JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ
5/71位
試走は3周。それぞれIo、CXR80、CXR60の3つを1周ずつ。
朝の試走の時点では雨も風もかなり強く、直角コーナーでの扱いやすさを優先してCXR60を選択していた。
レース直前にCXR80に変更したが、理由としては、優勝候補の選手たちがこぞって80㎜を選択し始めたから。少なくとも私も同様に80㎜ディープを選択しても、私だけが風によって踏めなくなるというケースが無くなったからだ。
タイヤは前後ともにコンペティション。
前が22Cで8.2bar、後ろが25Cで11bar。
※前が22Cなのは25Cが入らないため。
ウェットコンディションなので、フロントの空気圧は普段と一緒。
後ろは普段の10barから1気圧上げて11barに。
DHバーが取れちゃった5月以来の久々のTTレースという事で、とにかく前半抑えて後半に垂れない事、最後まで踏み抜く力を温存しておくようにということだけを注意。あとは感覚の流れに委ねて走ろう、と。
正直ここまで走れなくなっていたとは思っていなかった。
残念とか情けないという言葉を通り越して、もはや何を言ったらよいのかわからない。
ただ、肉体面ももちろんのこと、最近は精神的な気力の充実が欠けている。
今回のTTレースに限らず、最近のレースに対して具体的な目標がなく、自身を追い込む覚悟もないまま臨み、ベストを尽くさずのんべんだらりと過ごしてしまっている。正直に言って、心の中で、苦しまずにやり過ごしたいという思いが広く蔓延してしまっている。
今回のTTに関しても、スタートがどうとか、風向きがどうとか、コーナーがどうとか、そういった具体的なイメージも作らないまま。もちろん勝ちたいし、苦しいことは苦しい。前半抑えて後半踏むというイメージにも、なんとなく沿って走ってはいた。
だがなんとなくだ。結果が示している。本当に出し尽くしたのかと言えば、絶対に“はい”と言えない。事前に勝つぞと追い込んでみても、勝つべき人が持つ精神がまるで感じられない。いわゆる負け癖がついてしまっている。
良くない。大変良くない。
それはわかっているだが、なかなかどうして、何をすればよいのかわからない。
今回の結果に情けなく思いつつも、そのまま何となく過ごして、何となくレースして、何となくな結果をとってしまいそうで怖い。
フリーダムとしては、2位、4位、5位で3人とも表彰台に。佐野君は乗鞍で4位表彰台。
その結果に対して喜びが勝つか悔しさが勝つかわからないけど、チームメイトの中で切磋琢磨して、外のレースで結果が残せれば最高だ。次は広島の経済産業大臣旗杯。石川で逃した1位を目指して頑張っていこう。日本選手権の切符もとっておかないとな。
応援に来ていただいた方は、本当にありがとうございました。
それに対して自分のレースへの取り組み方が、サポートされるべきものではないと感じてしまっている事に、本当に申し訳ないと思っています。
次の実業団シリーズは経済産業大臣杯、ホビーレースでは店長選手権、今年の総まとめとしてツールド沖縄があります。これらに心身ともに充実して臨めるよう注力していきたいと思います。
- 商品名
- 【E1:JBCF第22戦 タイムトライアルチャンピオンシップ 2014年9月7日】
- 登録日時
- 2014/09/21(日) 20:05
- メーカー名
- JCF/JBCF レースレポート