2016/2/19(Fri)
写真はミヤタ、エレベーションMC。

エレベーションはいいとして、MCはミヤタ-クロモリの略かな?
 
 
なぜいまさらクロモリを引っ張ってきたかというと、今年のインプレ雑誌の、何か一台乗るなら何?みたいな特集で、自転車ライターの安井行生さんがこの自転車を指名していたからだ。

時代の流れに乗って金属フレームからカーボンバイクへ、それが一周回ってまたクロモリに…

それを5周くらいしていそうな安井さんがそういうのだから、私も乗るしかないと思って借りることにした。
 
 
 
主に乗り心地が良いことで知られているクロモリ。しかし果たして本当にそうだろうか。
 
私がフリーダムを始めてから間もない時期に、クロモリ自転車を試していた時期がある。現代の良い鉄と悪い鉄、昔の良い鉄と悪い鉄、あるいは錆びた鉄フレームまで実費で購入して、パーツをとっかえひっかえ散々やった。
 
その時に出た答えは、クロモリとは重くて走らないばかりか、大して乗り心地も良くないものだという事。もちろんポジティブな評価ではない。
 
これらネガティブな印象は、ルック・595やタイム・RXRSなどの当時の一線級のハイエンドフレームに比べてのものかもしれが、しかしクロモリフレームというのは価格で言えば20~30万するものが珍しくない。大枚はたいて買うのがコレか?というのが常に付きまとって拭えなかった。
 
「本当にクロモリを試した結果で、乗り心地がいいと思っているのか? それとも周りが乗り心地がいいと言っているから乗り心地がいいと思い込んでいるだけなんじゃないか?」
  
 
 
確かに独特な乗り心地はある。
 
しかしそれはイチゴ味のカレーみたいなもので、けして美味しいものではない。クロモリのインプレッション記事では、なぜか【独特=良い】みたいに一方的にポジティブに捉える風潮があるが、イチゴ味のカレーとはゲテモノに近い。
 
クロモリの乗り心地は、悪い。
 
 
 
 
また、クロモリフレームに付随して、アッセンブルするパーツにも苦言が隠せない。

クロモリフレームには金属色のパーツが付いていることが多い。たしかに昔の自転車がそんな感じだからだ。

クロモリフレームが約20年前に主流だった素材だとして、丁寧に管理されたピカピカのレコードクランクなどが付いていれば、それはたしかに美しいものだろう。

しかし現行で販売されているパーツはどうだろうか…。シルバーの105?シルバーのカンパニョーロ・アテナ?定期的に限定販売されているシルバーのカムシン?

確かにシルバーであることには違いないが、クラシックカーのハイエンドな金属パーツに対しての見劣りは厳しく、ただシルバー色のパーツを付けただけに見える。

とりあえずシルバー集めときゃいいとか思ってんじゃないか?
 
 
 
“クロモリだったら金属色のパーツに手組のホイールなんかを付けたいよね…”

そういうのはクラシック車ごっこでしかない。クラシック車とは、構成されているパーツが年代を揃えて、丁寧に美しく管理されていてこそ価値がある。しかしそういうものはコレクターのガレージやガラスケースなどから出てこない。
 
 
 
 
コルナゴやデローザなどはいまだにクロモリを販売し、しかし

“クロモリは日本のために作っているヨ。しかしなぜ日本人がクロモリがそんなに好きなのか、よくワカラナイ…”

と公言している時代。

私はクロモリバイクの活躍を見ていた時代の人間ではないが、細く華奢に見えるものが力強く動いている様を見るのは、なんとなく美しく見える。

しかし現代のクロモリ主義は盲目的な懐古主義として、もはや力強くすらない。
 
 
 
はたしてこのミヤタ・MCはどうか。

シルバーのくすんだ105にFSAの安いクランクが付き、ホイールはなんだかよくわからない完組みのホイール。仮に【クロモリ=美しい】みたいな先入観をもってしても、惚れる1台には見えない。
  
これをグレードアップしようとして、現行デュラエースとカーボンチューブラーで組むか。ピカピカという理由だけで7800系デュラエースを付けるか...。それともセカンドマーケットでクラシックパーツを集めて組むか。
 
 
 
最新バイクは最新だから買うのだろう。カーボンバイクは性能が良いから買うのだろう。

しかしクロモリは重いし、柔らかいし、乗り心地も良くない。決して性能を求めて買うジャンルではない。塗装の綺麗さはクロモリだけがもつものではないし、価格だって安くはない。現代のカーボンはとても丈夫であり、むしろ錆びる分だけ分が悪い。


私にはなかなか、クロモリだけにあるアドバンテージが見つからない。

イチゴ味のカレーはプラスに振れるアドバンテージではなく、この自転車を見てどうしたいか、自分の中でイメージが浮かばない。


今の時代、どうしたらクロモリフレームを持つ理由が見つかるだろうか。

その答えがミヤタにあるのか。


2016/2/18(Thu)
自転車を作るのはいいとして、見積もりもいっぱい作らなくちゃいけないので、長々と日記を書ける時間が取れないでいる。

なので、小ネタを1つ。



写真はコルナゴ・C60のトップカバー。

トップカバーといったり、コーンスペーサーといったり、様々な名称があるけれど、用途としてはヘッドベアリングの防塵のためにあるパーツ。


コルナゴの白い系フレームには、白いコレが付いてくるのだけど、それを黒に変更した。

このパーツが明るいとヘッドが長く見えてしまう...の反対で、このパーツを黒くするとヘッドが短く戦闘的に見える...効果がある。



また、樹脂系パーツは総じて自転車を安っぽく見せるため、なるべく使わない方が良い。

とくにハンドル回りやサドルまわりなどの、自転車の上部にあるパーツが安っぽい場合、まず交換した方が良いとして、テンプレ的に使わない方がいい。



合わせてカラーパーツも、たいてい高級感を無くすものだから、白くて樹脂のパーツなんて、ダブルに安っぽさを目立たせる以外の何物でもない。

せっかく良いスーツを着ているのに、妙にポップなマフラーをしているせいで、全然スーツが褒められない、みたいな理論。



C60に対して、フレーム単体で見た時にはすごく高級感があったのに、完成車にしたらあまり高級感を感じなくなったと思っている人は、こういった部分を修正することで、余計な安っぽさを解消していくことが出来る。

塗装がキレイな自転車の場合は、その塗装を目立たせるために余計な色は抜く、という考えを芯にすると良い。






2016/2/16(Tue)
12月から始めた冬季練習。

特に1月から続けているインターバル練の、火曜日と金曜日はキツイ日なのだけど、今日、今季初めてサボった。

バイクにまたがり20分漕ぎ、しかしどうしても、どうしても体が動かなくて辞めた。

続ける、やりきる、という事がひとつのモチベーションになってきた中、鞭を打ち切れなかった代償が大きくない事を、せめて祈ろう。



今週はキツイ。整備もしなくちゃいけないし、練習もしなくちゃいけない。自分のバイクも組まなくちゃいけないし、チームメートのバイクも組まなくちゃいけないし、体の管理もしなくちゃいけない。新しいバイクに慣れなくちゃいけないし、新作バイクのインプレッションもやらないといけない。

アレしなくちゃいけないコレしなくちゃいけないばかりで、なかなか気力が追いつかない。

開幕戦は3月20日。新しいチームが生まれつつある中で、あと2ヶ月待って欲しい。


私の練習もレース活動も、別に売上が上がって儲かるわけではないから、限られたリソースを割くモチベーションは、自分の感情。

やりたいからやる。でも出来るとは限らない。時間と体力がなにより貴重なリソースだから。



今日だけ弱音を吐こう。そう、今日だけね。

今日はお昼ご飯も少なかったし、夜ご飯食べるのも遅れちゃったからさ。しっかり食べて寝れば、また元気になる。

明日は代理店の展示会があるし、気分転換にサイクリングも出来る。適当に車と追いかけっこするのは楽しいし、今シーズンのマシンのシェイクダウンでもある。



今日だって、ローラーこそやらなかったけど、腹筋はやったじゃないか。

がんばれ店長。だって店長なんだから。

スーパー店長になろうぜ!


2016/2/12(Fri)
この度、ピンクのチームジャージが出来ました。


フリーダムのチームジャージが出来てから4年半ほどになります。一部のスポンサーロゴを除いて、フリーダムのみんなが着ているジャージは基本的にほとんどが左上のものになります。

その後レーシングチームの立ち上げに際し、サイクリングチームとの差別化を図るうえで、レーパンの股下が青から白になりました。これが写真の左下のものです。



フリーダムジャージのデザインは当時の私が考えたものですが、最初期のデザインは実は、今のレーシングチームが来ているものが原案でした。

その後、芝生に寝転んだ時に汚れが目立たないようにするためだったり、雨で濡れた時に透けないようにする対策だったりで、股下が白から青に変更されました。

そしてレーシングチーム立ち上げの際に、サイクリングチームのジャージデザインと共通のまま区別化したいと考えた時に、原案が掘り起こすことになったという経緯があります。これが「白レーパン」の始まりです。




もともとこのピンクジャージの存在は、フリーダムの中でも特別に速い人達に渡すものとして、実はジャージデザインの構想時からあったものでした。

それが立ち消えしかけた頃に実業団チームが発足し、ピンクジャージを復活させることも考えましたが、レーシングチームとサイクリングチームが同じジャージを着て、Jリーグのサポーターのようにみんなから応援してもらえるようなチームを目指したかったという理由から、共通の青いジャージにしたんです。

レーシングチームが練習のストレスに疲れた時にサイクリングチームと一緒に走って元気をもらい、サイクリングチームはレーシングチームの活躍を見て自分のジャージに誇りを持てるような、そういう関係にしたいという願いから、この案は見送られました。



しかし2016年、レーシングチームがエリートツアーとプロツアーに分かれることで、そちらの差別化も図る必要が出てきました。

プロツアーの方はVCフクオカとの合併チームであり、赤いチームと青いチームが合体した結果、キカイダーみたいな感じになったのですが、プロツアーメンバーがフリーダムジャージで走る機会も出てくるはずです。

私はこういったスポーツのヒエラルキーははっきりさせたいほうが良いと考えていて、エリートツアーとプロツアーの差をどうしようか、しばらく悩んでいました。心情ではチームメイトでも、形式的には別チームになってしまうので...ね...。




私は、レーシングチームはサイクリングチームから憧れられる存在になってほしいと願っています。千葉近辺の若人たちに、いつかフリーダムの白レーパンを履くんだ!という目標を持たれるくらいの存在になっていって欲しいと考えています。

いままでのフリーダムレーシングには、風間、佐野、佐藤、岩佐という核になっていた4人のメンバーがいましたが、その4人が現カテゴリーから一気に抜けて、新たに金久保と醍醐の両名がフリーダムの顔として走っていくことになります。両名には今かなりのプレッシャーがかかっていますが、きっと乗り越えてくれるはずです。

全員が一同に走るのは茂木エンデューロくらいかもしれませんが、その時は白レーパンとピンクジャージは別チームとして、ピンクに挑んでくるくらいでちょうどいいと思いながら、眠っていたピンクジャージを使うことにしました。




ちなみにピンクジャージを持っている人は数名しかいませんし、ピンクジャージのメンバーが青いジャージを着ることはままあるでしょうから、あまり気にしなくていい存在だと思います。

一方で白レーパンは今年5名が増えて、全13名になりました。

この13名とピンクジャージを持っている数名は、白レーパンの着用義務と青レーパンの使用禁止というルールがあります。またピンクメンバーもピンクなのは上ジャージだけで、仮にピンクジャージを着ていても下は通常のパンツですし、ジャケットやベストなどは青いままとなります。


引き続き、レースなどでフリーダムの白レーパンを見かけたら、じゃんじゃんアタックしてください。レーシングチームには常日ごろから、それにちゃんと反応して、でも負けるなと伝えてありますから。



2016/2/12(Fri)
写真は、メリダ・スクルトゥーラ4000のフレームセット。

メリダではカーボンフレームのエントリーグレードにあたるもので、価格は税込みで14万円。

税抜では12万9629円で、コラムまでカーボンのフルカーボンフォークに、カーボンラップではないシートピラーまで付いてくる。アンカーのRS8がシートピラー無しで税抜19万円だから、これのコストパフォーマンスは他のメーカーを絶滅させるレベルだ。

カタログ完成車では105使用で約19万円、アルテグラ仕様で24万9000円。カタログ完成車で欲しい人はそれで買えばいいし、フレーム交換を検討している人も選択肢に入れることが出来る。



この時期に入ってくるバイクは、4月から7月くらいに売るための商材であることが多い。

冬は基本的に、今自転車乗っている人の買い替えバイクが主。
春と夏は、暖かくなって突発的に自転車を始める人のファーストバイクが主。
秋は翌年度の新作が出るまで静観の時期。

お店はそんな感じで季節が回っていく。


冬に売るためのバイクが冬に仕入れるのは、すぐに現金に変わるから全然構わないのだけど、半年後に売るための自転車まで冬に入ってくるから、お店の経営資金はかなりひっ迫する。それでもシーズンが進んでいくと、買おうとしても買えないバイクが出てくるから、有力バイクは冬に確保しておかないといけない。




『CYCLE SPORTS ロードバイク・コンシェルジュ』

という本の中で、全国プロショップの店長がオススメする2016モデルはこれだ!! というページがある。フリーダムは載ってないけど。


この企画だと、店長達は自分のお店の売りたいものを薦めるのが目に見えているのだから、逆に、プロショップが自分の店で扱っていないバイクの中からオススメ車種を選定するようにしたら面白い記事になると思うんだ。

仮にフリーダムに行って私からメリダを薦められたとして、それにビジネス感を感じずにいられるかは微妙だと思うし、全国紙で自分の店で扱えない商品を薦めたとしても、大した悪影響なんてない気がするからね。



2016/2/12(Fri)
木曜日、祝日の午前中は近場の山へサイクリング。

冬の山登りによく18人も集まったな、と…。いや、登るのは良いんだけど、登ったら下らなくちゃいけないわけで、よくこの寒い中でダウンヒルする気が起きる人が18人もいたもんだな、と。みんな元気だナ。と

みんななんとなく疲れて終わり、せっかくだから集合写真でも撮るかー…となる直前に中学生2人が山を下って行ってしまったので、16名で集合写真。



BBSでチームメートが山登り行こうぜーっと誘ってくれて、オレも行くぜーと返信したものの、祝日が明日だと気づいたのは夜寝る直前の枕の前。クルマにはキャリアが3台しか付いていなかったのため、翌朝あわてて1台追加し朝8時10分に出発。


ちなみにキャリアの燃費変動(高速道路巡航)は、

キャリア無し→14~15km/ℓ
キャリア有り→13.5km/ℓ
ロード1台乗せ→11.5km/h
ロード4台乗せ→9km/ℓ

と言ったところ。小ネタだが、上に乗せるバイクがTTバイクだと、ルーフ上の風切り音ははっきりと小さくなる。



今回行った山には、緩くて15分くらい走る道と、キツくて12分くらい走る道があり、夏はきつい方ばっかりだけど、まだ冬で寒いので緩い方の坂を走った。寒いという事はケガしやすいという事であり、動物は寝るべき季節。自転車はウィンタースポーツではないからね。



1本目はサイクリングチームの大学生に付いておいでーと言って、ケイデンスメインのペース走。

2本目はレーシングチームの佐野勇人にメインで引いてもらいながらのペース走。私は新メンバーとなる谷口涼の様子を見ながら、ちょっとサボった2本目。

3本目は、その谷口涼を単独で10mくらい先行させながらのペース走。単独で山に登るのが不得意だそう。今の時期では向かい風になる峠を使って、最後は追い込ませて彼の今日は終了。さらにサボった3本目。

4本目は、自分メインの峠インターバル走。日々の練習の気分転換のつもりで来たから、あまり追い込まないように注意していたが、いつもの練習メニュー【3分-3分-3分-3分-1分】が実走でどうなってるか試したくなった。あとは、今日の自転車はサボって終わりました、という心境になるのも嫌で1回くらいちゃんと走れよ、的な戒めとともに3本中2本サボった自分に喝を入れるため。



時間的に4本で終了。集合写真に入れなかった中学生とすれ違いながら、午後の開店のために車で帰千葉。

みんなはこの後アジフライを食べに行ったらしい。房総半島といえば鯵。私はレモンかける派。


2016/2/8(Mon)
踏む場所って大腿四頭筋でいいんですか?と質問されたので、日記に記しておく。


今月のバイシクルクラブに、『ケツをつかったペダリング講座』みたいなものが特集されているが、その他に、『骨で踏む』『骨盤で踏む』『腹筋で踏む』といった内容は基本的に全部一緒だと思っていい。

ただしそれは、大腿四頭筋で踏んでいる感覚が薄く、中臀筋や大臀筋、腹筋群に意識がいっていることで、『ケツで踏む』というような言い方になっているのだと思う。

それはあくまでイメージや感覚、言い方であって、実際にメインパワーになっているのは、大腿四頭筋で正解。



ペダリングをわかりやすく解説するときには、「もも上げ」という言葉が用いられることが多い。

たしかにランのももあげと自転車のペダリングは、形だけで言えば似たような動きであり、初心者的にはすごくイメージしやすいけれど、ももあげで使う筋肉は自転車のペダリングでは最終的には使わなくなってくる筋肉だから、どこまで安直に薦めていいかは疑問な例え方。

ももあげで使う筋肉でペダルを踏んでいるようだと、それをどんなに鍛えても45km/hくらいで頭打ちだし、実走するとすぐに疲れちゃう。ホントに速い人は使っていない筋肉であって、ただのマッチョが遅いのはコレに近い。


また、大腿四頭筋というからには4つあるわけで、ペダリングで使っているのは具体的に大腿直筋と外側広筋の2つ。内側広筋と外側広筋は次第に使わなくなり、上前腸骨局~大腿筋膜張筋~大腿直筋~外側広筋をメインとしてペダリングすると…あるいは感覚が出てくると、速く走れるようになってくる。

内側広筋メインのペダリングより、大腿筋膜張筋メインのペダリングの方が、速さの限界値が高いと言い換える事もできる。



では大腿直筋と外側広筋を鍛えていけばいいんですか?となるが、その2つをピンポイントで鍛えることは難しいので、あまり意識しない方がいい。勝手に使っている、という状態になるまでペダリングの技術を上げることを優先していれば大丈夫。

昨日のシクロの日記で、“ロードバイクはある程度の技術の上には「出力≒速度」なので、”と書いたが、まず正しいペダリングを会得したうえでパワーをあげていく方が、要らない筋肉を鍛えずに済むとか、上達のスピードが速いとか、そんな感じ。

大腿四頭筋のうち、下部2つを意識的に使わなくするのは難しいけど、出来ない事じゃないから、そこは練習しよう。




言っていることが良くわからない人は、お店に来てください。お店に来られない人は近くの講習会などに行っても有意な内容だと思います。

今日の日記は...塾だったらテストに出るよ!


2016/2/7(Sun)
シクロクロス初参戦記、ガチエンジョイプレイ。


自転車も借りたし、シューズも借りた。ペダルはお店に落っこってた。巷ではシートポストが足りないんじゃないか説が浮上していたが、抜いてみるととんでもなく長いポストが刺さっていたので事なきを得、夜中に長靴を買って、機材はカンペキ。

帰ってきた時のためにケルヒャーの準備も済ませて、あとは行くのみ。



シクロクロス千葉2016大会

早朝の寒さに負けて着替えるのが遅れ、試走は2周だけ。

1周目は4気圧くらいで走ってみたらカーブが曲がれず、途中で空気を抜いたら抜きすぎてパンク状態。和光ケミカルにフロアポンプを借りた際にとりあえず2気圧くらいですと言われたので、盲目的に信じて2気圧に。

試走2周目も誰1人として抜けず、むしろ女の子にも抜かれて、迫り来る小石にビビりまくる。思わずスタート前にサドルが下がった。

朝出発する前にシクロワイヤードのシクロクロス記事を見まくって、気分はすっかりシクロクロッサーだったはずなのに、会場に着いてからは一瞬たりとも思い出すことはなかった。




試走を終えて招集場所に行くと、ゼッケン順に呼ばれることを知らずに最後尾に。

名前が独りで歩き、話しかけやすいところにノッポがいたので、スタッフから今日の目標は?と聞かれたが、とてもじゃないけど目標が設定できるような感じではなかった。

あそこで、優勝します!とか、1人でも多く抜きます!とかビシッ!とか言えたらカッコ良かったんだけど、なにせ笑いながら走る女の子にちぎられたばかりなのだ。

それでも、とりあえず走り始めてしまえばなんかとなるだろう、くらいの心持ち。ジェットコースターってそういうものだし、前の人だって自分が曲がれる速度でしか走らないのだから、ブレーキポイントを合わせていればとりあえず転ばないはず、みたいな。



1周目は渋滞でほとんどニュートラル。1人しか通れないところに60人が突っ込むわけだから、当然といえば当然だな。とりあえずやれることはパンクしないように路面の目視確認。パンクトラブルがなによりつまらなくしてしまうからな。


3周くらい走るとだいぶ慣れてきて、転びそうな感じはなくなった。いつものロードレースの感覚だ。油断して10周目に一度転ぶんだけど…。


5~6周目からは小石や周回ボードを見る余裕も出てきた。ブロックタイヤのブロックの厚みは4㎜位だったので、そのくらいの小石なら目で見て対処できる。つまりその程度の速度しか出てないわけだが、冬の実走はTTバイクが主なので景色の流れる遅さに笑える。

ただ、速度の出し方はTTバイクに似ている。TTバイクもただ踏むだけだと速度に繋がらなくて、綺麗に丁寧にペダリングをしてあげないと速度に変換されない。TTバイクもシクロクロスもトルクの感じ取り方は一緒で、シクロクロスもいちおう自転車競技なんだなーとか考える。しかしフレームとステムを合わせてサイズが8サイズ小さいため、ママチャリの上半身とTTバイクの下半身のキメラがキモい。写真は...アレでダンシングじゃなくてシッティングなんだぜ笑


出力的には正直一日中走れる出力なのだが、自分が出せる出力と自分が出せる速度にギャップがありすぎてマゴマゴする。ロードバイクはある程度の技術の上には「出力≒速度」なので、変な精神ブレーキがヌメヌメするし、ドッカン加速しても滑るだけ。たしかに出しきれるようになったら気持ちいい…のかもしれない。



ゼッケン順にスタートしているので、抜いていく人のゼッケンがだんだん若くなっていく。14周するうちの10周目あたりからシングルナンバーが現れはじめ、レース前のビビり王はいっちょ前に順位を意識し始める。

先頭が通過するたびにアナウンスが実況するので、だんだん差が詰まっているのはわかるのだけど、残り時間的に届かないのもわかってしまう。

自分が何番目を走っているかもわからないので、とにかく前にいる人を出来るかぎり抜くことに集中する。抜ける人数には時間の限りがあるけれど、抜かれないまま終わるのも大事として。




リザルトは63人中、4位。

表彰台にあと4秒足りなかったのはレースが終わってからだいぶ後のことだが、1位じゃないのは最初からわかっていた。4位という順位は、思っていたより1つふたつ上くらい。

初出場初優勝、しかも最後尾から全員抜き、というのは達成できたらカッコ良かったなー。あと30分あったらなー。たらなー。ればなー。



シクロクロスは、PC画面の前でイメージしていたより、はるかに楽しかった。

しかしシクロクロスが楽しかったのか、やったことない事に挑戦したことが楽しかったのか、は微妙だ。力を出しきった時の楽しさというのはあるものだから、それが無かったのが減点ポイントとして大きかった。自分の力を出しきるテクニックが無いというのは、ずいぶんもどかしいものだな。

もう一度やりたい?と言われたら、天候に寄るといったところだ。





2016/2/5(Fri)
今週ある整備は量が多く、いつものような長い日記(1500字くらい)を書く暇が取れそうにもなかったので、整備する自転車1台に付き1つ、ちょっとしたウンチクを書いていこうと思っていたけれど、それも叶わなかった。

ルックのISPの話を書き、トレックについていたBBの話を書き、整備中は誰かしらお店にいて私の整備風景を眺めているので、その人に対してしゃべっているハナシをそのまま日記に書き起こそうとは、いつも思っているのだけどな。




この写真から1台が納車されて、そのあと1台仕上がって、金曜日に残すところはあと4台。

昔は週20台こなすのに、三日三晩泊まり込みだった。ギリギリ定時に終わりそうにないくらいの量が残り、しかし水曜日があれば間違いなく終わっている量なだけに、徹夜せずとも済みそうな自分の上達を喜ぶべきか...。



だんだん自分の練習するスペースが追いやられてくるのが面白い。明日は工具キャビネットの前でローラーすることになりそうだ。


2016/2/1(Mon)
マドン7.通称マドンナ


元はDi2が上手く動かないとして預かったもの。それはジャンクションAの不良交換として、シマノに対応してもらって終わるべき話だったのだけど、洗車しようとしたらクランクが動かない。

どのくらい動かないかと言えば、洗車台に乗っけてクランク回そうとしたら整備台ごと持ち上がっちゃったくらい動かないものだった。

その場ですぐに洗車はやめて、もう一度お客さんと話す必要があった。



バラしてみると原因は簡単で、BBのカートリッジベアリングの保持器(通称ヒモ)の変形。

そのヒモが変形して内側のレースに噛み込んじゃって、ブッシュのような状態になっているものだった。

なので交換しておしまい。16000円くらいするベアリングの片側だけなので値段も8000円。反対側は元気なので交換は無し。一応乗り手への説明のためにダメになったBBの脱脂作業はするもの、全体で10分もかからない作業。




トレックは純正ベアリングとしてエンデューロを採用しているけど、このエンデューロはとにかくトラブルが多い。

正直にいって、フリーダムにくるBBのトラブルのほとんどエンデューロによるもの。それは『ベアリングのトラブル≒エンデューロ』としてしまって差し支えない確率だと思う。


私が言うのもなんだけど、このトレックの整備はしっかりやってあったし、組み付けも上手だったと思う。トレックのBB90という規格は、似たような形状をしているBB30やOSBBなどに比べてトラブルが多いという印象はなく、強いわけではないがそこまで弱いわけでもない。



乗り手が最後にOHしたのは半年前くらいだそうだが、それでこのトラブルは同情する。

採用しているメーカーとお客さんのバイクを前に言うのもなんだけど、仮に回転が性能に比例するとしたら、ちょっと選びにくいメーカーだと思う。新しく私が入れたベアリングもエンデューロではない。

ぶっちゃけ回転性能も優れたものではないから、なぜトレックがエンデューロを採用しているのは、前から疑問だった。




2016/2/1(Mon)
写真は、ルック・595、586、695のISPを切るためのソーガイド。


左はフレームを買った時に付属してくる、簡易的なもの。

右は専門ショップで使うようなしっかりとしたもの。



簡易的な方のソーガイドでも綺麗に切れないわけではないが、綺麗に切るために技術が要る。

下手に切って斜めになってしまい、ヤグラとの間に隙間が出来ている個体も多く見るし、ソーガイドを固定するときに傷がつくので、そうならないために処置する時間も必要になる。

逆に、ルックから送られてきたしっかりとした工具では、何も考えずにビャーッと切るだけで誰でもピシッとまっすぐに切ることが出来るし、傷も塗装の割れも起こらない。なにより誰でも簡単に素早く出来るという点に置いて、素晴らしい工具だ。



左の工具でカットすると6~7分、右の工具でカットすると1~2分と言ったところだろうか。

795用のプロ用ソーガイドはまだ手元になく、しかしそれもそのうち届くそうだ。


2016/2/1(Mon)
倉庫の状態。

ここにトンプソンの試乗車が3台あり、ラックにかかりきらないものがお店の天井にぶら下がっていて、さらにぶら下がりきらないものが床と整備台に置いてある。


いつもより早めに来て、瞑想開始。

接客と飛び込み整備を含めて1週間に20台こなすのと、仕事からそのまま遠征して徹夜でレースやって強行軍で帰ってくるのとなら、レースの方がキツイ。


発注作業は昨日の夜にやっておいた。

パーツの皮むき(ダンボール整理)もやっておいた。

今日から本気出す。


2016/1/31(Sun)
日曜日、夜。

今、お店に整備しなくちゃいけないバイクがちょうど20台ある。

そして水曜日はシマノとマビックの講習会がある。



毎冬、1週間に20台以上整備をする週が1回か2回あるが、今年はそんな時に限って水曜日が使えない。

しかし冬に稼いでおかないと、暖かくなってからレースには出られない。


間違いなく、今週がこの冬一番の山場だ。

合言葉は、「私ならできる」




2016/1/27(Wed)
“練習”では基本的に固定ローラーを使うので、3本ローラーはほとんど使わないのだけど、今週は休息週間という事で3本ローラーをしている。

今より前の3週間はずっとインターバルをこなしてきたので、体がかなりきつい。もちろんそれは計画したメニューであり、この1週間を休んだ後は、また3週間のインターバル練に戻る。



休養が主目的な練習の時、固定ローラーだと気分が乗ってきたときに感情で強度を上げかねないので、気分が乗ってきても強度が上げられないような予防策として、3本ローラーを使っている。

3本ローラーが実走に近いなんて言っても、それは実走の1%くらいの話でしかない。実走とはバランスを取ることではなく、勾配であったり、風向きであったり、加減速であったり、そういったところに価値があると思っている。

だから練習で3本ローラーを選択する理由は、けして実走感を得るためではなく、自分の設定したメニューを気分で壊さないようにするためだ。



そんな3本ローラーのデメリットの1つとして、練習中にかいた汗がそのまま自転車に垂れてしまう事が挙げられる。

写真は、3本ローラーで垂れた汗を水でシャワーしているところ。日記は水曜に書いているけど、この写真は火曜の夜のもの。



汗の成分は良くない。

それも海水並みに良くない。


もちろん水をかけるだけでは不十分だが、何もしないよりはるかに良い。ちゃんとした洗車が100点だとして、何もしないのが0点だとして、水で流すだけでも70点くらいの効果があるだろう。

逆にタオルで拭くだけではほとんど意味が無い。点数をつけても5点もない。


タオルで拭くのも水で流すのも、どちらも金属に着いた塩分を取り除くためのものだが、ではあごの真下にあるトップキャップのボルトに染み込んだ汗を、タオルで拭くことが出来るだろうか。

汗で錆びるところは決まってビスの中やトップスペーサーの裏など、タオルが届かないところであり、防げるのはフレームのかさつきくらい。



正直に言って、24時や25時に練習を終えてから、シャンプーで洗車する気力は無い。

しかし水をかけることで汗は洗い流れ、あるいはそれが洗車として不十分であっても塩度は薄れて、錆びるまでの猶予はまちがいなく伸びる。そして錆び始めるまでにちゃんとした洗車があれば良い。


ローラーに乗った後は腹筋やハムストリングの補強メニューを少しするのだが、心拍が落ち着くまでの間に、こうして水をかけて水滴をざっとウェスで拭くようにしている。

こういった環境があるのは、単純に恵まれている。



2016/1/26(Tue)
竜安寺・石庭ってこんな感じですよね。


先週の中ごろに、キシリウムの後輪だけポツンと送られてきました。

最初はコメットでも来たかなーって思ってたんですが、箱のラベルを見たらKSYRIUMの文字が。

完組のリアだけ送ってこられても、枯山水の一部にでもしたらいいですかッ!。





今年の新車デリバリーは、若干遅い傾向にあります。

展示会は前年7月~9月と速まる傾向にあるため、実際のデリバリーから店頭展示までのギャップが長くなり、その間に溜まっていくオーダーが増えて、お店に入ってきても飾られることなくすぐに出て行ってしまう…

お店にとっては負担も少ないように感じますが、ユーザーにとっては目に見る機会が無くてつまらないですね。

12月デリバリー予定のものが1月に遅れ、年末年始を挟んで、元から1月納品のものと合わせて一気に送られてきました。先週からしばらくは新車の納車が多くなるでしょう。




今日は火曜日なので、整備はあまりやりません。やりたくない、というのが本音です。

自転車の組み立て整備は、何台か並行して整備しても時間的にはあまり変わらない、料理のような性質を持っています。ですから、4台を5台にするのと、0台が1台になるのとでは負担がかなり違います。

木曜や金曜が厳しくなるのが目に見えてるのに、さらに火曜までキツくしてしまうと、1週間まるまる苦しくなるので、避ける傾向にあります。



先週に送られてきたのは、オーダーしている3台中2台とか、XS~MサイズのうちのSサイズのみとかでした。

なので本日火曜日のメイン作業は、残された自転車や、送られてこなかったサイズの納期状況の確認です。

フリーダムの注文は全て私本人が発注していますし、受け取るのも私本人なので、ざっとした受注状況と、何が何台バックオーダーに残されているかくらいは覚えていますが、その整理と納期確認は毎月1回を目安に行なうようにしています。

納期確認は、3か月も前だとほとんど納期未定の一言で終わってしまいますが、1か月程前にもなると、次の便で入ってきますヨーとか、再来週には出せそうですヨーとか、より具体的な返答になります。

送られてくる時は結構いきなりなのに、引き落としはきっちりされるので、経理の把握にもなりますし、営業担当者とのコミュニケーションも含まれていて、何でもない時に息抜きに電話するときもあります。独りで仕事してると淋しいんですからね。




2016年の製品が整いつつあり、お店の状態も少し変わったので、夜はHPでもいじろうと思います。

あとは実業団チームの登録や、個人の選手登録の作業もやらなければいけませんね、、、


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