2018/2/20(Tue)
シクロクロスのカンチブレーキの取り付け台座。

これが取れなくなっちゃったり、ブレーキ取付ボルトを噛み込んで共回りしちゃったりするケースは珍しくない。



オフロードのVブレーキやカンチブレーキは、回転するパーツにもかかわらずベアリングは無くて、ただブッシュにズボッと刺さってるだけ。だからグリスが揮発すると動きが悪くなったり、台座本体が錆びちゃったりする。

ブレーキを引いた時や洗車の時に触ってみて、ちゃんとグリスが残っているかどうかを感じ取る。

グリスは油だから触るとヌメヌメする。

それが無くなってくると、金属と金属が直接擦れあう焼き付き感というか、金属が粉噴いてきたときの”パサパサ感”が出てくる。ワイヤーを通してレバーを引いた感覚だけでシューティングするのは難しいのかもしれないけど、そのパサパサ感を覚えておくことが必要だ。

指で触った時にダメかどうかが判断でき、あるいは使用したときに許容範囲に収まっているかどうかがわかるといい。


深刻なトラブルが起きたとしても、そもそものトラブルが起こりにくい場所はそれほど気にする必要はない。ここはお店の役割だと思う。

それよりも一般ユーザーとしては、深刻なトラブルには結びつかないけれど、回数的には頻発する場所を知っておく方が優先順位が高いんじゃないかと、私は考えている。


2018/2/17(Sat)
新型エアーコード。

エフデジカラーのこれは29/30の個体。29番目と30番目はフリーダムに納入。

30/30はまだ届いていない。



この2018年のエアーコードはメディアでは、メタリックカラーと表記されていることが多いけど、正しくはキャンディーカラーだ。


メタリック塗装というのは、金属粒子が入った塗装をビャーと拭く。塗装工程としては、下地✕2→メタリック塗装✕3→クリア塗装✕3で、計8工程くらい。

対してキャンディー塗装というのは、シルバーの上からクリアカラーの塗装を吹く。下地✕2→黒✕2→シルバー✕3→クリアブルー✕5→クリア✕3で、計15工程くらい。



比べてみると、単純なメタリック塗装よりもキャンディー塗装の方が2倍くらい工程が多い。キャンディー塗装は塗装方法としてはもっとも手間のかかる塗装のひとつなので、通常はアップチャージであることが多い。

エアーコードは通常カラーとチームカラーで価格が変わらないけど、これは代理店がマージンを削ってデリバリーしたとのこと。

もし私が代理店だったら、メタリック塗装と書いたメディアには注意する。いいえ、キャンディー塗装です!って。

だって太陽の下に置いた時の青の深みが全然違うもの。



ひとえにキャンディーカラーといっても下地のシルバーにはアルミシルバーとかメッキシルバーとかいろんな種類があって、このエアーコードは具体的にはクロムシルバーである。

クロムシルバーの特徴としては、シルバーの中でも最も深みが出ること、それから品質が安定しやすいこと。デメリットとしては塗料として重たいこと。


またクリアブルーの拭き重ねの量によって、青の濃さが全然違う。塗装した人によってかなり個体差が出るということだ。

このエアーコードにしても、この個体はかなり青が深く、以前納品した同じチームカラーのエアーコードよりもかなり濃い。


メタリックブルーと赤と白のトリコロールとみられがちだが、実際にはクロムシルバーのキャンディーブルーと朱色と白のトリコロールである。


 


2018/2/13(Tue)
ペダリング見て欲しいという意見が増えた。
原さんに教えてるってという話を日記で書いたら、私にも教えて欲しいって。
うーん。。。


最近、自転車屋界隈では講習ビジネスが流行っている。
もちろん、もともとフィッティングに力を入れていたお店もたくさんあるだろうけど、あくまでフレームを選ぶ際のフィッティングにすぎないレベルのものだった。

それが、物が売れないからソフト面でお金作るしかないという側面から、ビジネス化した。

自転車屋が元プロの再就職先になったり、パイオニアのペダリングモニターが出始めたり、あるいは通販が台頭してオーバーサプライズが露呈し始めた頃から、練習としての講習ビジネスが流行り始めた。
それもかなり急速に、だ。おそらく人材の育成よりも速いスピードで、ビジネスが先行している。


それに便乗してフリーダムで講習ビジネスをやろうとしてこなかったのは、ひとえに私ごときが講習するなどおこがましいという、実績の無さから。
よく言えば謙虚。悪く言えば先生足りえる自信がない。

ただ実績というのは基準が難しくて、元プロじゃなきゃダメなの?→日本チャンピオンくらいならないとふさわしくない?→世界チャンピオンにならないとダメだよね?→現役選手による最新の理論じゃなくていいの?

というふうに理想の上にはさらに上の理想が在るため、どのレベルでよしとするかはそれぞれの妥協点による。世界トップクラスの現役選手…例えば新城選手や別府選手が、末端小売店でリーズナブルな価格で最先端の理論で講習会を行ってくれるということは、まずありえない。


すこし批判的な意見だが、例えば元実業団選手ですってだけで講習料とるショップもある。

しかし、実業団選手になるだけならお金があれば誰でもなれる。当店はトライアスロンに力を入れてますって宣伝したところで、出るだけならお金を払えば誰でも出れる。

で、実業団の結果は? 人に何かを偉そうに教えるだけの自信があるの?
もし誰かにそう問われたら…私はなかなか講習料を取る気にはならなかった。



塾講師だったころを思い出しながら、なかば試験的に行なった50分の練習は実際にペダリングを見ることと座学が半々だった。私はとりあえず感覚に任せてやってみるよりも、ちゃんと理論を理解してもらったうえで考えながらやってもらうタイプだからだ。

写真にある三角形のペダリング...というのは、3年くらい前にパイオニアのペダリングモニターの特集をしたころに、新城選手がサイスポの特集か何かで記事にしていた。

そのときは、単純にペダリング効率って何%まであげられますか?という質問に対して、「やろうと思えば90%以上の効率を出すことが出来るけど、実際のペダリングとは違うよ?」って話をした時にポロっと出てきた内容だったんだけど、肝心の記事のまとめ方は、やろうと思えば90%以上を出せるユキヤさんのペダリングコントロールがスゴイ!みたいになっていた。

このとき具体的に三角形のペダリングとは何なのか?ということには触れられてはいなかった。ユキヤさんの言いたいことってそうじゃねぇだろってツッコんだのを覚えている。

実際には73%くらいが1番速くて、ではなぜ90%ではなく73%が1番速くて、でもただ73%になれば良いわけじゃなくて、そもそも三角形のペダリングってなに?っていうのをちゃんと理解しないといけないし、円ではなく三角形のペダリングが出来た結果の73%にならなければいけない。

人間の構造とロードバイクの構造を把握した上で、出来ることと出来ないことを理解して、ペダリングを速度に繋げる必要がある。



ペダリングの意識の理想から、お客さんの実際のペダリングがどれだけズレているかは、私程度でも、パイオニアなんかなくても見ればわかる。

基本的にあらゆる運動は、自分で出来ているつもりでも実際には脳みその通りに体が動いていないことが多い。

自分の体が脳みその認識通りに動いていない場合、一度リセットして覚え直す必要がある。もちろんそれは筋肉に覚えてもらうのだ。


2018/2/3(Sat)
こんばんは、原です。

今日は夜、ローラーをやりにお店へ。
今回で4回目。
20分、20分、30分…と、
少しずつ時間を延ばしながら今日は40分乗りました!

“まっすぐ座る まっすぐ踏む”
毎回店長に言われること。
これが基本中の基本だそう。

わたしは左足が内股になりやすいみたいなので、
両足をまっすぐに矯正させるために指4本分を目安として
意識しながら漕いでいます。

段々かかとが上がってきてしまうので、かかとの位置も意識しながら、
内股になり始めたり、かかとが上がってきたりしたときは、店長が指摘してくれます。


それと店長に新しく片足ペダリングを教えてもらいました。
・ペダルの位置を覚える
・どこまで足を持ちあげればいいかを知る
早い段階でこの2点を知って、まっすぐ踏むことを癖づけておくと
疲れたときにフォームが乱れにくくなるそうです。
引き足は引っ張りすぎもよくないし引っ張らなさすぎもよくなくて、
丁度いい力加減を見つけるのが難しかったです。

片足ペダリングまだまだできそうにないです…
週3~4回を目安に、練習頑張ります。



2018/1/28(Sun)
『天才キッズvs.大人ガチ対決』というテレビ番組を観た。

天才キッズとその道のプロが対決する文字通りの番組で、今回はピアノ速弾き対決。




自転車速組選手権とかあったら面白いね。

コンポ組み付け15分とか、ミス1回につき1分加算とかでね。

奥さんはピアノの超速弾きのミスかどうかがよく判断できるねっていってるけど、私も自転車整備においてはワイヤーを切ったりネジの締め付けを見ていれば、ミスかどうかわかるもの。



若い子って観察力あるし集中力あるし、練習したら私より組むの速くなりそうだな。

整備や洗車のスピードを上げようとした時は、実際にはパーツを組むスピードが上がっているのではなく、工具の持ち方や、整備代と工具キャビネットと自分の立ち回り方を工夫することで短くなっていく。



ボルトを何回も締め直さないことは大事かもしれないが、ボルトを回すことそのものは大事ではないように思う。

私はラチェットのレンチは使わない。ボルト締める時間は短いかもしれないけど、ラチェットにビットを付けたり、本締めの際に工具を持ち替えりする時間まで含めると、実際には速くない。



整備スピードを上げようとしたとき、一気に1分も2分も早くなるわけではなく、3秒とか5秒の積み重ね。

何事も、少しずつの積み重ねなんだよね。


2018/1/28(Sun)
フリーダムに新しいスタッフが増えました。

フリーダム初の女性スタッフです。


もともとフリーダムの裏の高校に通っていた時からお店に来ていたのですが、先日フリーダムでロードバイクを買ったことをきっかけに働いてもらうことになりました。




彼女の主な仕事は掃除です。


というのも、最近のロードバイクが複雑化して整備時間が増えたことで、店の掃除をする時間が取れなくなってきたんです。




トイレ掃除や窓掃除の他に、展示フレームやスプロケットの防腐コーティングなど、フリーダムをまるっと掃除すると6時間くらいかかるのですが、その6時間が捻出できなくなってきました。

それを彼女にやってもらおうと。


また、シーズンに入ると私がレースで不在になり臨時休業になる週末が出てきてしまうため、週末の臨時休業を避けるのも狙いのひとつです。




基本は、彼女には週末に働いてもらうことになります。

よろしくお願いします。



そして、臨時休業のお知らせです。

24〜25日(水木)、30〜31日(火水)を臨時休業とさせていただきます。

それぞれ講習会や展示会などが複数重なりすぎて、水曜だけで行ききれないため、です。


2018/1/28(Sun)
ヨネックスがディスクロードを発売した。

2017年はエンデュランスロード(というよりパリ〜ルーベ専用バイク)を中心にディスクブレーキロードが導入されたが、2018年は普通の軽量山岳ロードやエアロロードにも波及してきた。

ヨネックスであれば、通常の軽量山岳ロードであるカーボネックスにディスクブレーキバージョンを追加した。




ディスクブレーキロードは...いろいろな意見があるとは思うが...私は肯否どちらでもない。

良いところも悪いところもないからだ。

強いて言えば、フレームからコンポからホイールまですべて刷新しなければいけない投資の高さがネックとなって、なかなか市場には受け入れられないだろう、程度にしか考えていない。

現時点のディスクブレーキロードは、少しずつカスタムしていくという手段が取れない。それはロードバイクの買い方のひとつを阻害する。





良いところと悪いところ、どちらも無いと言い切ってしまうのは誤解を生むかもしれないから少し補足しておくと、

例えば

●雨の日に制動力が落ちない→雨の日乗るの?

●制動力があがる→上がらないよ。タイヤのグリップ限界の方が先にくるもん。

●ストッピングパワーが強い→キャリパーでも簡単にロックするよね?

●リムへの負担やダメージがない→そもそも現段階で無い。ホイールってそんなに弱くないし。

など、メリットと主張されている部分の大抵が現実的には発揮されない。メリットが実践で打ち消されてしまうんだ。



かといってデメリットもほとんどない。

別にディスクロードのデメリットは、

●レースで交換機材の対応に困る→そもそも一般ユーザーでレースやってる人なんかほとんどいないし。あるいはレースであっても国内であれば救済措置に乏しくパンク≒リタイヤに近い現状では特にデメリットにはならない。

くらいしか無い。




パッと思い浮かぶシチュエーションとしては、雨の日の古賀志林道などではキャリパーブレーキよりディスクブレーキを使いたいかなってくらい。

それでもみんながキャリパーブレーキ使ってる中で独りだけディスクブレーキ使っててもあんまり意味ないし、雨の日の古賀志林道のためだけに100万円のディスクブレーキロード買うわけにはいかない。

ロングライドオンリーのユーザーにとってはほとんど恩恵はなく、レースやってる一部の人であっても恩恵があるかどうかわからないんじゃ、やっぱり手は出しにくいのではないか。



現状、手放しで喜べるメリットはスルーアクセルくらいしか残らない。

スルーアクセルはクイックに比べてバイク全体の剛性を飛躍的に上げることができる。あれはいい。

先ほど述べたようにパンク即リタイヤに近い日本のレースでは、そもそもクイックリリースである必要性がないから、そこをスルーアクセルにしても何の問題もない。もちろんロングライドのパンク修理で車輪を5秒はやく外せることに意味はない。



逆にデメリットは、既存のパーツで流用できるパーツが少なすぎて投資額がものすごく高いこと。これは当面のデメリットとしてしばらく存在する。

ということで個人的には、キャリパーブレーキ+スルーアクセルという妥協案で落ち着くんじゃないかと思う。

そうでない場合、考えられるのはシマノがディスクブレーキしか作らなくなること。そこまでするとは考えにくいけど、逆にそこまでしないとディスクブレーキは主流になり得ない。




現状、ディスクブレーキロードは売れてない。

メーカーは売れてるっていうけど、宣伝広告を出すのもメーカーだから、自分で自分のこと褒めてる記事でしかない。

あるいはメーカーは小売店に対して一方的にノルマを課して売りつけてくるから、メーカーと小売店の間では売れてるのかもしれないが、小売店とユーザーの間で動いているようにも見えない。

右も左もわからない始めたての女のコや年配の方が、お店の在庫処分を目当てに買わされては、ディスクブレーキのついたで太いタイヤで時速25km/hくらいで走っている。



また、すごくニッチなデメリットとして空力が悪い。

ディスクローターの反対側におちょこができることでスポークは露出する。

だから最終的にバトンホイールであるTTバイクには当てはまらない。





ヨネックスには、

●TTバイク出しなよ、

●ライトウェイトみたいなフルカーボンコンプレッションホイール出して、それをスルーアクセルで自社フレームとセット売りしなよ、

の2点を伝えてきた。

ひとつめは単純に、TTバイクがないとプロに供給出来ないこと。あるいはTTバイクがショップに1台でもあることで、店はハイエンドバイクが飛躍的に売れるようになること。そしてヨネックスはハイエンドバイクブランドであるということ。最近のTTバイクは軽く硬い方向性でまとまりつつあるため、軽量性を売りにしてあるヨネックスとはマッチすること。



そして自社ホイールの製造。

テンションホイールと違ってライトウェイトやコスミックアルティメイトみたいなフルカーボンホイールはかなり優れている。

もし仮に、ヨネックスが超軽量フレームと超軽量ホイールをスルーアクセルでつなげたバイクを出したとする。もちろんキャリパーブレーキでね。

それは現時点のラインナップでも、もっとも魅力的なパッケージのひとつだと、個人的な想いを伝えておいた。


2018/1/28(Sun)
メリダ・ワープTT

http://freedomtencho.hatenablog.com/entry/2018/01/14/192322


2018/1/28(Sun)
お店の朝練が今のものに落ち着くまで紆余曲折があり、いくつか他のコースを経てうぐいすラインの往復練になりました。




お店の朝練においては、周回コースが向いていない、という事が挙げられます。

脚力の差が大きければ大きいほど周回コースは団体練習には向きません。速い人ばかりグルグル走り回り、そうでない人のモチベーションは加速度的に下がっていきます。

また、秋元牧場のようにあまりにデカイ周回コースでは、最遅パックと最速パックの差が出すぎてしまって、最速パックの人の休憩時間が長くなりすぎてしまいます。

この時、最遅パックの人達は申し訳なさから、朝練に来てくれなくなってしまいます。「俺が行っても足手まといになるから...」などという理由から。



これは朝練の狙いとしては真逆です。

フリーダムの朝練は基本的に初心者〜何数回のイベント参加程度の週末ライダーをターゲットにしていて、速い人や選手を育てようとしているわけではありません。

正直いうと私は、速い人は自分で勝手に走ってりゃいい、くらいにしか思っていません。

レースに出る人も速くなりたいと思っている人も、お店のお客さんの割合としては5%くらいのものなので、残りの95%をターゲットにしないとお店的には成り立ちません。





周回コースがお店の朝練に向かないのに対して、Uターン制というのはより良い方法です。

走る距離が同じ。それだけでも同じ朝練に臨むメンバーとして一体感が生まれますし、終わる時間が同じであればこそ気負わずに走れるものです。

また、ゴール地点が明確なのも良い。周回コースではゴール地点はスタート地点ですから、ゴールに辿り着いたというよりもスタート地点に戻ってきたという心理が先行し、達成感に乏しくなってしまいます。

達成感なく行われるスポーツはただの作業であり、やはり競技志向のメンバー以外には飽きられてしまいます。



適度な起伏があり、走るだけでもそれなりにキツイ。レースに出ている人にとっても十分なボリュームのあるコース。脚力差があってもチームとしてまとまれるコースとして、うぐいすラインの潤井戸〜原田は非常に適正のある場所だと思います。


2018/1/28(Sun)
レーシングチームのワタナベナギに、春休みは1日あたり6時間ローラーやろうな!って言っといた。

6時間×週6回×3週間で計108時間。ちょっと甘くして、春休み中に100時間ローラー乗れって。


ナギにそう指示したからには私も同程度をこなさないと、高校生くんだりにはリスペクトされないし指示も従ってくれないだろう。

それに、そう簡単に店長を超えさせてたまるものかという意地もある。


2018/1/28(Sun)
仕事。

今週は整備量が多くて、終わらない可能性もあるんじゃないかと思うくらい。中でもTTバイク4台がとにかく重い。

どのくらい重いかっていうと、ツーイーソー完成間際でスーピンアンコっちゃうくらい重い。



3時半。作業終了。

オープンしたての、要領の掴めないたどたどしい頃を思い出す。昔はここから柏の実家に自転車で帰ってたんだから信じられないな。今では絶対出来ない。




夜中の作業は、ブレーキ調整や駆動系の組み付け、ボルトの本締めなど、トラブルに直結するところはやらない。

自分が思ってる以上に集中してなくて、ミスが出るかもしれないからね。

おおよその仮り組み付けや、ライナーやワイヤーの張り直しの下処理。料理で言えば、出汁とった、くらいのところまで。


2018/1/28(Sun)
レーシングゼロのスポーク交換。


カンパ&フルクラムの上位グレードのホイールはニップルホールが開いてなくて、アルミニップルに鉄のカラビスを打ってマグネットで引っ張り出してスポークと接続する。

ホイールを崩すときも逆に、一つ一つ鉄ビスを使って引っ張り出すわけだけど、それが出来ない場合、めんどくさい。


今日のホイールはアルミニップルが腐食してどうにも固着が解消できなかったので、最終的にディスクグラインダーでスポーク飛ばした。ちょっと手荒いんだけど仕方ないね。

そしてマグネット使わないカンパのニップルは取り出しにくいったらありゃしないんだ。

スポーク1本交換するのに30分かかった。



消耗したスポークと新品スポークが混在する場合、ピンクのポスカで印をつけておくことが多い。もちろんお客さんがイヤだといえばすぐに消せるんだけど、トラブルあった時にヒントになりやすい。

シクロクロスってトラブルしに行ってるようなもんなんだよね。


2018/1/28(Sun)
今度お店のホムペを直すときに書く予定ですが、お店の方針を少し変更しようと思います。

その核となる変更が、パーツ持ち込み禁止。



もともとフリーダムは持ち込みOKを公示してきました。主たる理由の1つが、フリーダムで売ってないパーツも欲しいことがある、その要望を十分に受け入れるためでした。

例えば、お客さんがどうしてもトレックが欲しくて、でもフリーダムではトレックが提供してあげらないとき、他店で購入したトレックを持ち込みをOKにしてきました。もちろん購入先でトレックを組み付けてもらった後、フリーダムで定期的なメンテナンスをすることもOKです。



しかしこの1年半ほどで、フリーダムで買えるパーツまで持ち込もうとする人が散見されるようになりました。

例えばシマノ。通販ではシマノが20〜28%オフで売られているから、合わせてそれも持ち込めば安くつくのは想像に難くない。

フリーダムでトレックは購入出来ずとも、シマノはフリーダムで買うことが出来るはず。

フリーダムにおいてトレックの持ち込みは不問にしても、フリーダムで買えるはずのシマノまで持ち込まれてしまう...これが私の本意でないことは理解してもらえるのではないか。



もともと私はこういうことは、性善説的に起こらないだろうと考えてきました。

そんな言動は、あまりにモラルに欠けるだろう?と。常識的に考えて、思い浮かんでも行動までは至らないだろう?と。



しかしそれがこうして起こってしまったひとつに、店長なら許してくれるだろう、という甘えがあるのだと思う。無邪気に、ダメなんですか?と言ってくる人はいなかったからだ。

重ね重ね、私はこういう話は、フリーダムから何も言われずとも自分で考えて自重すべきだ、誰かに言われるべき内容の話ではない、と思っている(た)。

だからこうして、言わなくてもいいと思っている内容を明示しなくちゃいけなくなったのはとても残念なのだけど、あまり見過ごしすぎると、まっとうにやってくれているお客さん達に示しがつかなくなってしまう。



持ち込み可能な範囲をどこまで許可してどこまで拒否するかは、ホームページと合わせてリニューアルしようと思います。

●引っ越し等で店を移らざるを得なくなった人のため

●欲しいパーツがフリーダムで買えないため

という2点からによる、持ち込みOKのスタンスは基本的に変えません。

しかしフリーダムで買える製品を、たとえば通販の方が安く買えるからという理由で余所で用意したものに関しては、今後の受け入れは拒否します。

また、人とのお付き合いなどから他店で購入せざるを得なかったなど、それぞれに色々な事情はあると思いますし、一律したルールだけで動くのが難しく、ケースバイケースで動くことが多くなるのも十分に思っています。そのあたりは情緒的に考慮します。




フリーダムの考えに賛同してお金を使ってくれる人と、特に店長に何も言われないからとあれもこれもと甘えてくる人、私がどちらを大事にするかは明白だと思います。

趣味の世界ですから、大きく強く細かいルールは明示したくありません。

小難しく書きましたが、あまりにモラルに欠ける行為は辞めてください、というだけの話です。



※※※※※※※※※※※※※※※※※※




昨日の日記の件なんですが、いくつか質問が来ていました。

非公式ブログによる補足になりますが、基本的に今まで持っているパーツに関しては不問です。フレームを買った時にそのほかのパーツを新フレームに移すというのは、とても自然なことだからです。

別に今フリーダムのお客さんの特定の誰かが原因というわけではなく、単に新規で持ち込んで組んでもらおうとする、チームに所属しない単独で活動している人たちがこういう流れを作りつつあるのが実情です。



確かにフリーダムのお客さんの中には、ヤフオクや中古ショップなどで買ってきては他のお客さんに転売したりする人もいないわけではないのですが、しょせん単発ですし注意すれば終わります。

そうではなくて、通販が台頭してからというもの、海外通販で買ったものを正規取扱店に持ち込んで、それが持ち込めてと当然だと言わんばかりに平気な顔して頼みにくる人が本当に増えました。

アマゾンとかウィグルから届いた箱そのままで持ってきて、やってもらえるのが当たり前みたいな態度取られると、オマエなんかにやってやるわけねぇだろ、ひとりで勝手にやってろよ、とか思います。

しかも事前に接客させるだけさせておいて、何時間も店の情報を聞き出した挙句に検討するとか言って引き揚げた後に全部通販で用意して組んでくれとか。お前みたいなヤツはいらんっ!って感じです。

そしてこういう人が増えたのが今の世の、新しい時代の欠片であるわけですね。





最大の問題は、そういった流れにおいてフリーダムが潰れてしまうことにあります。



釣り具業界もゴルフ業界もこうして潰れていったわけで、自転車業界においてもフリーダムにおいても、こういった考え方が蔓延して倒産してしまうのを、一番避けなければいけない。



本当はやってあげたいのがやまやまなんです。

しかしあっちもこっちもと欲張って、いいよいいよとやった挙句に潰れてしまっては元も子もありません。「通販世代」はそういうリスクがあるというのは十分に気を付けていかないといけないと感じます。



「通販世代」って義理とか情に薄いんですよね。コスパに弱いというか。

お金や雇用に不安のある世代ですから、なるべく安く済めばいいという考えが先行しがちなのは理解できます。しかし安く済んだ分だけ、どこかに失っているものがあるというのを気付けていない。あるいはお金以外の面に価値を感じていないようにも思います。

私個人は人付き合い>自分>お金なんですが、今の若い子たちは自分>お金>人付き合いになっていて、見方を買えれば私は古い。お金なんて人づきあいの後に勝手についてくるものだと思っているですが、いずれそうではない世界が主流になってもおかしくない。そしてそのギャップに私が対応できていないのが実情かもしれません。



昨日のブログに書いた、” 情緒的に判断する ”というのは、そういうことです。

願わくばフリーダムの...特に学生らには、そういうのを感じられるようになって欲しいのですが、新しい世代には私みたいなのは老害として切り捨てれらていってしまうのでしょうかね。





2018/1/28(Sun)
写真はコットンのバーテープ。

特徴は発色が良いところ。欠点はものすごく汚れやすいこと。ざっと洋服みたいなもんだしね。


コットンのバーテープはものすごく汚れやすいから、洗車後の納品直前に巻くし、手洗いした後にハンドクリームとかも塗らないで巻く。じゃないと巻いてるそばから汚くなっていくから。

基本的にコットンのバーテープはスポンジなどではきれいにならない。もし綺麗にしようとしたら、至近距離でケルヒャーぶっ放すのが一番おススメ。


2018/1/28(Sun)
私の周りでは、現時点で3名が路面凍結で落車をしている。

初心者というわけではない...どころか、アマチュアとして日本選手権完走するレベルにもかかわらず。落車するしないというのは、初心者だからするとか、上級者はしないとか、そういった括りでまとめてはいけないと思う。


冬の落車は大事になりやすい。

高速で落車すると、擦過傷はひどいものの地面を滑るように転がるため、見た目に派手でも軽傷で済むことが多い。

対して冬は速度が出ないため、自転車から真下に地面に叩きつけられる。加えてウェアは動きにくく、筋肉も冷たく固まりがち。

だから冬は落車が起きやすい、ひどくなりやすい要素が集まっているんだ。


そういうことも、知っておくだけで違うと思うんだ。

誰も落車しようとして落車する人はいない。油断してなくとも、初心者でなくとも、落車してしまうときはあるだろう。自分だけではどうにも回避できない類のものもある。

どうにかして落車事故を減らそうとしたい時、最後に助けてくれるのは知識だと思う。

知っておくだけでいいことは多い。


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