2019/4/21(Sun)
朝練コースの崩落がなかなか復旧しませんね。

フリーダムの日曜朝練は周回コースではなくUターン性にしています。


自転車というのはどうしても脚力やスピードに差が出ます。

特にショップの集まりともなれば、ご年配の方や女性、始めたての方もいれば長年レースをやっていて速く走る技術の高いベテランまで様々です。


同じジャージを着るチームとして連帯感を作るうえでは、目指す目的地が同じことと、同じ距離を走っていることが大事なように思います。

周回コース系の練習だと、たとえば2周走った人たちと3周走った人たちでは、どうしても達成感が違ってきてしまいます。でも物理的に3周できない人たちだっているんです。そういう人は参加しにくくなってしまいます。



練習でダメだと思っているのはスタートが一緒のパターン。

速い人たちがどんどん先行してしまい休憩ポイントで待っていること。脚力がある人ほど待っている時間が長く回復時間もたくさんあり、脚力が無い人たちは待たせている申し訳なさと、どんどん先に行かれてしまう焦燥感。

なのでフリーダムの朝練では皆より先に出発して休憩を短くゆっくり走る組と、休憩が長い代わりに後ろからダッシュで追いかけて来る組とに分かれて、ゴールの時間が同じになるのが最高。



自転車乗りの特徴は、疲労感と満足度が直接的に結びついているところ。

200㎞走れるようになった人達が70㎞の練習で満足するはずないと思いきや、死ぬ気で走ってもらえればぐったりしてくれるんです。

そしてみんなで疲れて、コーラで乾杯ですね!


2019/4/19(Fri)
ゆうちょ銀行間の送金に手数料がかかるようになっていた。

昔は何回やっても無料だったものが回数に制限をかけるようになって、4月からは常にお金がかかるようになっていた。

日本郵政はずっと大赤字を続けていたし、そもそも公共インフラじゃなくなったんだから無料というのも無理がある。

これは十分に理解は出来る。



メーカーの不具合品を送るのに、元払いでお願いしますと言われるようになってきた。

これはまったく理解出来ない。



ユーザーは悪くない。店も悪くない。

代理店とはつまりメーカーの代理であり、代理店がメーカーの非を負担しないのならそれは不具合品はメーカーの開き直りと言っていい。

はたしてメーカーがそう言っているのか? もちろんそんなことは無いだろう。

なぜなら今までそうじゃなかったんだから。



これは間違いなく代理店の経営が苦しい証拠のだ。



市場はディスクブレーキかリムブレーキなのかを静観している。

でも店は代理店からディスクブレーキロードを買わされるだけ買わされて在庫が溜まり、口座には現金が戻らなくなり、もはや新しいものを買う余裕は無い。

店と代理店、業界のセクションでどちらが先に厳しくなるかといえば代理店であるのは、おたがいにわかっていたはず。

それなのに...。



サブプライムローンは3年ではじけるのと同じく、お店は3年も不良在庫は持てないと私は言い続けてきた。

3年連続セールの3年目なんて、たかだか知れてるだろう。

2017年から始まったディスクロード、今年が3年目。



昨今のディスク推しの一連の流れ。

戦犯は誰かな?




 


2019/4/18(Thu)
5月19日(日)の朝練は、5月18日(土)に振り替えます。

そして5月18日(土)の午後は和光ケミカルの洗車講習会を行ない、午前中の朝練には和光ケミカルの担当である清水良行さんにも参加してもらいます。


清水さんの経歴は...

ニッポー→ブリッツェン→ブリジストンアンカー→右京を経て、ブラ―ゼンの選手権監督→和光ケミカル自転車事業部となります。

せっかくなので、バイクもフォームも見てもらいましょう!



27日の茂木エンデューロは、朝3時半フリーダム集合、4時出発、7時現地着を目標とします。

よろしくお願いいたします。
 


2019/4/15(Mon)
昨日はパリ~ルーベだった。

個人的には一年間でもっとも好きなレースであり、楽しみにしているレースである。


今年ピナレロはアクティブサスペンションのフルサスバイクが投入されたらしい。

シートチューブにバッテリーが入っていて、それでリアサスやフロントサスを動かし、その指示はメーターから無線で飛ばすシステムとのこと。



パリルーベを走るバイクの空気圧は4.5~6.5barらしい。

もちろんそれはパヴェ区間での接地感をあげるために下げているわけだけど、これをサスペンションに任せることで、一般路面をより通常に近い空気圧でこなすことが出来る…ってことなんだと思う。


レース中のサスペンション調整と聞くと、私としてはF1のウィリアムズのアクティブサスが思い浮かぶ。あれはサーキットのコーナー位置をおおよそ特定して、電子制御で作動するわけだけど、周知のとおり速すぎて禁止になった。

あるいは現代のモーターバイクレースであれば、GPSを使ってコーナーを特定してサスペンション調整していたわけだけど、まったく同じことがパリ~ルーベでもできるはずだ。

アランベールの手前でサスを弱くしたり、レース開始100㎞はリジットで走ったり。



たいていのレース車両にはホモロゲがある。

自転車にもあって、半年以内に販売予定してないとUCIレースでもプロトタイプとして使ってはいけないとか、そんなんだった気がする。予定だけでいいのか実際に販売しないといけないのか、ちょっと記憶が曖昧だけど。


このピナレロのフルサスロードは発売決定だそうで、真っ先にピナレロを売るお店が当然対応できるようにならないといけない。

パリルーベ用フルサスロードはあればあったで速いだろうけど、アクティブサスはF1でもモトGPでも禁止になってるから、ロードでも禁止になっちゃうんじゃないかなとは思っている。

禁止にならなかったらすべてのメーカーから発売されるだろうけど、仮に2020年以降で禁止になったとしても、少なくとも2019年には一度売られちゃったわけだから、黒歴史としても5年は覚えておかないといけない。

「あ~そんなものもあったねぇ…」ではショップでは困っちゃうからね。



2019/4/13(Sat)
ウェス洗いです。

画像だけでは何をしてるのかわからないと思いますが、バケツの中にウェスが漬け置きになってます。

ウェスは基本的に手洗いモミ洗いで、月に一度の周期で行うこの作業は、特に冬の業務の中ではもっとも嫌な仕事のひとつです。 

マジ冷たい!


フリーダムでは基本的な洗剤にジョイを使っています。

タンカー事故などで油まみれになった海鳥の洗浄でも使われてるくらいで、かなり強力です。


別に中性洗剤であれば何でもいいのですが、洗浄力や泡切れの良さなどから、家庭用の洗剤の中ではジョイが良いと感じています。

もう何年も前になりますが、クイックシャンプーを導入するまではフリーダムの洗車でもジョイを使用していました。





2019/4/12(Fri)
ストレッチ実習。

やや実験的な意味合いもあったこの講習。1人2人くらいしか集まらないかなって思ったけど、7人来た。フリーダムの店舗面積的にはこれが精いっぱいな人数かな。


講習の内容は日記には載せない。受けに来てくれた人はお金を払ってお店に来てくれてるわけだからね。

でも日記を通してひとつだけ皆に伝えたいことがある。



たとえば「腹筋の鍛え方!」という本があったとしよう。

そして「腹筋を使えば自転車は速くなる!」という理論があったとしよう。


このとき、腹筋を鍛えれば自転車が速くなるわけじゃない。

腹筋を鍛えたことと、鍛えた腹筋が使えるようになることは別のことなんだ。

腹筋を鍛えることは、腹筋を使った乗り方ができるようになるための条件がひとつ整うだけであって、腹筋を鍛えたからといってオートマティックに腹筋を使った走り方が出来るようになるわけじゃない。

そこを混同しないようにしてほしい。



2019/4/11(Thu)
午前中の練習は風が強かったので室内で。TTバイクでローラーに乗っていたんだけど、練習終わって店を出たらすでに和光ケミカルのバンセールが到着していた。

「え、言ってくださいよ。」

って伝えたら、「ローラーやってる最中に声かけられるの嫌だと思ったので」って。


元自転車のプロ選手に気を使っていただいた恐縮。

せっかくなのでお昼ご飯を一緒に。



話題はディスクブレーキロードの洗車方法。

特に油圧は使えるケミカルが限られてしまうので、どんな洗車方法がいいのかをみんなで探っている状態だ。

和光ケミカルは自身でも洗車サービスでイベントを回っているし、国内プロチームにもたくさん供給している。もちろんフリーダムも毎週沢山洗車している。

だから「和光ケミカルではどう洗ってますか?」「ブリッツェンのシクロチームはどう洗っていますか?」などと尋ねてみるものの、これがいい!というべき洗車方法は無いみたいで、とりあえず現状はこれしかないのでは?という消去法的な方法だけみたい。



時間が進んでディスクロードが増えて来れば洗車台数も増えて来るし、その中でトライアル&エラーを繰り返しながら、より良い洗車方法が次第に確立していくんだと思う。

2020年くらいには一般ユーザーにも洗車の方法が浸透していると思う。でもショップとしては他店より1秒でも速く対応していかないといけない。ビジネスは競争だから。


とりあえずシクロクロスなどを中心に、フリーダムのセルフ洗車でやってもらっている洗車方法で、油圧ブレーキもレジンパットも問題ないので心配しないでください。








2019/4/10(Wed)
ストレッチと、マシンを使わない補強練習の講習を行います。

日時は今週金曜日の20時〜21時、参加料は500円とします。


「腸腰筋」という言葉を聞いたことあるでしょうか。

およそ足のもも上げで使う筋肉であり、ペダリングにおける引き足で使う筋肉になります。

ペダリングの基本として、まずはじめに体重を使うことから始めよう、という課題があると思います。


成人男性の片脚はおよそ15kgほどになります。これがフリーのロードバイクのペダルに乗っかれば、クランクは凄い勢いで回っていくのが想像出来るのではないでしょうか。

トレーニング本などで「体重を使ったペダリング」というのはこのことです。15kgというのは米袋より重いわけなので、けっこうなエネルギーを持っているわけです。


ではなぜ自転車が思うように進まないのか?

それは反対側にも15kgが乗っかっていて、3時と9時で釣り合っちゃってるからですね。

なので、3時と9時に乗っかった15kgずつの脚のうち、後ろ側にある15kgを持ち上げてやることでクランクが回っていくようになります。これが体重を使ったペダリングの基本になります。

そしてこの、後ろ側の脚を持ち上げる時に使うのが腸腰筋であり、当然ながらペダリングにおけるキーポイントとして優先的に鍛えるべき箇所になります。

この腸腰筋ですが、基本的にはジムなどのマシンは使いません。そしてマシンを使わないウェイトトレーニングを「補強」と呼びます。



また、正確なストレッチの方法を教えてもらえる機会、場所というのは少ないように思います。

私自身はもともと陸上競技の選手であり、スポーツクラブなどでもインストラクターをやっていましたが、きっちりとしたストレッチを教える機会はそう多くありませんでした。

ストレッチくらい出来るでしょ?みたいな暗黙の了解程度で済まされている場合が多く、普通の社会人としてトレーニングジムを使う側になった今でも、フリースペースでちゃんとストレッチが出来ている人はほとんどいません。



補強もストレッチも、なかなかひとりきりでやれるわけではなく、2人1組で行なうのが基本なのですが、自分のストレッチを手伝ってくれる人がいる環境は少ないです。

ということで、正確なストレッチと、ジムマシンのない細かい筋肉を鍛える補強の講習会とします。


申し訳ないですが、お金取ります!
お店空ける1時間分のお金が欲しいです。

トレーニング本買えば1500円くらいはするでしょうし、そこに実況解説もつけるので、お一人様で500円下さい!

夫婦などで来ていただければ、その後はお家で出来るでしょうし、今後も定期的な補強トレーニングの時間枠をフリーダムで確保しようと思います。


【講習内容】
§1 準備体操と整理体操の効果の説明
§2 ストレッチ方法の実演、解説。
§3 腸腰筋の補強トレーニング
§4 内転筋の補強トレーニング
§5 自転車で使う腹筋の補強トレーニング

【日時】 4月12日(金)20:00〜21:00
【持ち物】ストレッチが出来る格好
※ローラーには乗りません!


2019/4/9(Tue)
自分のバイクのタイヤを張り替えた。

◆785→ヴェロフレックス・スプリンター22C
◆795→コンチネンタル・コンペティション25C
◆796→マビック・イクシオン23C+25C


基本的に私はずっとヴェロフレックス・スプリンター or エクストリームを使っている(た)。

この2つはほとんど性能が変わらないため、バイクのデザインから見てスキンサイドとブラックサイドのどちらが似合うかしか考慮していない。おおよそ白いフレームではスキンサイドを、黒いフレームであればブラックサイドを好んで採用している。


今回のタイヤはすごく迷った。

今年の冬はモデルチェンジしたタイヤが多く、知り合いの店長達にはピレリ・Pゼロの評判がいいと聞く。また、ロードバイクタイヤにおいて最も重要なポジションといえるヴィットリア・コルサがモデルチェンジしたこともあって、おおいに悩んだ。



タイヤを決める際の項目として、まずはタイヤの太さ。

太いタイヤと低い空気圧によるグリップ走行全盛の時代に、23Cを使った方がいいのか25Cを使った方がいいのか、とにかく第一歩目から迷う。

中国の道路は荒れて固かった。

日本だとアスファルトだけど向こうはガチの石。路面の補修状態も悪く、あれならたしかに25Cの低圧が有効だと実感したし、実際に25Cを使っていた。

そして日本に帰ってきてからは路面のきれいさに感動したし、地面が柔らかい分だけタイヤは固くていい。以前新城幸也選手が「日本で走るなら23Cで十分。」と言っていたが、自分のレベルでも同じく思う。

柔らかい路面に柔らかいタイヤを使ってグリップ走行するには、とにかくパワーがいる。


はたして私には25Cに見あうパワーがあるのか…。私程度なら23Cで十分ではないのか、そう思っていた(る)。

実働しているバイク3台のうちの半分を25Cにしたが、23Cの方が速いのではないかと思い続けるだろう。



785に採用したヴェロフレックスは、非常に軽くてしなかやかなタイヤであり、昔ながらのロードタイヤ。けしてグリップや剛性や速さといった性能が高いわけではなく、モアパワー!モアグリップ!な現在からは少し乖離している。動物で例えるならチーターのようなイメージだ。

一方で795に採用したコンチネンタル・コンペティションは動力性能を極限まで高めた最新流行系。こちらは動物で例えたらまさにトラやライオンのような、わかりやすく速く強いタイヤで、プロ使用機材として最も採用率が高いタイヤになる。

私は普段使いとしては新型の785に乗ることが多いだろうから、そちらはロードバイク然としたひらひらとした軽さやしなやかさを楽しもうと思ってヴェロフレックス・スプリンターに。レースでは795が多用されるだろうから、こちらは速さを求めてコンチコンペ25Cとした。

フォームやポジションがパワー伝達の入り口だとしたら、タイヤは出口になるわけだから、本当に慎重になるし難しい課題だと思う。



TTバイクの796はロードバイク以上に速さが正義のバイク。

前輪を23Cにしたのは空力的な問題。時速60kmで走った時に、23Cと25Cでは37Wの差が出るという実験データがある。

私の巡行は60km/hには及ばないが、その37Wを基準として空力とパワーを天秤にかける。もちろん37Wなんて天地がひっくり返っても増えないから、前輪は23C、後輪は25Cとした。


それにしてもマビックのイクシオンは速い。超が付くほど速い。

イクシオンの特徴はチューブレスなところ。

現在一般的に使われているチューブレスタイヤとは、クリンチャータイプのホイールタイヤからチューブを抜いたものになるけれど、広義の意味ではタイヤの形いかんにかかわらずチューブが無ければチューブレスだ。

イクシオンはチューブラー型のチューブレスタイヤ。

チューブが無いことによるアドバンテージは明確だから、いずれすべてのチューブラーはこの形になっていくんじゃないかと思っている。




★ハンドルステム → 一体型
★タイヤ― → チューブレス
◎クイックシャフト → 12mmスルーアクスル
▲ブレーキ → ディスクは無し。リムブレーキ

バイク全体の方向性としては、5年後はこうなっているんじゃないかな?




2019/4/8(Mon)
795ブレードRSについて少し。

ディスクブレーキ嫌いの私としても、とうとう自身でディスクブレーキを所有しなくちゃいけない時期に来たかもしれない。

【795ブレードRS × カンパEPSディスク × コリマ】を考えているけど、あまり商売に繋がらなさそうな組み合わせなので躊躇している。


795ブレードのRSのリアブレーキキャリパーについて少し。

とても一般的な形とは言えないこのキャリパーステーは、一見して理解不能だと思うので解説しようと思う。



フレームとフォークが別会社だったころは、フレームを設計する上で前三角(トップ-ダウン-シートチューブ)と後ろ三角(チェーン-シートステー)に分けてそれぞれの役割を担っていた。

その後、フロントフォーク-ダウンチューブ-チェーンステーの3本で剛性を出して、トップチューブとシートステーで乗り心地を変化させるスタイルになり、これが長く続いた。仮にこの設計思想を「前時代スタイル」とでも呼ぼうか。



2013~2016年頃になると、一部のメーカーらはフロントフォークとトップ-ダウン-シートチューブと、チェーン-シートステーのすべてのチューブで剛性をコントロールし、すべてのチューブで乗り心地をコントロールするような思想になってきた。これも仮に現代スタイルと呼ぶ。

2011年に発売されたルック・695が、2014~2015年のたいていのハイエンドバイクよりも優れていたのは、ルックが2011年の時点ですでに現代スタイルを取り入れていたからであり、2015年頃にもなってまだ前時代スタイルから脱却できなかったメーカーを凌駕していたからに他ならなかった。

そういう点で私は795や595ではなく695が名車だと思っている。今思えば695は分岐点であり、手元に残っていないのが残念だ。



2016年頃になると、さすがにほとんどのメーカーが現代スタイルとなり、バイク全体で剛性をコントロールするようになっていたと思う。

そこに2017年、ディスクブレーキが登場する。メーカーはひとつのモデルに対して、リムブレーキバージョンとディスクブレーキバージョンの2つを用意する必要に迫られた。



ここで問題が起きてしまった。

リムブレーキフレームにディスクブレーキをそのまま搭載するのが困難だったのと同様に、ディスクブレーキを主眼にしたフレームにリムブレーキを搭載するのもまた難しかったんだ。

剛性や乗り心地をフレーム全体でコントロールする現代スタイルのフレームにおいて、シートステーにおいそれとブリッジをかけるわけにいかなかった。シートステーの長さが変わってしまえば、剛性も乗り心地もすべてが変わってしまうからだ。



ルックも困ったと思うんだよね。

ディスクブレーキでもリムブレーキでもフレームの性能は変えたくない。でもシートステーの長さを変えないで、リアブレーキキャリパーをマウントしなくてはいけない。

そうした中で出てきた答えが、シートチューブとシートピラーの付け根からステーを生やす方法だった。製品版はモックやカタログとは形状が違うんだけど

ともすればちょっとおちん■んみたいでアレだけど、これは組んでしまえば見えないし、シートステーに半分隠れてシルエットはけっこう綺麗なんだよね。



ちなみに795ブレードの性能なんだけど、ざっというとグランドツーリングカー。絶対的な重量は重いんだけど、乗ったら結構軽い。795も785も結構現代チックなマシンだったけど、これは本当に古いルックらしい言葉で表される。

フェラーリやマクラーレンに疲れたオジさんたち、ポルシェなんて腰が痛くて乗れないよという人たちに向けた、ベントレー・コンチネンタルGTやアストンマーティンDB11に近いと思う。

およそ「エンデューロで先頭引いたりアタックはしないけど、なるべく長い間先頭集団についていきたい人」向け。


2019/3/25(Mon)
セラミックスピード、高級BBの代名詞だと思います。

今でこそたくさんのメーカーからセラミックBBが発売されていますが、セラミックスピードが登場した当時は、BBを含めコンポの一部分をシマノやカンパ純正から変えることが半ばタブー視され、サードパーティーはダメだという風潮があった気がします。



それでもコンタドールがセラミックスピードを愛用したことがリークされたころから、セラミックBBはスペシャルパーツとして日本でも知られるようになり、その性能の高さからサードパーティーもイケルという認識を世間に作ってくれた立役者だと思っています。





セラミックベアリングを選ぶうえで重要な要素のひとつが、ベアリングの回転方向以外の方向に力がかかった時の耐久性があります。

具体的には例えば、固定ローラーに自転車をセットしてサドルに座ってまっすぐにペダルを漕いだ時には、ベアリングは自身の回転方向にしか力はかかりません。逆に外走行で自転車を左右に倒しながらフレームを“こじる”ような乗り方をすると、ベアリングには回転方向からみて垂直方向に、設計では意図していない方向に力がかかります。



このときに壊れやすいメーカーと壊れにくいメーカーではかなりの差があり、基本的にセラミックBBの寿命はここで決まります。ベアリングの回転方向に正であれば耐久性はメカニック目線ではどれも差を感じませんが、そうでない力がかかった時にはあっという間に壊れてしまうセラミックベアリングがあります。

それを選ばないことです。





また、一世を風靡したウィッシュボーンもまた特筆ものでした。これは過去形の話です。

左右のBBカップを中央で結合させるタイプは、まだフルカーボンフレームの精度が悪かった2012~2015年に対してかなり有意なメーカーでした。厳密にはウィッシュボーンよりも前にプラクシスワークスなどが採用していましたが、ウィッシュボーンは宣伝の仕方が上手でした。

そしてこれは結果論ですが、ウィッシュボーンはそれ自体は回転性も寿命も特段優れていたわけではありませんでした。連結型BBの意義は疑似的なBB精度の改善にあり、BB精度の悪い一部のフレームメーカーに対して、新しいBBシェルを内蔵することにありました。



今となってはフルカーボンフレームのBB精度もぐっと上がり、あまり採用するメリットがなくなってしまいましたが、3年ほど前ではシマノのBBでは100点満点で回らないメーカーも少なくありませんでした。基本的にこの手の話は保証対象にはならないことが多く、こういった連結型BBカップを使うことが最善の解決策でした。





上記の話は私の完全な主観です。

お店によってはローターが好きだったりスギノが好きだったりと様々だと思います。あくまでフリーダムから見た私の主観のまとめです。

さらに余談ですが、フルカーボンフレームのBB精度のナンバーワンはヨネックスだと思います。


2019/3/19(Tue)
ただいまジャパン。昨日からフリーダムが復旧した。

でもシフトケーシングのロールが無かったり、デュラエースのブレーキケーブルが無かったり、ねじ切りBBが無かったりと、お店の在庫が把握できてない...。



カンパのブラケットフードはシマノよりかなり持つ。値段は3倍だけど寿命は4倍くらいじゃないかな?

シマノやスラムに比べると格段によくできてて、かなりピッチリしている。


カンパの整備マニュアルには、取り換える時にはアルコールでふやかして...ってあるけど、私は指でつまんで引っ張ってる。はずすときはハサミで切ってしまえばいいけど、ハメる時は結構たいへん。

旧型(5アーム)と新型(4アーム)のブラケットフードは、最初は互換性が無いと発表されてたけど互換性がある。そして新型のフードの方がはるかによくできているので、”スーパーレコードRSで当時の雰囲気を大事にしたい”...などという人以外はさっさと新タイプに変えてしまった方がいいと思う。

 


2019/3/18(Mon)
フィットティングの話。


http://freedomtencho.hatenablog.com/entry/2019/02/16/123628


2019/3/18(Mon)
やぁ、みんな。生きてるよ。



上海は雨。

雨だとチームの活動は無くて、チームメイトと朝晩ズイフト。あんまり来た意味は感じられない。

ただ、やれること自体がローラーと腹筋くらいしかないから、ストイックな環境ではあるかもしれない。



今日の日中は0℃、みぞれ混じりの雨。国にかかわらず自転車に乗る気はしない天気だ。

私は晴れ男だと常に言っているが、上海はずっと雨。でも日本は雪だそうだから、相対的には晴れ男だ。



今日は電車で上海中心部に行ってきた。

ワイファイの通信容量がかなり厳しいので残念ながら画像は載せられない。



上海中心部に何か目的があるわけではなく、上海に行くことそのもの、そのために電車に乗ることが目的。ロードバイクはどこでも行ける反面、どこにも入れないからね。

最寄りのセブンでは通じない英語も、公的機関であればスタッフは理解してくれる。

日本では街の看板に英語や中文やハングルがたくさん併記されているけど、中国では英語併記ですら稀。切符売り場にも英語が併記されているから少しホッとする。



ただ...。

中国語の発音はツァンとかツィンとかツェンとか、あまり馴染みのない発音がおおく、それをアルファベット表記するとzhongとかxingとかになる。

そして星の数ほどある駅の名前は全部に通っていて、どれもxiaonだのchengだのshangだのfangとかxangだのの組み合わせ。それが英語表記した路線図にビッシリ書かれている。

zhongshengRoad...shangxiangRoad...chengchangRoad...読めるかッそんなん!

それと、人民広場とか世紀大橋とかはpeople's squareとかcentry avenueとかなのに、金海はゴールデンオーシャンじゃないんだ。





上海の街並みは日本の東京と景色がほとんど変わらなくて、感覚も変わらない。少しだけ駅と駅が間延びしているけど、単純に人口が多いから駅の大きさも大きいのかなってくらい。



私がいるところは池袋みたいなところって言ってたけど、どっちかっていうと川崎や横浜っぽい。

上海中心部にある環状鉄道と人民広場っていうのを日本の山手線と皇居だとイメージしてて、池袋から日比谷まで行くくらいの感覚だったけど、都心部までは電車で30分かかった。

そもそも上海の端から端までは約90kmで1つの市として捉えるには、日本の感覚では難しいかもしれない。

規模的には千葉と大宮と横浜まで全部ひっくるめたのと同じくらいだから、横浜から皇居に行きましたってイメージ。



中心部は銀座和光みたいなのがあったり新宿コクーンタワーみたいなのがあったりして、30分くらいで帰ってきた。

だって寒いからね。





物価は、生活品は安く高級品は高いのがハッキリしている。

食は日本でいう餃子王将やびっくりドンキーくらいのものが、吉野家の牛丼レベルの価格で食べることができる。日本のサイゼリヤでは2,000円は食べないいけない私が600円でお腹いっぱいになる。電車に至っては40円とか60円とか。

一般生活における物価は3分の1位じゃなかろうか。



一方で高級品や貴金属は、たとえば日本では120万円で売られているロレックスの新作が180万だった。ビッグマック指数(死語)ならぬロレックス指数(今私が作った)。

そしてスタバのコーヒーは1杯500円くらいする。コーヒーはけっこう高いんですねって言ったら、輸入品だからねってアッサリ一言。



どことなく日本よりも国内品と輸入品の壁を感じる。

一般的な賃金的には日本の方が高そうに見えるけど、生活必需品は相対的にもかなり安いから、食と言葉さえ解決できれば中国に行く分には暮らしやすそうに思う。





さて、上海に来て幾ばくか経つけど、持ってきた荷物の中には、要るものもあれば要らないものもあった。



◆意識的に持ってきて、持ってきて良かったと思うもの

A.シャンプーリンス、ボディーソープ



中国からの観光客が"爆買い"して帰るものの筆頭といえばコレなイメージ。

日本のコスメは優秀だと聞くし、中国の石鹸は脱脂力が強いと聞いていた。

他にもクリアクリーンやジョイも持ってきた。歯ブラシや髭剃りはホテルを経営してる人に協力してもらってアメニティグッズをたくさん持ってきた。

ちなみに洗濯用洗剤はこっちで買った。



◆なんとなく使うかな程度にしか思ってなかったけど、あって良かったもの

A.長靴、ハンガー。



雨が降るも道路に積もっている黄砂でグチョグチョ。臨空バックの空いたスペースにポイって入れてきたのはファインプレーだった。

ハンガーは、自転車のウェアは薄くてペタペタで畳んで保管するのに適さないものが多いから、宿泊する遠征では必ず持参している。値段が安いものほど薄くて小さく、キャリーバッグの中で場所を取らない。今回は20本くらい持ってきた。



◆持ってきたはいいけど、一度も使ってないもの

A.半袖ワンピースとサンダル



マジ寒い。



◆使ってるはいるけど、きっと要らないもの。

A.革靴の靴墨とミンクオイル。



雨の日はふつうに、晴れの日は黄砂が降りかかって、毎日すっごい滑る。



◆いま欲しいもの

A.ニンテンドーDSの充電器!



中国で使えるやつね!


2019/3/18(Mon)
やぁ、みんな。生きてるよ。

中国にきて、最初に覚えた言葉は水(スィー)、辛い(ラー)、超辛い(ヘッラー)だった。



コミュニケーションは全て英語。

中国の人たちの英語力は、喋れる人は日本人より喋れるし喋れない人は日本人より喋れない、そして喋れない人は日本より多い。そんな印象だ。



私の英語力は、自転車関連であれば専門用語も含めてたぶん大丈夫。英語しか喋れない外国のお客さんもいるし、ロードバイクの学術論文も読むし、大学時代は経済学部だったから苦手意識もないし、それほど問題ないとは思う。

でも一般生活の英語って難しい。

さっき大量のバナナを買って38元って言われたんだ。そして50元札を渡したらお釣りを22元渡されて、「あの、確認したいことがあるのですが、このバナナは38元ですよね?そして私が渡したのは50元札なので、50引く38でお釣りは12元だと思うのです。しかしあなたは22元を渡して下さいました。もしかしたら私の拙い英語を哀れんで英会話スクールに通うためにサービスしてくれたのですか?」ってすぐに言えなかった。

だから仕方なく10元多くもらうしかなかったんだ。アーメン、彼を算数教室に。



中国は今は旧正月で、大型ショッピングモールを除くと小売店の99%の店が閉まっている。

そして思うに、店の前面がガラス張りでバイクを見張りながら食べられる店はマックとスタバしかない。



だからとは言わないが、初めての独りの外食はマックだった。だって辛いの嫌だもん。

ビックマックはポテトとコーラのセットで、日本円にして480円。コーラはサイズを選べず巨大なものだった。日本みたいな細かい選択肢はなくて、消費税みたいな端数も請求されないから、算数苦手なバナナ屋さんにも優しい。



中国の物価は日本の3分の1から2分の1くらい。セブンイレブンの肉まんにいたってはひとつ40円くらい。

スタバは世界で一番高いと言われているけど、他が安いからスタバに通っても破産はしなが気がする。

これからひとりでご飯を食べることもたくさんあるけど、中国人の「辛くないアルよ」は嘘だから注意しないといけない。

路地裏のラーメン屋とかマジ無理。ラー!ヘッラー!



私が今いる場所は、日本でいう池袋や渋谷みたいなところらしい。新宿や六本木ほど都心ではないけど、高級車しか泊まってないビジネス街。

でも旧正月なので1億人都市のビジネス街にもかかわらず人通りはほとんどなく、さながら誰もいない学校の理科室をポツンと彷徨ってる。



お金の換金は空港でやりますか?って聞いたら電話一本したあと保留になった。そしてコンビニ前のダフ屋で変えた。

「さっき10万円で6300元もらったでしょ。銀行だったら5500元くらいにしかならないと思うよ。俺はこの人に2000万円くらい変えてもらってる。すげえ長い付き合いでさ、この辺じゃ有名な人で、何回も捕まってるんだハハハ」って。


曰く銀行とつるんで炉端で換金するダフ屋のオバアちゃん。1円は16元だから、6300元だと10万円超えちゃってるんだけど、いったいどういうシステムなんだろうか。



交通ルールは、左ハンドル右側走行で日本と逆。

無灯火ノーヘルで逆走信号無視しても誰も何とも思ってないみたい。郷に入ってGO。一番危ないのは周りと違うことをする人だ。



そして盗難問題。

移動はロードバイク。中国人は全て盗難者だと思えってアドバイスをもらっていて、貴重品も貴金属も一切持ってこなかった。

でもロードバイクだけはガチ高額物品だから、すごく気をつけてる。


今借りてる日本のサイト(自分のブログも含めて)にアクセスできるワイファイの容量は極めて小さく、ネットもなければテレビもない。そもそも言葉がわからないから見てもアレ。

アンパンマンは愛と勇気が友達らしいけど、今の私には固定ローラーだけだから、パンよりぼっち。



近くのショッピングセンターにトイザらスの看板を見つけた。

次の目標は、電車に乗ってあそこでニンテンドーDSの充電器を買うこと。

暇つぶしのためにチームメイトからDSを借りてきたんだけど、変圧器と充電器がうまく機能しなくて充電出来ないんだ。



固定ローラーって暇だけど、暇つぶしが固定ローラーって言うのはなんだか哲学的だね。

さすが中国!


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