2016/8/15(Mon)
気づいた人は気づいたかもしれないが、実はTTバイクにパワーメーターを導入した。パワーメーターの導入はおよそ3年ぶりであり、現段階におけるパワーメーターに対する捉え方を書き起こしてみる。


しかし、皆うすうす気づいているかもしれないが、私はパワーメーターを使った練習に否定的である。
参考)http://cycle-freedom.main.jp/gallerypro/gallery.cgi?no=68

だからパワーメーターが好きな人は、もし読むなら、話半分で読んでほしい。




まずは効率について。

ペダリングモニターなどで効率を試行錯誤してみるとわかるのだが、50~60%で踏んでいる状態からぺダリング効率を上げていった場合は、70%あたりまではしっかりと速度に反映される。しかしペダリング効率をさらに80~90%まで上げていっても、70%の時と比べて速くなっていかない。それどころか、かえって遅くなってしまう事に気づいてくる。

これは、モニター上で効率の良いペダリングと、実際に走って速くなるペダリングの境目が70%ほどにあることを示している。あるいは、もっとも速く走れるペダリング効率は70%の時だと言える。


だから60%から70%にする10%には意味があるが、70%から80%にする10%には意味がないと捉えることができる。そしてペダリング効率が70%以下のうちは、効率が良い悪いという話ではなく、ペダリングの基本が出来ていないというレベルであり、パワーメーターを使う段階ではないと考える。

なんとなく、ペダリング効率を上げていけば速く走れるようになりそうなイメージがあるが、現実はそうではない。やろうと思えば90%くらい出るのだろうが、それは外界で走るときのフォームやペダリングとは異なるため使えない、使わない。そして要らない技術をいくら練習したところで速くならない。



パワーに関してもほぼ同様である。なんとなく、パワーも上げれば上げるほど速くなるイメージがあるが、速度を上げようとしてパワーを上げていった場合、どこかでパワーと速度が交換しきれなくなる境目がある。

あと0.3km/h速く走るためには70wです、と要求されたら、とてもじゃないが割に合わないだろう。速度は再現なく上がるものではなく、頭打ちになるものだ。

パワーと効率を図るパワーメーター(ペダリングモニター)を使ってわかる事が、パワーを上げて効率良く走れば速く走れるわけではないという事なのは、何とも皮肉な話ではないか。




脚力の基準は速度にある。

自転車で速く走ろうとした場合は、起伏の変化と風向き、そして勾配という3つの要素が複合している状態で、それにどれだけ的確に対処したかによってくる。例えばそれがポジションやフォームの変化であったり、ギアやケイデンスの変化であったりするわけで、出力の変化もそれら対処方法のうちのひとつでしか無い。

にもかかわらず、パワーメーターを使うことで、パワーが出てペダリング効率が高ければ今が理論上一番速く走れているはず…と錯覚するのだ。

大事なのはパワーが出ていることではなく、実際に走った時の速度が速いことではないのか?速ければパワーは低くていいのだ。ペダリング効率が低くてもいい。パワーが上がりました、ペダリング効率も上がりました、でも速度は変わってません、では話にならないだろう。




また、練習と本番の出力のギャップにも言及しなければいけない。

人間には本番パワーというものがある。練習では到底出ないパワーが、本番になると簡単に出せる。だから最低でも、練習の時のパワーと本番の時のパワーは分けて把握しておかないといけない。

しかしパワーメーターを使用すると、練習のときの出力が×××ワットだから本番ではそのワットを超えないようにしよう、という思考に陥りやすい。



また、練習であれ本番であれ、体調が良い時と悪い時があるだろう。パワーメーターの利点の1つは、それを客観的に数値で示してくれることだ。

しかし、パワーが出ない時は何らかの理由があって出ないのにもかかわらず、その理由を分析しないで頭ごなしにパワーを絞り出そうとする。パワーが出ない理由を解決しないでパワーが出てくるわけがないのに、「パワーが出ていない=悪」として、パワーが出ていなかったから駄目なのだと安直水平思考で捉えるようになってしまう。

パワーが出ないなら出ないなりに他の方法で結果(≒速度・順位など)を求めればよいものを、パワーが出ていないというだけで簡単にあきらめるようになる。それは成長を止めるものだ。





などとパワーメーターのデメリットを羅列していった時、それでも再度パワーメーターを導入しようと決心したのは、パワーメーターのデメリットを理解したうえで数値に惑わされないだけの経験を得たと思ったからだ。

自分のペダリングが確立され、もっとも速度の出るフォームやポジションが明確にになり、パワーと効率が速度の全てじゃないと理解している。出力が全てという嘘を見破り、常に速度を基準として走り、練習時と本番時のギャップや調子の良い日と悪い日の感覚の違いも把握した。

そのうえで、「パワーがどれだけ足りていないか」「必要以上のパワーを出しすぎていないか」を判別するだけのモニターとして扱える自信が付いたからこそ、バカ高いコストを支払って導入したのだ。



パワーメーターは練習をアシストしない。

やる気がない人のやる気を引き出してくれるわけではない。自分を追い込む精神力が無い人を追い込ませてくれるわけではない。向上心を引き上げてモチベーションを上げてくれるわけでもない。

やる気がある人はパワーメーターが無くても練習する。追い込む人はパワーメーターなんか見なくても苦しい思いをしている。向上心もモチベーションも、パワーメーターではなく目標達成意識こそが司っている。

所為パワーメーターとは選手が見るものではないのだ。練習でヘトヘトに疲れた後でも、翌日の練習の課題を見つけ出すためにPCにつないでデータを洗い出し、次の練習メニューに反映させる。

単に、そういったコーチングから避けられない日が来たのだ。






2016/8/11(Thu)
厚い日が続く。

先週の日曜日は38度。昨日(水曜日)は36度だった。それも百葉箱の中での話。

昨日は品川でメリダの展示会だったが、道路がすごく混んでいて、いつもなら50分で抜ける区間に1時間半もかかってしまった。その間ずっと路面の照り返しと排気ガスにまみれ続けて、手元のガーミンの瞬間最高気温は46度を記録した。

こんな中で乗っても絶対に強くはならないので、どうしても走らなければいけない理由が無いならば、思い切って休んでしまった方がいい。あるいは練習は早朝と深夜に行い、もし日中に走るときはサイクリングに努める。

暑くてもレースはあるし9月も残暑があるから完全に乗らないってことはないのだけど、8月に頑張りすぎると10月以降に体調が下がってしまうため、強度が上がらないように気を付けたい。



TTバイクはボトルが1本しか積めないので、かなりこまめに水分を補充しないといけない。

暑い日は休憩が長すぎると一気に体がダルくなって走れなくなってしまうので、基本的に止まる休憩はしない。水分補充はたいてい自販機で行い、ポケットに生の500円玉を入れておいて、赤信号と自販機が重なったタイミングでパッと買ってすぐに走り出す。買った水は走りながらボトルに補充し、可能な限り止まらない。

ボトルの水は貴重だが、サングラスを洗ったり体に浴びせたりしたいので、ボトルの中身は水。1時間で1リットルが目安。塩分やミネラルはメイタンの2RUNと電解質パウダーに頼り、ポケットにたくさんつめて出かける。いろはすのペットボトルは細くつぶせるのでポケットで邪魔にならないので良い。



写真は和光ケミカルの日焼け止めと、キャメルバックの保冷ボトル。

日焼け止めは言わずもがな。

塗らないで走るなんてまずありえない。和光ケミカルの日焼け止めは1本3500円、それを洗うクレンジングオイルも3500円。初期投資に7000円かかるが、1回の使用量でみれば1日100円ほど。翌日のダメージがたった100円でまるまる回避できるわけだから、レースだろうが練習だろうが必ず塗る。


保冷ボトルも、夏を乗り切るには重要なアイテムの1つだと思う。

私はサポートの関連から、ルックに乗るときはルックのボトル、コルナゴに乗るときはメイタンのボトルを使用しているが、正直に言って出来ることなら保冷ボトルを使いたいと思う。この時期にノーマルボトルを使うと、入れた瞬間からお湯になる。

数ある保冷ボトルの中で、キャメルバックのポディウムチルの性能が非常に高い。そのキャメルバックのなかで、写真に写っているポディウムアイスというボトルが最上位モデルにある。1本3600円と、スクイズボトルとしては超破格の金額だが、性能はもはや魔法瓶レベル。ボトルケージをカーボンにしているお金があったら、ボトルをこれにした方がよい。





2016/8/8(Mon)
困った。

お店に飾る自転車がない…。



フリーダムには、カタログそのままの完成車が2台展示してあり、それは初めてロードバイクを買う人に対する説明用として展示しているのだが、その展示用バイクがボロッとそのまま売れてしまった。

通常ならもう一度同じバイクを買いなおすのだが、2017年の新デザインを控えた時期なだけに、2016年デザインのモデルをわざわざ買いなおして用意する気が起きないのが問題で、展示バイクが無いことと矛盾する。新デザインであっても、発表は早いがデリバリーは遅かったりすると、問題が長期化してくる。




フリーダムの展示バイクには、代々アンカーを選んできた。

自転車の出身地を大きく分けると、ヨーロッパ車、アメリカ車、台湾車の3つに分けられる。

ヨーロッパには国数もメーカー数も多いことから、輸入代理店から課されるノルマが比較的小規模なことが多い。各メーカーともにブランド力に自信があるのかコスパが悪い傾向にあり、ショップにとっては主力になりにくい性質がある。

アメリカ勢はスペシャライズド、トレック、キャノンデールの3社が圧倒的な勢力を誇り、フリーダムのような小型ショップが扱おうとすると、販売ノルマの高さからコンセプトストア化してしまう。「フレームはトレックが最高!パーツも全部ボントレガーで決まり!他は何も要らないでしょ?」みたいなショップになってしまう。

アジア勢はジャイアントとメリダが2分し、どちらも安価で優れた性能を持っている。特にコストパフォーマンスにおいては全メーカーを通してこの2社が圧倒的であり、価格対性能だけで選んだ時には、他のメーカーは勝ち目が無い。自転車業界としてこの2社があまりに双璧過ぎて、フリーダム店内であっても展示バイクをどちらか一方を選ぶことができない。




そんな情勢の中で、アンカーはほぼ唯一の国産バイクとしての独立性とニュートラル性があるように思う。

お客さんの中にも一定数、「やっぱり日本車ですかねぇ…」と言ってくる人がいる。アンカーが良いというよりは国産が好きという理由で選ばれているのが独特で、例えばアメリカ車が好きだからスペシャを買う...という人が少ないことからもそう言える。スペシャを買う人はスペシャがいいから買うのであって。



しかしショップの展示品としてアンカーを選ぼうとした時の難点の1つが、カラーオーダー方式であること。それも30色以上のカラーオーダーとあって、在庫からピンポイントで出る可能性が非常に低い。誰もが、同じデザインに対してデカールを貼ってクリアでごまかしただけのものより、自分が選んだ色を専門家が塗装してくれたものの方が、はるかに満足度が高いと思うからだ。

アンカー自身も「アンカーはセミオーダー車である」とうたい、つまり買い取り販売形態である自転車小売店にとっては、まったくもって展示車には向かないメーカーである。



今、いくつかのメーカーのいくつかのモデルで2017年デザインのバイクを先行発売しているが、フリーダムとしての都合から見ると展示バイクは白がいい。

というのも、黒系統のバイクは遠くから見て何を置いてるのか全然わからないからだ。特にマットブラックは、よく言えば高級感があるのかもしれないが、悪く言えば存在感がまったくない。夜はそれが顕著であり、黒いバイクは店では映えない。

色の明るいバイクと一緒に並べると埋もれてしまう黒い車体は、すでにそのバイクがなんだかを知っている状態で見てはじめて高級感があるように見えるものだ。メルセデス・ベンツでいえばSクラス級の存在感があって初めて成り立つ色であり、15万円とか25万円というエントリー価格帯で、初めてロードバイクを買おうとしている人に対して説明用として使うには適さないように思う。




展示車は、お店の売りたいバイクを置くのではなく、あくまでお客さんへの説明用として欲しい。そもそもお店が売りたいバイクなんて存在しなくて、ほとんどがお店のエゴであるし。

お客さんが欲しがるバイクと、接客時に使いやすいバイクにギャップがあるところが難しい。そこにモデルチェンジの端境期が絡んで、困っている。

しかもフレームどころか車輪もないのだ!



2016/8/5(Fri)
いつぞやの、欠けたレバーの補修の続き。



一通り成型した後、耐水ペーパーで

600番 → 800番 → 1000番 → 2000番


そのあと液体コンパウンドで

1500番 → 3000番 → 8000番 → ガラスコート



20cmくらいまで近づいて注視すると、補修したってわかっちゃうな。


2016/8/5(Fri)
水曜日は江ノ島に遊びに行ってきた。

水曜日が久しぶりに展示会がなかったことと、日曜日のレースで落車して首がむち打ちになり、右方向への後方確認が厳しいので外で乗れなかったこと、奥さんの休みが取れたこと。

落車による首のむち打ちは、落車の翌日から既にかなり軽度だった。ベットで寝返りを打ったり、コラムカットでノコギリすると少し痛いけど、自転車に乗ってる姿勢だけはなぜか痛くない。擦過傷も、レーパン履く時は痛いけど漕いでる時だけは全然痛くない。


でもだからと言って、自転車に乗って練習になるかといえばならない。だから月曜から木曜朝まで乗るのは辞めた。

私は水曜日に仕事がないときには、たいていどこかの山に走りに行ってしまうから、年間を通して、展示会がないことと自転車に乗れないことが重なることが滅多にない。

だから今週の水曜日がこの夏の最初で最後の夏休みだと思って、たくさん遊んできた。



ポケモンGOもそうだけど、オンオフが大事。休む時は休む。キツい練習はストレスが大きいし、単純に今の季節は暑すぎるし、JBCF次戦はチームメイトに任せたので、私はしばらくレースがないし。



自転車に乗るときに、「今日は苦しい思いをしなくていい」と思うと、本当に気楽に自転車を楽しめる。木曜夜から乗り始めたけど、まだまだサイクリングを楽しむ予定。

796はすでに新車な感じが無くなってしまったけど、TTバイクは本当に楽しい。メーターも付けずにルックと2人で夜中に徘徊する。



練習は常に1人だから、精神の瞬間的な弱さに負けてしまう時がある。あるいはサイクリングだからと言って、まったりし過ぎても楽しくない。適度にしっかり走らないと楽しくない。

TTバイクはダラダラ走るとかえって疲れてしまうから、セミオートマティックに一定の水準を保つことができる。そして一定の水準でサイクリングをしている時、TTバイクはこの上なく幸せにさせてくれるのだ。



TTバイクが変わるということは、ロードバイクが変わること以上に稀な機会だと思う。

ロードバイクは体が老いても付き合っていくことが出来そうだが、TTバイクを動かすには乗り手にそれなりの肉体が要る。596から796へのモデルチェンジまでには8年かかって、仮に私がTTバイクに乗れる体を45歳まで維持できたとして、つまり私は“896”と“996”までしか付き合うことが出来ない。

一生で3回しかない「TTバイクを買い換える」という出来事の1回目が今なんだと思うと、今こうしてゆったりサイクリングを楽しむことが出来るのを幸せに思う。シーズン前ではこうはいかないから、発売延期にやきもきしたとは言え、単純にデリバリーのタイミングが良かった。


8月下旬になればまたレースが近づき、少しキツい思いもしなければいけないだろう。その時は、コルナゴがどうとか、TTバイクがどうとか考える余裕もなく、ただ心拍と乳酸とメーターの数字を...


2016/8/1(Mon)
【湾岸クリテ】

リザルト / DNS予選落ち



自宅から30分で着く場所で12時からレースとあって、朝はかなりゆっくり。

ポケモンを捕まえながら過ごす。私は毎日フリーダムから動かないから、お台場はいろんなポケモンがいて楽しい。これから先もいろんなところに遠征行くだろうから、よい気分転換になってくれるだろう。

1か月2000kmペースで乗り込めているので体の調子は非常に良い。月間2000kmとは言わないから、せめてコンスタントに1か月で1000km乗れるようでありたい。




JPTのレースは3組に分かれての予選。

一周800mのコースはかなり狭く、40人中13人の勝ち上がりと枠は狭い。コンチネンタルチームが前を固めていたので、はっきり言ってアタックの挑戦権すらなかった。

後方のクラブチーム勢がコーナーを曲がるころには先頭のコンチネンタルチーム勢は次のコーナーに差し掛かっているような狭いコースであり、一列棒状で下っては、逆バンクがかかったカーブを足をとめてニュートラルでこなす。

踏める場所がほとんどないため、先頭にいるのが一番楽なパターンの典型例なのだが、強いジャージを持っていないと前には居させてくれない。実際にクラブチームから決勝に進めたのは3組併せて2人だけであり、そんな結果はレース前から想像に難くない。




周回数が30周回と多いので、周回ボードが常に見えるよう必ず内側のラインで走る。レースが終盤に差し掛かるちょい手前の22~23周目あたりで起こるかもしれない牽制の時に、仮に進路が開いて前に出られたとして、そこで前に居続けられるだけの力で踏み続けられるかどうかが勝負だと思っていた。

とりあえず自分と体格的にギャップがありすぎる軽量勢を前に置くと、カーブ中に減速せざるを得なくなって、あとから変に踏まされたり、コーナーの立ち上がりでぺダリングを開始するタイミングがつられて、クランクの長さ的に自分だけペダルを地面にこすったり、なにかと面倒だからそれは避ける。頑張ってもどうせスペースは許してくれないし、頑張ろうにも踏める場所もないし、前が軽量級だからと言ってスペースを開けていれば誰かが飛び込んでくるし。でも落車があってもニュートラルが効くので、序盤中盤は最後尾で冷静に周回をこなすことだけ考える。




レースが半分を過ぎるくらいに、前輪がツルンって滑って落車した。雨に濡れた路面はタイルでツルツルだったが、減速も終わっていて油断していたのか、自分でも思いがけず転んでしまった。

ころぶ数周まえに、実況が「雨が降ってきました。プロツアーの人たちは雨でも慣れているでしょうが、1周ごとに路面状況が違うので気を付けなければいけません。」とかいろいろ言っていて、うんうん、そうだね、って聞いていたのに、見事に転んだ。

転んだ瞬間、実況の今中さんに、「あああぁぁぁ~落車だぁ!イワサだぁ!」ってアナウンスされて、お台場中にイワサが転んだことが伝わる。てかイワサってバレるの速っ!って笑った。

気を付けていたのに転ぶんだから、救いようがないな。



コーナー侵入時で減速は終わっていたし、ツルツルなタイルが雨で濡れてツルンって滑っただけだったので、擦過傷なども含めて体は非常に軽傷。しかしリアディレイラーがかなり曲がってしまって、ロー側3~4枚とトップ2~3枚が使えない。

ニュートラルサポートに入ってくれたまさかのMC・栗村さん。リアハンガーが曲がっているので変速に気を付けてくださいね、と言われて、なるべくフロント変速のみで対応するよう心掛けて再スタートする。

1周半かけて集団に追い付き、その後は無難にUターンをフロント変速で対応していたが、数周後に直感的にリアシフトしてしまってスポークを折った。

気を付けていたのにリアシフトするんだから、救いようがないな。





もうね、ヘッポコすぎ。

バイクはカッコいいんだけど、乗り手がダサすぎる。


とりあえず擦過傷は軽度とはいえ、擦れて痛くないわけではないから、しばらくお店は短パン&サンダルで過ごします。ご了承ください。




2016/7/30(Sat)
かなり久しぶりに稲毛海岸に行ってきた。

明日はレースなので、いつも21kmやるTTコースを7kmに短縮し、95%くらいで1本走った後は、ゆっくり遠回りしてサイクリング。

時間を持て余してしまったので海浜公園の中に寄り道してみると、オシャレなレストランが建っていた。まったく気づかなかったお店だが、たまにはこういうところで写真を撮ってサイクリストっぽいこともしよう。

残念ながら11時からの開店だったため何か食べることはなかったが、20分くらい海辺でボケっとしてきた。こういう何もしないをする時間ってすごく久しぶり。暇してたら暇だったので、ジムリーダーになってきた。




私がルックに乗るようになったのは、もともとはビジネス的な側面が強かった。

私が自転車を始めたのは、まだツールドフランスをアメリカ系メーカーが埋め尽くす前の時代であり、コルナゴ・デローザ・チネリの御三家のなかで、カーボン化の波に乗り遅れたデローザとチネリが凋落しはじめ、誰もが憧れるカーボンメーカーとして、コルナゴ・ルック・タイムに移りつつある時代だった。

当時の私が知っていた狭い自転車世界の中では、レースをしているアマチュアレーサーはたいていコルナゴかタイムに乗っていて、ルックを選ぶ人は少なかった。地域性もあるだろうが、みんなコルナゴかタイムに乗っているから私はルックに乗ろう。その程度の選択だった。



また、ルックはフレーム販売しかしていないことで、ショップの展示品として完成車で見る機会がほとんどなかった。いまでこそフリーダムはルックで溢れているが、ルックの取扱店が少ないのと、単純に日本に入ってくる個体数自体が少ないのもあってか、ルックを見ること滅多になく、仮に見れたとしてもフレームセットであるのがルックのイメージだった。

ショップで試乗車や展示車を用意する時は、コラムカットやタイヤセメントなどの問題から、クリンチャーホイールでの完成車以外で用意するのが非常に難しい。そういう事情がある中で、私個人がルックを所有していれば、ルックのガチ完成車が見られる店として、他と差別化できると、そう考えていた。


その他、ルックの組み立てが独特な事や、ルックの組み立てでお金が取れるようなレベルになるためには、自分で所有しておかないといけないという危機感があったこと。いくつかの理由が重なって、自分の自転車にルックを選んだのは、ビジネス的な側面から始まった。




それから月日が過ぎて、個人的な感情としてルックに色眼鏡が付いたころ、いくつかのメーカーからサポートを受けるようになった。フレームでいえばヨネックスとコルナゴに乗るようになり、結果的にルックの稼働率は激減した。

メーカーからサポートを受けるという事自体は、誰もがサポートされる立場になれるわけではないため、それはそれで名誉なことなのだが、自分が真に乗りたいバイクに乗れないのには一抹の寂しさがある。そして先日、どうしてもルックに乗りたくなって、完全プライベートと割り切って795に乗った時、その性能のなんと素晴らしかったことか。



自転車の性能を語るときに、最も重要なのは動力性能だろう。そして動力性能において現在の最上位だと思われるサーベロ・R5やピナレロ・ドグマF8のそれが100点だとして、ルック・795は92~93点くらいだと思う。

その動力性能が確保されていることを前提に快適性を語るとき、ルックは飛びぬけて素晴らしい。それは「しっとり」とか「おだやか」とか「やわらかい絨毯の上をゆったり歩く」とか「高級車が太いタイヤを履いて高トルクでヌメッと走る」とか、そんな感覚に近い。ある自転車ライターは595を評する時に、「動力性能を研ぎ澄ましたバイクが激辛カレーだとしたときに、ルックは上質な懐石料理だ」と言ったが、まさにそんな言い回しがぴったりである。総じて自転車には有った方がよい感覚であり、ルック・795の“ソレ”が100点だとしたら、サーベロもピナレロもその他のメーカーも、おそらく30点にも満たないだろう。


私の所有バイクでいえばヨネックスが激辛カレーにあたり、ふとルックに戻ったときに、795の感覚の素晴らしさに感動したというか、感銘を受けた。自転車に乗って感銘を受けるなんて、いったいどういうことか。

それ以来、「自転車とはただ速ければ良いというわけではない」という、胡散臭いモータージャーナリストが言うような台詞を自分でも思うようになってしまったのだが、795の感触はそれほど素晴らしかった。自転車を買い替えること30台あまり。ルックに乗り継ぐこと14回。自転車界のルックの評価の高さを経験から理解し始めたのは、本当にごく最近のことだ。



そんな事を感じていた最中に796が届き、その796もルックの感覚を確かに持っていた。その感覚がTTバイクにおいて重要かどうかはわからないし、全てのTTバイクを知っているわけでもないが、乗った瞬間にルックのバイクだと納得させられるほど、プロトタイプをブラインドテストされてもなんとなくルックであることが感付くんじゃないかと思うほど、796はルックのバイクだった。

TTバイクにおいては、速いことだけが正義だと思うのだが、ならばこの満足感はどこから来ているのだろう。


2016/7/28(Thu)
4月は400km、6月は200kmにまで落ち込んだ走行距離も、7月に入ると仕事量が落ち着いたことで、この10日間で800km以上乗ることができている。業界的にはもう2017年の意気。私もこのペースで乗り込めれば10月のジャパンカップまでには、タルんだ体も戻っているだろう。

これもひとえにTTバイクが新しくなって、モチベーションが上がっているからだ。10日間で走った距離800kmはすべてTTバイクのものであり、今朝の練習で800kmぶりに漕いだロードバイクは、妙な後ろ乗り(基本姿勢)に、あれ?ロードバイクってこんなんだっけ?ってな違和感があった。




昨日の水曜日は服部産業と東商会。ひらたく訳せばウィリエールとサーベロ&ラピエールの展示会だった。

毎年早まっていく展示会は、今年はより一層早まり、6月末からずっと展示会が続いている。フリーダムで取り扱っているメーカーの、およそ半分くらいのメーカーはすでに展示会が終了していて、7月に展示会が無かった第3水曜日だけ。あとは毎週都心に通う水曜日だった。

だから今週走った800kmは40kmや50kmなどの短い距離の積み重ね。先週の展示会で横浜に行くのに1回だけ180km走った日があったが、長距離・長時間の練習はいまだに出来ていない。私が長い時間を確保できるのは展示会のない水曜日だけであり、課題は残る。




話を戻して。

今年の展示会が早い主な理由の1つが、各メーカーに新型車があまり無いこと。

ロードバイクにおいてめぼしいメーカーは、あらかた2015~2016年にある程度モデルチェンジをしており、2017年はカラー変更程度しかない。今年の新型車はディスクブレーキモデルに集中している一方で、軽量ロードやエアロロードはすでに出来上がっているモデルのカラーチェンジのみである。だからメーカーも用意が早いのだろう。

また、カラーリングの変更のみの場合は、展示会に行っても実物が用意されていないこともあり、いったい何のために展示会に行ったのかわからないときもある。



朗報は、6~7月に展示会が多かったことで、相対的に9~10月の展示会が減るかもしれないことだ。毎年9~10月は展示会が重なりすぎて殺人的なスケジュールになることも少なくない。

フリーダムは取り扱いメーカーを手広く増やしてきたことで、行かなければいけない展示会の回数もかなり多い。それは直接的に私の練習時間の減を意味してきた。現に最大級に重視したい秋のジャパンカップ~ツールド沖縄で一番体調が悪くなる傾向にあった。

さて、今年はどうだろうか。




写真は、一緒に展示会に行った知り合いから。

自分の事ながら、796が走ってるところって初めて見た。

やっぱりDHバーはストレートに限るな(見た目)


2016/7/22(Fri)
アウターワイヤーに巻くフレームの保護ゴムで、エレクトリックワイヤーを束ねてみた。

思ったよりゴムが広がらなくて大変だった。



きっかけは、ルックのCステム用のレックマウントが発売されたことで、それの取り付け依頼中。

795のトップチューブの収納は使い勝手がイマイチイマニで、外に出すパターンが多い。

レックマウントを取り付ける際に、トップチューブの収納していたジャンクションAを外に出すためにゴソッと組みなおし。ワイヤーを外して、ヘッドセットを外して、ジャンクションAを外に移して1時間…。



自分の795もジャンクションAが外に出ているので、参考にすべく眺めていたところ思いついたので、やってみた。

こういうのは遊びだけど、楽しい。


2016/7/22(Fri)
今月のバイシクルクラブの一コマ。

KMC・DLCチェーン。

これ良い。


今号の紹介はカラーバリエーションの追加が論点。ピンク、イエロー、チェレステの3色が追加されて、ブラック、レッド、他2色の、計7色展開となったことを紹介している。ちなみに他の色とは、ブルーと黄緑の2色である。




まず、性能から。


初めに、単純な引っ張り強度が素晴らしい。これの引っ張り強度を10点としたら、カンパニョーロ・レコードのチェーンが8点、シマノが4点くらいに思う。これだけですでに十分すぎるほどの選ぶ理由になっている。


続けて変速性能も申し分なし。というより、変則性能は多段化が進んでギアどうしの間隔が狭まり、もはやメーカー間でチェーンによる差がつかなくなってきたと思う。


なにより寿命が長いのが素晴らしい。11S化後のシマノ・デュラエースは、本当にすぐにダメになってしまうようになった。寿命は3000km持たないだろう。対するカンパニョーロ・レコードの寿命は9,000km~10,000kmほどであり、シマノの3倍は長い。価格的にはデュラエースチェーンが4,723円、レコードチェーン7,800円だから、ランニングコスト的には完全にひっくり返ってしまう。

そしてこのDLCの寿命は11,000km~12,000kmといったところ。チェーンの寿命は出力の他にも変速やチェーンライン、走る場所によるところが大きくて、一概に寿命何kmと言い切ることは難しいかもしれないが、ゆうにシマノの4倍は持つだろう。だからコスパの良いカンパニョーロ・レコードのチェーンは別格として、かなり高額に見えるDLC(19,273円)ですら、ランニングコストはシマノ・デュラエース(4,723円)とほぼ同程度だと言える。



もう1つの特徴的なメリットが、性能の低下がほとんどないところにある。

シマノは最初はいいけどすぐにガタガタになる。特に横方向に。性能的にはもはや3,000km持つとは言えないだろう。フリクションロスも大きい。対してレコードのチェーンは最後の最後まで性能が保たれることで有名だ。そしてDLCもレコードチェーンに似たような面があり、つまり仮にランニングコストが同程度だとしても、性能の低下がない分だけDLCチェーンに軍配が上がる。
※単純な最大性能でもDLCの勝ち。

となるとシマノの優れているところは、表面的な額面しか残らない。“とりあえず5,000円あればその場をしのぐことができる”くらいなイメージ。ならばDLCチェーンではなくレコードのチェーンでいいじゃないかと言われれば、その通りでもある。




性能の次は、見た目。

真っ黒いチェーンって変じゃないの?という点においてだが、これがどうして、意外とイケる。

私自身、金属パーツはピカピカに光り輝いていてほしいと考えていて、レコードチェーンの輝きが気に入っているのだが、真っ黒いチェーンもカッコいい。本来金属色であるチェーンが黒いので、かえって黒い方が目立つとさえいえる。

カラーチェーンはオシャレピスト風なイメージもあるが、赤と青でに限って言えば、カッコよさを保証できると思う。実際に自身のヨネックスに青いDLCチェーンを組み込むかは、今でも迷っている。
※結局レコードチェーンが全然ダメにならないので、張り替える機会が無い。




1年ほど前にKMCの人と話す機会があり、DLCチェーンの黄色を出してよ、とふざけて依頼したことがあったのだが本当に出てきた。ポップな色は高級感を失わせがちだから、モンドリアンのルックが黄色だから黄色チェーンを…と安直水平思考にはならないが、年式によってはイケそうだ。2016年のルックには合わないと思うが、2015年のデザインなら悪くなくまとまってくれる気もする。


今ある自分のバイクのメカの組み合わせとしては、コルナゴがカンパコンポにカンパチェーン、ヨネックスもカンパコンポにカンパチェーン、ルック795 はシマノコンポにカンパチェーンが使用されている。ロードはすべてカンパチェーンを使用している。性能もランニングコストもカンパチェーンが優れているし、見た目もシマニョーロが気にならない部位だからだが、なによりシマノは寿命が短いという点において、自分のバイクに使うにしては手間がかかりすぎていけない。

カンパチェーンは使用している3本しか持っていなかったので、シマノコンポで組んだ796には、中古のシマノチェーンを組み込んである。いずれレコードのチェーンを切ろうかなと思っていたけれど、今月のバイシクルクラブを見て、せっかくならDLCチェーンを使おうと思っている。

ヒルクライムや急激な加速をしないTTバイクで寿命1万kmのチェーン使えば、ほぼ切りなおす機会は訪れないだろう。





2016/7/18(Mon)
【TTバイク考察】


初めて“796”という言葉を聞いたのはおよそ26か月前。その時は姿も値段も見ないで代理店に注文をお願いした。度重なる発売延期に待ち遠しさと待ちくたびれることを何度も繰り返し、ようやく届いたころには幾何の虚無感すらあった。

それでも約8年ぶりとなるルックの新型TTバイクである。うれしくないわけがない。596は、トップチューブと面一となる専用ステムや、ロードバイクと完全に異なる設計の特異なヘッドチューブなど、かなり時代を先取りしていたモデルだったが、今作796は他メーカーの最新TTバイクのトレンドをとりまとめて、メンテ性を主眼に置いた、集大成的モデルになった。




【サイズに関して】

サイズは最小サイズのXS-Sを指定。

TTバイクのポジションというのは、UCI規定によってかなり制限されている。

なるべく前方に出したいサドルの交代幅はBB垂線から-5cmまでであり、DHバーの突き出し量は身長によっておおまかな許容範囲が設定されている。フレームジオメトリの基準となるBB、もっとも力の入るクランク3時の位置に対して、サドルの位置がほぼ固定であり、肘パットとDHバーの持ち手も理論が先行して決まっていくのだ。

私がとりたいTTポジションは、796でいえばXS-Sサイズでも、S-Mサイズでも、どちらでも再現することができる。そのなかで、どうやってサイズを決定していけばいいのかを書く。




1つ目の理由は、ハンドルベースバーの位置。

昨今のTTバイクのトレンドの1つである完全専用ハンドルは、加えて言うならステムも完全専用である。この時ハンドルベースバーの位置が自由に選べるものは少ないため、フレームサイズがそのままハンドルベースバーの高さに直結しているTTバイクが多い。

796に関していえば、ステムの長さは複数サイズから選択できるものの、ハンドルベースバーの高さに関しては選択肢がほぼ無い。SX-SサイズとS-Mサイズで作れるTTポジションが変わらないとき、フレームサイズの選択基準はベースバーの高さに移る。XS-SサイズにDHスペーサーを積んで低いベースバーにするか、S-MサイズにDHスペーサーを挟まずに高いベースバーにするか、というふうになる。

ここでポイントになっているのは、大きい人は腕も長いということ。だから、高身長だからといって単純に大きなフレームに決めてしまうと、高いハンドルのせいで長い腕がたたみ切れなくなり、スタートのダンシングで姿勢を下げた発進が出来なくなってしまう落とし穴が存在する。



2つ目の理由は空力。

空気抵抗を削減しようとしたとき、ヘッドチューブが長い方が空力が良いというのがあらかじめ決まっている。だからXS-SサイズとS-Mサイズであれば、S-Mサイズの方が空気抵抗の成績が良いということであり、単純に前面投影面積だけで決まっているわけではないということが最近分かってきた。模範解答的な具体例は、サーベロのSシリーズやスコットの新型フォイルだ。

ルックのロードバイクの1つの795のヘッドチューブは、写真などで見るとかなりヘッドチューブが長く見えるが、実際にはものすごく低い。私の所有バイクで比較しても、小さめのフレームを選択しているコルナゴやヨネックスよりも795の方がハンドル位置が低く、歴代バイクの中でも最も低いハンドル位置になっている。速く走るには人間自体も低姿勢でなくてはいけないからハンドル位置は低くしたいが、自転車本体の空気抵抗を減らすためにヘッドチューブは長くしたい。この矛盾を解決するための回答が、ルックでいえば“アレ”だったわけだ。



1つ目の理由と掛け合わせると、加速時などのためにハンドルベースバーの位置を低くするためにXS-Sサイズを選択するか、巡行時の空気抵抗減を優先してS-Mサイズを選択するか。

どちらを選択しても正義があるが、私は前者を優先した。日本のTTレースの場合、高速度域で延々と平坦を走る海外のTTとは違って、たいていは狭い周回コースでブレーキと加速を繰り返すコースが多い。普段使いの赤信号スタートなども含めて、低いハンドルを優先した。



3つ目の理由は、見た目。

出るトコ出ていた方がカッコいいだろう、ということ。突き出たシートピラー、長いDHバー、低く細くコンパクトまとまっていながら、必要な個所だけスラッと伸びていた方が戦闘的だ。TTバイクにおいては機能に優先する話ではないが、大小どちらのサイズも変わらないのであれば、小さい方がバイクは美しくまとまる。




最終的に、私の796はXS-Sサイズになり、ステムは標準の90㎜ではなく110㎜を指定した。110mステムを選択したことで多少納期が遅れたが、もともと2年以上も待っている気になっている身であったからして、そこはたいした問題ではなかった。

DHバーはストレートバーを選択。今流行りのスキーベンドやSベンドは、UCIの基準に対して少し嫌気がある。あと少しだけ身長が小さければ突き出し量に不満もなく、もう少し身長があればもう一段階突き出し量が増やせるのだけど、私の体はどちらにも中途半端。ストレートバーの先端のシフトボタンに小指が少しだけ引っかかっている状態で走っている身としては、スキーベンドを使うとそこが壁となり、窮屈すぎてぺダリングどころじゃなくなってしまう。

あとカンチェラーラ先生が、「漢は黙ってストレート」ってゆってた。むかし...




【組み立てに関して】


初めて箱を開けて中身を見た回したときはかなり簡単そうに見えて、およそ3時間で組みあがるだろうと推測。596のポジションなどを反映させながらの作業であることを鑑みて、プラス1時間と予測。


ただ、石川のレースから帰った後に深夜テンションでチームメートと組んでしまったがために、予想よりはるかに時間がかかってしまった。

しかも本来、左前ブレーキで組むはずのものを逆に右前ブレーキで組んでしまった。かなり気を付けていたにもかかわらず、なぜか右前ブレーキになってしまったとはいかがな了見か。

そして再度組みなおしたら、なぜかまた右前ブレーキになっていた…。


店長、あなた疲れているのよ!左前で組もうとして右前になったいるだけでもオカシイのに、やり直してまた右前で組んじゃうなんて、どうかしているわ!

結局、短時間のうちに796を3回組みなおすハメになった。3回も組みなおしているうちに試行錯誤が進み、ワイヤリングの慣れが格段に進歩し、最終的に796のワイヤー交換は20分で出来るようになった。まだ日本に796を3回組んだ人はいないだろうから、今なら796を日本で一番上手に組める人間な気がする。



世の中には10万円もらっても組み立てをやりたくないバイクもあるが、796は10万円もらえるならやってもいいかな、と思えるくらいのレベルだった。

しかし796は、DHバーを短くしたり肘パットを上下させたりするために、ほぼ完全な組み直しが必要な設計だから、796はポジションを1回変えるたびに工賃10万円が必要になるだろう。




2016/7/18(Mon)
【石川ロード】

リザルト / DNF


パレードラン中にパンク。

マビックのサポートカーが後方のE1に着いていたこともあり、パレードラン終了までにホイール交換が出来ず。

リアルスタート時点で一人旅。

独りで3周回ってオシマイ。




…………。



………………。



………………………。




特に書くべき内容がない。




9時に帰ダム。

特に疲れていないのでTTバイクを組み立てようと思う。


2016/7/12(Tue)
水面下で交渉していた、新しいメーカーとの取り扱い交渉が決裂した。個人的に期待していたメーカーのひとつだったので残念だが、仕方ない。



私は常々、自転車(フレーム)は見た目で買うものだと説いてきた。

雑誌などにあるフリーダムの紹介文などでは、(私の)眼鏡にかなった商品がずらりと並ぶ…などと書かれることが多いが、それは嘘。メディアが用意してくれたおべっかやお世辞の類であり、私の真意の真ん中ではない。


確かに製品ごとの性能の差はある。各パーツの性能差を問われれば説明することもできる。しかしその差は本当に微々たるものであり、検討するに値しない。私は今、コルナゴ、ヨネックス、ルックの3台を所有しているが、その3台どれに乗っても私は同じ速度で走るし、よもやレースでの結果を変えるようなことはない。

自転車の性能はおよそ予算(素材)に比例しており、メーカーの設計で出てくる差は非常に少ないというのが、私の考えである。



その考えに従うならば、自転車を買うに当たっては、見た目やブランドヒストリーが重要になる。誰も高いお金を出してかっこ悪いものを買いたくはないだろう。自転車を買う時の満足度は、自分がかっこいいと思う自転車を買えたかどうかにある。

だからショップ側の人間として私が考えているサービス向上とは、お客さんが望む自転車をフリーダムで用意してあげられることであり、しいてはなるべくたくさんのメーカーを取り扱えるようになっておくことにある。

日記を読んでいる人の中には、自分が欲しいと思う自転車が自分が通う店で取り扱っていないときに、どちらを取るべきか悩んだことがある人もいるのではないだろうか。



しかし現実的な話として、ひとつの店がすべての自転車メーカーと契約を結ぶことは不可能だ。

そして、それを考慮して、フリーダムは他店購入者を受け入れてきた。決して、他店購入した自転車を快く受け入れているわけではない。他店で買った後にフリーダムに来ればいいですよ、と推奨しているわけではない。

購入した店との考えが合わない、強制的な引っ越しせざるをえなかった、などによってショップ難民になってしまう人を減らしたいという理由もある。しかしそれら2つの理由と均等に3分割するように、「ユーザーは誰からも後ろ髪を引かれることなく自分の乗りたい自転車に乗るべきだ」という考えが根底にあり、ユーザーが欲しがるメーカーと契約できないフリーダムの力不足に非がないわけではない、と自分を抑えてきた。



しかし、どう努力しても、無理なときはある。

契約はフリーダムの意向が通るものばかりではない。メーカーにはメーカーの考えがあるから、互いに譲歩しきれずに契約が至らないときもある。その時でさえ、フリーダムの努力が足りないというのだろうか。


フリーダムは最大限譲歩したのか?もう少し交渉努力は出来なかったのか?自分の考えに言い訳は無いのか?自分の意見に反省点ないのか?判断に後悔はないか?

自分では冷静にことを運んでいるつもりだから、店長としてやってあげたいという感情と、社長としてやるべきではないという判断を天秤にかけたときは、社長が勝つ。

だから、今まで通りに他店購入者の流入を認め続けるべきなのかどうか、この悩みから逃れることは出来ないだろう。他店購入者を断ることができれば、私はどれほど楽になれることか。



いや、私はきっとそこまで頭が悪くない。

答えはもう知っていて、悩んでいるようでいて悩んでいるフリであり、感情や義理が邪魔をしているだけなのを認めたくないだけ。そして最近、“ソレ”が顔や態度に出るようになってきているのを抑えられなくなってきた。

だから、きっとどこかで、きっかけがあるはずだ。



2016/7/10(Sun)
【袖ヶ浦サマーサイクルフェスタ】

2hエンデューロの部

2日前ほどから風邪気味。喉タイプ。


午前中に走って午後からお店を開けられるから、という理由でエントリーした近場のイベントだったが、風邪を引いて走るするか迷っていた。


結局、「お金払っちゃったから」という貧乏性が勝り、

実際に走ってみたもの心も体もノリが悪い。

だらだらと40分くらい走ったあと、辞めた。



エンデューロじゃないからDNFではないね!


2016/7/8(Fri)
レバーのガリ傷。

これは自分の自転車だが、先日の広島の落車によって、レバーの最上部と先端が左右併せて4か所、クリアが割れてしまった。


あわせて、ガーミンのマウントの接合部とバーテープダメになってしまったのだが、メーターマウントはレックマウントだったで、補修パーツで簡単に差し替えが効くので解決は早い。バーテープも巻きかえればすぐ。

しかしレバーの補修はそれなりに時間がかかる。

一か所15分、4か所で計60分といったところか。




金曜日の夜に少し時間で余ったのでやってしまおうと思うのだが、どうにも腰が重い。

自分の自転車だとお金がかかっていないので、どうにも作業が後回しになりがちだ。



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