結果 9位
優勝を目指して走りましたが、残念な結果となりました。
コースは1周12㎞。2㎞登り→8㎞平地→2㎞下りというレイアウト。
登り区間は2㎞で8%。最大瞬間勾配はゴールの最直前の50mで12%ほど。
(ガーミンだと16%とか出る)
E1では4周回したあと序盤2㎞の登り区間を足して、12㎞×4周+2㎞の頂上ゴール。
今日はレース解説に栗村さんが来ていて「ヒルクライマーに有利なコースです」と言っていましたが、体重70㎏のデカブツも頑張ります。私が勝つことで店長選手権のレベルの高さを立証できると考えていたので、モチベーション高くスタートすることが出来ました。
<1周目>
朝が寒くて試走はしませんでしたが、いつもの通りの最後尾スタート...のつもりが、ガンとして私に最後尾を譲らない選手が1名いたので、ブービー位置でのスタートでした。
とはいえパレードラン開けからいきなり坂が来るのでブービーにいる時間は短くて、1周目の登り終わりでは3~5番目通過。あとからビデオで確認すると2人の選手が5m弱飛び出していて、あとは私含め3人ほどで並列状態でした。
<2周目>
5~8番手あたりで坂通過。
5周回のうちの1~3周回目なんて在って無いようなもの。数名が逃げていたけど、集団は美しいダム景色を見ながらのんびりと。E1はガツガツしてなくてよい。多少車間を空けていても、“大丈夫、私ちゃんと繋ぐから無理に割り込まないで”的な手信号を出すと信頼してもらえて、コーナーで無理に突っ込まれるような事も少ない。
<3周目>
なぜか登り区間を私が引く事になってしまいましたが、ゆっくりゆっくり、力を蓄えながら。
5分の4ほど引いたところで、西園選手(チャンピオンシステム)がアタック。2名ほどがついて行きましたが、そこまで強いアタックではなかった...というか明らかに様子見なのが見ていてわかるので、私はそのままテンポ走を続け4番手でクリア。以後頂上についても50mほども距離が離れず、3~4㎞ほどで吸収。
先頭でローテをしているとダウンヒル前の区間で2名にアタックされました。これはあまり勢いのあるアタックではなかったのでどうしようか迷ったけれど、次の坂で混沌とするのが嫌だったので捕まえることに。20秒ほど強く踏み、ダウンヒルを終えた時点で吸収。
<4周目>
ダウンヒルを先頭で終えたことで、再び登りも先頭に。あまりクライマー上位陣相手に引きたくはないんだけどどうも...まだ始まったばかりだけどすでに終盤なので、前周回より若干強めに引く。
5分の4ほどに到達した時点で、またもや西園さんにアタックされる。完全に前の周回のデジャブでしたが、アタックは前の周よりも強め。私が反応しなかったのも一緒。登り終わった後しばらくしてからの確認でしたが、この動きで集団が20人程度に絞られていました。
20秒差がついているけれど、正直捕まるだろうと見ていました。本気で捕まえに行こうとすれば、おそらく私一人でも捕まえられる差だと思えていたので、集団に任せることにしましたが、意外にもコース半周した後も捕まらず、差は20秒のまま。
ローテーションにはフリーダムから佐野君が入ってくれているので、私は引かずに最後の上り坂まで完全に温存させておきたかったんですが、捕まらないと判断した後は自ら追いかけに入りました。
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後から精査してみると、この判断はもっと早くてしかるべきだったと思います。少しボケっとしてました。
このレースでは基本的にクライマー系が強いので、このコースで先頭付近にいられる人にとっては平坦からダウンヒルにかけてが苦しい区間だと気づいていれば、もう少し早くから逃げ吸収を手伝う必要があると気づけたはずです。また、なぜ毎周のように私が登り坂を引く事になってしまっているのかを疑問に思うことが出来ていれば、ダウンヒルの後すぐに登りが待っているコースレイアウトにもう少しうまく対処し、常に後手に回ってしまうレース展開を回避できたと思います。
ただ、坂で無理し過ぎなかったのだけは良かったと思います。
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<最後の5回目の坂>
登りに差し掛かった時には完全にメイン集団の先頭。50mほど先に逃げ集団4名が見えているし、坂に入るまでは実際に差も徐々に詰まっていったのですが、残念ながら捕まえることはできず。
4回目に坂を引いていた時に、麓から引いていた割には頂上までにアタック時以外でポジションを下げることが無かったので、たとえ次の周も麓から全部引く事になったとしても、そう大きく順位を下げることにはならないだろうと考えられたので、強気に踏んでいくことが出来ました。
坂の麓からテンポで、3回引いたうちでは最も強く踏みましたが後続の数名を引き剥がすとはできず、宇田川選手(ブラウ・ブリッツェン)をはじめ、浅尾選手(ボンシャンス)、佐野君(フリーダム)、原選手(竹芝レーシング)に抜かれて、最終的に9位に終わりました。
<総括・反省点>
逃げ集団にいた西園さんや田崎さん(麒麟山レーシング・2014年乗鞍5位)が前にいる状態では、まず捕まえることはできないので、5回目の最後の坂に入る手前できっちりと捕まえきっておき、私はそこからカウンターで出るであろうクライマー達に引っ張ってもらいながら、最後スプリントで刺すというのが最終周のシナリオでした。
結果的には最後の坂の前までに捕まえられずに自ら出しゃばった結果、私が坂に先頭で侵入してしまって逆にクライマー達を引っ張ってしまうという、思惑とは真逆の展開になってしまいました。
ただそれは展開のアヤというか、多少仕方ない部分だったと思います。
私はラスト50mで3名に立て続けに抜かれるのですが、ラスト100mくらいから、10mほど後ろにいる佐野君達に対して、“このまま6位で終わってくれ~”とずっと祈っていました。
佐野君は、“あのまま終わるわけないじゃん”と言っていました。
- 商品名
- 【E1:JBCF第25戦 南魚沼ロード 2014年9月28日】
- 登録日時
- 2014/10/04(土) 14:37
- メーカー名
- JCF/JBCF レースレポート