2024/7/23(Tue) |
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定休日、火曜日。 練習コース5時間半と、そこに移動するまでの20km×往復分。 気温35℃。雲ひとつ無し。 パワー上げるとすぐにパワーダウンする。 最後の20分だけ頑張ろうと思ったけど、少しのめまいとともに数分で頭が沸騰した。 (facebook) |
2024/7/23(tu) |
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50円玉拾ったと思ったらワッシャーだった。 なんだ、7円か。 (facebookより) |
2024/7/22(Mon) |
ツールドフランスの勝利機材。 グランツールの機材に関しては毎年統計を取っていて、各メディアの集計記事も目を通している。 フリーダムの日記でもフレームは載せているけれども… 今年の勝利機材から、平坦スプリントとタイムトライアル、そしてポガチャルとヴィンゲゴーを除くと、 エンヴィ ×1勝 キャノンデール ×1勝 オルベア ×1勝 しかリストに上がってこない。 自転車メーカーの売れ行きはとにかくツールドフランスで勝てるかどうかで決まってると言われるけど、今年のツールは機材の記事がまともにはならない。 終盤のステージにおいてカノウトモヤさんが解説した時に、今年はどのチームも結果が残ってないというコメントをしていたけど…ピナレロすらひとつも勝てないとはね。 私の戯れ言なんかと違う正規メディアらは、来年のオススメ機材をどういう文言で書くのだろうか。 まさか「どこのメーカーも活躍してない」なんて書けないだろう? |
2024/7/10(Wed) |
今夏秋の展示会…2025年度の展示会…輸入代理店による小売店向けの展示会…は、未開催のところが増えました。 率直に言って、お金がないのです。 ユーザーの皆さんも、特に高額になればなるほど見て買いたいはずですけど、残念ながらカタログ買いになってしまっていることが多いはずです。 これは実はショップと代理店の関係であっても、見てから在庫したいけどできないのは同じです。 何千万円もの買い付けを写真すら無しに決めなきゃいけないことだって少なくありません。 さて。 良いことか悪いことかわかりませんが、キャノンデールジャパンの日本撤退が一般ユーザーにも狭くなく知られ始めてしまい、業界の内側からもかなり注視されています。 この季節はほぼ毎日といっていいほど沢山のメーカー営業がフリーダムに来ますが、「キャノンデールのこと、岩佐くん何か知ってる?どうなるの?どうなったの?」みたいな話になります。 これがどうなったかを最終的に発表するのは私ではなくキャノンデール本体になりますが… 「クルマで例えるならフォードだって日本から撤退したんだから、チャリとてキャノンデールが撤退したって不思議じゃないでしょ」と横目を向いて諭しています。 キャノンデールのファンには申し訳ないですし、性能が悪いとかワールドツアーで頑張ってないとか言ってるわけではありません。 ※むしろかなり頑張ってる方。 よくいう「自転車メーカーはツールで勝てるかどうか」と同じくらい、輸入代理店の販売戦略は大きいんです。 どんなにテレビが凋落したとしても、それでもネットより強いと感じる時があるのと同じです。 こないだふとしたことでスペシャライズドのことを普通のネット(≒業者向けサイト)調べちゃったんです。 そしたらヤフーからグーグルから何から何まで広告がスペシャで埋まってしまいまして、「こいつらどんだけ広告出してるんだよ」って思いました。 一方でキャノンデールはワイズロードを介してバラマキまくってたわけで、安直な値引き戦略が積み重なって、今のスペシャライズドとキャノンデールの明暗が別れたんだと思います。 20年前はどちらも大差ないブランド立ち位置だったはずですから。 ですからいま潰れてないメーカーたちは、明日は我が身とならないよう気を引き締めていくことしか出来ません。 少し言葉が悪いかもしれませんが、とりあえずキャノンデールが先に死んだ…とだけ。 あるいは少し取り繕うとすれば、マイナーメーカーは死んだことさえ知ってもらえないんだからそれよりはマシ…とか。 2024年が始まる前に、自転車業界では「2024年問題」というものがありました。 端的に説明すると、2023年式車が余りすぎてるのに2024年式車を輸入しなければならず、在庫がヤベェという問題です。 これはほぼ解決されないまま2025年を迎えていますので、2023年式車と2024年式車が余りすぎてるのにさらに2025年式車を輸入しなければならず、在庫が超ヤベェという問題が引き続いています。 これは現在進行形です。 日本に限らず(むしろ欧も米ももっと景気が悪い)自転車は世界的に売れていませんので、既に定価を上げることは難しくなっています。 こないだ定価10,000円の商品の仕入れ価格が9,450円になっていたことがありまして、ついにここまで来たかと思いました。 最初はなんかの見間違えかなとすら思いまして、「1万円の商品売って500円の利益…送料どうすんの?」「20個仕入れて1個でも売れ残ったら赤字」ってことになったんですが、それでも一応売らないよりマシ(それは本当?)という判断みたいです。 この一例は極端かもしれませんが、しかし物販の利益率(粗利率)は元30%台から現20%台まで落ちています。 前にも書きましたが、製品が高くなったのは為替と送料が主因であり、日本代理店らがぼったくってるわけではありません。 むしろ世界で一番安く抑えてるのが日本代理店であり、めっちゃ頑張っています。 2025年度も理屈的にはさらに高騰するはずですが、どのメーカーもどうにか価格を抑えられないか頑張っています。 その対策のひとつが「展示会やらない」であり、ユーザーから見える範囲でいえば「サイクルモードやらない」などとなるでしょうか。 キャノンデールが30万円から70万円になり、開いた30万円の穴にはエルブスやウィンスペースなどの超振興中華系メーカーで埋めるように変わってきました。 これもひとつの日本自転車輸入業界の"努力"だと思うんですが、既存の一般ユーザーが望んでるものは今まで通りキャノンデールを30万円で売ることです。 それはまったく無理なので、しばらく両者の関係(評価)は悪化したままだと思います。 でも大丈夫。 既存のユーザーが「昔は30万円でちゃんとしたワールドツアーのメーカーが買えていた」って回顧録を編んでいるだけで、これからロードバイクを始める人達は30万円ならエルブスから始めるのが常識というふうに変わっていきます。 100万円でカローラが買えていた時代はとうにおしまいになり、これからの時代は100万円ならBYDを買うことになっていくだけです。 大きな目線で捉えるなら、キャノンデールジャパン撤退は日本ユーザーの総意です。 さて、次に死ぬのはどこでしょうね? |
2024/7/1(Mon) |
今週のオーバーホールは5台のみ。 その他部分整備がちょびちょびあるけど、やろうと思えば明日にはぜんぶ終わっちゃう。 明日は定休日。 走るのは午前中だけで済ませて午後から趣味的に整備するか、それとも夜まで趣味的に走るか、どうしよっかな。 最近、廉価中華カーボンのワンピースハンドルの持ち込みが多い。 ちゃんとしたメーカー…(そんな言い方するとアレだけど)…と違って、中身はバリだらけだし設計も雑だし、いつも想定より苦労する。 すんなり組めた試しがないという言い方が的確だ。 ちゃんとしたメーカー…(そんな言い方するとアレだけど)…は高額だし、重量剛性比でいえばワンピースハンドルってだけでかなりアドバンテージがあるから、持ち込みが多いのも分かる。 よく分かる。 ただし、その組みにくさの時間的な負担をショップ側が請け負う理由はない。 およそ市場にある廉価中華はほとんど取り扱ったように思うけど、本当にどれも良くなかった。 ちゃんとしたメーカー…(そんな言い方するとアレだけど)…に偏差値つけたら45〜60だとして、廉価中華は30〜25くらいになっちゃう。 ツールドフランスで使われてるようなメーカーに比べて、およそどれもまともといえない。 だからこれから廉価中華ワンピースハンドルの工賃は全面的に上げると公表しちゃおう。 別に差別じゃない、客観的な実績の積み重ねによる評価。 フリーダムは持ち込みオッケーだし、持ち込みの割増し費用もとってないし、そもそも他店の45〜70%くらいの工賃だけど、廉価中華ワンピースハンドルは他店比100%にする。 断り文句がてらにぼったくるわけじゃない、単純に1時間で交換できる気がしない。 もともとあった欧米メーカーが為替や運賃的に高額になり、空いた隙間を振興中華メーカーが穴埋めするようになった。 それはいい。 ただしあまりに値段なりすぎて、作業時間が割に合わない。 それは、今までがヌルゲーだったと錯覚するほどだ。 |
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