1日目
結果/DNF
逃げ集団中にパンクにてリタイア。
1周目に出来た4人の逃げ集団で、30~40秒差で推移中、6周回目にパンクしてリタイア。
本来受けられるはずだったニュートラルサービスも受けられずDNF。E1カテゴリーはフェミニン(女性)カテゴリーと混走だったため、そちらに行っていたとのこと。
運が悪かったとしか言えないけど、女のコ優先と割り切るしかないか。
1周目にできた4人の逃げ集団は、フリーダム(佐野)、フリーダム(岩佐)、まるいちエヴァディオ(大東)、松山星陵高校(日野)の4人。
私はローテには入らず、やっても背中を押してローテに戻すのを手伝ったり、ダウンヒルでラインを作ってあげたりしたくらい。レース半分を終え、引いている3人と私の脚の残り方の差は明白だったと思う。
ペースはかなり遅く、つまりメイン集団ではチームメートがしっかり抑えてくれていたのだろう。
レース開始時からの、1つ目の狙いとしては、VCフクオカとシルベストが入らないような逃げを作りだすこと。JPT昇格を狙っているのはサイクルフリーダムとVCフクオカの2チームなので、フリーダムが逃げれば必ずVCフクオカが追う事になる。1つ目のノルマはフリーダムが逃げて、VCフクオカに対して主導権を握ること。
もしVCフクオカとシルベストが入ってしまったら、一旦集団に戻して再度逃げること。2つ目のノルマは、2チーム間でアシストの消耗戦をしながら、最終的に風間とVCフクオカのエースである佐藤さんの1vs.1に持ち込むこと。タイマンならスプリント力のある風間が順当に勝つだろう。
E1のレースはチーム戦と単独戦の混同なので、見ている人はよくわからないかもしれないが、JPTを狙っているチームが2チームなのと、どちらのチームもほぼ同じ展開を狙っていることがわかると、理解しやすいかもしれない。
今回のレースの私の仕事も上記の通り、私が逃げ集団に入って風間を休ませる事と、可能ならばそのまま勝ってポイントを得ること(VCフクオカ・シルベストからポイントを奪うこと)。風間の仕事は、集団を抑えることと、VCフクオカ・シルベストだけには負けないことの2つになった。
途中からは私の単独逃げ切り勝利&風間が集団先頭ゴールでのワン・ツー勝利が理想と考えていた。
レース1周目から出来た4人の逃げ集団は最後まで逃げ切り濃厚だったが、途中で私がパンク離脱したことで崩壊。最終的にはメイン集団につかまった。
パンクは仕方ないので特に悔しくないのだが、チームとしてはかなり残念だ。
私を含む逃げ集団が崩壊したことで、メイン集団内で風間は数的不利な状態となり、着順もVCフクオカとシルベストに上回られるという最悪な展開になった…のだろう。
オープニングアタックからの全行程逃げ切り、最後は単独逃げからの独走ゴールという超イケメン展開になりそうだったが、たった1つの小石がそれを奪っていったのか…。
レースカレンダーの中でもっとも私に適正のあるコース、レース最序盤から逃げて、最後は単独逃げから独走勝利...おそらく100回に1回もないチャンスだったはず...
レース展開としては、十中八九…とはいかないまでも、十中七八それができそうな展開が続いていた。私はそれに油断してしまったのだろうか。
パンクさえ起きなければ勝てた(であろう)ということは、逆にいえばパンクにさえ気をつけていれば良かったのだ。レース中にその答えが導き出せなかったのを敗因としよう。
負け惜しみを言えば、端っこや小石が多そうなところを通るようなことは、していなかったのだけどね、
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気を取り直して2日目。
結果/31位
昨日の展開からフリーダムがマークされるのは必至であり、1日目からヌルい展開にならないのはわかっていた。でも今日は私が、前半から動かなくちゃいけないと思っていた。
勝つためには、攻めなければいけない。
VCフクオカが行ったら必ずチェックすること。
逃げられそうな小集団が出来たら単独ブリッジを試みる事。
VCフクオカが嫌がりそうなタイミングで自分から仕掛けること。
アタックした瞬間に集団が2~3秒追うのを躊躇してくれば、差は十分開いてくれる。しばらく踏んで後ろを確認した時に、しかし一列棒状でピッタリ張り付かれていたのを見ると萎える。差が少しでも開いていればさらに頑張るのに。
しかし、マークされるのなんて初めからわかっている事じゃないか。なんにせよ根競べは覚悟していた。
脚もたくさん使ったが、なかなか上手くはいかないず、6周目にはすこし疲れてきた。
それでも脚に決定的なダメージ(乳酸)が入らないように走っていた。
もし逃げが決められなかった場合、ゴールスプリントでは、風間と合わせて私自身もポイント獲りにいかなくちゃいけない。
後半は風間と佐野君が坂を引いてくれたので、坂はすごくサボることが出来た。レース全般において、私と風間がまとまると恰好の的になってしまうので、それだけは避けるように少しずつ脚を溜めながら、最後までしっかり集中していた。
最終盤は、危険回避もあって風間は先頭付近に。私は危険が無かった場合に勝てる位置(20番手付近)に陣取った。集団はかなりピリピリしていたから、リスクが非常に高い位置なのは知っていた。
最終コーナーでの位置は、集団は3列の前から3番目。しかしそこで危険(落車)があったので、私はスプリントできずに草むらに。E1なら3列でも落車無しで曲がってくれるかな、と思っていたのだが。
風間も捲られて埋もれて獲れず。
これじゃダメだ。
積極的に動きました、でも勝てませんでした、じゃいけない。得意なレースでしっかり勝ちきっていかないといけないはずなのに。
群馬を終えて、JPTが遠い。
- 商品名
- 【E1:JBCF第7・8戦 群馬ロード2DAYS 2015年4月26~27日】
- 登録日時
- 2015/04/28(火) 14:25
- メーカー名
- JCF/JBCF レースレポート