木祖村2DAYS
リザルト
チーム総合3位
個人総合16位
木祖村ロードは各チーム5名によるチーム戦。
フリーダムからは、風間、店長、佐野君、鬼塚、佐藤がエントリー。
チームの目標は表彰台だが、出場チームは格上ばかり。しかしながら厳しいと思っていた表彰台にサイクルフリーダムを乗せることが出来た。
2時起床。運転は4時間。長い長い2日間が始まった…。
【第1ステージ 個人TT】
初めて走るコースで、TTバイクとロードバイクのどちらが速いかわからなかったが、最終的にTTバイク+60mmディープ+ディスクホイールで行くことを選択。
搭載ギアは56×44T+11×23Tだったけど、インナーに落として踏み脚の感覚が鈍るのを避けようと、最後の坂はアウターのまま突っ込んだが、これは大失敗だった。あとから動画で確認したら、最後は60rpmくらいまで下がってしまっていた。
今後のための勉強代だったということで、12分15秒の18位。
【第2ステージ9km×9周】
1周目からの断続的なアタック合戦の後、9人の逃げが。
序盤の逃げは私が入る予定だったけど、フリーダムからは風間が入った。
リーダージャージチームであるイナーメからは高岡さんが行ったが、そのアシストである中村君は集団に残ったので、それで良しとした。
風間が高岡さんを、岩佐が中村にそれぞれ連動するイメージ。
メイン集団はリーダーチームであるイナーメが主体となって、登り坂上げる→その他ゆっくりといった具合で逃げを確定させるような動きに。結果的に1分以上の差を持って逃げ切り、総合順位を大きく変動させることになった。
メイン集団は坂以外はスローペースだったけど、私はラスト2周+αでスローパンク。車輪を交換する余裕はなかったので、そのまま走り切った。
パンクは今シーズン3度目。ちょっとカンベン。
【第3ステージ 9km×14周】
昨日の結果から風間は総合4位にジャンプアップ。総合1位の宇田川さん(ウォークライド)とは15秒差。3位の高岡さん(イナーメ)とは8秒差。集団からの徹底マークを受けるであろう2人をメイン集団に残して、風間を逃げに送り込めればナントカなるが、それが実現できるような展開に持ち込むのは難しい。このメンツではフリーダムはまだまだ弱小チームなので、それを逆手にとって見逃して貰えれば…などと。
ただし、高岡さんをやっつけるには、まずポールさんとナカムラを先にやっつけなければならず、そっちの方がビジョンが見えない。
会場ついてタイヤ張り替えて、炎天下の中もう一眠り。
昨日同様、1周目からの断続的なアタック合戦の後、3周目から逃げを開始。
昨日のレースを通じて、登り坂→下り坂→平坦からの登り返しを嫌がっていたので、そこでスルスルッと抜け出してみたら案の定牽制を起こしてくれた。その後グイッと。
しばらくしてブリッジしてきたのはニールプライドのゲゼ・ブルーノさんと、ホンダ栃木の川田君。
スプリントポイントで川田君がポイント欲しいと頼んできたが、私も副賞(鹿のツノ)が欲しかったので少し踏んでみると、川田君はさらに大きな力で踏み返してきた。こんな最序盤の3人逃げで鹿のツノなんかのために使える力など微々たるものなので譲ったが、そのあと川田君は切れていった。
「ポイントあげるから景品(鹿の角)ちょうだい」って言っとけばよかった。
その後はブルーノさんと2人逃げ。日本語が通じなかったのでジェスチャー中心。5周逃げたところでメイン集団に吸収。握手してサヨナラ。レースはリセット。
集団に戻って休んでいると、7周目あたりで佐野君から「高岡さんが逃げに入っちゃった。どうしよう?テンチョー追える?」と。
え…それ集団は一番逃がしちゃいけない御人でしょう?と。
1分まで開いたら昨日同様ゲームエンドだと思ったので、吸収に行く。
中村とポールさんが見事に蓋をしているので、頑張れる人が限られている。ニュートラルバイクボードは7Rで35秒差。7Rとは7RIDERSの略で7人逃げの事。佐野君頑張る。ウォークライドの小室さんや宇田川さんも頑張ってくれて、ナントカナントカ吸収。再び再び振出しに戻すことが出来たが、これでフリーダムは佐野君を失った。
3周回ほどゆっくりした後、13周目の坂でチェーン落ち。坂のペースが遅かったので、インナーに入れて楽をしようとしたら、返ってイタい目を見た。上り坂でのフロントシフトダウンとあって、十分ケアしたつもりだったけど後続には迷惑をかけた。
命からがら集団に復帰すると、ポールさん、中村、北野君のイナーメトリオを含む10名ほどの追走集団が発生していた。とはいえ高岡さんが入っていないから、これは単なる中切れだ。
1人逃げしているベルマーレの才田さんが、総合勢を脅かすタイム差だったので、イナーメが吸収しに行ったみたい。サイクルフリーダムとしても風間を置いてけぼりになるわけにもいかず、中切れを埋めることが大事。前はイナーメトレインなので死ぬかと思った。
最終14周目の最後の坂を前に1人逃げとメイン集団に。風間からは「テンチョー最後までお願い」と。最後に風間に獲ってもらわないと今までの苦労のすべてが報われないからね。私の最後の仕事は風間を無事坂のふもとまで連れて行くこと。あと妙な飛び出しを作らない事。そして数分後、風間はしっかりと集団トップでゴールしてくれた。
ボーナスタイムもゲットし、総合順位を1つ上げて3位表彰台獲得。
サイクルフリーダムレーシングにとって、最高実績の1つとなった。
- 商品名
- 【JCF 木祖村ロード 2015年5月16~17日】
- 登録日時
- 2015/05/18(月) 14:50
- メーカー名
- JCF/JBCF レースレポート