2022/12/12(Mon)
日曜日、朝練。
 
20人くらいだったろうか、寒くなって参加者が減ってくる季節だ。
  
  
  
サイクリングチームの若手メンバーでミーティング。
 
14歳、14歳、17歳、17歳、20歳、21歳。
 
私がフリーダムを始めた23歳だったので、当初は学生達に並べるくらい若かったはずだけど、今はもう36歳の中堅店長。

彼らにとっては近所の兄ちゃんではなく自転車屋のオジさんだ。
  
 
 
この中で一番強いのは今年の乗鞍チャンピオンクラスで10位だった21歳。
 
まだ自転車始めて1年くらいだから、もっともっと強くなれる。
 
フリーダムでは高校生以上は大人と同じ精神年齢扱いしているけど、14歳は17歳を目標に、17歳は21歳を目標に、部活みたいな年齢層であることは幾分か気が休まるはずだ。
  
 
 
今日の練習は上り坂7倍、下り坂5.5倍、平坦5.5倍。ローテで±50Wってところだろうか。
  
TTバイクでダンシング無し、下り坂も抜かず、赤信号を挟んで20min走。
 
私のことももっともっと強くしてくれ。

60minで5倍を超えてこないと超合金さんと勝負できないから。
 
  
 
別件で、レーシングチームに別の17歳が新入り。
 
野心を含んだ若さは良いことで、誰もが持ってるものではない。

若い子はどんどん出てくる。

私は速く走れないと困る、立場上。



 
 


2022/12/8(Thu)
フリーダムで面倒みてる学生。

自分で整備やってネジなめてきた。


アレほど気をつけろと言ったのに…よりにもよって2mmのサラネジを…


 
恐るおそる「お金は…」って聞いてきたから、「お金いらないから掃除しろ」って言っといた。

優しいだろ? 埃ひとつ許さねぇかんな!
 
 
 
(facebookより)

 


2022/12/8(Thu)
久しぶりに暖かい。

…けど筋肉痛が治ったので再びパワートレーニング。


明日もし筋肉痛になってれば数日間は外でサイクリングができる。

もし筋肉痛になってなければ明日もう一度高強度。


12〜1月は天気予報ではなくローラーメニュー優先で過ごす。

毎日毎日ローラーだと気が滅入るし、気分転換のサイクリングを楽しむためにも、なるべく毎回一発で筋肉痛にしていきたいところ。



 
↓↓↓ 翌日 ↓↓↓
 
 
 
 
無事にお尻が筋肉痛。
 
昨日けっこうキツかったから、筋肉痛になってくれてよかった。
 
"アレ"で足りないとしたら、ローラー練でのメンタル持たないもん…
 
 
 
今日はイナーメの若い子と2人で。
 
自分から誰かを誘うことはないんだけど、誰かに誘われて断ってるわけでもない。
 
 
 
いつもの朝練コース往復で、ざっくり40分間走。
 
坂3本ぜんぶ先着。
 
ラストは65kg/420W/3分40秒だって。
 
 
タイムは遅いんだけど、向かい風でウィンドブレーカー着てるんだからタイムは多少しかたない。
 
仮に75kg×6.5倍=480w/3分30秒だとしたら、フルシッティングとしてはそこまで悪くはないね。
 
  
もう少し速くなったらパワーメーターつけよう…かな?
 
誰かに聞くぐらいなら自分でつけろよって感じだよな。笑
 
フィリッポ・ガンナのアワーレコードはアシオマだったみたいだし、いったん手軽なペダル型で試してみるのもいいかもしれない。
 
 
 
たまにこうして速い人に誘われて数字を確認できたり、フリーダムレーシングにも私より速いメンバーが4〜7人くらいいそうだし、練習環境は十分に恵まれてる。
 
もっともっともっともっと頑張りましょう。


(Facebookより)
 
 


2022/12/6(Tue)
夜8時にパンケーキを食べたので、そのあと3本ローラー。
 
今日は朝と夕方に2部練をしてるので、3部練だな。
 
 
パンケーキを誘われて断るのではなく、一緒に食べた上でさらに走れるようでありたい。
 
人生に大事なことはカロリーコントロールではなく、時間の工面だ。
  
 
 
この4〜5年間は、訛ったフィジカルをゴマかす走り方しかしてこなかった。
 
逆に昔はフィジカルに頼った走りばっかりで、それも大したフィジカルではないくせに。
 
 
フィジカルでゴマかすだけの走り方からフィジカルまで失なったあと、少ないフィジカルからどうにか無駄を省くようになった。
 
最近は間違いなくペダリングは昔より上手になってるのを感じる。
 
だからこの弱くなってる期間は私にとって必要な荒療治だったんだと考えてる。じゃないとメンタルも持たないし、スポーツはなるべくポジティブにいきたいし。
 
  
 
今だって別にフィジカルが上がってきたと思う瞬間はない。
  
フィジカル的に一番強かったのは間違いなく2014年で、もう10年も前のこと。

2015年以降は練習時間に比例して下がる一方だったし、今もそう。
 
 
昨年や昨々年の店長選手権の時だって同じであり、あれは無理やり痩せただけ。
 
6週間で79kgから71kgまで減量するとしたら、それ以外の練習はほとんど出来ないんだから。
 
 
でも店長選手権のレベルであれば、とりあえず痩せるだけで付いていくことが出来るのは分かった。
 
今の体重は75kgだから、あと3kg程度も減れば店長選手権の先頭集団に残る基準は満たすんだろう。
 
朝練だって今この状態でも、そこそこ速い人にそこそこ付いていくことはできてる。
 
 
 
問題はその先。
 
別に店長選手権でもう1回勝ちたいわけじゃない。
 
競技力を戻す通過点としてそうなれば嬉しいなってだけであって。
 
 
だからこの冬は痩せるだけの練習ではなく、ちゃんとパワーと心拍を取り戻す練習をしたい。
 
幸いなことに柔軟性の方は5年間何もしなくても、さらに言えば30年間何もしなくても、あまり体が硬くはなることはなかった。厳密にいえば硬くなってはきてるけど、自転車競技に必要な柔軟性は十分あるから、自分の個体として心配してない。
 
 
もちろんパワーが増しても無駄に体重が増えてしまえば、自転車競技としてはあまり速くなれない。
 
パワーがそこそこ戻った上で体重がきっちり戻りきるからこそ、ペダリングが上手になった分だけ2014年より速くなれるわけであって。
 
今75kgだとして昨年同月よりマシとしても、目標である68kgまでは遥かに遠い。
 
みんなだってベストから7kgも重かったら、走れるものも走れないだろう。
 
 
 
今フリーダムで中学生や高校生の面倒を見てると「店長はレース出たことあるんですか?」って聞かれることがある。
 
いつも必ず「むかし少しね」って答えてるんだけど、選手なんて3年辞めたら過去の人。彼らにとって価値があるわけではない。
 
人生であと1回くらい、ゴマカすだけじゃない走りをしたい。



(Facebookより)


2022/12/4(Sun)
朝起きて、筋肉痛。

この痛みが好きだったことはないけど、スポーツにおいては一種の精神安定剤になる。

ちゃんと練習出来た証拠であると。


12〜1月で10回の筋肉痛を目指そう。そして2〜4月で68kgまで落とそう。

それが出来れば最低限戦えるフィジカルが得られてるんじゃなかろうか。



私がレース活動をしてたのは2013〜2017年。

この時にトップPで走ってたアイサンやキナンなどの選手の何人かが引退して自転車メーカーに就職をし、フリーダムの営業担当に当たるケースが増えてきた。

ここで個人的なエピソードを語る文字数はないけど、プロはなんというか、ペダリングの概念そのものが私達アマチュアとは違うように感じる。


私達アマチュアは、例えば坂でペースを上げようとするとまっさきに出力をあげようと考える。それが仮に500〜600wだとして、心拍180bpmだとして、ケイデンスが80rpmだとして、それをはるかに下回る出力とケイデンスとおそらく心拍数で私より速く登っていく。

なにか根本的に見落としてるんだろうなと思うくらい、プロのペダリングはやってることが違うと痛感させられる。


 
元プロの営業マンがフリーダムに営業に来た時にはパーツそっちのけで練習の話を聞き、現役時代に何が有効な練習で、それがどう実戦的に役立ったかの経験則を教えてくれる。

パーツのインプレなんてサンプルを置いてってもらうのが一番だけど、つまり他人の経験談から学ぶのが自身の遠回りを防ぐ術になる。



私は来年度36〜37歳になる。

悲観的に自転車業界があと3〜4年でどうなるか分からないけど、40歳を一区切りとして、それまでの3〜4年間がレース活動のおそらく最後になる。

これが最後の、レーシングチームへの置き土産だ。



2022/12/2(Fri)
写真はTTバイクのブレーキです。
 

近代TTバイクはおおよそ、
①カンチブレーキ
②Vブレーキ
③リムブレーキのダイレクトマウント

の3種に収斂しました。

一番効くのはVブレーキ、一番効かないのがカンチブレーキ、ダイレクトマウントはだいぶVブレーキに寄った制動力を持っています。

   

①カンチブレーキのメリットは小さく細く出来たことにあります。そして構造が左右対称なために組み立てが容易なこと。エアロの内側に隠すのが得意だったんです。

ブレーキが効かなかったとしても競技特性として無視できたので、採用するメーカーがもっとも多かった主流タイプです。


②Vブレーキのデメリットは組み立てが大変なことです。

世界で初めてワイヤー完全フル内装化したのがルック・796(2016年)で、このとき採用したのがフォーク埋め込み式Vブレーキでした。

世界最薄フレームの内部にワイヤーとバナナを内装させて、さらに引っ張る方と引っ張られる方で左右のバランスを取らなきゃいけない。しかもかなり綺麗に組まないとフォークやフレームとツライチにならずダサい。

あまりに組むのが大変で、唯一の救いは個体数が少ないことくらいでした。


③ダイレクトマウントに関しては、そもそも存在自体が①や②より遅れて登場しました。

風洞実験結果もそこまで悪くなかったし、組み立ては一番簡単。デメリットとしてはワイヤーが露出してしまうところですが、ワイヤーの1本や2本くらいほっとけ的な採用理由になります。
   
 
 
時代は過ぎて④ディスクブレーキの登場で、①②③論争に終止符が打たれたと思います。

ピナレロの新型ボリデが発表された時、従来のリムブレーキに比べて0.04%しか遅くないという開発データが公開されました。

日本のメディアは「ディスク化すると速くなる」って2017年からずっと言ってきましたがそんなはずはなく、その言葉はおそらく2022年のボリデまで待たなくてはいけなかったんだと思います。

カンチブレーキが主流だったTTバイクにおいて、ようやくまともに止まれるブレーキが採用されたとあって、安心して乗れる人も増えたと思います。



ただ…効くと言っても所詮は2022年現在のディスクブレーキです。

所詮は…という言葉にトゲがありますね。
 
ディスクブレーキと聞くと脳死でよく止まると思い込んでしまいがちですが、現時点ではリムブレーキの方が止まります。

なぜならディスクブレーキの性能を落とし過ぎてるからです。


最初期のST-R785時代はあまりに強烈に効きすぎて、いわゆるガッツンブレーキとして大不評でした。

それから時は過ぎて、新型のLT900ローターやL05Aパッドはあまりに効かない。マジで効かない。

シマノの営業曰く、「熱に強くなった」「音鳴りが減った」「コントロール性能が上がった」と主張していますが、裏を返せばシンプルに効かなくしたと言えます。

ブレーキとは運動エネルギーを熱エネルギーに変換することで止まるわけですが、シマノの解決策は熱に強いオイルにしたわけではなく、そもそも熱化しないパッドやローターにしたという方向性ですから、「効かねぇ!」ってなるのは当たり前です。

試しにオートバイクの開発設計者に尋ねてみたら「バカなの?」と一刀両断されておしまいでした。オートバイク好きな人は自転車も好きなことが多くて、けっこう冷静に評価されてしまっていると感じます。
 
 
 
もともと"止まる競技"ではないロードレースにおいて重たいディスクブレーキを採用するメリットは、現時点ではワイヤーフル内装化したことくらいです。
 
雨の日に性能が落ちなくなったことは大きいのですが、そもそもディスクブレーキよりも雨の日に乗らない人の方が主流ですから、ユーザーの選択肢を奪うまでの理由には至らないと考えています。
  
一方でTTバイク部門にしてはブレーキの議論のスタート地点がカンチブレーキであるため、ディスクブレーキ化したことはロードバイクのそれより恩恵が相対的に大きいはずです。


 


2022/12/2(Fri)
w杯が始まるまで、ウォールマートとアマゾンの違いという論文を読んでた。
 
私の英語力でアメリカの論文を流し読みしても大して読めてないんだろうけど、数字は万国共通だからね!
 
 
むかしむかし町のおもちゃ屋さんがあって、それがハローマックに潰されて、ハローマックがトイザらスに潰されて、トイザらスがAmazonに潰された、そういう流れがある。
 
でも自転車界はハローマックやトイザらスに当たるものがないから、ちょっと大きめのおもちゃ屋さん達がいきなりAmazonに潰されることになる。
 
例えるなら竹槍で争ってた喧嘩ごとゴジラに踏み潰される感じだろうか。
 
 
 
ブラックフライデーなんてほとんど聞いたことない言葉だったけど、これからは毎年やることになるに違いない。
 
なんならAmazonにとっては四半期に一度でもひと月に一度でも構わないはずだ。
 
勝手にパープルマンデーとか作っちゃえばいいんだから。
 
 
Amazonの時代から始めた人はハローマックなんて死語のことだし、ここで自転車小売店が生き残れるようならそもそも紀伊國屋は潰れてない。
 
抵抗できると思ってないけど、ゴジラの足の裏に竹槍をチクっと刺してやりたいとは思う。
 
私とて踏み潰した蟻を気にしたことなんてないけど、タンスの角に小指ぶつけた痛みは覚えてる。

 


2022/12/1(Thu)
今朝のことである、いよいよ室内練習が始まった。
 
なんとなく12月になったら始めるつもりでいたけど、雨だったり低気温だったりで、ぴったり初日から始めた。
 
 
2月になったらレーシングチームに頼んで一緒に走らせてもらおうかな?
 
4月まで引きこもってからシーズン直前に足試しさせてもらおうかな?
 
あるいはずっと1人で練習したままで、どこかのレースでたまたま一緒に走るようでも構わないのかもな?
  
   
  
昨年は2月/79kgから練習が始まった。
 
先週の朝練は11月/75kg。
 
仕事の負担が数字に現れてる。今年はあきらかに雑用が少ない。
 
 
目指すのは4月/68kg。

先々週は20時間走った。先週も20時間走った。今週もなんとかそのくらいは...

スポーツに必要なのは瞑想だ。


 


2022/12/1(Thu)
お仕事おしまい。


本日、月始。

事務作業系はすべておしまい、銀行振込も全部おしまい。

これで明日からも気兼ねなく整備できる。

特にお金関係のことが頭にあると整備からプライベートまで全てに影響するから…税金払う金を心配する夢も見なくて済むしな。



私は夏休みの宿題は8月1日にぜんぶ片付けてしまって、2日から31日まで遊ぶタイプ。

とかいいつつ夏休みの宿題を全部揃えて出したことはない。

テストの点数について怒られたことはないけど、テスト勉強しないという姿勢について怒られることはあった。

でもテストの点数取るためにテスト勉強するわけだから、テストの点数が取れてればテスト勉強なんてしなくていいよね。

そういう屁理屈をこねたタイプ。



木曜終了後、整備テーブル片付け。金曜も整備。




2022/12/1(Thu)
洗車のついで。

フレーム買ってくれた人の、交換し終わったあとのフレーム。



このフレームをどうするかまだ確定的な指示はないけれど、とりあえず洗っておく。

特にはずす必要の無いパーツまでひととおり外して、防錆グリスやねじロック剤までけっこう丁寧にリセットしておくことが多い。


(Facebookより)


2022/11/30(Wed)
今日はとてもあったかかった。

そして明日からはかなり寒いみたい。
 
明日から少し寒さが和らぐか慣れるかするまで、室内練習にするつもり。

頑張る。
  
 
朝練の洗車ついでにクロスバイクとミニベロの洗車も。
 
冬になるとママチャリ洗車の足はかなり遠のくから…
 
 
 
ミニベロやクロスバイクのスタンドには靴を履かせてある。
 
街ゆく人に評判がいい。かわいいからね!
 
 
外に出しっぱなしの時間が長いけれど、色落ち対策として日焼け止めを塗っている。
 
どこだかで聞きかじった知識だけれど、初めて聞いた時「たしかに!あたまいい!」って思った。
 
 
それこそこの子たちの靴には和光ケミカル(アグレッシブデザイン)の日焼け止め…トライアスロンしても取れないやつ…を塗りたくっておいたけど、夏を挟んでちっとも色落ちしてない。
 

 


2022/11/30(Wed)
ヨネックス・カーボネックスSLD。

すーぱーらいとでらっくす?
 
 
みんなが見たい数値はココとココかな?
 
カタログ作って欲しいけど、無責任なことは言えないな。
 
 
 
SLDの立ち位置は、スペシャのエートスみたいなもの。

プロでなければこの程度で剛性で充分…どころか適切というか。

その分軽さに振った方が恩恵が大きいとということ。


私はエートスで不満が出る人なんてほとんどいないと思ってます。

エアロフライトなんて硬すぎて、かなりの脚力があっても乗ってられない。



(facebookより転載)

 


2022/11/29(Tue)
手組みホイール。

最近流行り?の公道ピストのクリテレース…用です。


ピスト用ハブには両側にギアが付けられるものと片側にしかつけられないものの2種類があり、特にどちらがいいというものではありません。

このハブは片側にしかギアがつけられないため回転方向が確定していますが、今回は「逆イタリアン」という組み方にしました。

聞き慣れない人には何が逆なのかひっかかりますね。
 


スポークを組む方向というのは、ざっくりとらえて駆動優先にするかブレーキ優先にするかで決めます。

ブレーキ優先に考えた場合は、リムブレーキとしてリムから引っ張られるのかディスクブレーキとしてハブから引っ張られるかの違いでスポークの方向が変わりますが、そもそもブレーキ優先で考えること自体がオフロードであることがほとんどです。


となると少なくともリアホイールのギア側だけでも駆動優先で組んだ方がよさそうなものですが、このホイールに関してはリアホイールもブレーキ優先で組んであります。

というのも公道ピストクリテというのは主催者曰く滅多に抜けるものでなく、曲がりくねった特設コースをスムーズにコーナリングしながら目の前の落車を避けるゲームだからです。

なるほどなんとなくメッセンジャー発祥だというのが垣間見えますね。


固定ギアかつリムブレーキも禁止ということでディスクブレーキみたいな止まり方をします。レースではスキッドは禁止だそうですが、もしレースレベルで“なっちゃった”って場合はかなりの負担がかかりそうですよね。

なのでリアホイールにもかかわらず通常とは逆方向にスポークを張ってみました。
 
 
私は公道ピストのクリテレースに対するノウハウは一切ございませんので、現地に行って選手達から見たり聞いたりすればよかったなと思っています。

この手の依頼が今後どのくらいあるかわかりませんが...とりあえず試走してみて指摘されたら変えればいいや的な心持ちです。
  
 
 
組んで眺めて思ったんですが、このホイールは見ていて非常に気持ち悪いです。
 
上述した通り両側にコグがつけられるホイールがあることからも、正直言ってどっちで組んであっても大差わかりません。理論値を体感できるのはプロの競輪選手くらいのものです。

しかしなんというか、どうにも様式美的なものに即してないのが気持ち悪いです。
 
私が他人目線でこのホイールを見たら真っ先に「組み方間違えてんな」って思うでしょうから、同業者目線に合わせて組めばよかったかなって思ってます。
 
 
公道を走るためにブレーキとギアをつけたのに、それをはずして公道でクリテリウムするのはどういう了見か理解しきれませんが、こないだ横浜の赤レンガ倉庫で行われたイベントはとても楽しそうでした。

 


2022/11/28(Mon)
ヘッドベアリング。

小学生のサッカーのスパイクの裏側ではない。

スペイン戦がんばれ!



(facebookより転載)


2022/11/27(Sun)
先週木曜日のこと。

お昼ご飯屋さんで、たまたまお客さんに会った。

その人に「自転車業界はそんなに悪いんですか?」と尋ねられた。
 
 
   
実際のところ、日記に書いてるほど悪くない。
 
別に昨日今日明日で潰れちゃうわけでもないし、あと1年2年5年で潰れるわけでもない。
 
でも遅かれ早かれという点では日記の趣旨どおりなのは間違いない。
 
 
 
私の趣味のひとつがミニカー集め。
  
だけどもうミニカーショップはほとんど無くなってしまったんだ。
 
大手は通販化して店舗は閉鎖し、小さいところはほとんど潰れてしまった。
 
だからもうミニカーショップ巡りというのは出来ない…。
 
  

私が書いてることは、別に自転車業界に限ったことではない。
 
あくまでこれからの自転車業界も、自転車屋巡りというのが出来なくなるというだけであって。
 
でもミニカーショップがなくても私のミニカー集めが続いてるのと同じで、自転車ショップがなくても自転車の趣味は成り立つと考えてる。
 
 
 
私が全ての自転車屋や自転車業界を知ってるわけではない。
 
でも業界仲間やメーカーの営業担当に情報収集をしてみると、整備のみで成り立つショップは極めて少ないこともわかる。
 
だから自転車業界には整備があるでしょうという質問に対しては、整備があるというだけでは業界は成り立たないという回答になる。
 
 
一方で聞くところによると、価格競争の激しい大阪エリアでは、大規模激安ショップが自転車をばら撒いて、その周辺に個人事業主レベルの組み立て屋さんが散立してるらしい。

街のおもちゃ屋さんは無くなっちゃったけど、ヨドバシカメラでプラモを買って、近くのプロモデラーさんのところに直行していくような、そんなイメージである。
 
春が来たら実際に大阪に行ってみようと思うけど、別に業界がそういうふうに変化していってもいいんだと思う。
 
 
 
淋しい話ではあるけれど、フリーダムがそうなっても私は構わないし、フリーダムがなくなっても私は今いる仲間の面倒みながらひとりのチーム員として活動してもいい。
 
店舗自体がなくなったとしても、みんなも私も自転車活動そのものは続けるだろう。
  
 
そのくらいの、あっさりとしたものなんだ。
 
たまたま当事者ってだけであって。
 
 
 
といいつつアレもコレもさっき言ったように、現時点ではそこまで悪くなってない。
 
借金は5000万円あるけど土地評価額も6500万円あって、土地購入用途以外の借入はない。
 
試算表も対照表も何も悪くなくて、まだまだまだまだ余力はある。
 
あくまで業界全体の遅かれ早かれの話だから。
 
 
 
 
今回のセールは何ヶ月前からかずっと考えてたんだけど、直接のきっかけは上記の通りミニカーショップの現状を見たから。
 
何ヶ月間のあいだに思うことは同じであり、あとは実際にセールするかしないか決めるだけだった。
 
 
コロナ禍明けとして3年ぶりに開催された今年の秋の展示会シーズン。
 
例年どおり一都三県の展示会であればすべて自転車で巡っていたわけだけど、学生の頃に通ってたはずのミニカーショップの跡地を通るたびに「ここも潰れてるな、あそこも潰れてるな」って、ずーーーっと思いながら走ってた。
 
もちろん旧店舗の隣が本屋とか釣具屋だったというのもあるんだけど、私個人の趣味はすでにもう終わちゃったんだ。
 
ミニカー大好きなおっちゃんと喋る場所はもうない。それはすごく淋しくて、展示会シーズンが終わった今でも淋しさの光景が心に残ってしまった。
  
 
   
 
写真は、フリーダムのハンドルの在庫。
 
これは数千円のアルミハンドルじゃなくて、ほとんどすべて4〜5万円のカーボンハンドル。

写真に写ってるだけで200万円以上あるわけで、別に自分で買う買わないに関係なく、こういうの見て触るのって楽しいことだと私は今でも考えてるんだ。
 
 
でも今は、メーカーのHP見ながらスマホでポチる時代。
 
それが消費者の選択なんだから、割り切ることは難しくない。
 
これだけハンドルを置いておきながら私は物販で経営する気は少なくて、これは新店舗で仕入しなおす時に覚悟して捨てたオブジェクトみたいなものなんだ。
 
 
 
コロナ禍の品薄なんて、向こう10年以上見れば別にたいしたことない。
 
問題はコロナの先だよね…

コロナは間違いなく時計を進めたから。しかも著しく。

 


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