795は現時点で200㎞程乗りました。(2014.11.25)
695との違いや、新型ボーラ、新型カンパの感触と合わせて、多々思うところがあるのですが、いかんせん季節的に私個人のパワーが出ず、ボーラに振り回され、クランクに跳ね返されて得るこの感触が、いったいどれほど695や旧型ボーラと比較できているのかわかりません。
795ライトは695ライトの乗り味に非常に近いものがありました。695は4年間にわたり5台を所有し、計100,000kmほど走ってきました。以前の日記で「695ならブラインドテストされてもすぐにわかるよ~」などと書きましたが、正直795と695ではブラインドテストされてもわからないと思います。多少ヘッドが固いから795の方じゃないかな~程度しか答えられないかもしれません。
595と695は完全に別物感がありましたが、795は695の正当な後継機であり、間違いなく695を意識して作られた物であり、あるいは795は695にただエアロフォルムを与えたマシンだと言える気がします。
もちろんフレームのカタチは全然違うので、つまり今のカーボン技術であれば、たとえフレームをどんな形状にしたとしても、乗り味はかなり高いレベルでコントロールできるというのを、ルックが証明したんだと思います。
個人的には最新のTTバイクでハンドル~ステム~フレームをツライチにするのが当たり前になっているのだから、それがロードバイクに反映されないほうがおかしいと考えています。今はまだルックだけですが、それが台湾ブランド、アメリカブランド、最終的にはコルナゴやデローザまでもが今のルックのような形状になってくるのが“自然”だと思っています。
最新のフォルムをまとった795に関してはただ一言、速いと。
695と同じ感性を持ち、速度だけが勝手に出ている795は、やっぱり新しい時代のものなんです。795をずっと眺めていると、なんだか695が古く見えるようになってきます。それはオーナーの色眼鏡なのでしょうか。それとも695の隣にさらに595がいるからなのでしょうか……。
- 商品名
- ルック 795ライト
- 登録日時
- 2014/11/25(火) 15:26
- メーカー名
- フレーム