2023/2/27(Mon)
【鹿児島遠征、前日談】
  
 
昨年の夏に、フッと暇になった。
 
それまではテナントの増築とか改築に労を費やしていたんだけど、本当にある瞬間にフッと暇になった。
 
「あ、やる事なくなった…やりたい事なくなった…」
 
 
 
それからはストイックな世界に戻るべく、一念発起してフィジカルを戻すべく「練習」するようになった。
 
過去2年間の草レースで、とりあえずそこそこ痩せてさえおけば、ある程度走れるのは分かった。
 
79kgまで太った体は72kg以下でそこそこ動くようになるのが分かった。
 
 
その"ある程度"というのは、レーシングチームのメンバーと走れるとか、E2でなら登坂力に不安を感じないとか、そのくらい。
 
それは不満。ちっとも足りない。
 
昔のフィジカルが100だとしたら、痩せてゴマかした体はせいぜい35くらい。
 
そもそもベストは筋肉を戻して68kgなんだから。
 
 
 
ダレきったメンタルに喝を入れるべく、11月から「練習」を始めた。
 
それはダイエットではなく、ちゃんと練習と呼べるもの。
 
そして、11月、12月、1月ときて、2月に入ったあたりでモチベーションの低下を感じる。
 
 
 
基本的に自転車競技は独りで走ってたらダメ。
 
ダメと言いつつ私は独りで走ることがほとんどなんだけど、なおさら今は遅い自分を誰かに見せたくない。
 
せめて70くらいに戻ってからチームメイトと走りたい。
 
そんなふうに考えてるから、3ヶ月ほどしてモチベーションに難をきたすのは当然だった。
 
 
 
モチベーションが落ちかけた時、そして開幕戦にエントリーするかしないか迷ってた時に、昔のチームメイトがフリーダムに遊びに来た。
 
「開幕戦行く?」って尋ねたら、即答で「行く」って。
 
だから私もその場で飛行機チケット追加してもらった。
 
  

開幕戦のモチベーションアップ効果ってば、ものすごい。
 
だからそれにあやかることにした。
 
鹿児島遠征は…けして近くはない。
 
それを即答で「行く」と応えるモチベーションを持つ彼らと一緒に過ごすことも、必ず私の、今後3ヶ月間のモチベーション維持に活きるはずだ。


 


2023/2/27(Mon)
鹿児島遠征:1日目/JBCF開幕戦】
  
ロードレース。
  
最終完走者、無事これ貧馬。
  
  
 
コースは厳しい登りはなく、テクニカルな下りもなく、ずっと集団が流れ続ける高速コース。
 
途中に90度コーナーが2箇所あるので、車間を詰めすぎたりブレーキのタイミングが遅かったりなど、自身のミスで踏む回数を増やさないことがポイント...かな。

すくなくとも集団が緩める以外で差はつかないだろう。
 
   
 
6/8周目。
 
ダウンヒル終わった後のガタガタでチェーンを外側に落として、それがクランクアームに巻き付いてしまって停止せざるを得なかった。
 
巻きついたチェーンは指で外すのも時間がかかったので、走行中での復帰は不可能だった。
 
 
農道区間にはU字溝をコンクリートで埋めたような段差が定期的にあって、毎回ホッピングしてた。
  
足回しながら段差を我慢してた方が良かったかなと思いつつ、こんな時もあるかなと思いつつ。
 
チェーンが外れるくらいなら構わないんだけど、クランクアームにぐるっと巻き付いちゃったのは初めてだ。
 
 
 
おかげでクランクアームは傷だらけに。
 
フリーダム帰ったら直さなくちゃな…
 
 
 
明日もガリガリクランクで頑張ります。

 


2023/2/27(Mon)
【沖縄遠征:閑話休題】
  
 
 
写真は…ブリジストンサイクリングチームのピットに飾ってあった、RP8。
 
といっても見た目ではRP9と区別つかないけれども。
 
 
 
今回のRP8…
 
小売店の購入の仕方としては、4月下旬に注文サイトにてポチり合戦。
 
そしてオーダーの早いもん順にデリバリーとのこと。
 
つまりその日は私はひたすらパソコンに張り付いてないといけないわけだ…
 
  
 
ブリジストンの営業さん達も初めての試みで上手くいくかわからないとのことだけど、これの行く末を考えてみると…
 
 
 
例えば小っちゃい小売店が受注開始日に5台発注するでしょう。
 
そして大規模チェーン店が同日に100台発注するでしょう?
 
 
そうすると最初のうちは小っちゃい店にも大っきい店にも同じように納品されるけど、小っちゃい店の6台目はおっきい店の101台目以降になる。
 
つまりRP8はしばらく経つと大規模店でしか買えなくなる。
 
 
 
基本的にインターネットは強いものがより強くなって、弱いものはより弱くなる。
 
コレってアレだね、出会い系サイトと同じ。
 
一見平等にカップリングされるかのように思えて、実際にはイケメンがより独り占めするのが加速する。
 
愛車との出会いも運と縁だから、インターネットを使うと似たような内容になりそうかもね。


 


2023/2/27(Mon)
【鹿児島2日目:クリテリウム】
 
 
 
ダメでした。

残り1周回間違えてて。ジャンも全然鳴らなくて。
 
一緒に出てた知り合いの後輩が県選のトラック選手だから彼一点張りだったんだけど…集団も全然最終周回の雰囲気なかったし…
 
それなりの集中力をもって臨んだつもりだったんだけど…まだボケてるのかなぁ。
 
本当に酷いことをした…
 
 
 
ジャン、ずっと耳を傾けてたんだけど…
 
残り3周…2……1……ずっと数えながら、鳴るはずだけど…って。


MCの実況もずっと聞いてたのに…「さぁ!最終周回です!」みたいな実況もあるはずだし…確認しきれなくて反対車線から振り返ったり。
 
 

ポイント周回の時にリハーサル的に前に上がって確認をして、最終コーナーでの位置も決めて。
 
後輩も同じような位置を想定してたみたいだけど…ちっとも上がっていかないし…どうやら彼も周回わかってなかったみたいで、それも私の勘違いのひとつになってしまった。

本当に最後の最後まで踏んでいいのかわかんないというか、実際に踏まなかったというか。

前も...ダンシングはしてたけど最終スプリントには見えなくて…
 
 
 
本来ならクリテリウムの最終コーナーの番手争いってものすごく熾烈で、リスクとってワンチャン!みたいなところもある。そういう雰囲気も無くて。
 
コレから表彰式だけど…出る気がしない。。。

内容が酷すぎる…
 
  
 
※※※
 
 
 
一応…表彰式出た。
 
アマチュアの立場だけど、完全にプロ根性で出た。
 
この6位を喜んでくれる人もいるかもしれないからね。
 
 
 
でも間違いなく、人生で最低と表彰式だったと思う。
 
本当に出たくなかったんたま。


 


2023/2/27(Mon)
【鹿児島遠征:レース後日談】
 
 
2日間走って思ったのは、私はボケてる。
   
今回の遠征に限らず昨年もちまちまとレースに出たけど、要らないミスが多すぎる。
 
こんなの初めて…って内容のミスがずっと続いてる。
  
 
 
自転車競技はかなり苦しいスポーツだから、まずはその苦しみに臨むメンタルが作れてない。
 
集団走行も怖いし、高速でコーナーが迫るのも怖い。
 
満足に練習が積めてないから自信も無いし、弱くなったフィジカルをゴマかそうと取り繕うので精一杯。
  
苦しみたくない…速かったらどうしよう…ハァハァしたくない…そんなことばっかり考えてる。
 
  
 
だからこそレースに出なくちゃいけないし、集団内のストレスに慣れなくちゃいけないし、相対的な脚力差を知っておかなくちゃいけない。
 
そして何よりレースに出続けることで、平和ボケきした脳ミソが治っていくはず。
  
 
 
出てみればなんてことないんだ。
 
集団走行だって何分か走れば思い出すし、カテゴリー内で脚力が足りてないなんてこともなかった。
  
 
今回の結果は本当に不満だし、次もどんどん出ればいいと思う。
 
それでもなお、以前の半分にも満たないフィジカルでレースに出るのは嫌なんだ。

これはおそらく私の気質であって、良くないと分かっているところでもある。

次どうするかは決めていない。
  
  
 
 
ちなみに、鹿児島遠征2日目は、志布志。
 
志布志…志布志市…しぶしし。
 
 
でも私はずっと志摩市…しましだと思ってた。
 
ここは志布志市志布志町志布志港。
 
しましししましまちしましこう。
 

早口言葉かなんかだと思ってたけど、どうやら公式的なネタみたい。

 


2023/2/18(Sat)
金曜日、やや月末。
 
年度末も控えて、保険の更新時期が重なってきます。
 
2月28日までの書類提出や振込完了となれば、今週中に終わらせなきゃいけない事務作業は多い...。

整備を横目にそれっぽい郵便が届くと、「どうせまた保険の書類だろう…」とか思っちゃう。 
 
 
 
私はずっと保険代理人を使っています。

個人も法人も入りまくってるので、漏れが出てしまうかもしれません。
 
 
その保険の中で一番高いのが、法人の火災保険と盗難保険です。

100万円の自転車を20台預かっただけで2000万円ですから、何かあったら簡単に破産してしまいます。
 
毎年すごい金額の保険料にウンザリしますが、これも必要経費のひとつです。
 
 
 
以前フリーダムのお客さんが他店に自転車で遊びに行って、その場で盗難されたことがありました。
 
もちろん「当店での盗難には一切責任を負いません」ってあしらわれてしまいましたけど、そんな看板一言で済ませるのはどうかといまだに思っています。
 
弁護士の見解は分かれるでしょうが、ショップ目線で見た時には、せっかく自分の店に遊びに来てくれてた人に対して、高額な自転車を外に置かせたまま、盗られても知りませんってのは…せめて店内で預かってあげなよって思います。
 
私の立場でこんなこと言っちゃダメかもしれませんが、ぶっちゃけ自転車屋で売ってる鍵を壊すなんて簡単なことです。
 
業務的にもいざとなったら壊してあげなきゃいけないわけですし、それを窃盗のプロから見たって壊すのは簡単なはずです。

だからもしもみんなが鍵かけけないよりはかけた方がちょっとはマシ...なんて思ってたら、考えが甘いです。
 
 
 
 
ユーザーからはたまに「自転車の車両保険ってないの?」って聞かれることがあります。
 
自転車屋で入れる保険は斡旋料によるピンハネ業務なので、そういうのは自転車屋じゃなくて保険屋さんに聞いてみてくださいって返していますが、率直に言ってありません。
 
スポーツサイクルの車両保険は高額なモラルハザードが簡単に起こせるので、たまに出来てはすぐに無くなってを繰り返しています。
 
仮に在ったとしても、保険料何十万/保険金限度額何十万/免責何十万/もちろん掛け捨て…みたいな、入っても入らなくても変わらないような内容ばかり。
 
こればっかりは、過去に無茶したユーザーを恨むしかない。
 
 
 
似たような話としては…飛行機臨空で、昔なら破損に対して15万円程度の保証が有りましたけど、これも今はほぼ無くなりました。
 
これもでっちあげたり自壊させちゃえば分かんないから…これもやっぱり過去に無茶したユーザーを恨むしかない。
  
 
 
世の中って綺麗事じゃないことが多いですが、表面的なSNSは修正画像と提灯記事だけで十分です。
 
ショップのブログで書くこととしては俗的過ぎるかもしれませんけど、商品入荷やセール情報よりは一考の価値を感じてほしいと思います。

 


2023/2/14(Tue)
火曜日定休日、マビックの展示会および講習会。


展示会や講習会で新しい発見をする、というのは基本的にありません。

100回行ったら1〜2回程度です。

その1や2を求めて行く意味合いもありますが、新発見の期待値はほとんどありません。



講習会のことをすっごく悪く言うと、98%の無駄足です。

逆にすっごく良く言うと、定期的なおさらいです。

良さと悪さのバランスを考えてみると50:50か、やや良しの60:40ほどでして、表面的な講習会に出席したというよりも、代理店スタッフや他のお店とのコミュニケーションの場として楽しんでます。
 
特に冬の繁忙期は100連勤とかになるので、整備の気力を切らさない息抜きとしては最良じゃないかと感じます。
 
 
 
今回マビックの新製品であるコスミック・アルティメイトをメインとした発表会と、それに付随する整備の講習会でした。
 
新製品と言っても入荷が遅れていただけで、1年前に先行された60セットと、改良されて今回追加で入荷してきた40セット、現時点では計100セットのコスミックアルティメイトが日本に出回っているそうです。
 
単純計算で各県に2本ですから、ほぼ都市伝説級のパーツです。
 
フリーダムでも発表初期に2本受注がありましたが、1本は納品済み、1本は入荷が遅すぎてキャンセル(14ヶ月以上)になりました。
 
 
 
実習の方は受けませんでした。
 
技術仕様の説明のときに、「マビック側に立った時に私がショップ達にプレゼン出来るかな?」と思いながら聴いていて、出来ると思ったので割愛しました。
 
 
各メーカーの整備マニュアルに関して、私の把握度は95点くらいです。
 
普段60点で合格だと言ってる私からすると、95点はだいぶ高い方です。
 
 
そして足りない5点はすごく細かいところ。
 
0.01くらいの単位だと覚えていられないので、そういうところで代理店スタッフの力を借りることになります。
 
マビックのスタッフは全員が知識があるので、かなり頼りになる代理店です。 
 
逆に、自社製品なのにサッパリな代理店もありますので、そんなアレもアレです。
 
 
 
私の仕事のメインのひとつはトラブルシューティングです。
 
モノを見て判断できる状況というのは少々甘えであって、現実的には電話やメールのみでおおよその原因を特定しなければいけないことも少なくありません。
 
1週間預かって対応する、ユーザーには週に2回きてもらうのではなく、2〜3つの質疑応答をしたあとその場で直して返すのがベストです。
 
 
もうひとつメインの仕事がありまして、それが"覚えておくこと"です。
 
なぜなら、皆んなが皆んな新しい自転車ばかり乗ってるわけじゃないからです。
 
 
この2つを足して「××年前ころの○○ってメーカーの△△ってパーツなんだけど、最近走ってると◇◇◇なんだ。直る?」みたいな電話に対して、なるべくその電話内で「作業が何分でパーツが何円で工賃が何円で直りますor直りません」まで言わないといけません。
 
それこそが私の存在意義だと思います。
 
 
 
しかし10年以上も前のパーツになると、思い出すのにけっこう時間がかかります。
 
将棋の棋士が、局が始まってすぐの序盤から手を止めて考え込んでいる姿がありますが、アレは昔の前例を思い出してるんです。
 
私も年式が古いパーツだとそんな感じになります。
普段あまり使わない数字は脳の奥に仕舞い込んじゃってるので、取り出すのに時間がかかるんです。 
 
 

そういった展開図の精度は95%。
 
残りの5%は曖昧なので、その5%を代理店に頼っています。

しかし脳のキャパには限りがあります。
 
フリーダムが15年目だとして、あと15年続けるとして、今が95点ですから、単純計算で15年後は90点になるのでしょう。
 
年齢とともにどんどん代理店に頼らないといけない割合が増えることになります。
 
なるほどだから人は、いつまでも若くいたがるんでしょうね。
 
 
 
 
写真は、認定ショップに配られるステッカーです。
 
こういうの貼ってるとキリがないのでフリーダムでは一律張ってませんけど、窓ガラスにメーカーのシールが貼られまくってるショップは昔ながらの古き良きナントカで好きです。

 


2023/2/14(Tue)
シクロワイヤードの記事の写真より。

出典)https://www.cyclowired.jp/news/node/385170
 
  
 
コフィディスはサイモン・ゲシュケ選手をエースとした山岳メインのチームなので、幅広いハンドルなのもピンと来るんですが、だからと言ってこんなに幅の広いハンドルは久しぶりに見ました。
 
コフィディスの選手のハンドル幅は440mm。この選手だけ見るとなんだか5年くらい前な感じだけど、後ろの選手は相当に狭いもんね。
 
 
 
最近は、レバーを極端なハの字にしてるユーザーが増えました。
 
レバーをハの字にすることだけなら15年前から珍しくないんですが、レバー角度と合わせてハンドル幅380mmを用いることがセットになっています。
 
その狙いはご存知の通り、「○○○が×××なので、△△△として○×△にする」というものです。
  
 
 
 
プロの真似をするというのは、自転車の趣味のひとつとして、まったく悪くないと思います。
 
趣味性において「バトル・カスタム・コレクション」の3要素のうち、早く走る、前面投影面積を減らすというのはバトルカテゴリーに相当しますが、カスタムやコレクションを理由にプロごっこをしても全然良いと思います。
 
速く走るのが趣味な人は、私の体感では全体の5%くらいの、つまり少数派です。
 
 
 
ただしハンドルが狭いと何がどうなるのか…。
 
幅の大小のメリットとデメリットをしっかり把握した上で選択する必要はあると思います。
 
プロごっこをするにしても、メーカーやデザイン等の見た目の部分と、サイズやセッティングなどの使用の部分に分けておいた方が良いからです。

そして○○○と×××と△△△が即答正解できる人は、意外と380mmを選んでないように見えてます。
 
 
 
また、フリーダムで売れたデュラエースクランクの歯数は、直近10本では54T:52T:50T =4:5:1、直近20本では6:12:2です。
※店長とフリーダムレーシングのメンバーを除きます。


そして54Tを選んだ4or6名のうち、54Tが有効に働きそうなのはわずか1名のみですが、これは○×△が即答できる割合と同じくらいじゃないかと思います。
 
なぜこんなセッティングになったかという理由を理解した上で、プロごっこはとても楽しいものです。
 
 
私だって380mmと54Tでプロごっこしますし、本当なら脚力でもプロごっこやりたいです。

練習も頑張る!


 


2023/2/10(Fri)
月曜日に記事にした「5年間なにもしてないバイク」

金曜日になって他のバイクと共に仕上げまで終わったんだけど…



例えば整備に点数つけるとしたら、

上手なアマが新品を丁寧に素組したのが50点。

下手なプロが新品を雑に組み立てたのが50点。

上手なプロが新品を丁寧に組み立てて65点。

サイクルモードに飾られてるバイクが45点。


今のこのオーバーホールは62点、もともと0点。

…ってところだろうか。



60点というのは大学試験での合格基準であり、私がいろんな例えに使ってる点数基準。商売でいえばお金取れるかどうかの境目になる基準。

60点って聞くと一般的にはなんだか厳しいように聞こえるかもしれないけど、逆にテレビのクイズ番組みたいな点数なんて滅多につかない。
 
 
整備に点数をつけるというのは難しいし…例えばこの子もあと1回洗車を重ねれば、私の技術ではこれ以上点数が望めない程度にまで綺麗に出来ると思う…けど、そこまではしない。 
 
既に他のバイクと同じ金額で他のバイクの2倍近く時間をかけてるので、これ以上はあまりにオーバーサービスだと思う。
 
アップチャージは請求してないから、あとはお客さんが満足してくれるかを委ねるだけにしよう。
 
 
 
「5年間なにもしてないバイク」っていうのはフリーダム換算で数ヶ月に一度くらい訪れる。
 
この程度であっても、実はそこまで珍しいわけでもない。
 
 
しかし…あまりに汚いバイクは、触るものすべてを汚していく。
 
テーブルも、工具も、キャビネットも、床も…
 
整備スペースが根こそぎ汚くなったあとに掃除をすると、いつもより丁寧に掃除しないといけないから、かえっていつもより店が綺麗になる。
 
怪我の功名的な。
 
 
でも…タダでキレイになってるわけじゃないし、通常より追加で作業してることが多いから、本当ならいろいろ上乗せして請求したくはなっちゃう。
  
 
 
ちなみに私がいつも白い服で整備してるのは、自分の下手さが分かるから。
 
習字の先生は手が汚れない、の逆。
 
汚れれば汚れるほど自分が下手っぴの表れ。
 
  
私の手や服が汚れてたら、皆んなは「へたっぴ」ってツッコんでよい。

もっと上手にできるように頑張るから。

 
 


2023/2/8(Wed)
今日の開店一番の電話は「キャニオンのリアディレイラーを直してください」だった。

断った。



他店受け入れオッケーも、キャニオンだけダメなのも、明確にホームページで公表してるショップは少ない。

フリーダムは数少ない両方とも明示してるショップだけど、ユーザーにはグーグルに書けない情報(臨時休業など)をホームページでチェックするという文化はもう無さそうだ。



キャニオン(含ユーザー)には「日本市場にはお金は落としません!」っていう主張が表にある。

そして「負担の大きい部分だけ日本市場にお世話になります!」っていう裏の主張もある。


最低限、表の主張だけでも分かった上でポチってるなら自由なのだけど、そうじゃない人も少なくなさそうだということ。

キャニオンを買った後に日本市場からどういう扱いを受けるか分からないまま買ってる人も少なくない印象を受ける。
 

  
日本市場"側"の身としても毎回断るたびに心苦しいんだけど、本来ならこの心苦しさは本国キャニオンとキャニオンジャパンが引き受けないといけないもの。
 
キャニオンの商売方法としてやりたくないのは分かるけど、もう少し今のキャニオンの購入後の環境を説明した上でポチっとしてもらう必要があるんじゃないかな?
 

 


2023/2/6(Mon)
整備、休憩中。
 
 
いわゆる「5年間なにもしてないバイク」


写真みてコレなに?って思うのはすべて、油と泥の塊。
 
RDでこれなら、BBやレバーの中は推して図るべし。
 
 
 
でも久しぶりにお客さんの驚いた顔が見れるかもな!


(Facebookより)

 


2023/2/6(Mon)
日曜日に朝練して、午後から仕事して。
 
夜中シクロ見て、レース後に仲間とメールしたり空腹で寝られなかったり。
 
 
月曜日は半完徹のまま朝練して、午後から7時間整備して。
 
そのあとマッサージで2時間悶絶して。
 
 
 
久しぶりに時計3周半くらい活動した。
 
だいぶ体力が戻ってきたじゃないか。
  
 
でも、今日の朝練は半分寝てたな。

朝メシ食べながら寝るヤツの気持ちがわかったぜ。



(facebookより)

 
 


2023/2/6(Mon)
シクロクロス世界選手権、おもしろかったよ。

最後の差は、シマノとスラムの変速性能の差かな?

みんなにはどう見えた?
 
 
 
そして空腹で寝れなくなった。

 
 
(facebookより)


2023/2/5(Sun)
金曜日←室内3h
土曜日←室内3h
日曜日←ショップ朝練3h30min
 
最近は室内ローラー180minやることに慣れてきた。
 
 
 
私がパワーメーターをつけてた頃は2013〜14年であり、ズイフトが始まったのは2016年。
 
ズイフトが爆発的に流行ったのはコロナ以降だから世代からズレちゃったし、今となっても取り入れてない。
 
結局は似たようなメニューをやるわけだけど、少なくとも180minのローラー練が続くというのは、練習のメンタルパワーもずいぶん戻ってきたんじゃないかと思う。
  
 
 
先週の後半は寒さの山場のひとつで、昨日おとといは寒さに負けて室内に切り替えた。
 
着込んで走ってる外練に比べれば、当然ながら室内練はレーパン1枚で走ってるので体がとても動く。
 
なんだかペダリングが上手になった気がして、早く外でも身軽で走りたい。
 
 
 
本日の日曜朝練は暖かく、学連で走ってる子は7部タイツでふくらはぎ出して走ってたし、チームメイトにも着込むのが嫌で寒さを我慢して走ってる若手が多い。
 
私も…いつもは5枚着ているところを4枚で走れた、それだけでもずいぶん調子良く感じた。
 
 
もうあと1〜2回の寒波が来るだろうけど、冬ウェアを脱いで走れる瞬間が待ち遠しい。
 
 
 


2023/2/3(Fri)
本日恵方巻き。

私は行事ごとや神事には興味がないし、ましてオカルトなんかはまったく信じてない。

物事はすべて数字で語ってほしい。
 
  
でも恵方巻きとか関係なく、太巻きとかお寿司とかおいしいから、たまには贅沢しても良い。

少し足元見られた値段かもしれないけど、今はガソリンが高いんだから、船を動かすのだって高いだろう。
 
美味しいから大丈夫だ。
 
 
 
今日は静岡のお客さんに、こっこを貰った。
 
こっこというのは静岡のお土産なんだけど、私はこれが大好き。
 
全国各地のお土産の中でもイチニを争うほど好き。
 
スタッフの店長紹介に【好きな食べ物:こっこ】って書いても良いくらい好き。
 
名古屋から来る人には途中の静岡でこっこ買ってきて欲しいくらい好き。
 
 
 
 
でも今は減量中。
 
フリーダムは毎週末お菓子だらけになってるけど、減量始めてから私は一口も手をつけてない。
 
やれ名古屋コーチンのナントカプリンだとか、どこだかの牧場バタークッキーだとかいろいろあるけど、本当に一口も手をつけてない。
 
私は甘いものが大好きだから、目も合わせない。
 
 
 
これは、こっこひとつのカロリーが問題なんじゃなくて、メンタルによるもの。
 
1個許したら2個許して、2個許したら3個許して、そうやって最後は爆発する。
 
だから1個目を食べないことが大事なんだ…
 
 
 
こっこはフリーダムでも大人気だから、絶対に週末をまたがない。
 
それどころか明日土曜日の早い段階で売り切れると思う。
 
まだ我慢できてるけど、こっこを我慢するのはものすごくカロリーが要る。


 


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