グリス。
赤いグリスは以前から使っているハイマルチグリス、黄色は今回新しく導入したスーパーマルチグリス。400gのワームチューブから注射器に移して使用する。
各々の特性としては、黄色はニードルベアリング向き、赤はボールベアリング向きという事なので、例えばペダルは両タイプが混在することになる。
たとえばヘッドベアリングなども、上側は防錆、下側は耐振動を考慮してグリスを選んだりするのだが、ペダルも1つの部位に2種類のグリスが混在する…ことになるかもしれない。しばらくレーシングチームで使って経験値を溜め、良い感触が得られれば、それをサイクリングチームに還元していく予定だ。
以前、レーシングチームのメンバーがお店の朝練に来てくれたとき、強い向かい風の中でサイクリングチームの先頭を引いてくれている姿を見て、すごくうれしく思ったことがあったが、こちらの理由も、レース活動をしていてよかったと思う部分。もちろん悪い面もあるのだが、レーシングチームとサイクリングチームをリンクさせようとしたときに、レーシングチームメンバーのバイクから得た経験をサイクリングチームに還元させられるのは、お店を始めたときに理想とした姿の1つ。
レース活動を初めて4年になる。
ショップで実業団チームを抱える事は、いろんな面で負担が大きいということが分かってきた。しかし….やはりというべきか…最新の情報はレース現場で集まるのが常であり、自転車も例に洩れず、最新の情報はレース現場にある。
なぜならすべてのパーツはレース機材として生まれているからだ。ティアグラだろうがザフィーロだろうが、デュラエースやコルサからのトップダウンで生まれているのだから、エントリーバイクだからと言ってハイエンドバイクを避けていては、店の時代が止まってしまう。
7年ほど前に登場した圧入系BBを、異音がするからという理由だけで敬遠してきた店と、なんとか上手く組み付けられないかと苦心惨憺してきたショップとで、今、組み付けに大きな差が出ている事実をもってして、否定は出来ないだろう。
最新の情報を追い続けるためには、時間的にも金銭的にもかなりのコストが必要だが、それに疲れてやめてしまうと、おそらく二度と取り戻すことは出来ない。技術の変遷は歴史の流れに近いから、公式丸暗記的に単発で覚えただけではすぐにボロが出るし、忘れるのも速いだろう。
レース会場で得る最新情報を、最終的なエントリーユーザーに繋げることこそが、末端小売店の役目の1つ。逆に言えば、一度レース現場から離れてしまうと、最新の情報から遅れてしまう可能性が極めて高い。
接客していて、アンタはいったいいつの話してるんだよ、と言われてしまわないためにも、どんなに仕事と練習の両立が厳しくても、どんなに経営への負担が多くても、一線級のショップに留まるためには、レース現場から離れてはいけないと感じている。
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(2016.9.9日記より転載)
- 商品名
- レースとお店
- 登録日時
- 2016/11/28(月) 18:10
- メーカー名
- その他