7/78位
完全フラット1周7㎞のコースを4周する、全長28㎞の、超短距離フルフラットスプリントレース。
サイクルフリーダムレーシングからは、店長と風間の2名が参戦。
個人的には、3回に1回くらいは勝てるんじゃないかと思い、そして3回のうちの1回が最初に来てくれればいいなと思っていた。
単騎で臨んで3回に1回勝つ≒33%として、店長と風間が組んだときに2回に1回勝てるようになる≒50%として、それよりはお互いを利用しながら単騎で走り、3分の1+3分の1=3分の2≒66%とした方が、最終的な勝率が高いのではと予想。
あとは実際に走ってみて~とゆるく考えて臨んだ。
さて、完全フルフラットの超短距離スプリント戦に単騎で臨むことに。
その時考えられる作戦は...
①先頭ローテで危険回避
②集団内で脚温存
③集団最後尾で集団観察
の3つ。
①は、風を受けて脚を使うけど、落車の心配がない。
②は、ほとんど脚を使わないけど落車の危険が高く、遭った時に避けるのが難しい。
③は、先頭程じゃないけど風が巻くので脚も使うし加速も大変。だけど落車があったときにかなりの確率で避けることが出来る。
今回は③を選択。理由としては...
シリーズリーダーであるhondaレーシングが人数を揃えているので、逃げはしっかり潰してくれると予想できること。
昨年に僕が逃げようとして逃げられなかったので、今回も逃げは成立しないと、ほぼ断定できること。単独逃げ切りは無理、複数逃げも短い距離と時間での協調体制の成立は絶望的。
最終コーナーからゴールまで1.2kmあり、曲がった先で必ず牽制が起こると考えられること。
ポジション争いで集団後方に取り残されてしまった選手が、最終コーナーを過ぎてから焦って飛び出していくのが予想され、それにある程度運んでもらえるのが期待できること。
そしてなにより、それを実現できるだけの十分に広い道路が用意されていること。
上記4つの理由により、4週走るうちのすべてで僕は終始最後尾に付け、27.5㎞まで本当の本当の最後尾。昨年のペース55km/hに対して、今年のペースは50km/h程度と遅く、サイクリング状態。
僕は最後まで集中力を切らさずに落車に対応することと、サイクリングだと油断せず脚を使わない事に注力して、その間はラスト500mから単騎で先頭まで突っ走る覚悟をば。
レースはほぼ想定通りに進み、最後尾から上げていって、最終的に7位でフィニッシュ。
ラスト500mで起きた落車で4秒ほど脚が止まり、450mほどのロングスプリントの末、10m弱届かなかった。
狙いはロングスプリントではなく巡航で先頭まで刺す予定だったので、落車回避による足止めは残念だったとしかいえない。あの4秒さえなければどうだったかなーと思う反面、それも含めて後方にいたのだと、綺麗に割り切ることが出来る。
それにホンダレーシングさんは自前でトレインを作り、守りきり、勝った。
気持ちよさそうな勝利をされ、会心の敗北。
なので今回は悔しいというより残念でした、という感じ。
店から近場のレースとあって、たくさんのお客さん達が応援に来てくれた中で、結果で返すことが出来なくて残念です。次頑張ります。
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今回のレースは落車が多かった。それも骨やホイールを折るような大きい落車事故が。
もちろん誰もが落車しようとしてしているわけではないけど、レースは落車が当たり前ではない。
その辺の意識の共有が出来ていない気がする。
大井埠頭は悪くない。選手達が悪い。
落車の回避のコツは勝つ時に必要な事と一緒。
それは最後の最後まで集中して、絶対に焦らない事。
そして自分の優勝や入賞への可能性が消えた時、素直に諦めること。
私は...たとえば自分の順位が15位から14位になることに意味はないと思うのだがね。
- 商品名
- 【E1:JBCF第10戦 大井ロード 2014年5月25日】
- 登録日時
- 2014/05/26(月) 18:45
- メーカー名
- JCF/JBCF レースレポート