてあげることくらいはできるだろう。



どれも聞いた話でしかないので、現時点ではどこまで本当の話なのかはわからない。それはこれから見てくる。

ただ、どの視点から見ても、コネクションを作っておくことにネガティブなことは無い。


2021年には千葉市にベロドロームが出来る。そうなれば海外からもチームが来るだろうし、なによりフリーダムは成田空港からも千葉北インターからもベロドロームからも近い。

今回は移転問題は“先送り”になったが、将来的にベロドロームの隣にショップと宿泊施設を兼ねた自社ビルを作るとしたら、それは壮大な青写真かもしれないね。




2018/10/20(Sut)
お客さんから、眼鏡洗浄機を頂いた。

移転開店祝いならぬ、移転回避祝い。

引っ越しはお金も体力も時間も大量消費するから、移転しないことが何より。



ブログや日記などで何度か、店にメガネ洗浄機が欲しいと書いていたのを覚えていてくれた。

メガネ洗浄機をフリーで設備している自転車ショップは、少なくとも私が訪れたことのある店では無い。

ただ...例えば自走でお店に遊びに行った場合、たいていサングラスは汗などで汚れている場合が多い。だからいつも「自転車屋にメガネ洗浄機があったらいいなー」と思って店内を回っている。

お店を開く側としても、せっかくかっこいい自転車や高級なパーツを展示しても、見る人のサングラスが汚れていたら、まともに見て貰えないはずだし。


2018/11/12(Mon)
自転車で踏むべきところは、勾配が低くなる部分。

わかりやすい箇所でいえば、登りからすぐに下り返すところ。登りはマイペースでゆっくり走って下りを踏む。これが基本。ダメなのは逆で、登り頑張りすぎて下りで足止めて休んじゃうパターン。

でももっといえば、たとえば10%が5%になったり、-4%から-6%になったりするところでもそうするものだ。



これはフォームとか技術とかではなく、単純に知識の問題だ。

知ってる女の子と知らないオジサンの差くらいひっくり返っちゃうレベルで基礎的なこと。

お客さん達のほとんどは「速く走ることには興味が無い」っていうけど、なにも速く走ることがキツいことなのではない。

自転車始めたばかりの人はどうしても「レースやる=パワー主義=脳みそ筋肉」みたいに捉える風潮があるけど、サイクリングだけでもある程度の基礎知識は必要だし、そもそもサイクリングが出来ないとレースは出来ない。

レースとサイクリングはかけ離れたものではなく、延長線上にあるものなんだ。



速く走れると出来ることが増える。

結局サイクリングであっても日の出から始めて日の入りまでに終わらないといけないわけで、速く走れるようになれば行けるところが増えてハッピーなのだ。

この時「速く走る=ガチムチ全開パワー」なのではなくて、単純に効率よく距離を稼いでるだけ、と捉えてもらうように教える側が仕向けないといけない。

サイクリング派にしても頑張って遅いんじゃ嫌だろうから、効率よく少ない力で遠くに行くにはどうすれびいいかを常に考えて貰わないといけない。


もともとロードバイクってそういう部分が出どころなわけで、「ウチはレース派ではありません=辛い思いはさせません=楽です」っていうのをうたい文句にするショップが多いけど、それは違うんじゃないか。

実際には、頑張ってるのに遅い、キツイ思いをしているのに自転車が進んでない人が多いんじゃないかと思う。

知っておくべきことは沢山あって、そこにレースだのサイクリングだのの区別は無い。

「私はレースはやらないから...」の言葉に逃げてはいけない。上手になれ。


2018/10/12(Fri)
お店は移転しないことになりました。

10月20日に、現店舗で再開します。


ただ...

10月中旬に再開するフリーダムですが、12月上旬で再度締め、そこから4月までの3か月ほどお店を停止します。

こちらは移転とは関係なく、また別の理由です。



というのも、この度、中国で新たにプロチームが出来、そちらにメカニックとして帯同してきます。

こちらの方が、え?って感じに思われるかもしれませんが、こちらもまた文字通りです。



日本のプロツアーは10月7日の南魚沼ロードをもって終了しましたが、中国のシーズンは12月上旬までであり、年末から始動します。

ですから私は中旬から体をフリーにすべく、12月上旬をもって一度店を休止します。



ここで問題になるのが、冬のOHです。

通常であれば12~3月は整備の繁忙期となりますが、そこでまるまる不在となります。

ですから、この冬にOHを予定していた方は、10月中旬から11月中でご依頼ください。



私個人は3か月間まったく帰って来ないわけではなく、フリーダムの経理や日本に残す自身のバイクの手入れ、プライベートなどの面から見て、1か月のうち1週間程度は千葉に帰って来る必要があります。

日本にいる間はフリーダムも開けられるでしょうし、簡易的な整備や物販も出来ます。Info@cycle-freedom.comを通して随時コンタクトは取れるでしょう。

しかし大がかりな整備を即日で受けきれるかどうかは微妙なところですし、期待はできません。



本格的な再開は4月と見込んでいます。

3月中旬ほどには戻ってきていますが、3月下旬はシーズンイン直前であり、フリーダムレーシングやイナーメを中心とした周辺各チームの、シーズンイン直前の整備で立て込むことが予想されるので、基本的な再開は4月と思っていてください。



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中国プロチーム帯同の件は、ずっと水面下で隠していた話なのでビックリした人もいると思うけど、私自身も実現に喜んでいるし、とても楽しみ。


私は有名店で修業を積んだエリートメカニックではない。フリーダムはDIYの延長上にあるヤブ医者だと思っている。

もちろん関連する資格はいくつか持ってるし、資格があればいいわけではないのもわかっている。それでも技術の数値化は難しいから、学歴がひとつのアピールポイントなのは間違いない。



今回のことは誰でも出来る経験ではない。

特に海外でプロチームのメカニックをした人が、日本で一般ユーザー相手にメカをしてくれるショップというのもそう在るものではない。今後10年を見据えたときに、この3か月はきっと大きな財産になる。



具体的には中国の上海に行くのだが、3か月間ずっとチーム活動があるわけではなく、チームがバラバラの時は上海スペシャライズドショップに臨時スタッフとしてお世話になる。

フリーダムは現時点ですでにスペシャライズドの持ち込みが非常に多いけれど、これからも増えこそすれ減ることはないだろう。



ちなみにチーム機材はトレック。

こちらもフリーダムでは取り扱いのないメーカーになるので、自分の知識や経験が乏しいジャンルであることは嬉しい限り。

ただそれはメカニック的な経験ではなく、性能のインプレッション的な経験になると思う。



また、選手として走ってもいいという事で、実はこちらの方がメイン。

日本のJBCFプロツアーで必要な脚力はFTP換算で4.9~5.9倍で、中国のプロチームのFTPもやはり5.5倍くらいだそうだ。

私の全盛期が5.3~5.4倍なので、元に戻れば一緒に走るくらいは出来るはずだ。

しかし今は4.6倍くらいにまで落ち込んでしまっているし、脚を戻さないとイナーメでチーム内セレクションに選ばれない。

だからイナーメの監督には南魚沼で、中国プロにしごかれてきますと伝えてきた。



お客さんには、「出張行ってきます」くらいの感覚だろうか。

所詮3か月程度なので、ゴム関連のパーツといえどあまり在庫に敏感になる必要はないとは思う。それでもタイヤだけはどうにも嫌なのだ。

特に最近は太いタイヤと低い空気圧でグリップ走行するのが主流になっているから、売る側としては、在庫タイヤの入荷日や劣化状態には最大限注意したい。


個人的な話でいえば、古いタイヤをセールで売る店は好きではない。フリーダムとしては、時間が経ったら捨てるくらいの心意気で臨みたいのだ。

みんなに対しては、何十万とするロードバイクを持ちながら、タイヤの値下げ額面なんて数千円でしかないのだから、タイヤのセールには絶対に手を出さない方がいいと言っておく。



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総括して、お客さんに対する重要なお知らせとしまして、
1.冬にOHを予定されていた方は、10月20日~11月30日の間でご依頼いただけると幸いです。
2.移転セールは終了です。
3.ただし、フレームとタイヤのセールだけは続けます。
4.本格的な再開となる4月までは、タイヤの在庫補充はせず受注発注とします。この場合は値下げはありません。
5.1〜3月の間の受注はinfo@cycle-freedom.comで受け付けます。

と言ったところでしょうか。


店として不便な期間が3か月ほどありますが、移転してたらやっぱり同じくらいの期間で店は開かなかったと割り切ってもらい、どうかご理解いただきたくお願いいたします。






2018/9/30(Sun)
数日前の、バーテープの接客でのこと。

平均的なバーテープの値段は1500円くらいだと思う。お客さんからみると1500円を払っているのだが、お店から見ると利益として落ちた金額は数百円だ。このギャップをどう捉えるかは難しいところだが、店側としては数百円の利益で接客できる時間なんて数分だろう。


しかしバーテープの接客は数分では済まない。

現在一般的に発売されているバーテープの素材はおよそ8種類。スポンジとかコットンとかビニールとかゴムとか…その1つひとつの特徴や強み弱みを説明すれば、あっという間に20分30分という単位で消費されていく。

巻くときに工賃をもらったとしよう。巻く時間が工賃として返還されたとして、しかし事前に提供した情報にお金は付いてこない。

結局バーテープひとつ捌くのに1時間かかったのだ。部分的にはバーテープは得られた利益額に対して割に合わない仕事量だった。



店の中を見渡して、儲かっているところと儲かっていないところを1つひとつ仕分けてみると、実はフレームも割に合っていない(少なくともフリーダムでは)。

内部事情を話すと、フレームはホイールやコンポに比べて仕入れ掛け率が高い。

具体的には、4本買ってきて3本売れても、3本買ってきて2本売れても、1本余るだけで利益は出ない。最後の1本まできっちり売りきってようやく口座にお金が増える。


しかし最後の1本を売ろうとしたとき、カラーとサイズがピタリと合う確率は低い。だから最後の1本が不良在庫になったとき、そこから“救い出す”ための労力を含めてフレームはフレームのセクションだけで成り立っておらず、単純売買する商品群の中では足を引っ張っている。



では儲かっているセクションはどこか。

例えばウェア。ウェアは単価が高く、見た目以上に優先される要素が少ないため接客がほとんど要らない。適当に置いておくだけでお客さん達は勝手に手に取り、レジに持っていく。

例えばタイヤ。こちらも消耗品としては単価が高く、さらに使用してみないとわからない要素が多いため接客の必要性が非常に少ない。太いタイヤと細いタイヤのロジックを説明したところで実利数百円のバーテープよりも説明時間は短い。



ユーザーは頭がいいから、すでにわかっている。

接客が要らないところは通販で買えばよく、情報が必要な時だけお店に行く。バーテープやフレームはお店で買い、ウェアやタイヤは手元のスマホに依頼すればいい。


この時ユーザーは、一番単価の高いフレームは買ってるんだからその他の部位に関しては余所(通販)で買うのくらい許してよと主張する。しかしサイクルショップから見ればフレームは儲からないセクションであり、通販に流れやすいタイヤやウェアこそが経営の生命線。

逆なんだよ、フレームなんて他所で買って構わないからタイヤこそ店で買って欲しいんだよ、と。



実店舗購入派と通販活用派は、2年前の時点で7:3と言われている。お店としては売上が3割下がったら存続出来ないから、数年前の時点ですでに致命傷だった。

簡単に儲かるセクションを失って儲からない部分だけが残りながら、3割減った売上で蟹工船のごとく続けてきた。いまでは、10年20年後には今の50歳60歳が70歳80歳になり10代20代が30代40代になることを見据えながら、絶命するのを待っている状態ではないか。


ただ物を置いて売れていくのを眺めているだけの商売は、すべて消滅するだろう。

本屋、釣具屋、家電…迫りくる時代の流れには抗えない。トイザらスが潰れてフリーダムが潰れないはずがない。子供向けのおもちゃ屋が潰れるのなら、大人向けのロードバイクショップも潰れるのが道理である。

儲からないセクションというのは、何をどう工夫しても解決しなくて儲からないことが変えられないことが多い。



思うに唯一の対抗手段は、儲かるけど通販に流れやすいセクションを、どうにか食い止めること。儲からないセクションは、儲かるセクションと一緒にしないと存続しえないのだ。

だから儲からないセクションだけで薄利多売を続けるのではなく、流出してしまった儲かるセクションを呼び戻さないといけない。

その手段のひとつが有益な情報をまとわせること。情報から直接お金を産むことが出来ないのは悔しいところだが、外部への流出は防ぐことが出来る。



フレームやバーテープなどの割に合わないセクションとは、言い換えると製品情報や事前知識、勉強や実践経験がたくさんいる分野である。

あっという間に移り変わっていく製品群に対してインプレッションが追い付かないこともある。情報を追い続けるために時間も体力もお金も膨大なリソースをかけて、それでも経験でモノを言えるようになるよりも早く新しいパーツにモデルチェンジしていってしまうこともある。

それでも。

情報を追いかけるのを辞めてはいけない。これから先の時代は、何よりも知識のインプットを優先させないといけない。情報を追いかけることに疲れた時点で店は死ぬのだから。



今から10年後までのロードバイクショップの話をすると、まず物販は激減するだろう。

もはや店舗を構えて家賃を払いながらモノを売る時代でないのは、スポーツサイクルに限ったことでない。

もっとも単価の高い完成車やフレームこそ不良在庫の苗床であり、やってマイナスなのであれば、やらないことこそプラスなのだ。



また、現在業界で進んでいる単一ブランドのコンセプトストア化、スペシャリスト化は一層進んでいくと思う。

現時点でのフリーダムのラインナップを見渡してみたとき、今年の最前線で活躍したジャイアント、ビアンキ、ラピエールを中心に、出来るだけたくさんのメーカーを抱えていたい。もちろんsワークスも欲しいが、それが時代的に許されなくなってどこかひとつを選ぶとしたら…やはりフリーダムではルックだろうか。



フリーダムのお客さんは実は7割がた他県から来ているのだが、ことルックに限ってみると9割以上が千葉県外である。これはルックにおけるひとつの需要だと捉えている。また、私個人が所有してきたルックが15台を数える一方で、他のメーカーの所有台数や経験値はルックにはるかに及ばないし、移転セールで真っ先に無くなったのもルックだった。

市場規模や販売台数からいえばルックのコンセプトストアは成り立ちにくいと思う反面、フリーダムがルックではないどこかを選択できるかと言えば、それも難しいだろう。

もともとやればやるだけ赤字のセクションなのだから、何を切り捨てようと減らすだけプラスである。



もう一つのショップの変化が、ロードバイクのスポーツジム化だと思う。

主にパワーメーターの普及に伴う講習会が形を変えて、物販に変わる新たな収入源になっていく。



フリーダムが始まった約10年前は、自転車屋本人は自転車に乗らないことが普通だった。ロードバイクをトラックバイクの理論で語っていることも多く、個人的にはそれが疑問であり、メカも選手も両方やろうとしたフリーダムはそこが世間にウケたんだろう。

しかしそれは良い面だけではなく、言い換えればどちらも中途半端でしかない。フリーダムは整備80点選手80点、平均で80点の店。

これを整備100点選手0点のメカニックと整備0点選手100点の元プロを抱えたショップから見たとき、フリーダムはなんとレベルの低い店だろうか。別にひとりで全部やる必要ないじゃないかと言われて、そう簡単には反論できない。



店の物販として、フレームのスペシャリスト化が進む一方で、ホイールその他はレベルの高いマルチストとならねばいけない。

ハンドルやタイヤなどのカスタムパーツはたっぷりと蓄えて、ボーラもキシリウムもジップもコリマもきっちり組めるようでないといけないだろう。

幅広いメーカーを並行して扱い、新旧グレードの情報を詰め込み、知識を忘れてはいけない。



パーツの取り扱い量の経験値も、個人のインプットには限界がある。その中で、儲からないセクションはスぺシャリスト、儲かる分野はマルチストになる。

そしてコンセプトストア化によってフレームから浮いたリソースは、すべてフィッティングやライディングに割かれていく。もはや物販で家賃が払える時代ではないのだから、情報がお金に変わらないといけないし、お金になるレベルの情報を安易に日記やブログで垂れ流せなくなる。

インターネットで収集できる情報に大した価値が無いとユーザーが判断してくれるようになった時、ようやく再び実店舗に活路が見いだせる。

それまでは情報収集が間に合わなくなった店から無くなり、業界の絶滅を待つ。




2018/9/19(Wed)
サイクルスポーツ主催の全日本最速店長選手権に出場してきた。

場所は千葉県成田市の下総フレンドリーパーク。地元というほど馴染みはないが、関西ショップからすればホームコースに見えるだろう。

店長選手権は、おそらく業界でもっとも宣伝力のある催しであり、このためだけに強いスタッフを店長にする価値がある。

この店長選手権が存在することによって、元プロ選手が引退して即店長になるという流れすら作り出しているわけで、エントリーリストを見ていつも思うが、メンツがヤバい。


このレースへのエントリー方法はよくわからない。

どうやら出たいと言って出られるわけではないようで、エントリーはサイスポから声がかかるのを待つことになる。サイスポに広告費を出したからどうというわけでもない。

フリーダムはサイスポに限らず自転車業界のあらゆる媒体に宣伝広告費を出していない。シクロワイヤードのレコメンドショップにすらお金出してないからね。



今年で8回目となるこのレース。

8回もやれば一般のレースとしても歴史のある方で、同じ場所で8回も続いたレースの方が少ない。

第1回開催から第3回までは5周ごとの目まぐるしいポイントレース、4〜7回目はシンプルなマスドロードだった。

そして今回はマスドロードに加えてポイント賞が設立された。

優勝とポイント賞は別ジャージであり、ポイント賞ジャージは完走しなくても貰えるらしい。

このメンツの中でポイントを重ねられる人が完走出来ないわけないのだが...とツッコムのはヤボで、40周目で燃え尽きる戦略も取れるようになった。

何も持って帰らないよりははるかにいいだろう。



1周1.5kmのコースを50周。

うち10、20、30周回目は5・3・1点、40周目は10・6・2点がつく。

4回目のポイントはダブルなので、1〜3回目の3位通過はほぼ無意味。4回目の1位と、それまでの3回のうちどこかで1回取ればポイント賞になるだろう。

40周目のスプリントポイント(以下SP)が終わるとラストに向けた動きが始まると予想される。

40周目のSPを取りにいく動きとラスト10周の展開がややかぶるため、作戦としては10周目のSPにそこそこの力で1位を狙にいきつつ、もしそれが実現できたら40周目のSPも狙う。

スプリント賞よりは優勝が欲しいので、あくまで1回目に集団の流れで1位通過できた時のみスプリント賞を狙うとした。



バイクは795で。

795-30thは3日前の事故で使えなくなってしまったので、撮影のために持って行ったが使用はしなかった。性能は変わんないんだけど。



レース序盤は集団最後尾で。

ハンドルに手を添えると痛いので、なるべく手放しや上ハンドルでやり過ごすことに。

10周目のSPは8周目から前に上がって10~12番手ほどに陣取ったが、前方が粘ってポイントを取りに行ってたので参加せず静観。

ふたたび最後尾に戻ってラスト10周になるまで待つ。



1〜40周までの展開としては、SPに積極的なのがユーキャンの品川店長。

2回連続で取りにいったので3,4回目はみんな黙認するかと思ったが、その後ビチクレッタシドーの安藤店長がまくりに行った。これは意外だった。

ポイント周回に向けてペースアップした集団は、SPが終わるとフッと緩むので、そこをディフェンディングチャンピオンの筧店長が抜け出そうとする。これがずっと繰り返されたので、40周目のSPが終わったあとにも再度仕掛ける(そして失敗する)であろう筧店長にカウンターをかけることを決めて、後方で脚を溜めながら過ごす。

テールエンダーは私とスクアドラ湧元店長、そして安藤店長がポイントを持っているので同系列店のビチクレッタシドー中尾店長。



42周目から1人逃げ。

案の定SP直後に筧店長が抜け出そうとするので、そこからカウンターで一人逃げ。

集団からヌルッと20mくらい離れたところからガチ踏み。パッと15秒ほど開く。

これが30秒まで開いたら、あとは10分間苦しみに耐えれば俺の勝ち。そう思っていた。


ペースは2分4秒(Ave.43.5km/h)で、そこまで遅くはないペース。

ゴールまでまだ15分ほど残して逃げ切れるかはわからないので、捕まった時の展開も十分に鑑みてフルパワーでは行かない。

集団に涌本店長や藤岡店長らスプリンター勢を背負っているし、まだゴールまで15分ほどあるし、しょせん単独逃げだし、「どうかみんなで牽制していて下さい!」と祈りながら走る。

ここですぐに一人で最後まで行く気になれなかったのは、冷静というより単に弱い。



逃げ始めたはいいが、うまく巡行に入れない。

ハンドルに上体を預けると肩が痺れてしまうので、お尻を後ろに預けてハンドルにもたれず走る。

結果的に前踏みしすぎて脚で上半身を支えるような踏み方になってしまい、擬似的に踏みすぎたような状態になって脚が痙攣しそうになり、さぐりさぐり走る。

2周を2分4秒と2分7秒で走り、しかし後続は離れていかないどころか迫ってくる。

チラチラと後ろを確認しながら、この出力で離れないなら最後まではいけないと思い、次に備えて集団に戻る。



私の吸収から半周ほど後にカウンターで安藤さんが出て行く。ここが勝ち逃げ。自分吸収からのカウンターが決定機というのは、かなりアレ。

それにしてもレースを通して安藤さんの放置のされっぷりはよくわからない。

安藤さんが抜け出した時はいつも誰も追わないのだけど、安藤さんって放置していい脚力じゃない。

スプリント賞ジャージと2位表彰台は敢闘賞モノ。



集団がアウトサイドに陣取り、岩島さんがインから出ていく。

絶対に逃がしてはいけない人に集団はついていけない。

安藤さん単独と岩島さん単独なら、岩島さんが絶対に追いつく。そして序盤から動き続けた安藤さんと後方で脚を溜め続けた岩島さんなら、岩島さんが100%勝つ。

後方は岩島さんのブリッジについていけなかった時点で勝負あり。ラインもひとつにならない。

その後は終盤のペースアップでバラバラになって、6人パックで3位争いに。

久しぶりに3位でも欲しい!と思っていたが、ダンシングできず6人パックでドベの9位。



優勝の岩島店長は盤石って感じ。

100回やったら70回は勝つだろうと思っているけど、頭ふたつ抜けてる。


2018/9/17(Sun)
クルマと事故った。

フリーダムポケモン部では、あまりにレアなポケモンを採ると、日頃の行いが良すぎて次の日落車をするという迷信があるが、笑えなくなってしまったな。

もともと高速道路の桁下で見通しが悪く、カーブミラーもないところ。

ほぼ毎日通る場所なので、遅かれ早かれ事故るんじゃないかとは思っていたが。



車のボンネットと自転車のトップチューブに足が挟まって、前にひっくり返って真下に落ちた。

高速で転ぶと地面を滑ってもみじおろしになるが、擦過傷で済むしバイクも無事なケースが多い。

一方で低速で上から下にボテッと落ちるタイプの落車は、骨も折れやすいしバイクも壊れやすいパターン。



とりあえず骨折を免れたのは運が良かったが、肩が痛くてダンシングが出来ない。

でも知り合いで落車して骨折した翌日にJPTで12位完走した人がいる。

きっと、ダンシングできないならシッティングで走ればいいじゃないと激励されるだろう。



それよりもバイクの修理が間に合わない。


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