2015/5/4(Mon)
実業団の群馬SCSが終わってからというもの、TTバイクばかり。

TT、TT、TT、1日に休んでTT、TT、昨日のエンデューロで久しぶりにロードバイクに乗ったけれども、今日もTT。

長時間の練習時間が確保できない私にとって、TTバイクは最高の練習道具。短時間高強度練ならばTTバイク以上に追い込める練習はありません。



写真は昨日のしもうさクリテのもの。

群馬グリフィン選手兼カメラマン兼MA・BU・DA・CHIでおなじみの、菅洋介さんから。いつもありがとうございます。


レース後に、「今日はアルバムみたいになってますよ!」と言われたのですが、本当にいっぱい送ってもらいました。

あとから数えてみると、コントロールラインの先頭通過が55周回中41回でした。下総フレンドリーパークはゴールライン直前が上り坂なので、練習だてらにそうなったんだと思います。おぉ、なんだか頑張った気がしてきたぞ…。


途中の、西加南子さんとのランデブーや、バナナの皮を菅さんに放る瞬間(直撃させてごめんなさい)など、楽しい写真から真面目に走ってる時の写真まで、たくさんいただきました。



写真はその一枚から。

“ナントカというお店のナントカという店長”が使っていた、795の横像です。自転車のイケメン具合に対して乗り手が追い付かないので、顔部分はカット。

795が発表されてから10か月ほど経ちますが、795は、実物を見ると10人中9人がカッコいいと言い、写真で見ると10人中9人がカッコ悪いと言う、妙なバイク。

795は私も当然実物を見たことがありますし、見てすぐにカッコいいと思ったのですが、795がカッコよく写っている写真は見たことがありません。

このバイクがこんなにカッコよく写っている写真は初めて見ました。

あまりに見惚れた記念に、日記に。


2015/5/3(Sun)
下総フレンドリーパークで行われた、春のしもうさクリテリウムに出てきた。


8時に始まって10時に終わる、120分間のエンデューロ。

2時間以上ノンストップで走れる事はレース以外では滅多にないし、集団に追いかけてもらいながら、良い緊張感のもとに練習ができる。

近場の会場で、13時からの開店時間に間に合うようであれば、これからも積極的に出ていきたいと思う。


結果は優勝。Ave.41.3km/hで2時間走った。展開は、

2人逃げ…のちの1人逃げで30分、10分休んだのちに単独で40分逃げ、15分休んだのちに20分逃げ。

最期はなぜか招待選手と一緒に。

あれ…なんだか5分少ないぞ?



当初のメニューでは、20分頑張って10分休むというインターバルを4回やる予定だった。

もちろんレースなので目論み通りにはいかないにしろ、15分は休みすぎ。それに最後の20分逃げも、招待選手に甘えてしまった。

集団は楽だし、1人で走っていると辛いから、集団に戻りたいとか、もう少しだけ集団に留まっていたいとか、誰かの後ろに付きたいとか、いろいろと精神的に甘えてしまう。

でもそういう時は、己はなんのためにレースに出たのだ?と自戒しないといけない。


つまりまだまだ未熟なんだな。


2015/4/30(Thu)
写真はルック・675のXSサイズとSサイズ。

フリーダムの自転車はすべて私が組むから、当然フリーダムで組まれた自転車は組み付けが似ている。リアブレーキのワイヤーラインを見ると、同じ人間が組んだ感じが見受けられやすい。

あるいは個人的には、近くのバイクショップであれば、どこのショップで(誰が)組んだかが、たいていわかるものだ。



昨日は完成車とフレーム組を1台ずつ組み立てた。

月曜日に出荷されて火曜日に届いたバイクを、水曜日に組み上げて木曜日に渡す。

長らく待った自転車の納期を、私がこれ以上引き延ばすのは申し訳ない。




完成車であれフレーム載せ替えであれ、ロードバイクを一から作れば、フレームはグリスでベタベタになり、コラムカットでカーボンの粉まみれになる。

だから、どちらの場合であれ、作り終わったら一度まるっと洗うのだけど、その時にチェーンにはオイルは付けない。お客さんが何のオイルをつけているかわからないからだ。


特に新品チェーンは、工場出荷から小売店で整備するまでの間に錆びないように、防錆グリスがたっぷり付いている。

本来オイルをつける部分にグリスがついているのだから、そのまま走れば一瞬で真っ黒になってしまう。それどころかカセットスプロケットやプーリーまでグリスでベトベトになり、次回の洗車で発狂することになるため、組み付ける前にきっちり落としきっておく必要がある。



しかし、実際にまるっと洗ったチェーンを天日に晒すと、3時間あまりで錆び初めてしまう。

もちろん天日干しはしないし、する必要もないのだが、組み立てた日から納期が遠いと、錆びる可能性がでてくる。自転車整備では、チェーンだけは納品の直前にやるようにしている。それが私なりの工夫。


もしも納期が、今週のどこかで…というあいまいな場合は、ワックスを水で薄めて流布しておくといい。そうすれば3週間くらい錆を防ぐことが出来る。

油膜が軽いワックスは、長時間ほっておいても必要以上に埃を集めるようなことにはならないし、走るときに、その上から極圧剤や添加剤が入ったチェーン専用のルブを掛け重ねてしまっても、問題ない。

例えば、冬まったく乗らなくなるような人は、試してみると良いと思う。






2015/4/27(Mon)
おとといの昨日。昨日の今日。

脚は大丈夫。ただちに群馬の3日目を希望する。

JBCFのレースは短く、昨日も1時間半しか走っていないから、エネルギーは切れていない。瞬発的な筋肉の張りもない。運転疲れも大丈夫。

午前中は昨日のレース内容を反芻しながらTTバイクでサイクリング。1回だけ強く走った。

本日2回目の洗濯をしに一度家に戻り、その後アスリート整形外科でマッサージとストレッチ。それは今晩しっかりと練習に臨むため。


練習を続けられる体であるからこそ、本番で勝てる体になる。勝ってないけど…。

日々の心がけは、練習強度を上げることではなく、普段の生活で回復力に注意して過ごすこと。目標さえしっかりしていれば、強度なんて心が勝手にあげてくれる。




写真はカスコというメーカーのヘルメット。

右がロード用、左がTT用。本来はロード用にもバイザーがつくのだが、私はサングラスとメガネを兼用していて、コンタクトレンズも使用していないので取ってしまった。



カスコはドイツのメーカーで、ドイツ国内シェア40%。日本でいうOGKみたいなもので、この春から日本に入ってきた。ロード用、TT用どちらもJCFシールがある。

“とある繋がり”から、サイクルフリーダム・レーシングチーム全体にサポートしていただけるようになり、先日のJBCF群馬から使用し始めた。


第三者機関での風洞実験によると、他のドカヘル型のものよりも空気抵抗は劣るのだが、実際に使用した時の通気性は普通のヘルメット(以前までの使用はカスク・ヴァーティゴ)と変わらないように思う。内部はメッシュとスポンジではなく金網とハンモックなので、頭に水をかけた時の浸透が非常に速くて、直接水をかけているようだった。

TTメットはまだ未使用。外見上の特徴はバイザーが非常に長い事。これよりさらにバイザーの長いモデルもあり、TTメットには珍しくサイズが2種類はる。データ上の数値はトップ。昨年の室内トラック世界選手権においてTOP4人中3人がカスコだったので、密かに注目していた。




カスコに限らず、私はあまりサポートを受けることを避けてきた。良い話をいただくこともあったが、基本的に断ってきた。

それは中立性を保つというお店の経営方針の面ではなく、個人的な心構えから。


スポーツにおいて、何かしらのサポートを受けるのは、選手個人の競技力が高いからではない。あくまで企業側に宣伝広告価値を見込まれるから受けられるのだ。

自分には他人が稼いだお金をもらう価値がある…という自信があれば、積極的にサポートを探したいところだが、宣伝広告効果というのは非常にあいまいなもので、理論的に評価するのはとても難しい。私は、自分自身の評価を推測することすらおこがましい事だと思っている。




ハッキリ言って、サイクルスポーツ業界はモノをもらうのが、とても簡単だと思う。



自転車文化の根本にそういう文化があるのはわかる。

しかし、得てしてそれは、「速いからサポートをもらえる」と勘違いされてしまいやすいのではないだろうか。競技力はあくまで宣伝効果の一部でしかないことがわからないまま、モノをもらう事が当たり前になってしまう大人が増えてしまうのではないだろうか。

また、サポートを受ける以上は、企業側の宣伝広告を担う責任がある。その責任感が弱い人間は、サポートを受けるべきではない。


こういった認識が甘いと感じるスポーツサイクル業界の中で、私たちサイクルフリーダム・レーシングは正しく在ろう。



2015/4/27(Mon)
JBCF 群馬CSC DAY-1

結果/31位



昨日みたいなヌルい展開にならないのはわかっていた。でも今日は私が、前半から動かなくちゃいけないと思っていた。

勝つためには、攻めなければいけない。


動いた。

とにかく動いた。

VCフクオカが行ったら必ずチェックすること。

逃げられそうな小集団が出来たら単独ブリッジを試みる事。

VCフクオカが嫌がりそうなタイミングで自分から仕掛けること。



アタックした瞬間に集団が2~3秒追うのを躊躇してくれば、差は十分開く。20秒踏んで後ろを確認した時に、一列棒状でピッタリ張り付かれていたのを見ると萎える。差が少しでも開いていればさらに40秒頑張るのに。

でもマークされるのなんて初めからわかっている事じゃないか。なんにせよ根競べは覚悟していた。


正直、3周目で、これ9周もやるのかよ、と思った。

正直、6周目で、すこし疲れてきた。

脚もたくさん使った。頭はもっとたくさん使った。

でも今日は全部上手くいかなかった。毎回萎えた。



それでも(脚に)決定的なダメージ(乳酸)が入らないように走っていた。

それはいつでも心がけている。

もし逃げが決められなかった場合、ゴールスプリントで私自身もポイント獲りにいかなくちゃいけないから。後半は風間と佐野君が坂を引いてくれたので、坂はすごくサボることが出来た。レース全般で私と風間がまとまると恰好の的なので、それだけは避けるように脚を溜めながら、最後までしっかり集中していた。

最終盤は、危険回避もあって風間は先頭付近に。私は危険が無かった場合に勝てる位置(20番手付近)に陣取った。集団はかなりピリピリしていたから、リスクが非常に高い位置なのは知っていた。

最終コーナーで集団は3列で突っ込み、そして危険(落車)があったので、私はスプリントできず。風間も捲られて埋もれて獲れず。E1なら3列でも落車無しで曲がってくれるかな、と思っていたのだが。

転んで滑ってきた隣の人間に左足を持っていかれて、ちょっと危なかった。転ばず耐えれたのは我ながら素晴らしいバイクコントロールのおかげか、ただたんに運が良かっただけなのか。迫りくるフェンスがスローモーションのように見えた。




これじゃダメだ。

積極的に動きました、でも勝てませんでした、じゃただのバカだ。

こういうレースでしっかり勝ちきっていかないといけないはずなのに。

私たちは10回走って数回勝つだけじゃ足りないんだ。


群馬を終えて、JPTが遠い。



2015/4/26(Sun)
JBCF 群馬CSC DAY-2

<E1>
風間博之 10/131位
佐野千尋 12/131位
岩佐昭一 31/131位
佐藤秀和 80/131位


<E2>
鬼塚志洋 25/144位
金久保良三 46/144位

<E3-1組>
中島啓 19/113位
家崎隆 38/169位
斉藤全弘 39/169位

<E3-2組>
佐野勇人 10/116位
石丸昌則 47/116位


2015/4/25(Sat)
JBCF 群馬CSC DAY-1

結果/DNF

逃げ集団中にパンクにてリタイア。


1周目に出来た4人の逃げ集団で、30~40秒差で推移中、6周回目でリタイア。

本来受けられるはずだったニュートラルサービスも受けられずDNF。E1カテゴリーはフェミニン(女性)カテゴリーと混走だったため、そちらに行っていたとのこと。

運が悪かったとしか言えないけど、そこは女のコ優先だね。


1周目にできた4人の逃げ集団は、フリーダム(佐野)、フリーダム(岩佐)、まるいちエヴァディオ(大東)、松山星陵高校(日野)の4人。

私はローテには入らず、やっても背中を押してローテに戻すのを手伝ったり、ダウンヒルでラインを作ってあげたりしたくらい。引いている3人と私の脚の残り方の差は明白だったと思う。

ペースは、正直に言って私が単独で逃げた方が速いと思うほど遅く、つまりメイン集団では風間と佐藤さんがしっかり抑えてくれていたのだろう。



私はラスト1.5周で単独アタックすることは決めていて、VCフクオカとシルベストが入らないようなら行けるところまで行くこと。JPT昇格を狙っているのはサイクルフリーダムとVCフクオカの2チームなので、フリーダムが逃げれば必ずVCフクオカが追う事になる。1つ目のノルマはフリーダムが逃げて、VCフクオカが追う展開を作り出すこと。

もしVCフクオカとシルベストが入ってしまったら、一旦集団に戻して再度逃げること。何度も何度も繰り返すこと。2つ目のノルマは、2チームでアシストの消耗戦をし、最終的に風間とVCフクオカのエースである佐藤さんの1vs.1に持ち込むこと。

E1のレースはチーム戦と単独戦の混同なので、見ている人はよくわからないかもしれないが、JPTを狙っているチームが2チームなのと、どちらのチームもほぼ同じ展開を狙っていることがわかると、理解しやすいかもしれない。



今回のレースの私の仕事も上記の通り、私が逃げ集団に入って風間を休ませる事と、可能ならばそのまま勝ってポイントを得ること(VCフクオカ・シルベストからポイントを奪うこと)。風間の仕事は、集団を抑えることと、VCフクオカ・シルベストだけには負けないことの2つ。

ベスト展開は、私の単独逃げ切り勝利&風間が集団先頭ゴールでのワン・ツー勝利。



パンクは仕方ないので特に悔しくないのだが、チームとしてはかなり残念だ。

私を含む逃げ集団が崩壊したことで、メイン集団内で風間は数的不利な状態となり、着順もVCフクオカとシルベストに上回られるという最悪な展開になった…のだろう。

オープニングアタックからの全行程逃げ切り、最後は単独逃げからの独走ゴールという超イケメン展開になりそうだったが、たった1つの小石がそれを奪っていった。

レース展開としては、十中八九…とはいかないまでも、十中七八それができそうな展開が続いていた。私はそれに油断してしまったのだろうか。

パンクさえ起きなければ勝てた(であろう)ということは、逆にいえばパンクにさえ気をつけていれば良かったのだ。レース中にその答えが導き出せなかったのを敗因としよう。

負け惜しみを言えば、端っこや小石が多そうなところを通るようなことは、していなかったのだけどね、




最後に、teamまるいちエヴァディオの大東泰弘選手と、松山星陵高校の日野泰静選手に、お疲れ様!と言っておきたい。

彼ら2人はE1のチーム戦のアオリをモロに食ってしまった中で、本当に頑張って走っていたと思う。いつかお互いにガチンコでヤり合える時が来るといいね!



2015/4/25(Sat)
JBCF 群馬CSC DAY-1

<E1>
風間博之 9/119位
佐野千尋 51/119位
佐藤秀和 72/119位
岩佐昭一 DNF

<E2>
鬼塚志洋 11/122位
金久保良三 64/122位

<E3>
中島啓 4/169位
佐野勇人 38/169位
斉藤全弘 74/169位
石丸昌則 75/169位
家崎隆 84/169位


2015/4/23(Thu)
ジップの箱が変わりました。

今日送られてきたホイールは、片方の箱に前輪、もう片方に後輪、ともに2015年モデルのホイールが入っていますが、箱が違います。箱のロットが違うんでしょうか。


この季節は、メーカーやパーツのロゴが変わることが多いです。

たとえモノが変わらなくても、ロゴが変更されれば以前のものはいずれ古く見えてくるので、それは買い替え促進につなげる力があります。グランツールが始まるのもあって、ユーザーに注目してもらう狙いもあるでしょう。



小売店に対する翌年モデルの展示会は、主に9月~10月に行われています。

小売店は10月くらいに初回発注をするのですが、自転車業界の契約はちょっと特殊…というか変で、「○○円買わないと契約させないよ」というものが多いです。

自転車屋はいろんなメーカーを取り扱っているので、それぞれ契約ノルマをクリアする必要があります。そしてそれが12月から2月くらいにかけてデリバリーされ始めるのですが、ほとんどが台湾製である自転車パーツは、ほぼ一斉にデリバリーされてくるため、その時期の小売店はお金をいっぱい使います。

しかし4月になると、いきなりロゴを変更したとか言われます。まともに売れる期間は、わずか数か月しかありません。

最悪なのは、新しいデザインのパーツのデリバリーはまだ先だけど、とりあえず先に発表だけしておくよ、とか言うパターン。これでは暗に安売りを促されているようなものです。

こういうパターンが少なくない…どころかごく当たり前に行われている自転車業界って、どこまでバカなんだろう、って思ってます。



また、年々、翌年モデルの発表が早まっています。

はやいメーカーだと、6月や7月には翌年モデルが発表され、あるいはデリバリーまでされてきて、小売店舗内で当年度モデルと翌年度モデルが混在することになります。

もちろん小売店では、当年度モデルであっても、古い年のモデルになってしまえば安く売らざるを得ません。

個人的には、2015年シーズンの意見をもとに2016年の素材を使うからこそ2016年度モデルであるわけで、まだ2015年シーズンが始まったばかりなのに、2016年モデルが出てきたとしたら、それはただの2015年モデルだと思うのです。

それを2016年モデルと主張する自転車業界が、私には理解出来ないのです。


2015/4/21(Tue)
写真は完成車のこまごまとしたパーツ群。

箱から取り出された完成車の、フレーム側の写真はいろいろなショップのブログで見られるのですが、小物側の写真はあまり見たことが無かったので、パシャリ。

パーツを別々で買うと立派な箱が付いてきますが、完成車だとそのままビシェッっと入っています。



この完成車は具体的に、ウィリエール・モンテグラッパで、アルミの105完成車です。

輸入代理店は服部産業。服部産業の完成車の販売形態はちょっと特殊で、全部ショップ側で組み立ててもいいし、服部産業にワイヤーまですべて通してもらって、あとはステムで繋げるだけの状態にしてくれたりもします。3分組みから9分組みまで、どこまで組んでもらうかを、ショップ側から指定できます。

しかし基本的に、かなりのショップで、完成車は、完成された状態でデリバリーされても、一度バラして組みなおされているようです。



完成車をショップで頼む事は、プラモデルのキットを買ってきて、プロモデラーに組んでもらう事に似ています。

主に中国で組まれてくる完成車は、組み立て作業を流れ作業でやるため、巨大なサイズから最小サイズまで同じ長さのワイヤーで組まれたりしています。雑誌などで見られる、明らかにワイヤーの長さがおかしいデモ車は、まさにそれです。

ロードバイクのショップにおける完成車の扱いは、単純にキットを素組みしただけの状態のものを、プロモデラーが一から手を入れ直しているような感じです。



しかし、一般的に完成車として推奨されている105以上のコンポに使用されているポリマーコートワイヤーは、性能は高いのですが再組み付けが出来ず、価格も高価なため、ショップ側の負担が非常に大きくなっているのが現状です。

現在のショップは割引販売が当たり前です。完成車を定価で売って、さらに工賃までしっかり請求している所は滅多にありません。つまりプラモデルのキットを割引で売り、プロモデラーに無料で組み上げてもらい、さらに塗料までサービスしてもらっているようなものです。

クルマはちゃんと整備賃も含まれた上での価格が設定されていますし、製品に不具合があっても他社に請求が出来ます。しかし自転車業界の場合は自転車屋がそのまま負担することがほとんどなので、今の自転車店は明らかに過剰サービスだと感じます。本来なら自転車業界も、可能な限り定価で売り、組み立て工賃もしっかり貰った上で、最良の状態に組み上げて渡すべきだと思います。



しかし現状は違います。

安くして安くして、お互いが絶滅するまで値引き競争をしてしまう。いずれサービスは行き届かなくなり、良いものが世に出回らなくなってくる。

使っている製品の半分の性能も知らないまま、所有した喜びしか無い。所有者は何が良いモノかさえ判別できなくなり、店はウチの商品は安くて質が良いよ!と言ったモン勝ち。

本来は「良いものを安く」というのはおかしくて、良いものは高く、安いものは悪い事の差異が明確に存在するべき。あるいは良いものが安く売られている場合、誰かが負担しているという気づきが足りない。



自転車屋さんは基本的に自転車オタクなので、たとえ儲からなくても自転車に囲まれて暮らせれば幸せ!という心情から成り立っていますが、長らくそれを続けてきて招いた現状が、人材不足です。

私は遊びの世界の人間だが、自己満足だけで済ませている業界が残念でならない。



2015/4/20(Mon)
今日は思いのほか発注作業がすぐに終わったので、屋外の掃除。

写真は作業台(洗車用)とバケツ。バケツは10年近く使っている年季モノで、思えば自転車関連で一番古い私物。

劇的ビフォアアフターはシンナーと亀の子タワシにてゴシゴシ。



洗車作業は厳密に言えば、自転車についた油と埃を自転車の外に移動させる事、になる。

いつも使っているケミカルは実は油分を分解しているわけではなくて、単純に汚れを移動させているだけの場合が多い。

ケミカルを使ってアブラをユルユルにして、汚れの移動先が自転車以外(地面とか)であれば自転車本体はキレイになるよね、的なイメージを持つと洗車が上達しやすい。

洗車台やバケツの汚れは、ブラッシングで飛び散ったりスポンジを介したりして自転車から移動してきたものであって、本当に分解されてたら作業台は汚れない。



バケツなどの洗浄作業は1か月に一度くらいの頻度でやっているけど、できれば日曜日や土曜日の夜など接客が無くなる時間にやりたい。それが1週間の仕事ルーティンとしては好ましい。ただ最近の週末はなかなかそういう時間がなかったので、汚いまま放置され続けていた。


洗車用具がきれいだと自転車もよりキレイに洗える…なんて精神論はないけど、何であれキレイである方が良いのは間違いない。


その後3時間かけて地面をケルヒャー。

ケルヒャーはトリガーにロック機能が無いので、3時間ずっと握りっぱなしになる。もちろん立ちっぱなしでもあるので、3時間もやると足パンパン&腕パンパン。

夜練はTTバイクにて15分全開だが、まったく踏めなかった。

11日間連続練習にて、明日は休養日としよう。



2015/4/19(Sun)
お客さんからいただいたお花

...の中に見つけたナナフシ。


今日は

トイレ掃除→洗車講習→コラムカット→洗車→デカプーリー取り付け→洗車→ワイヤー交換→洗車→フレーム交換→洗車→自分の自転車洗車→床掃き掃除

で仕事終了。

経験則としてコラムカットから始まる日は忙しい気がする。

即席でフレーム交換する日ってあんまりないもんな。


夜練の前に先にご飯食べよう。

眠くなってもサボらないように!


2015/4/19(Sun)
JBCF ポイントレース 南紀白浜

<E1>
風間博之 9位/91位
佐野千尋 41位/91位
佐藤秀和 53位/91位

<E2>
金久保良三 29/82位

<E3>
中島啓 9/51位


2015/4/18(Sat)
JBCF タイムトライアル 南紀白浜

<E1>
風間博之 1位/73位
佐野千尋 10位/73位
佐藤秀和 12位/73位

<E2>
金久保良三 6/59位

<E3>
中島啓 11/61位



2015/4/17(Fri)
レース用にも普段の散歩にも使っている795ライトのペダル…ケオブレード2の固定力を16Nmから20Nmにした。

3か月後くらいに感想を書こうと思っていたけど、どうやらそんな難しい話ではなかったので、もう書いてしまおうと思う。



結果から言えば、私には特に関係ないハナシだった。

というのも、個人的には12Nmでもほとんど不満が無い状態16Nmを使用していたわけだから、それが20Nmになったとしても、固定力に対する不満は、出ようはずがない。

しいて言えば、クリートを外す力だけが無駄に強く必要になるため、ロングライドでのデメリットの方が大きいかもしれない。

以前16Nmに変更してからロングライドで300km超を走ったときに、最後の方でクリートを外す際に足首が辛くなった覚えがある(展示会で神奈川~都内をグルグルしていた)。だから20Nmになってさらに固定力が増した状態では、きっと250kmくらいで足が痛くなりはじめてしまうのだろう。

とはいえロングライドの優先して16Nmに戻すこともないだろう。20Nmが好ましいわけではないが、16Nmに戻す必要も無いからだ。



さて、「固定力の高いペダルはロングライド向きの商品ではない、というのがわかりました」では、あまりにも出てきた評価が稚拙なので、このペダルを評価している時に考えていたことを書いておこうと思う。



ビンディングペダルにおいてクリートは斜めにすれば外れるわけだから、走っていて固定力が足りないと感じる人は、そもそも踏み方自体が曲がっていることになる。

まっすぐ踏んでまっすぐ引けば、どんなに固定力が弱くてもペダルは外れない。

自分の踏み方が悪いせいで固定力不足を“勝手に”感じていたとしたら、それをうまく走れないからと言って機材のせいにしてペダルを変えるよりも、ペダリングを改めた方がいい。

※実際にはこれで固定力不足を感じる人はほとんどいなく、膝が痛くなる理由の1つとしてして出てくることが多い話。

これが大大大前提。その上で。




まっすぐ踏むべきペダルを斜めに踏まざるを得ないシチュエーションの1つがダンシング。

ダンシングには、自転車の方を傾けるダンシングと、自分自身が傾くダンシングの2種類がある(両方と同時にとかツッコまない事)が、自転車を傾けるダンシングは、自分自身が傾くダンシングに比べて、極めて大きく斜めに踏むことになる。

だがこれは基本的には避けるべきダンシングだと思う。自転車の構造上、ペダルは自転車に対して垂直にしか動かないわけだから、真下に踏むべきペダルを斜めに踏んでいたら、効率良く走れるはずがない。

加えて、自転車が傾くとタイヤの接地面も変形するため、回転抵抗も増えてしまう。体重も乗せにくいし、自転車を振る力も必要になるだろう。だから、たとえプロがそういう類のダンシングをしているのを見たとしても、“基本的には”マネしない方が良い。



……自転車で速く走りたいと思ったときには、自転車を使って速く走ろうと考えるのはなく、どうやったら自転車に速く走ってもらえるか、と考えると良い。実際に走っているのは自転車だから、走り方の主軸も自転車に置く。

自転車は力で押さえつけてもあまり進んでくれない。自転車の機械的な運動構造をちゃんと把握した上で、どうやったら自転車に上手に進んでもらえるのかを考えながら走る。そうすると自転車が速く走ってくれる。

私たちアマチュアは、テレビなどでプロの動きを観察してマネているわけだけど、テレビに映るようなレベルのプロは、すでに自転車を上手に動かせるスキルを持った状態で、さらにパワーを出そうとして“あんな動き”になっている。しかし世の中の自転車乗りには、その順番を無視して、とにかくパワーを出せばいいと思っている連中がいる。そういう人は遅い。




もう1つ、固定力が弱いと感じる原因を、Qファクターのせいにして考えてみる。

ポジショニングにおいてQファクターという要素は、私みたいな大柄な人にとってはほとんど関係ない要素なのだが、小柄な人にとっては小さくない問題点…らしい。

小柄な人は骨格的に骨盤から大腿骨の付け根にかけても狭いので、ペダルが広がれば広がる分だけ、自転車に、強制的にペダルを斜めに踏まされてしまう。だから小柄な人が強大なパワーを持てば、ペダルの固定力不足を感じることになる…はず。


実際に20Nmの要望はマーク・カベンディッシュから要望を受けたとあるし、新城選手も20Nmを使っているそうなので、Qファクターを広めにとる(取らざるを得ない体系の人も含めて)人で、大パワーを持っている人なら、20Nmを選ぶ可能性があるかもしれない。

加えてダンシングで自転車側をよく振る人…まさに新城選手やカベンディッシュは大きく自転車を振る…は、20Nmを選ぶ必然性があるのだろう。

だからと言って、誰がそれをマネしようものだろうか。日本のアマチュアで20Nm必要な人は、今すぐツールに行ってこいと言わざるを得ない。そうでなければフォームを直せ、と。



結論:20Nmの選択基準は、使い手がプロレベルで、使用用途がレースであること。


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