店長、風間、佐野君、佐藤さんのフリーダムのE1の4人が揃うのは4月の群馬以来。
なんだかカラダの調子も良く、再び勝ちを取るべく臨む。
結果は13位
コース概要は、8km下って4km登る、一周13kmほどの周回コース。
1周目はいつも通り最後尾。私は最初に対戦相手全員を後ろから観察しておかないとイヤなんだ。
2周目は坂の途中で盛大に中切れ(写真)。でも登りで徐々に詰まるくらいで走れば下りで捕まえられる。焦らず、ゆっくりと。ほぼまるまる一周個人TTして登り坂の入り口でキャッチ。正直E1なら序盤で大きく遅れる人はいないと思って油断していたけど、100mオーバーのスーパー中切れ。でも大丈夫。あのくらいじゃ私は切れない。笑顔で手を振る中切れ店長。私のおかげで集団に復帰できた人はいっぱいいただろう、ハッハッハ。マジ笑えない。油断しすぎだ。
3周目。風間他3名が逃げてるのが確認できるので、集団前方で休ませてもらう。ぶっちゃけちょっと疲れちゃったし。登り坂入り口で3人がキャッチされ、同時に8名がカウンターで逃げる。まだ回復しきっていないので見送り。登り坂で捕まるとカウンターが目に見えているので、キャッチする時はたとえ仲間であっても下り坂でするようにコントロールしないとダメだな。覚えておこう。
4周目。風間はいったんお休み。集団のペースは上がらず、逃げとの差が40秒になった時点で堪えきれずに自分で引きはじめる。それでも2分くらいすると差が30秒に縮まったので、逃げのペースが上がりきらないのを認識。登りで差が詰まるということは、下りではさらに差が詰まるということ。ときおり逃げ集団がチラチラ見えるので焦ることもなく。
5周目最終周回。逃げとの差は30秒。風間の回復が終わり、私は回復に回る。その間下りで目いっぱいペースを上げてもらう。登り入り口で10秒差にまで縮まり、風間はここで終わり。素晴らしい仕事だった。ここからは佐野君の出番。佐野君の仕事は僕をラスト150mの右折地点まで連れて行くこと。
そして謀ったかのように、ラスト150mの右折地点で先頭との差はピッタリゼロ。佐野君は3番手、僕は5番手。脚の残り方も十分だし、位置取りも完璧。去年勝った時と同じくらい良い状況でラストのスプリントを迎えることができていた
...が。
ラスト150m地点の右折で3番手の佐野君が単独でスリップ落車し、4番手にいたエカーズの椙田くんと5番手の僕を巻き込み...今年の石川はスプリントすることなく終わった。
あちゃ~。
なんというか、ロードレースってのはこういうものだ。負ける時はこんなものだし、勝つ時は勝ちが向こうから勝手に転がり込んでくる。
今回はなかば出来過ぎなくらい理想的に事が運び、私は最後の右折も油断はしていなかった。完璧にやったのに負けるという事は、今日は最初から勝てる流れにいなかったのかな。なんだかなぁ。ここまで来ると悔しさも感じずに笑っちゃうな。あれこれする前に一度ちゃんと勝っておきたいんだけどなぁ。私のチャンスは佐野君や風間のアシストがあってこそだっただけに、フリーダムに勝ちをもたらせなくて、本当に残念だった。
久々にフリーダムのE1の4人が集まって、集団内でワチャワチャやるのは楽しかった。E1レベルでなら、かなり自由奔放に動き回っても大丈夫っぽいし。
冷静にレースを進められていたし、今日みたいな内容を何戦かしていればそのうち勝てるだろうけど、「必殺仕事人」のようになるには、しっかり勝ち方を覚えないとな。
応援してくれている人のためにも、はやく結果を残したいのだが。
- 商品名
- 【E1:JBCF第20戦 石川ロード 2014年7月20日】
- 登録日時
- 2014/09/21(日) 19:58
- メーカー名
- JCF/JBCF レースレポート