2019/4/10(Wed)
ストレッチと、マシンを使わない補強練習の講習を行います。

日時は今週金曜日の20時〜21時、参加料は500円とします。


「腸腰筋」という言葉を聞いたことあるでしょうか。

およそ足のもも上げで使う筋肉であり、ペダリングにおける引き足で使う筋肉になります。

ペダリングの基本として、まずはじめに体重を使うことから始めよう、という課題があると思います。


成人男性の片脚はおよそ15kgほどになります。これがフリーのロードバイクのペダルに乗っかれば、クランクは凄い勢いで回っていくのが想像出来るのではないでしょうか。

トレーニング本などで「体重を使ったペダリング」というのはこのことです。15kgというのは米袋より重いわけなので、けっこうなエネルギーを持っているわけです。


ではなぜ自転車が思うように進まないのか?

それは反対側にも15kgが乗っかっていて、3時と9時で釣り合っちゃってるからですね。

なので、3時と9時に乗っかった15kgずつの脚のうち、後ろ側にある15kgを持ち上げてやることでクランクが回っていくようになります。これが体重を使ったペダリングの基本になります。

そしてこの、後ろ側の脚を持ち上げる時に使うのが腸腰筋であり、当然ながらペダリングにおけるキーポイントとして優先的に鍛えるべき箇所になります。

この腸腰筋ですが、基本的にはジムなどのマシンは使いません。そしてマシンを使わないウェイトトレーニングを「補強」と呼びます。



また、正確なストレッチの方法を教えてもらえる機会、場所というのは少ないように思います。

私自身はもともと陸上競技の選手であり、スポーツクラブなどでもインストラクターをやっていましたが、きっちりとしたストレッチを教える機会はそう多くありませんでした。

ストレッチくらい出来るでしょ?みたいな暗黙の了解程度で済まされている場合が多く、普通の社会人としてトレーニングジムを使う側になった今でも、フリースペースでちゃんとストレッチが出来ている人はほとんどいません。



補強もストレッチも、なかなかひとりきりでやれるわけではなく、2人1組で行なうのが基本なのですが、自分のストレッチを手伝ってくれる人がいる環境は少ないです。

ということで、正確なストレッチと、ジムマシンのない細かい筋肉を鍛える補強の講習会とします。


申し訳ないですが、お金取ります!
お店空ける1時間分のお金が欲しいです。

トレーニング本買えば1500円くらいはするでしょうし、そこに実況解説もつけるので、お一人様で500円下さい!

夫婦などで来ていただければ、その後はお家で出来るでしょうし、今後も定期的な補強トレーニングの時間枠をフリーダムで確保しようと思います。


【講習内容】
§1 準備体操と整理体操の効果の説明
§2 ストレッチ方法の実演、解説。
§3 腸腰筋の補強トレーニング
§4 内転筋の補強トレーニング
§5 自転車で使う腹筋の補強トレーニング

【日時】 4月12日(金)20:00〜21:00
【持ち物】ストレッチが出来る格好
※ローラーには乗りません!


2019/4/9(Tue)
自分のバイクのタイヤを張り替えた。

◆785→ヴェロフレックス・スプリンター22C
◆795→コンチネンタル・コンペティション25C
◆796→マビック・イクシオン23C+25C


基本的に私はずっとヴェロフレックス・スプリンター or エクストリームを使っている(た)。

この2つはほとんど性能が変わらないため、バイクのデザインから見てスキンサイドとブラックサイドのどちらが似合うかしか考慮していない。おおよそ白いフレームではスキンサイドを、黒いフレームであればブラックサイドを好んで採用している。


今回のタイヤはすごく迷った。

今年の冬はモデルチェンジしたタイヤが多く、知り合いの店長達にはピレリ・Pゼロの評判がいいと聞く。また、ロードバイクタイヤにおいて最も重要なポジションといえるヴィットリア・コルサがモデルチェンジしたこともあって、おおいに悩んだ。



タイヤを決める際の項目として、まずはタイヤの太さ。

太いタイヤと低い空気圧によるグリップ走行全盛の時代に、23Cを使った方がいいのか25Cを使った方がいいのか、とにかく第一歩目から迷う。

中国の道路は荒れて固かった。

日本だとアスファルトだけど向こうはガチの石。路面の補修状態も悪く、あれならたしかに25Cの低圧が有効だと実感したし、実際に25Cを使っていた。

そして日本に帰ってきてからは路面のきれいさに感動したし、地面が柔らかい分だけタイヤは固くていい。以前新城幸也選手が「日本で走るなら23Cで十分。」と言っていたが、自分のレベルでも同じく思う。

柔らかい路面に柔らかいタイヤを使ってグリップ走行するには、とにかくパワーがいる。


はたして私には25Cに見あうパワーがあるのか…。私程度なら23Cで十分ではないのか、そう思っていた(る)。

実働しているバイク3台のうちの半分を25Cにしたが、23Cの方が速いのではないかと思い続けるだろう。



785に採用したヴェロフレックスは、非常に軽くてしなかやかなタイヤであり、昔ながらのロードタイヤ。けしてグリップや剛性や速さといった性能が高いわけではなく、モアパワー!モアグリップ!な現在からは少し乖離している。動物で例えるならチーターのようなイメージだ。

一方で795に採用したコンチネンタル・コンペティションは動力性能を極限まで高めた最新流行系。こちらは動物で例えたらまさにトラやライオンのような、わかりやすく速く強いタイヤで、プロ使用機材として最も採用率が高いタイヤになる。

私は普段使いとしては新型の785に乗ることが多いだろうから、そちらはロードバイク然としたひらひらとした軽さやしなやかさを楽しもうと思ってヴェロフレックス・スプリンターに。レースでは795が多用されるだろうから、こちらは速さを求めてコンチコンペ25Cとした。

フォームやポジションがパワー伝達の入り口だとしたら、タイヤは出口になるわけだから、本当に慎重になるし難しい課題だと思う。



TTバイクの796はロードバイク以上に速さが正義のバイク。

前輪を23Cにしたのは空力的な問題。時速60kmで走った時に、23Cと25Cでは37Wの差が出るという実験データがある。

私の巡行は60km/hには及ばないが、その37Wを基準として空力とパワーを天秤にかける。もちろん37Wなんて天地がひっくり返っても増えないから、前輪は23C、後輪は25Cとした。


それにしてもマビックのイクシオンは速い。超が付くほど速い。

イクシオンの特徴はチューブレスなところ。

現在一般的に使われているチューブレスタイヤとは、クリンチャータイプのホイールタイヤからチューブを抜いたものになるけれど、広義の意味ではタイヤの形いかんにかかわらずチューブが無ければチューブレスだ。

イクシオンはチューブラー型のチューブレスタイヤ。

チューブが無いことによるアドバンテージは明確だから、いずれすべてのチューブラーはこの形になっていくんじゃないかと思っている。




★ハンドルステム → 一体型
★タイヤ― → チューブレス
◎クイックシャフト → 12mmスルーアクスル
▲ブレーキ → ディスクは無し。リムブレーキ

バイク全体の方向性としては、5年後はこうなっているんじゃないかな?




2019/4/8(Mon)
795ブレードRSについて少し。

ディスクブレーキ嫌いの私としても、とうとう自身でディスクブレーキを所有しなくちゃいけない時期に来たかもしれない。

【795ブレードRS × カンパEPSディスク × コリマ】を考えているけど、あまり商売に繋がらなさそうな組み合わせなので躊躇している。


795ブレードのRSのリアブレーキキャリパーについて少し。

とても一般的な形とは言えないこのキャリパーステーは、一見して理解不能だと思うので解説しようと思う。



フレームとフォークが別会社だったころは、フレームを設計する上で前三角(トップ-ダウン-シートチューブ)と後ろ三角(チェーン-シートステー)に分けてそれぞれの役割を担っていた。

その後、フロントフォーク-ダウンチューブ-チェーンステーの3本で剛性を出して、トップチューブとシートステーで乗り心地を変化させるスタイルになり、これが長く続いた。仮にこの設計思想を「前時代スタイル」とでも呼ぼうか。



2013~2016年頃になると、一部のメーカーらはフロントフォークとトップ-ダウン-シートチューブと、チェーン-シートステーのすべてのチューブで剛性をコントロールし、すべてのチューブで乗り心地をコントロールするような思想になってきた。これも仮に現代スタイルと呼ぶ。

2011年に発売されたルック・695が、2014~2015年のたいていのハイエンドバイクよりも優れていたのは、ルックが2011年の時点ですでに現代スタイルを取り入れていたからであり、2015年頃にもなってまだ前時代スタイルから脱却できなかったメーカーを凌駕していたからに他ならなかった。

そういう点で私は795や595ではなく695が名車だと思っている。今思えば695は分岐点であり、手元に残っていないのが残念だ。



2016年頃になると、さすがにほとんどのメーカーが現代スタイルとなり、バイク全体で剛性をコントロールするようになっていたと思う。

そこに2017年、ディスクブレーキが登場する。メーカーはひとつのモデルに対して、リムブレーキバージョンとディスクブレーキバージョンの2つを用意する必要に迫られた。



ここで問題が起きてしまった。

リムブレーキフレームにディスクブレーキをそのまま搭載するのが困難だったのと同様に、ディスクブレーキを主眼にしたフレームにリムブレーキを搭載するのもまた難しかったんだ。

剛性や乗り心地をフレーム全体でコントロールする現代スタイルのフレームにおいて、シートステーにおいそれとブリッジをかけるわけにいかなかった。シートステーの長さが変わってしまえば、剛性も乗り心地もすべてが変わってしまうからだ。



ルックも困ったと思うんだよね。

ディスクブレーキでもリムブレーキでもフレームの性能は変えたくない。でもシートステーの長さを変えないで、リアブレーキキャリパーをマウントしなくてはいけない。

そうした中で出てきた答えが、シートチューブとシートピラーの付け根からステーを生やす方法だった。製品版はモックやカタログとは形状が違うんだけど

ともすればちょっとおちん■んみたいでアレだけど、これは組んでしまえば見えないし、シートステーに半分隠れてシルエットはけっこう綺麗なんだよね。



ちなみに795ブレードの性能なんだけど、ざっというとグランドツーリングカー。絶対的な重量は重いんだけど、乗ったら結構軽い。795も785も結構現代チックなマシンだったけど、これは本当に古いルックらしい言葉で表される。

フェラーリやマクラーレンに疲れたオジさんたち、ポルシェなんて腰が痛くて乗れないよという人たちに向けた、ベントレー・コンチネンタルGTやアストンマーティンDB11に近いと思う。

およそ「エンデューロで先頭引いたりアタックはしないけど、なるべく長い間先頭集団についていきたい人」向け。


2019/3/25(Mon)
セラミックスピード、高級BBの代名詞だと思います。

今でこそたくさんのメーカーからセラミックBBが発売されていますが、セラミックスピードが登場した当時は、BBを含めコンポの一部分をシマノやカンパ純正から変えることが半ばタブー視され、サードパーティーはダメだという風潮があった気がします。



それでもコンタドールがセラミックスピードを愛用したことがリークされたころから、セラミックBBはスペシャルパーツとして日本でも知られるようになり、その性能の高さからサードパーティーもイケルという認識を世間に作ってくれた立役者だと思っています。





セラミックベアリングを選ぶうえで重要な要素のひとつが、ベアリングの回転方向以外の方向に力がかかった時の耐久性があります。

具体的には例えば、固定ローラーに自転車をセットしてサドルに座ってまっすぐにペダルを漕いだ時には、ベアリングは自身の回転方向にしか力はかかりません。逆に外走行で自転車を左右に倒しながらフレームを“こじる”ような乗り方をすると、ベアリングには回転方向からみて垂直方向に、設計では意図していない方向に力がかかります。



このときに壊れやすいメーカーと壊れにくいメーカーではかなりの差があり、基本的にセラミックBBの寿命はここで決まります。ベアリングの回転方向に正であれば耐久性はメカニック目線ではどれも差を感じませんが、そうでない力がかかった時にはあっという間に壊れてしまうセラミックベアリングがあります。

それを選ばないことです。





また、一世を風靡したウィッシュボーンもまた特筆ものでした。これは過去形の話です。

左右のBBカップを中央で結合させるタイプは、まだフルカーボンフレームの精度が悪かった2012~2015年に対してかなり有意なメーカーでした。厳密にはウィッシュボーンよりも前にプラクシスワークスなどが採用していましたが、ウィッシュボーンは宣伝の仕方が上手でした。

そしてこれは結果論ですが、ウィッシュボーンはそれ自体は回転性も寿命も特段優れていたわけではありませんでした。連結型BBの意義は疑似的なBB精度の改善にあり、BB精度の悪い一部のフレームメーカーに対して、新しいBBシェルを内蔵することにありました。



今となってはフルカーボンフレームのBB精度もぐっと上がり、あまり採用するメリットがなくなってしまいましたが、3年ほど前ではシマノのBBでは100点満点で回らないメーカーも少なくありませんでした。基本的にこの手の話は保証対象にはならないことが多く、こういった連結型BBカップを使うことが最善の解決策でした。





上記の話は私の完全な主観です。

お店によってはローターが好きだったりスギノが好きだったりと様々だと思います。あくまでフリーダムから見た私の主観のまとめです。

さらに余談ですが、フルカーボンフレームのBB精度のナンバーワンはヨネックスだと思います。


2019/3/19(Tue)
ただいまジャパン。昨日からフリーダムが復旧した。

でもシフトケーシングのロールが無かったり、デュラエースのブレーキケーブルが無かったり、ねじ切りBBが無かったりと、お店の在庫が把握できてない...。



カンパのブラケットフードはシマノよりかなり持つ。値段は3倍だけど寿命は4倍くらいじゃないかな?

シマノやスラムに比べると格段によくできてて、かなりピッチリしている。


カンパの整備マニュアルには、取り換える時にはアルコールでふやかして...ってあるけど、私は指でつまんで引っ張ってる。はずすときはハサミで切ってしまえばいいけど、ハメる時は結構たいへん。

旧型(5アーム)と新型(4アーム)のブラケットフードは、最初は互換性が無いと発表されてたけど互換性がある。そして新型のフードの方がはるかによくできているので、”スーパーレコードRSで当時の雰囲気を大事にしたい”...などという人以外はさっさと新タイプに変えてしまった方がいいと思う。

 


2019/3/18(Mon)
フィットティングの話。


http://freedomtencho.hatenablog.com/entry/2019/02/16/123628


2019/3/18(Mon)
やぁ、みんな。生きてるよ。



上海は雨。

雨だとチームの活動は無くて、チームメイトと朝晩ズイフト。あんまり来た意味は感じられない。

ただ、やれること自体がローラーと腹筋くらいしかないから、ストイックな環境ではあるかもしれない。



今日の日中は0℃、みぞれ混じりの雨。国にかかわらず自転車に乗る気はしない天気だ。

私は晴れ男だと常に言っているが、上海はずっと雨。でも日本は雪だそうだから、相対的には晴れ男だ。



今日は電車で上海中心部に行ってきた。

ワイファイの通信容量がかなり厳しいので残念ながら画像は載せられない。



上海中心部に何か目的があるわけではなく、上海に行くことそのもの、そのために電車に乗ることが目的。ロードバイクはどこでも行ける反面、どこにも入れないからね。

最寄りのセブンでは通じない英語も、公的機関であればスタッフは理解してくれる。

日本では街の看板に英語や中文やハングルがたくさん併記されているけど、中国では英語併記ですら稀。切符売り場にも英語が併記されているから少しホッとする。



ただ...。

中国語の発音はツァンとかツィンとかツェンとか、あまり馴染みのない発音がおおく、それをアルファベット表記するとzhongとかxingとかになる。

そして星の数ほどある駅の名前は全部に通っていて、どれもxiaonだのchengだのshangだのfangとかxangだのの組み合わせ。それが英語表記した路線図にビッシリ書かれている。

zhongshengRoad...shangxiangRoad...chengchangRoad...読めるかッそんなん!

それと、人民広場とか世紀大橋とかはpeople's squareとかcentry avenueとかなのに、金海はゴールデンオーシャンじゃないんだ。





上海の街並みは日本の東京と景色がほとんど変わらなくて、感覚も変わらない。少しだけ駅と駅が間延びしているけど、単純に人口が多いから駅の大きさも大きいのかなってくらい。



私がいるところは池袋みたいなところって言ってたけど、どっちかっていうと川崎や横浜っぽい。

上海中心部にある環状鉄道と人民広場っていうのを日本の山手線と皇居だとイメージしてて、池袋から日比谷まで行くくらいの感覚だったけど、都心部までは電車で30分かかった。

そもそも上海の端から端までは約90kmで1つの市として捉えるには、日本の感覚では難しいかもしれない。

規模的には千葉と大宮と横浜まで全部ひっくるめたのと同じくらいだから、横浜から皇居に行きましたってイメージ。



中心部は銀座和光みたいなのがあったり新宿コクーンタワーみたいなのがあったりして、30分くらいで帰ってきた。

だって寒いからね。





物価は、生活品は安く高級品は高いのがハッキリしている。

食は日本でいう餃子王将やびっくりドンキーくらいのものが、吉野家の牛丼レベルの価格で食べることができる。日本のサイゼリヤでは2,000円は食べないいけない私が600円でお腹いっぱいになる。電車に至っては40円とか60円とか。

一般生活における物価は3分の1位じゃなかろうか。



一方で高級品や貴金属は、たとえば日本では120万円で売られているロレックスの新作が180万だった。ビッグマック指数(死語)ならぬロレックス指数(今私が作った)。

そしてスタバのコーヒーは1杯500円くらいする。コーヒーはけっこう高いんですねって言ったら、輸入品だからねってアッサリ一言。



どことなく日本よりも国内品と輸入品の壁を感じる。

一般的な賃金的には日本の方が高そうに見えるけど、生活必需品は相対的にもかなり安いから、食と言葉さえ解決できれば中国に行く分には暮らしやすそうに思う。





さて、上海に来て幾ばくか経つけど、持ってきた荷物の中には、要るものもあれば要らないものもあった。



◆意識的に持ってきて、持ってきて良かったと思うもの

A.シャンプーリンス、ボディーソープ



中国からの観光客が"爆買い"して帰るものの筆頭といえばコレなイメージ。

日本のコスメは優秀だと聞くし、中国の石鹸は脱脂力が強いと聞いていた。

他にもクリアクリーンやジョイも持ってきた。歯ブラシや髭剃りはホテルを経営してる人に協力してもらってアメニティグッズをたくさん持ってきた。

ちなみに洗濯用洗剤はこっちで買った。



◆なんとなく使うかな程度にしか思ってなかったけど、あって良かったもの

A.長靴、ハンガー。



雨が降るも道路に積もっている黄砂でグチョグチョ。臨空バックの空いたスペースにポイって入れてきたのはファインプレーだった。

ハンガーは、自転車のウェアは薄くてペタペタで畳んで保管するのに適さないものが多いから、宿泊する遠征では必ず持参している。値段が安いものほど薄くて小さく、キャリーバッグの中で場所を取らない。今回は20本くらい持ってきた。



◆持ってきたはいいけど、一度も使ってないもの

A.半袖ワンピースとサンダル



マジ寒い。



◆使ってるはいるけど、きっと要らないもの。

A.革靴の靴墨とミンクオイル。



雨の日はふつうに、晴れの日は黄砂が降りかかって、毎日すっごい滑る。



◆いま欲しいもの

A.ニンテンドーDSの充電器!



中国で使えるやつね!


2019/3/18(Mon)
やぁ、みんな。生きてるよ。

中国にきて、最初に覚えた言葉は水(スィー)、辛い(ラー)、超辛い(ヘッラー)だった。



コミュニケーションは全て英語。

中国の人たちの英語力は、喋れる人は日本人より喋れるし喋れない人は日本人より喋れない、そして喋れない人は日本より多い。そんな印象だ。



私の英語力は、自転車関連であれば専門用語も含めてたぶん大丈夫。英語しか喋れない外国のお客さんもいるし、ロードバイクの学術論文も読むし、大学時代は経済学部だったから苦手意識もないし、それほど問題ないとは思う。

でも一般生活の英語って難しい。

さっき大量のバナナを買って38元って言われたんだ。そして50元札を渡したらお釣りを22元渡されて、「あの、確認したいことがあるのですが、このバナナは38元ですよね?そして私が渡したのは50元札なので、50引く38でお釣りは12元だと思うのです。しかしあなたは22元を渡して下さいました。もしかしたら私の拙い英語を哀れんで英会話スクールに通うためにサービスしてくれたのですか?」ってすぐに言えなかった。

だから仕方なく10元多くもらうしかなかったんだ。アーメン、彼を算数教室に。



中国は今は旧正月で、大型ショッピングモールを除くと小売店の99%の店が閉まっている。

そして思うに、店の前面がガラス張りでバイクを見張りながら食べられる店はマックとスタバしかない。



だからとは言わないが、初めての独りの外食はマックだった。だって辛いの嫌だもん。

ビックマックはポテトとコーラのセットで、日本円にして480円。コーラはサイズを選べず巨大なものだった。日本みたいな細かい選択肢はなくて、消費税みたいな端数も請求されないから、算数苦手なバナナ屋さんにも優しい。



中国の物価は日本の3分の1から2分の1くらい。セブンイレブンの肉まんにいたってはひとつ40円くらい。

スタバは世界で一番高いと言われているけど、他が安いからスタバに通っても破産はしなが気がする。

これからひとりでご飯を食べることもたくさんあるけど、中国人の「辛くないアルよ」は嘘だから注意しないといけない。

路地裏のラーメン屋とかマジ無理。ラー!ヘッラー!



私が今いる場所は、日本でいう池袋や渋谷みたいなところらしい。新宿や六本木ほど都心ではないけど、高級車しか泊まってないビジネス街。

でも旧正月なので1億人都市のビジネス街にもかかわらず人通りはほとんどなく、さながら誰もいない学校の理科室をポツンと彷徨ってる。



お金の換金は空港でやりますか?って聞いたら電話一本したあと保留になった。そしてコンビニ前のダフ屋で変えた。

「さっき10万円で6300元もらったでしょ。銀行だったら5500元くらいにしかならないと思うよ。俺はこの人に2000万円くらい変えてもらってる。すげえ長い付き合いでさ、この辺じゃ有名な人で、何回も捕まってるんだハハハ」って。


曰く銀行とつるんで炉端で換金するダフ屋のオバアちゃん。1円は16元だから、6300元だと10万円超えちゃってるんだけど、いったいどういうシステムなんだろうか。



交通ルールは、左ハンドル右側走行で日本と逆。

無灯火ノーヘルで逆走信号無視しても誰も何とも思ってないみたい。郷に入ってGO。一番危ないのは周りと違うことをする人だ。



そして盗難問題。

移動はロードバイク。中国人は全て盗難者だと思えってアドバイスをもらっていて、貴重品も貴金属も一切持ってこなかった。

でもロードバイクだけはガチ高額物品だから、すごく気をつけてる。


今借りてる日本のサイト(自分のブログも含めて)にアクセスできるワイファイの容量は極めて小さく、ネットもなければテレビもない。そもそも言葉がわからないから見てもアレ。

アンパンマンは愛と勇気が友達らしいけど、今の私には固定ローラーだけだから、パンよりぼっち。



近くのショッピングセンターにトイザらスの看板を見つけた。

次の目標は、電車に乗ってあそこでニンテンドーDSの充電器を買うこと。

暇つぶしのためにチームメイトからDSを借りてきたんだけど、変圧器と充電器がうまく機能しなくて充電出来ないんだ。



固定ローラーって暇だけど、暇つぶしが固定ローラーって言うのはなんだか哲学的だね。

さすが中国!


2019/1/24(Thu) コラム:ディスクブレーキの話
2019年のバイクはルック・785ヒュエズを予定している。

2018年式の785は売却し、2019年度は新種の795ブレードとも迷ったが、結局のところ785に落ち着いた。

2019年のイベントは795と785を選択して走る。785は2019年度にはディスクブレーキタイプとリムブレーキタイプがあるけど、私はやっぱりリムブレーキを選択してしまった。



ディスクブレーキに対する評価だけど、基本的には以前と変わっていない。

ディスクブレーキにはメリットもデメリットもどちらもほとんどなく、購入時の予算が高くなる分だけディスクブレーキモデルへの買い替えは難しい、という結論が。


ディスクブレーキの問題点はディスクブレーキそのものにあるわけではなく、それに伴う油圧システムのトラブル対処がワイヤードよりも格段に難しいことにある。特にライド出先、イベント遠征先で油圧トラブルに見舞われたとき、解決できるだけの整備環境やメカニックが近くに帯同している可能性はかなり低い。



先の2018年度のツールド沖縄では、ビジネス的にディスク化に傾倒しているスペシャライズドが現地で帯同し、油圧トラブルからスペアホイールまで入念にフォローしていた。そこだけ聞くと聞こえはいいが、逆説的にはそこまでケアしてもらわないと実戦的に採用できないレベルだという事の裏返しであり、まして他のイベントではそこまでのフォローが見込めないのだ。



ではディスクブレーキ云々ではなく、油圧システムの問題なのであれば、通常のワイヤーで繋げたらどうだろうか。

ブレーキはディスクローターであるが、ブレーキシステムはワイヤード…。

私は業界の中でもディスクブレーキに肯定的ではない方だが、うむ、たしかにこの条件なら十分考慮することが出来る。


シクロクロスではトラブル時の対処スピードを理由にワイヤードであるバイクが散見されるけど、別にロードバイクだってワイヤードでいい。

なんとなく油圧ブレーキの方が先進的でカッコよく思えるかもしれないが、まだ実用範囲ではない。特にシェアの高いシマノは、カンパ(マグラ製)やスラム(エイヴィッド製)に比べて完成度が低い。


メーカーは引き白が合わないとかコンポのモジュール化とかいろいろ難癖をつけて一式買わせようとしてくるが、ショップの立場としてはそんなのいちいち守っていられないし、いちユーザーとしてもコンポ揃えることより信頼性の方が重要だ。

そもそもブレーキの引き白なんてのは在って無いようなものだし、レバーを引いた感覚だってブレーキパッドの解放の感覚だって、どれもみんな違う。

メーカーの差、グレードの差、消耗度の差、そしてシステムの差。大事なのは自身のバイクを使い慣れていることであって、すべてのバイクが同じ感覚になることではない。



ディスクブレーキ化のメリット。

これもディスクブレーキそのものではなく、そこに付随する副産物的なものとして、12mmスルーアクスルの存在が挙げられる。(以後便宜上12mmクイックとする)

既存のロードバイクは9mmクイックを使ってフレームとホイールをつないでいたところを、ディスクブレーキタイプは12mmクイックで固定する。

これによるメリットは計り知れないほど大きく、これだけのために全てのリスクを投げ出してディスクブレーキを採用する価値がある。

ハイエンドバイクのモデルチェンジ数回分の性能アップが、12mmクイック化のみで得ることが出来る…それくらい12mmクイックの恩恵は大きいのだ。


だから私がディスクブレーキタイプに惹かれるとしたら、それはディスクブレーキではなく12mmクイックの存在からくるものだ。



ディスクブレーキそのもののメリットは、ウェットコンディションで制動力が落ちにくいこと。これは以前から言われている。デメリットはランニングコストが高くなることと、ヤケドのリスク。これは未だにあまり聞かない。


SNSではディスクブレーキでヤケドした写真が散見されるが、一般ユーザーより機材の扱いに長けているはずのプロ選手ですらローターでヤケドしていまうわけで、それを初心者を含めた一般ユーザーに渡したら…う~ん、あまり考えたくはないな。

お店で保証は出来ない内容だけど、文句を聞くのは私なのだ。


そしてディスクブレーキの最たるデメリットは、売る側、特に宣伝媒体が、ディスクブレーキのデメリットをしっかり説明しない事。

ディスクブレーキそのものの話なのか、ディスクブレーキ化に伴う副産物的な話なのかも含めて、説明が足りないところは1年前と何も変わっていない。




2019/1/24(Thu)
お店が閉まっている分、必要な依頼があったらメールでコンタクトを取ってピンポイントで呼び出してもらっている。なんてったって私は店舗から30秒のところに住んでいるからね。

12月は9日までしか営業していなかったが、ブログでも書いていた通りその後もずっと整備作業が続いていた。実は最終的に12月の売上げ高は、前年同月比で大して変わらなかった。

これはもう、常に店を空けてスタッフを在中させておく必要が無くなったことを意味しているんだと思う。



常に店舗を構えてお客さんを待ち続けて物販をする形態は衰退しつつある。書店や家電の次は服飾業界と言われている。

一方で世の中の整備業には、毎月営業日が変わる店もあれば、平日の数日間しか空いていない店もある。

よくそんなんで店が維持できるなとは思っていたものだ。



そういった既存の常識では店を店ともいえないような形態で存続するために必要な事は、「盲目的な信仰力」なのだと思う。

自分にはよくわからないけどこの人が言うなら信じてみようと非合理的に思って貰えるチカラ、学歴や実績などにも近しい概念であり、今私が最も欲しいもの。

現在の最速店長の岩島さんや筧五郎さんがやっているように、走って走って走りまくって実績を残してとにかく発言力を高めていく。

フリーダムは現時点の整備量で充分成り立つわけだから、あとはとにかく影響力を求心して行けばいい。




ではなぜ店舗を構えるのか。

物販は通販に流れていく。例えば通販でモノを買ったら消費税が20%になって、実店舗で買ったら3%になる...などとなればわざわざ店に足を運ぶ理由の1つにもなるだろうが、今はそうではないから実店舗型小売店は通販に対してジリ貧だ。

この時に実店舗からみたら、無駄とも思える家賃をどう経費としてひねり出すか。もっとも優先順位の高いはずの地代家賃がもっとも無駄だなんて話が現実化してきた。




正直に言って、私は実店舗の未来は通販な対するショールーム的なボランティアだと思う。

たしかに整備の拠点でもあるのだけど、それだけではお客さんが遊びに来る場所ではない。

お客さんは店のスタッフと話しに来るのが第一目的となり、お店でスタッフと1時間なり2時間なりおしゃべりをし、それを楽しみ、出来れば上達のヒントのひとつでも持ち帰れば、高いガソリン代と時間を費やす価値もあるだろう。

一種の落語のようなエンターテイメントとして、お店に来て話を聞く。

だから私が身につけなければいけないのは、物事をわかりやすく伝える能力、何時間でも楽しく話せる会話術、そして最先端の事を深く掘り下げたインプットになるのだ。


2019/1/4(Fri)
中国に行くのが遅れることになりました。

というのも私のことを中国で面倒見てくれる人が1月11~19日までアメリカに行くらしく、このタイミングで行くと私は中国に行った瞬間独りぼっちになってしまう。

それはまずいということで、その人がアメリカから帰ってくるのを待って中国に行くことになりました。



よってフリーダムの1月は土日のみ通常営業にし、フライトギリギリまで営業しようと思います。それによって、

◆洗車ができる

◆OHが出来る

◆2019年の新車の納品が出来る。

の3点が出来るようになります。

特にルック・785はのきなみ1月納期が予定されていて、4月まで待ってもらうはずだった多くの人に予定よりはやく届けることが出来るはずです。



中国に行く予定が遅くなったからと言って、帰ってくる日程が遅れるわけではありません。

仮に行くのが3月上旬に中国に行ったとしても、中旬には帰ってきます。

はやければ12月下旬から行く予定、現状であればお正月が終わったら行くはずでしたが、2週間ほど遅れることになりました。

予定が遅れれば遅れるほど、帯同ではなくただの職場体験くらいの感覚になりそうですが、めげてはいけません。

大事なことは、

●プロチームの体験をする

●中国の情報を手に入れる

●脚力を付ける

の3点。これから先の10年にわたって、「この人が言うんだから信じてみよう」と思われる説得力を手に入れる事です。


2018/12/25(Mon)
和光ケミカル講習会。

→ブログ『http://freedomtencho.hatenablog.com/entry/2018/12/25/004307


2018/12/15(Fri)
今日は長野でイナーメのチーム会に参加してきた。

春、GW、お盆と、事あるごとに参加できなかったイナーメのチーム会だが、年末は参加できることに。

午前中に案件がひとつ入ってしまって昼の撮影会には間に合わなかったが、夜の宴会に顔を出すことはできた。



岡とゲンタのニセコオキナワ祝勝会から始まって、監督の夢を聞いて終わる。

ただご飯を食べるためだけに、1時間も2時間も使うことができる。贅沢な時間だった。


フリーダムはショップだから、そこが抱えるチームとあっては、どうしてもビジネス色が感じられてしまうかもしれない。

でも私は、フリーダムが持つクラブチームは可能な限りビジネスと切り離したクラブチームにしていきたいのだ。


SNSや特定の個人で繋がっているチームではなく、ちゃんとした拠点を持ってコンタクトを構えているクラブチームは少ない。

裾野は広く、頂点は高く、門徒の広いただのクラブチーム。

そういったチームにフリーダムもなる。

イナーメのみんなと監督から学べることは多いだろう。


2018/12/8(Sut)
中国へのフライトはお正月が終わった後になった。

これは十分想定していたことであって、12月上旬までシーズンやって12月下旬から発足とあっては、移行期間が1週間ほどしかないことになる。それではソフト的にも物理的にも難しいんじゃないか?と。

だから、案の定でもあり、想定内でもある。



もともとは12月下旬に中国に行く、ために中旬には身を空けておく、ために12月9日での休業とした。

では12月いっぱいお店を開けられるじゃないかと言えばそうなのだが、いろいろ考えた結果、予定通り12月9日で終えることにした。

理由はいくつかあって、

◆人と会う予定ぎっしり

◆9日に終えるのを延長したとして、9日までに依頼されなかった仕事が延長期間に依頼されるかと言えば疑問である。

◆数か月前まで移転セールをやっていたので、まだその反動が予想されること。

もともとプロチーム帯同の話は、店舗を99%移転するつもりであったことと、移転準備に必要な休業期間数か月中のオプション的な企画だったこと。

だから3か月ほど売上ゼロになる覚悟が出来てしまっている以上は、数週間の延長に期待する売上は少ない。

ただ、お店は公式的には開かないとはいえ、12月いっぱいは基本的に千葉にいるし夜はお店でローラーしているはずだから、info@cycle-freedom.comでアポイントとってくれたら、ある程度の依頼は受けられると思う。

これはホムペの方でまた連絡する。



これから数か月にプロチームに帯同するわけだけど、ひとつみんなに伝えておきたいことがある。

それは、日本のショップのメカニックは、非常に高いレベルにあるということ。

別にフリーダムがプロチームメカマンより上手だと言いたいわけではない。これは経験談からくる全般的なイメージに過ぎないが、ショップを経営する傍らでいろんなショップを見てきて、そこで組まれたバイクは海外プロチームで実走しているバイクより上手に丁寧に組まれていることが多い。

よく言えば、日本人の几帳面さが整備に表れているのだと思う。

だから今回の企画は、私自身が技術を学びに行くというより、あくまで職業体験くらいの感覚でいる。その時に得るであろうひとつふたつのテクニックが、日本に帰ってきたときにフリーダムで一般ユーザー向けに応用できたら素晴らしい。



もう一つの目的が脚力の向上。

今の自分は、2~3年前の貯金を切り崩している状態であるのと、それもほぼ枯渇していると感じているのと、総じて乗る距離も強度も足りていないのを自覚している。

今、ロードバイクショップを取り巻く環境としては、メカニックと走り方を教える人が分業化してきたことが挙げられる。

フリーダムを始めた頃はまだパワーメーターなどは無く、ショップメカニックはバイクに乗らないことが通例で、せいぜいフィッティングに一言二言添える程度でしかなかった。

だからこそメカニックと選手を兼業するフリーダムがウケた。



しかし今はどこのショップも講習会やエクササイズ、ジムなどを備え、そこで教える専属スタッフを抱えるようになった。

月に2,000も3,000kmも走りこむようなスタッフが実業団レースや日本選手権で走って活躍し、それを宣伝の撒き餌として講習会を開き、お客さんを囲い込んでいく。元プロ選手やセミプロのようなアマチュアが実業団のE1やP1、アマチュアレース最高峰のニセコクラシックやツールド沖縄210kmで戦っている。

そこに私が割って入れるかと言えば無理だ。フリーダムの整備量を抱えながら月に1,000kmも走りこむことなど不可能であり、フリーダムのコンセプトはピンチである。



今回のプロチームへの帯同は厳密には選手として登録し、練習もレースもやりながらメカニックを手伝う次第だ。

この時の最高のシナリオは、プロチームの技術やテクニックを習ってフリーダムの整備に生かし、かつ選手としてレベルアップした状態で帰国し、日本のレースで活躍できること。もし海外プロチームに帯同していたメカニックが日本にそのままレースで活躍し、イエロージャージを着てながらフリーダムでメカニックを営んでいたら、夢のような話だろう。

逆に最悪のシナリオは、大して整備力が変わらないままメカニックとして忙殺され、脚力が上がるどころか戻らない状態で3か月を過ごし、今の弱い状態が変わらない事。何としてもこれだけは避けなければいけないが、現時点ではどちらに転んだとしても結果論にすぎないのではないか。私は不安だ。



中国語はちっとも勉強していない。

チーム内でのコミュニケーションは英語だというからそれほど心配してないが、私生活はそうもいかないだろう。

食への不安もある。味覚が合わなければ、3か月間ひたすらたまごチャーハンになる可能性がある。そんなのは嫌だ。

私はバイクを組んだ後はひたすら練習して、おいしい中華料理を食べて、寝て食べて走ってをしていたいんだ!自転車に乗る暇も体力も無いくらいメンテナンスとチャーハン漬けの生活は送りたくない!





私がこれからやろうしていることは、おそらく誰もが出来る経験ではない。これは23歳から10年間お店をやってきた中で生まれたコネクションから産まれた、数少ないチャンスだ。きっと私が40歳だったら、選手兼メカニックの話は無かったはずだ。

自転車業界にはたくさんの資格があるが、そのどれよりも価値のある”学歴”となるだろう。

自力でどうにか出来る問題ではない部分も多くあるだろうが、自力でなんとか出来る部分だってあるはずだ。

本来はかき入れ時である冬の3か月を休業するわけだし、再開してからの春先にどうなるかも予想が付きにくい。この1年間だけみれば店への負担はかなり大きいから、向こう10年間でちゃんとお釣りがくる経験ににしなければならない。




はたしてスーパーマンになって帰ってこれるかどうか。

今から1年間のストレスに耐えきれれば、今後10年間の土台が作れるかもしれないと思えば頑張れるはずだ。


2019/11/30(Fri)
クロスバイクは、ロードバイクに比べて整備が行き届いていないことが多い。

通勤などのために数万円で購入した後、3年も5年も何もしていないという人が多いのではないか。
ロードバイクの整備に比べて、クロスバイクの整備は大変だ。

まず単純に重量面で重いからそれだけで大変だし、なにより普段メインで扱っている高額なロードバイクパーツに比べて、パーツの精度が圧倒的に悪い。


ただ(失礼な言い方になるが)、出来の悪い子ほどかわいいというのだろうか。

手間もかかるし状態も質も悪い汚れて錆びついたクロスバイクほど、整備前と整備後のギャップが大きい。

ロードバイクのOHもクロスバイクのOHも同じ作業で同じ工賃だから、ユーザーにとってはクロスバイクの整備の方が割高に感じられるかもしれないが、私個人からすれば手を入れる要素が大きく、整備の出来不出来の振れ幅が大きいため、安いクロスバイクの方がよっぽど触っていて楽しい。

メカマンとしての腕の見せ所などとかっこいいことは言わないが、こと電動コンポとか油圧ブレーキのような誰がやっても同じように出来上がるシステマチックな自転車より、クロスバイクの方が整備士としての満足度は高いのだ。



残念なのは、この手のクロスバイクは、頑張って整備したからと言って、望んだ整備にならないことがあることだ。


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