2019/6/16(Sun)
jbcf 群馬1日目(敬称略)

E3
赤峰 10位
金井 DNF



2日目

E1
醍醐 16位
佐野 27位
阿部 31位
谷脇 DNF

E2
宮本 13位
家崎 16位

E3
赤峰 5位(目測)
金井 DNF


2019/6/8(Sat)
jbcf 那須塩原クリテリウム


【E1】
谷脇 DNF
佐野 DNF

【E2】
東 14位
家崎 27位
佐々木 29位
宮本 DNF

【E3】
金井 DNF



お疲れ様です。
やいた片岡ロードレースのリザルトを報告します。(敬称略)

【E1】
阿部 55位
佐野 DNF
醍醐 DNF
谷脇 DNF

【E2】
佐々木 37位
東 38位
家崎 42位

【E3】
金井 104位





2019/6/7(Fri)
シマノから、「コンポが売れません」という泣き寝入りをもらった。

「そりゃみんな今ディスクロードを完成車で買ってるんだから部分的な買換えが無いのは当たり前でしょうよ」「今だけじゃなくてしばらく無いからね」ってあっさりしておいた。

自分たちが作った戦略でしょうに、なにをいまさら。



シマノはもともと、ディスクブレーキはロードバイクには要らないという宣伝文句のもとに2017年にディスクブレーキコンポを登場させた。あくまでシクロクロスやグラベルロード用だ、と。

しかし控えめに見てもそうは見えなかった。シマノの本音と建て前なんて誰の目からも見ても明らかだった。


そして2年が経った2019年にはティアグラと、グラベルロード専用が発売した。

シマノはティアグラ以下を一般普及用コンポ、105以上を競技用コンポと位置付けているなかでデュラエースからトップダウンさせたのは、改めて2017年の発言は嘘だったといえる。




シマノはけしてユーザーフレンドリーと言える商品開発ではないけれど、同時にショップフレンドリーともいえない。

というのも、商品の情報解禁がユーザーとショップで同時だからだ。

これはショップの立場から見れば、次の商品への移行準備期間、在庫処理の猶予期間が全くないのだ。

「プロショップとか言っても何も知らないんじゃないか、ダセェ」ってユーザーに思われる最大の理由は、ユーザー以上に持ってる情報量が少ない事。そうならないためにショップは躍起になって展示会や講習会を駆けずり回っているというのに。



つまりシマノはショップのことはちっとも信用していないんだろう。

もちろん未発売商品やプロトタイプの話をチラッとしてくれる時もある。でもそれは私が外部に漏洩させないと思ってくれているからだ。

でもそれを「当店はこんなに進んだ情報を持っているんですよ」ってアピールするために使うショップもある。とかくSNSやブログで情報を発信しやすい時代だから、俺ってスゴいんだぜってひけらかしたくなるのも分かる。


でも本当は違うよね。

「私なんかに教えてくれるということは、他の人にだって教えている情報なんだ」という真理が裏にある。

そこに気づいている人と気づいてない人の言動の差であって、それを自分は特別だと思ってしまうからこそ簡単に情報を漏らしてしまう。

口の軽い男が下品なのは、自分が真理に気づいていないことをアピールしているからだ。



そしてシマノは、自転車業界には下品な男が多いと思っているんだろう。

だからショップのことは絶対に信用しない。決定的な情報は絶対出さないし相談もしない。

でもあまりに市場のことを無視しすぎているから、現場から見ると販売戦略が迷走してたり暴走してたりする。



もしも私がシマノだったら、情報漏洩した店には重いペナルティーを与えるだろう。

シマノが取扱いが出来ない店というのはイコールして自転車ショップたりえないわけだし、SNSでいくらでもアピールできる時代は反して内部告発が簡単にできる時代。やりようなんて簡単だ。


そのうえでやっぱりユーザーよりもショップを優先して情報を与えるだろう。

ちゃんとユーザーからリスペクトを受けられるだけの情報をショップに纏わせていくと思う。


それが出来てないからユーザーはショップをリスペクトしなくなってインターネットで済ませようとするし、ショップもメーカーも互いに信用してないから戦略がバラバラで動きがまとまらないし、せっかく整備業という側面があるにもかかわらず通販に対してコテンパンにやられてしまうんだろうね。


いまのところ私はシマノの味方もしないし、ショップの味方もしてない。

もし業界全体のことを考えている人がいたら味方になりたいけど、自分のショップより業界のことを優先できる店が世の中にどれほどあるだろうか。




2019/6/4(Tue)
移転作業が進む。

今回は金属ゴミの回収、第1弾。

ゴミの廃棄コストは年々上がっていて、フリーダムを始めた10年前からすると何倍も高い。

フリーダムにして年間のゴミ捨て代は15万円くらいになる。



令和になってママチャリを捨てたことがある人もいるかと思うけど、今までなら買い替えに伴って無料で引き取ってくれていたものが有料になってビックリした人もいるんじゃないかと思う。

毎年どんどん産業廃棄物の対象が拡大していく中で、「アレも産廃、コレも産廃」」で、私自身も知らない間にモノが捨てられなくなってたりする。

今まで無料で引き取ってもらえてたものが有料になることなんて、まだまだ時代の序の口だ。



木曜日にフリーダムに来る人はピンとくるだろうけど、自転車って山ほどゴミが出る。

とにかく梱包に次ぐ梱包で、自転車の体積をはるかに超える段ボールと発泡スチロールに包まれている。

この2つは産業廃棄物の対象として、通常のごみ捨て料金とは別口で有料になる。



さて、ここでだ。

例えばクロスバイクなんかは、おおよそ4万円で買ってきて5万円で売ってるわけだけど、その1万円から組立てコストも納車コストも家賃を含めた展示コストもゴミ捨てコストも出さないといけない。

ぶっちゃけ言うと、そんなのムリ。


だから、フリーダム近辺の自転車屋環境でいえば、クロスバイクを主力としたお店から潰れていってしまうのはすごく自然に見える。

アルバイトを使わないと出来ないし、アルバイトを使っても儲からないんじゃ、わざわざ展示する意味が無いし、費やした店舗面積の分だけ家賃丸損だもの。



でもみんな専門店で買いたがる。

専門家に接客してもらって、納車もきっちりやってもらうのを望んでる。5万円のクロスバイクの組立てに工賃1万円取るって言ったら、きっと隣の店で買うだろう。

専門家にアルバイト代しか払わないから、モチベーションが釣り合わない。

儲からない専門家なんて価値がない。




行政は基本的にルールを増やすけど減らさないので、民間としてはやれることは減っていく。

法整備という言葉はいかにも時代に合わせてルールを変えていくっていうイメージを持たせるけれど、現実的にはただ付け足していってるだけなので、一度しまった首は緩くならない。


そろそろ必要なことを作る政治家だけじゃなく、不要になったものを壊す政治家に登場してもらう必要がある。

だけど政治家は、現実世界で動いているゴミ回収業業者よりも机上の環境ジャーナリストに近いところにいるから、なかなか気付くのには時間がかかるだろう。



ゴミ捨てコストがユーザーに転嫁されるのも時間の問題だと思う。

アマゾンを戦犯とした送料無料という概念が悪者になってからまだそれほど時間は立っていないけど、過剰梱包も早いところワルモノになってくれないと、自転車の見積請求書に「ゴミ処分費用として」の項目が書かれる日が来てしまうだろうな。


 
 


2019/6/1(Sat)
自分のバイクを整備した。

最近は785ばかり乗っていたけれども、785を組んでから半年がたち、各辺が消耗しているのが肌に感じられるようになってきた。

そして785のチェーンに寿命が来たことで、そのほかのバイクも含めて一斉に整備しよう、と。


①785のチェーンをKMC・X11SL-DLCからカンパ・レコードに変更。

これは単純にチェーンの寿命でによる交換。

チェーンの寿命は、完全に使えなくなるところから6~7割程度の時点で交換するようにしている。これはチェーンリングを守るためであり、自分の中でそう決めている。


②785でダメになったチェーンを795に移植。

795はほとんど乗らないため、展示に耐えうる状態でチェーンが貼られていれば及第点。
795自体はペダルが付いていないのと、タイヤをセメントで貼っておらず上に乗っかっているだけなので、すぐには乗れない。

こういった長い期間乗らないことが予想されるバイクに関しては、チェーンとフロントディレイラーにだけラスペネだけつけている。
次の店舗ではバイクの預かりサービスを始めようと考えているけれど、せっかくサービスとしてやるならただ預かるだけでなく、常に乗れる状態を保ちつつの保管サービスにしたいと思っています。あるいは2パターンとか。


③795-30thのタイヤ交換

選んだのは23Cのチューブラー。
ショップ店長という立場もあって、25Cもチューブレスもさんざん試してはいるものの、最終的にまた23Cを選んでしまった。
現在はTTバイクの後輪のみ25Cであり、そのほかは全て23Cに戻ってしまった。保守的と言われようが何だろうが、速いくて楽なのが正義だからだ。


④796のリアディレイラ―のB軸とA軸のグリスアップ

プーリーケージの動きが悪いと感じたため、取り付け軸も併せてグリスアップ。ここの軸を錆びさせてダメにした人もいるのではないかと思う。

リアディレイラ―ハンガーのボルトは、基本的に整備台に乗せた時に必ず増し締めをする。
私の自転車だけでなく、お客さんのバイクもすべて、何か言われても言われなくても必ず行っている。というのも私の整備の特徴として、リアディレイラ―ハンガーの固定ボルトに対してロックタイトを使用していないことが挙げられます。
このボルトはモノによってはかなり細く小さいため、チェーン落ちなどでボルトの頭を削ってしまった時に、ロックタイトを使用したがために外せなくなってしまう可能性がある。基本的には私のバイクもお客さんのバイクも、常に最高の状態が保たれているわけではないはずなので、そういった時のリスク管理の一環として。

同様にカセットスプロケットとロックリングと、カンパニョーロであればフリーボディーを固定している17mmナットも、クイックを外すたびに増し締めをする。これはもはや「ロードバイクってそういうものだから」と思考停止で決めつけて、ただのルーティンにしてしまっている。


⑤796のリアブレーキのカートリッジトーインの付け直し。

もうね、エグザリッドのブレーキシュー削れすぎ。



これで3台の洗車も含めて作業時間は40分くらい。1番時間がかかる項目は④だけど、それでも単品処理で15分。

こまめにやればやるほど1回の作業時間が短く済むので、整備はなるべくため込まないことが最大のポイントだと思う。

「ボルトがはずれない」

整備をやってて思うのは、間違いなくこれが一番無駄で時間がかかる作業内容なので、これを防ぐ手段はこまめなチェックである。

 



2019/5/20(Mon)
前回プロ選手のペダリングスキルについて日記を書いた。



ペダリングの技術習得に関しては、ある程度順序がある。

第一段階は踏み足。第2段階では踏み足と引き足を合わせたものになる。第3段階は踏み足と引き足をつなげる下死点のスムーズさと踏み足の脱力が焦点となり、最後の第4段階では残った上死点が課題になる。

だから例えばペダリング動画などで上死点について語っているものがあれば、その被験者はかなり上級者なのだと推測することが出来る。



ただ上死点のことについて考える時には、ひとつ重要なポイントがある。

それは、ペダリングに関して最終段階まで到達する人は、その時点ですでにそれなりの速度がでているはずだという事。実際に外を走行するときには上半身がかなり前傾しているはずなんだ。

ロードバイクにおいては上体を立てて走ってたら進むわけがなく、楽をしようとしたら上体を下げないといけない。前傾するのはキツイものだと盲目的に敬遠していても仕方なく、むしろある程度前傾させたほうが空気抵抗的にもペダルとサドルの荷重バランス的にも楽であるのは、太ももの乳酸からも身に覚えがあると思う。



つまり、上死点をスムーズに通過させるための練習は、ただ単純に脚とクランクだけにフォーカスするのではなく、上半身が前傾してお腹周りが窮屈な状態で練習しなくてはいけない、という条件が付いてくる。

ある一定のレベルに到達するとどこかでTTバイクが必要になるのだけど、それはTTバイクほどの前傾であってもスムーズなペダリングを行えるようになりなさいという部分が主眼になっている。

ロードバイクにおいては疲労してくると上がりがちな上半身も、TTバイクになると肘の位置が強制的に固定されているので、疲労しても上半身の低姿勢から逃げられない。あるいは披露して筋肉に頼れない状態で、技術によってペダリングを安定させることができないといけない、などと言える。



ローラー台だからといって上半身がガバッと立ち上がって、それでペダリングの練習をしてますと言っても、どうせそんなの実際の走行ではあまり使えない。

ほとんどの人は外走行のためにローラー台で練習していると思うので、たとえローラー台の上であってもちゃんと外走行であることを想定して練習し続けないといけない。



20,000円も30,000円もするようなフィッティングやペダリング講習があるのに対してフリーダムの講習会が5,000円なのは、別に私が5,000円で十分だと言ってるわけじゃなくて、その分4回も6回も来てくださいという意味である。

出来る限り細かいスパンで自分の課題を把握して、自分がどの段階にいるのか、次の段階に進めるのかなどを定期的にチェックする癖をつけて欲しい。

基本的に体が強くなれば出来ることが増えるし、課題も変わるしフォームも変わってくる。社会人ともなれば仕事が忙しくて、残念ながらレベルアップだけではなくレベルダウンすることだってありうるのだ。



今回の日記は別にフリーダムに毎月月謝払ってくださいっていう内容ではなく、自分の練習課題はなるべく短いスパンで定期的にチェックしていった方がいいよ、という事。

1年に1回3万円の講習受けて受けっぱなしになるよりも、1回5,000円の講習を2か月に1度、6回受けてねって思う。

1年間同じ課題に取り組んで、自分でもクリアしてるのかしてないのかも分からないで練習し続けてもあまり意味ない(※)し、それなら例えば1回3000円の講習を年間12回受けたほうがよっぽど意義がある。

※)1年間もかけてクリアできない課題はおそらく何年かけてもクリアできない。とういかそもそも課題が適切でない可能性が高い。


子供の学習塾の月謝だって1ヶ月に1万円もするんだから、パパの趣味に月謝3000円だしたっていいんじゃないかって思う。


 


2019/5/18(Sat)
今日は和光ケミカルの清水さんに来てもらっての朝練。

プロ選手のペダリングに共通する特徴のひとつに、クランクの6時の通過スピードが異様に速いことがある。


フィッティングやペダリングに関する記事では、横から見た姿勢ばかりがフォーカスされるけど、本当に見るべきなのは前から見たフォームであり、あるいは後ろから見たフォーム。

プロ選手のペダリングを間近で見るには自分も同じカテゴリーまで到達しないといけないけど、見れば一般サイクリスト(フリーダムの朝練)との違いが歴然とする。


フリーダムレーシングのE3やE2には口酸っぱくしてP1を見ていけと言っている。自分が速くなりと思った時に速い人のことを知らなければ、そんなの速くなれるわけないだろう、と。

このとき、ジロデイタリアやツールドフランスなどテレビに映る選手は、正直言ってレベルが高すぎて何やってるかわからないし、わかったところでフィジカルが違いすぎて到底マネできない。E3E2がE1を見たり、E1がP1を見たり、あるいはP1のクラブチームがコンチネンタルチームを見たりするのは、直近の目標として適切なお手本になるからだ。


そして話は戻るけれど、プロ選手の特徴は下死点の通過スピードが速い事がある。

このとき、なぜ速いのか、どうしたら速くなるのか、速くなるためにはどんな練習をしたらいいか。そういうことをペダリング講習会で説明しているわけだけど、その前提としてまずお手本をしっかり見ておくことが大事。

目で見て脳でイメージして、それで初めて体は動く。


引退したプロ選手というは最高の教材だ。

引退前なら数分たりともついていけない存在だけど、逆に引退したからこそ一緒に走ることが出来る。

たとえ引退して体が太ってスタミナがなくなって走行速度が落ちて低姿勢がとれなくなったとしても、ペダリングのスキルは一流のままだからだ。



2019/5/15(Wed)
今日はカンパニョーロの展示会および講習会。

場所は東京・九段にあるイタリア文化会館。高くには武道館とか靖国神社とか。

電車で行った。昔は自転車で行けたのだけど、最近はロードバイクの持ち込みに厳しく、カンパニョーロジャパンからは自転車で来ないでくれと言われるようになった。

無理やり自転車で行ってもなんとかしてくれるのはわかっているし、何台か輪行バックに包まれているバイクもあったけど、カンパニョーロの顔を立てて電車で行った。私も大人になった。



今回のカンパニョーロ展示会のメインプロダクトはコーラス。ポータルサイトでも新商品が続々と発表されているから、わざわざフリーダムのホムペで同じこと書くつもりはないけれど、個人的に衝撃的だったのは、コーラスがレーシンググレードから一般普及用になったことだ。

カンパニョーロにおいてコーラスは長らくレーシングコンポの窓口として用意されていて、それはシマノで言えばティアグラと105の差と同じく、カンパニョーロもコーラス以上とコーラス未満で大きな差があったわけだけど、今回からレコード以上コーラス以下で括られることになった。

コーラスの値段が安くなった反面、カンパでレースをしようとしたら30万円のレコードを選ばないといけなくなり、予算のハードルは上がってしまったのではないか、などと考える。



コーラスが一般普及用コンポになった証拠のひとつとして、用意されるクランクの歯数で53-39Tが無くなり、替わりに48-32Tが用意された。

プレゼンが進む中で「最近では48-32Tのことをスーパーコンパクトと呼ばれていますが...」という内容があった。

私はスーパーコンパクトなんて単語は初めて聞いた。

隣にスネルの諏訪店長とスペースゼロポイントの岩切店長がいたので、そんな単語聞いたことありますか?って聞いたら、無いって言ってた。


しばらくするとまたプレゼンの中で、「最近ではウルトラコンパクトと呼びますが...」って。

おま、さっきスーパーコンパクトってゆってたぞくぁwせdrftgyふじこlp.....

私はスーパーコンパクトもウルトラコンパクトも初耳の単語だったが、つまりカンパニョーロのプレゼンも適当なので特に記憶に残さないことにした。



電動カンパのセッティングにおいて、シングルスプロケットセッティングなるものが登場した。

これは12枚あるスプロケットの中で部分的なセッティングを行なうもの。

リアディレイラーのセッティングは、カンパニョーロであってもシマノやスラムであっても、トップギアとローギアで調整したら、"まんなかのギア"はレバーのラチェットやコンピュータのプログラムで勝手に動くだけだった。

だからたとえば、1〜2段目と10〜11段目のセッティングがちゃんと出来てるのにもかかわらず5枚目と6枚目の間でガラガラしていたら、これはメカニカルな調整で解決するのは出来ないものだった。

いちおうリアディレイラーハンガーの調整幅0〜6mmの中で少し大きく開いたり、少しトップ寄りに弛ませてレバーの押し込み具合でナントカしてもらえれば問題は小さく済むが、それは乗り手のテクニックに依存するものだった。
※リアハンガーのハの字はメカニックとして公式な内容なので組付け技術に依存してる。

それを、電子制御であることを利用して部分的に解決しちゃおうって事だね。

この、ちゃんと調整したのに部分に変速しないっていうのは、私のメカニック腕が悪いとかお客さんのスキルに依存してるとか、そう思うことが少なくなかったんだけど、メーカーが公式的な対応をしてきたあたりは少なからずワールドワイドの問題なんだろう。



12スピードが使われ始めてから少しの時間が経ち、こないだプロ選手が瞬間的に任意のギアに入りきらなくてスプリントに参戦できなかった事件をdisるというトピックがあった。

スプロケットとスプロケットの隙間はどんどん狭くなるんだから、変速機を動かしてもチェーンが隣に移らないという問題が大きくなっていくのは当たり前。

あとは変速性能に優れたシマノの登場を待つばかりだけど、一方でシマノはチェーンの開発が下手っぴで、駆動抵抗やオイルの保持力、寿命などが他社より劣るから、諸手を上げてシマノを歓迎できるかはわからない。

ちなみにギアの多段化だけど、多段化の恩恵は実感出来ないのが正解。

今までとほとんど変わらない感覚で、知らず知らずのうちに多段化のメリットを享受できるのがベスト。

スラムみたいに1×12Sとトップ10Tにした結果、返ってシフトショックが大きくなってしまう(≒ワイドレシオ化)のは多段化のメリットが無いままシフトミスのリスクが増えただけなので不評。

そのうちスラムもフロントダブルに戻ると予測する。



その他のトピックとしては、カンパの油圧ブレーキは、デリバリーの段階でオイルが入っていて、初回組み付けの際はブリーディングが要らないという部分。

シマノでもブリーディング要らずの完成車はたまに見るけど、メカニックとしても楽に越したことはない。

こないだティアグラの油圧ブレーキが発売発表されたけど、金額としてはワイヤードのアルテグラに近いものだった。逆に言うと同じお金を出してアルテグラではなくわざわざティアグラを買うわけだから、さらに多くの工賃を払うことは抑えたいはずだ。

だからそれがたとえ初回だけだとしても、最終的にはユーザーの工賃が安くなるという部分が重要だ。



最後に余談だけど、ティアグラの油圧ブレーキはティアグラのワイヤードに比べて引きが軽いってインプレがあるけど、当たり前だよね。

値段的にはアルテグラなんだから、ティアグラの油圧とアルテグラのワイヤードを比べて(さらにいえば工賃の価格差も含めて)初めて公平な文章だろって思った。

世の中は安くてモノがいいからこそ評判が良くなるわけで、性能が良くて値段も高いのは自慢することじゃないだろ、ってツッコムのは私だけだろうか。


2019/5/12(Sun)
【JBCF:宇都宮ロードレース】

E1
醍醐  77位
佐野  83位
谷脇  DNF

E2
佐々木 25位
宮本  29位
家崎  35位
東   45位

E3
赤峰  62位
金井  FAD



【JBCF:宇都宮クリテリウム】

E1
阿部 76位
佐野 88位
谷脇 DNF

E2
宮本  11位
東   31位

E3-1組
酒井  1位

E3-2組
武田  18位
金井  DNF




2019/5/10(Fri)
ハンドルのセールが進んでいる。

今お店にハンドルが25本残っていて、これはシーズンのフル在庫からすると半分くらいに減っている。

フレームにはフレームカバーが、ホイールはホイールカバーがあるけれど、ハンドルは何もなくてどうにも引っ越しにくいから、買っていただいている人には感謝している。



ハンドルが売れるという事は当然その後にハンドル交換が控えていて、さらに加えればバーテープ交換も追加になる。

私こないだ落車して現在進行形で手のひらに擦過傷があるんだけど、バーテープ引っ張る時に痛いんだ。

特にスプリンター系レーサーや、コットンバーテープの時代からやってるベテランはギューーーッっと引っ張ってくれって要望が多い、擦過傷の痛い事。



2019/5/7(Tue)
GWが終わった。

とにかく銀行の列が見たこともない長さになっていて、それは銀行の人たちも同じだったのではないか。



GWは店を開けていた。

どうやら開けていない店も多かったみたいで、「どの店も空いてなくてフリーダムにたどり着いた」って言って来た人もいたくらいだ。

フリーダム自身も別にGWだからって意識して開けてたわけでもないし、GW中の売上げも、GWだから売れたというわけではないと思う。

フリーダムがGWを開けていたのは、単身赴任で他県に移ったり地方に就職していった学生らが戻ってくるからであり、経営からみえば開けずに休んでいてもいいはずだった。



GWの前に何してたかって言うと、直前の水曜日に銀行に事業計画書を出しに行ってた。

32歳にして久しぶりに自分の自己紹介文を書いたし、なんだか就職の面接を受けに行く学生のような、少しだけそわそわした心持だったりした。

その後、フリーダムの3年分の決算書と私の源泉徴収票が欲しいと言われて税理士に用意してもらい、しかしそれが揃った翌日にはGWが始まった。

勇んで書類を送ったところで銀行もGWでお休みなので、今日の今日まで手元にあった。



過去3年間の決算書と合わせて、今までの10年間の経営実績表も送った。

経営実績表は印刷したものが常にレジの下に置いてあって毎月必ず目を通すけど、そこに合わせて銀行に送る書類がちらちら見えていた10日間。

これに今後20年のフリーダムが託されていると思うと、注釈に不足がないかとばかり考えるGWだった。



書類を送れば、もう私にはどうにもならない。

融資が通るかどうかはわからない。

私がもし銀行なら、私に貸すかどうかは微妙だ。いや、むしろ貸さない方が重いかもしれない。

自己評価はどうしても甘くなりがちだから、けして皮算用することなく過ごしたい。





2019/5/4(Sat)
落車しました。


もてぎエンデューロでの落車から初の外走行で再落車。

あまり左肩のせいにするのも良くないですが、驚くほど踏ん張れなかったというか、ビックリするほどあっさり落車しました。


今度は右肩。

半分は受け身によるものだけど、擦過傷と打撲箇所が増えた。



2019/5/3(Fri)
私の夢のひとつに、フリーダムにお客さんとして行きたい、というものがある。

何のしがらみもなく経営的な関係もなく、ただのお客さんとしてフリーダムに行きたい。

物理的に実現できないものではないから、夢というより目標のひとつといったところだろうか。



今フリーダムは移転セールをやっているけれども、お客さん目線で見た時にもっともお買い得だったのがヴィジョン・メトロン5Dだ。

ハンドル関連は全品50%オフで売っているけれども、これは完全に赤字。

パーツの仕入れは50%どころじゃないし、実際にコレを50%OFFで販売すると2万円近くの赤字がでる(た)。

今回はハンドル交換に伴うコンポのスワッピングだけれども、2台分の工賃と相殺させて現金化した感じだ。



自転車を構成するパーツで高額なのは、フレームとハンドル、それからコンポの3カテゴリーだけれど、その次に来るのがハンドル・ステム・シートピラーなので、狙っている人がいたらせっかくだし買ってもいいと思う。

ヤフオクの中古相場と金額が同じくらいなので、そうそうこれを下回る金額では出ないと思う。



今回ハンドル系を50%オフにしたのは理由があって、それは他の何よりも引っ越ししにくいから。

フレームにはフレームカバーが、ホイールにはホイールカバーがある。その他の小さいパーツなら完成車が入るようなデカい箱2つもあればすべて収まってしまうだろう。

ただしハンドルだけは違う。その形状のせいで、引っ越しするにあたってどうにも梱包しにくい。保管しにくい。引っ越ししにくい。

シートピラーもステムも、言ってしまえばただの棒なのだが、ハンドルだけはどうにもならない。

そのための50%オフ。

ご協力いただけたら幸いです、主に引っ越しの時に。




ヴィジョン・メトロン5Dに話を戻すけれども、ハンドルステム一体型のステアリングは、これから先は当たり前のひとつになると思う。

それこそチューブレスタイヤやディスクブレーキよりもよっぽど好意的に定着すると思われる。


ハンドルは自転車の重心的に高いところに、かつ遠くで旋回する部品なので、重量剛性比と単純な軽さを合わせて、ものすごくメリットが大きい。

私のルック・795には、エアロステムにADHハンドルが付いているけれど、仮に795用に完全一体成型のものが発売されたら、それが20万円でも取り換える。もちろん2台とも取り換える。

それくらいの効果が、ハンドルステム一体型ステアリングにはあるのだ。







2019/5/2(Thu)
GWはおそらく年間でもっとも暇な期間。

お正月には「年末に預けたら年始に受け取れないかなぁ...」みたいな依頼が沢山あるから、実は元日含めて最高に忙しい期間なのだけど、GWの方はほとんど何もない。

◆正月 → すごく忙しい
◆GW → すごく暇
◆お盆 → わりと暇。 

乗りたい時期と乗れない時期と、って感じ。

GW前とGW明けは忙しいんだけど、最中はヒマ。なんとなくイメージできるだろうか...。



GWに入る直前の水曜日に銀行に対して事業計画書を書いてプレゼンしてきた後、いくつかの書類をそろえてくれと言われた。

過去3年分の決算書と源泉徴収表、それと10年間の分の経営実績表。

実績表を眺めていると、とっぴな数字を見るたびに「あ~こんなことあったなぁ、こんなんことしたなぁ」って思い出す。

さながら断捨離中にアルバム見つけたみたいに昔を懐かしむ。



現テナントの立ち退きを目前にして、融資の審査がGWでストップしている。

あまり気が気でない時間。。。
 

 


2019/4/29(Mon)
私は現在32歳。私が小学生のころはミニ四駆が大流行していた。

その後もミニ四駆からスーパーカーを経て、ルマン、F1と好きになっている。お店に置いてあるミニカーもそれの延長であり、ミニ四駆→プラモデル→レジンモデル→ホワイトメタルモデルと進んできた。

一方でWRCやパリダカなどグラベル系には興味をもつ機会が無かったために、オフロード車にこだわりを持たずに来た。

だから今のフリーダムがロードバイクとTTバイクに特化していて、MTBやシクロクロスが少ないのは、私自身があまりオフロード車に積極的に乗らないのは、元をたどればミニ四駆から来ているんだと思う。

また、私は開店当初から洗車にこだわり続けてきたわけだけど、F1って塵も埃も一粒たりとも許さないピカピカの存在だからだと思う。あるいはラリーカーだって走っていないときは綺麗だから、もちろんMTBだってブロックタイヤに土が挟まっているのは許さない。



最近のロードバイクにおいては、太いタイヤを低圧走行で乗るグリップ走行が流行っている。

もてぎエンデューロではコーナー中にブレーキをかけては外側に膨らんでいく人がすごく多かった。本当にすごく多かった。

私は集団の中でも最も体重が重い方であり、しかも23Cを履いているのにもかかわらず私よりも膨らんでいく人がたくさんいて、なんでこんなクライマーみたいな人が私よりもコーナーで膨らんでるんだと思いながら走っていた。



コーナーの曲がり方には、グリップ走行とドリフト走行がある。

グリップ走行というのは、端的に言えばハンドルに修正を加えないで走っていくこと。

ロードバイクでいえば、コーナー前に減速してバイクを倒し、コーナー中にステアリングを切ることをせず、出口に向かってバイクが自然と立ち上がっていく。

私も別にそんなに上手なわけではないけれど、何回かに一度であっても、脳に思い描いたレコードラインの上を曲がっていけた時は本当に快感だ。




今回のもてぎエンデューロでは、スタート地点が上級者、中級者、初心者というふうに分かれていた。

私は自分が上級者の場所に並ぶのがこっぱずかしくて、プラカードを持っている運営スタッフに「上級者や中級者の違いって何ですか?」って聞いてみたんだ。

そしたら「ありません。自己申告です。」って言われた。

私は自分が上級者だなんて口が裂けても言わないし、言えない。。

自分よりも速い人、自分よりも上手な人をたくさん知っている。だからもしそういった人たちが上級者に並んでいたとしたら、私は絶対に中級者の場所に並んだと思う。


当然みんな前からスタートしたいからって上級者に並んでいた。フリーダムのお客さん達もみんな上級者にいた。

みんな自分が上級者だと思って並んでいたのだろうか?

ふたを開けてみればアレだった。




ディスクブレーキで制動力が上がりますとか、25Cや28Cのチューブレスでグリップが上がりますとか、いろいろ雑誌なんかにも書いてあるし、実際に機材はすごく速くなっている。

そしてズイフトに代表される各種室内トレーニングもすごく充実している。

その反面、乗り手の技術が追い付いていないのが現状じゃないかな?ってすごく不安になる。

機材はどんどん良くなって、練習環境も整い、練習たるもの室内でペダルを漕ぐことだけしかしなくなった結果、コーナー中にブレーキをかけてはハンドルで修正してアンダー出しまくって外に膨らんでいく。

それは落車を引き起こす原因になる。




ディスクブレーキはすごくよく止まるんだよって接客されても、ブレーキの掛け方そのものが教えられてないんじゃ、それはまだ乗り手がディスクだのリムだのと考える段階にたどり着いてないんだと思う。

私は他の店のことは気にしない。他所の店の人にとやかく言うつもりもないし、言ったところで影響力は無いだろう。

でもフリーダムの人たちだけはそうはならないように声をかけていかないといけないなって、今回のもてぎエンデューロを見ていて強く感じた。

ブレーキがよく効くバイクを買ったからと言ってブレ―キを上手にかけられるようになるわけじゃないんだよって、そういう考え方が自然と出来るようになる接客をしていこうと思う。

 


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